連休中「静岡に避難した福島の小学生が死亡」というデマ

これはもう有名なデマだけど、5月5日に、「脱原発の日」(団体名)のブログ http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-10882381802.html にあったエントリーは、

「私の子供と同じ小学校に、いわき市から避難してきた子の親からの情報です。
今まで、福島原発の水素爆発による被曝で、亡くなった方が沢山いるのに、全く公表されていない、
パニックにならないよう配慮されているとか、因果関係を調査中であるとか、言われるそうです。
その方の友人のお子さんは、小学校5年生で、被曝当時は福島県久ノ浜にいたそうですが、
静岡県の病院で亡くなったそうです(鼻出血など放射線障害の急性期症状で)。・・・(以下略)」

だった。今は削除されているが、http://www.yukawanet.com/archives/3728623.html に「魚拓」がある。
また http://ceron.jp/url/ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-10882381802.html を見ると当時の皆さんの反応がわかる。

そもそもの出所は「みどりの未来ML(メーリングリスト)」で、「みどりの未来」とは日本版「緑の党」だそうな。
http://site.greens.gr.jp/article/44904106.html
「みどりの未来ML」は会員の自由投稿によるMLであり、みどりの未来の組織として公式にその事実を確認したものではありません・・・だとさ。つまり「ここにはこんなデマを書く会員がいます。デマかどうかは党はチェックしません、自由です。」ってことだにゃ。

このデマを作曲家の坂本龍一がツイッターで「拡散」していた。
http://www.j-cast.com/2011/05/11095295.html
http://ameblo.jp/inugamiakira/entry-10890866256.html
ツイッターでは真面目な人が彼に対して「(このデマは)医学的にあり得ないことだ」と注意していたけど、
坂本氏は「詳しくありがとう」とは書いたものの、「自然界にあり得ないことはないと思うけどね」だってさ、へえ~、じゃあ何でもあり、ホルミシス効果もあり得るにゃ。
http://twitter.com/#!/skmt09/status/66532678173868032
このあたりのやりとりは
http://twitter.com/#!/skmt09/statuses/66522594257539073
http://twitter.com/#!/skmt09 の5月7日にあるにゃ。

つまり「反原発」の人たちがデマ流したっていう事件だけど、こういうの創作したり、「拡散してくださいっ!」てやるのって、その人の無意識に潜む「願望」じゃないかにゃ。結局「福島から避難した小学生が死んでるといいな・・・そうなら原発全廃にできるぞ!」って感じか。ひどいにゃ~。

ちなみにこのデマをネットに上げて、何の説明もなく削除した「反原発の日」のブログは、今でも何事も無かったように続いているにゃ。最新記事は「福島大学の『除染に関する学習会』資料」
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-10915390915.html
ということは「脱原発の日」という団体に福島大学の人も参加しているのかにゃ。

ならばなおさらだと思うが、この団体、デマを何のことわりもなく削除するのでなく、「福島の皆さん、ごめんなさい。これはデマでしたから削除しました」とか何とか、福島に対する説明とかお詫びが必要なのではないか。これでは「政府・東電」と同じにゃ。

福島の人間(ネコも)はこのデマ知った時に、本当に「死んだ小学生」を悼んだ。「どこの子だろう、知っている人の子供じゃないだろうか、かわいそうに」等と心が折れたよ。子供を利用するのは卑怯にゃ。



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首都圏の住宅街にある原子炉…

わが国の原発の研究開発企業は東芝と日立の二つですが、その一つ東芝については、大田区と目黒区の住宅街(すぐ近くに自由ヶ丘)にまたがる地域に東工大と一緒に研究(?)を進める原発研究施設があります。住宅街のど真ん中にあるお詫びなのかどうか知りませんが、東芝は自社の健保組合が運営する東芝病院を地域住民に開放しています。また、毎年春には東工大キャンパスを開放し観桜会をやっています。

もうひとつは、川崎市麻生区の住宅街にある日立の原発研究施設です。ここは、都市大学が共同研究していますが、ここは原子炉が5基あるとのことで、過去に臨界問題を起こし地域住民が避難した経緯があります。これは、ネットでも調べることができます。
ここも地域住民対策かどうかわかりませんが、毎年春に施設内を開放し観桜会を催しています。すぐ、隣に老人が通う病院があります。
しかし、なぜか、この地域に住む住人のほとんどが元気な高齢者が多く、この臨界問題等での放射能の影響で病気になった人はいないようです。
そして、今回、反原発で騒いでいる団体はこのような住宅街にある最も危険な原子炉についてはまったく触れていません。やはり、エセ団体なんですネ。
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shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 原発事故以後ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れてます。ネコはどこにも逃げられないから、もうノイローゼ気味。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民は「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしています。(←最近は嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきた感じだにゃ。)
 しかしね~、この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段にされてはたまらんです。もし根拠がない数字や説の拡散によって、旅館の経営者が自殺するとかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ~?!今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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