現在福島市の空中に放射性物質はほとんど飛んでいない

前の前の記事で「今は放射性物質は大方地表に降下した。もう今、放射性物質を呼吸で取り込む危険は、ほとんどないのでは?」と書いたが、それを知るためのサイトは文部科学省の
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1304006.htm
だにゃ。ここの「ダストサンプリングの測定結果」には、福島市杉妻町(県庁前?)の空中の放射性物質量が、毎日出ている。

現在(6月)の値は
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/06/20/1306615_062010.pdf
にあり、「不検出」。

3月19日から5月末の値は
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/06/15/1306615_060910.pdf
にある。残念ながら大放出した3月15日から18日までのデータはないが、4月10日以降は「不検出」がほとんどとなる。

つまり今、毎日発表される空間放射線量は、地面に落ちた放射性物質(それも半減期=8日のヨウ素131はかなり減っていて、セシウム137がほとんど)から出ている放射能ということになる。呼吸による「内部被爆」の可能性は極めて低い。地面を舐めたり、ドブに溜まった泥食べたりする輩は別だがにゃ(それでも排泄されるから、よほど大量に舐めないとにゃ)。

だから今、この暑い福島市で「内部被爆」を避けるために「なるべく外出を控え、どうしても外出する時はマスクして、長袖着て肌の露出を抑えてください」「家は閉め切って、窓を開けず換気扇も使わないでください」「外出した時に来た服はすぐ洗ってください」「雨には濡れないでください」なんてこと必要ないにゃ。せいぜいあっても、「乾燥して風が強く、埃が舞うような日には、マスクしましょう」位にゃ。

閉め切った家の中にこもり続けて鼻血でも出したら、また「反原発」派が「福島市で放射線症のため、鼻血を出す子供が続出しました!早く逃げてください!」と叫び、「福島壊滅」デマが「拡散」して思う壺にゃ。

「内部被爆」は食べ物、飲み物に由来するものもあるが、こちらは規制値以上の物が出回っていて、それを食べたかどうか、水道が規制値以上になった時に飲んだのか、といった問題になる。普通はそんなことやってないにゃ。しかもこちらの経路で粒子が体内に入っても、全部が蓄積して体内被爆になるという単純な話ではない。半減期=30年のセシウム137だって、生物学的半減期=排泄・代謝による排出を計算に入れた半減時間は70~90日とか、数ヶ月にゃ。
http://tenmei.cocolog-nifty.com/matcha/2011/04/post-4ecf.html

結局「内部被爆が危険です!」については、「3月15日から数日間、どのくらい呼吸によって内部被爆したのか」だけが心配ネタとして残る。それでも希望は十分あるにゃ。みんな息を吐くことによって、異物を体外に出す仕組みがあるし、排泄・代謝だってする。ヨウ素131の半減期は8日で、今頃はほとんど無くなっている。セシウム137は上記の通りにゃ。

前回書いた一色氏のサイトhttp://www.yasushi-studio.com/tweet/2011/05/315-c437.htmlによれば、吸い込んだ粒子を1µmと仮定すると、四分の三は吐き出され、残りのほとんども、免疫のひとつであるマクロファージが、排泄へ持っていく。その結果「呼気経由で体内に入る内部被ばくというものは、肺胞に残留し、さらにマクロファージによる排泄から取りこぼされた分の粒子が体内で運ばれて、代謝されて、一部は排泄、残りのわずかな一部が臓器に蓄積となるものと考えられます。この最後のところが、いわゆる内部被ばく、とこれまで取りざたされているものに関係してくるのでしょう。寄与としてそれほど大きくなると思えず、言われているほどの感度で人体に影響するものとは考えにくいです。」そうだにゃ。

どうしても心配な人は、「ホール・ボディ・カウンター」で検査してもらえばはっきりするだろうし、こればかりは個人差が激しいはず。全員にあてはまる一般論として「内部被爆は空間放射線量の10倍です!(小出氏)」なんてことは全く成り立たないにゃ。

今、「福島市は内部被爆が危なくて人が住めない、来られない」なんてことはない。「原発全廃」の目的でそういうことを叫び、拡散するのはやめてくれにゃ。

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shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 原発事故以後ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れてます。ネコはどこにも逃げられないから、もうノイローゼ気味。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民は「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしています。(←最近は嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきた感じだにゃ。)
 しかしね~、この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段にされてはたまらんです。もし根拠がない数字や説の拡散によって、旅館の経営者が自殺するとかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ~?!今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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