週刊現代「福島市内が危ない 異常な量の放射性物質」の根底にあるモノ

毎日のように脅されている福島市民だが、週刊現代6月25日号
「原発から60km人口29万福島市内が危ない 異常な量の放射性物質を検出」は市内の書店で売り切れ続出とか。
週刊現代は福島市民を「脅して」大儲けにゃ。
今は下記でタダで読めるので、くれぐれもヤフオクで探すとかしないようににゃ。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9034

この記事の概要

前書き=「基準値の10倍以上。コバルト60まで出た。いますぐ子供たちは集団避難すべきだが、政府はもちろん黙って知らんぷり」

6月7日に「グリーンピース」の調査チームが、市内渡利の「公園の隅に盛られた土の塊やトイレの裏の排水路など、数値が高いと予想される場所を調査」

「渡利中で土壌の除染が始まるより前、中手氏が独自に調べたところ、駐車場そばの倉庫周辺の土は360マイクロシーベルトを記録していた。今回、除染が済んだ土に測定器を近づけると、それでも45マイクロシーベルトを表示した。基準値の約12倍。国の計算では年間に240ミリシーベルトを浴びる量だ。」

「さらに、剣道場玄関脇の雨どいの下で、数値がさらに跳ね上がった。35マイクロシーベルト。」
等々いろいろあり、

結論=「チェルノブイリでは、福島市内と同レベルの汚染地域はすべて避難区域に含まれていた。世界最悪の放射能汚染は、今この瞬間も、静かに進行している。」

ということだが、「360マイクロ」「45マイクロ」「35マイクロ」等の真偽はともかく、問題は数字より、この記事の基本的態度、「根底にあるもの」にゃ。それは「前書き」と「結論」から見えてくるにゃ。

「前書き」について
そもそもこの記事は、「グリーンピース」が、非常に危険な箇所を多数見つけたのだから、まずその場所をきちんと公開し、「ここに近づくと危険」と明示し、公的機関へ土壌入れ替えなどの「除染」を訴えるべきだにゃ。それをすれば、福島市民はまだ「ふるさと」に住める。それをしないで、どうして前書きから「今すぐ避難すべき」になるのか(どこに避難すべきなのか?文京区音羽の講談社ビルか?)。「45マイクロ」等の危険な場所を公表しない=この態度は正に犯罪的。人権無視で、福島市民への思いやりは一つも無い。毎日「子供たち」が、危険な場所に近づいているかもしれないではないか。福島市民を助ける気はないのか?そんなに我々に「故郷喪失」させたいのか?週刊現代はもし東京の公園で放射性物質を発見したら、その場所を公開せず、公的機関へも届けず、除去も訴えず、「今すぐ東京から逃げるべき」と書くのかにゃ?結局この記事の目的は福島市民を救うことではなく、とにもかくにも「逃げてください!」による福島市ゴースト・タウン化にゃ。

「結論」について
「チェルノブイリでは、福島市内と同レベルの汚染地域はすべて避難区域に含まれていた」の論拠は何か?前回エントリーによれば、これは「チェルノブイリでは、福島市内と同レベルの汚染地域は、すべてではないが、5年後の避難区域に含まれていた」が正しい。また「世界最悪の放射能汚染」の論拠は全くない。世界最悪のデマ汚染ならありそうだけどにゃ。つまり「結論」がまるごとデマにゃ。

あ、この記事にもう一つすごいデマがあった。

(5ページ目)
 不安な表情で調査を見守っていた保護者が、
「・・・犬は大丈夫なんでしょうか。先ほどから聞いていると、線量が高いのはうちの犬が好きそうな場所ばかりです。犬を通して子供が被曝する可能性はないのか心配です」
 とつぶやいた。

だとさ。ということはだにゃ、このデマ記事に従えば当然、

上記のように「犬を通して子供が被曝する」と書く「週刊現代」が正しければ、避難した福島市民を通して避難先の他県の人も被曝します。従って福島市民は被曝を拡大しないために、避難しないでください!無理して避難すると、いじめ殺される危険性があります!(拡散希望にゃん♡)

となるにゃ。

「福島壊滅!逃げてください!」デマを発信するのは「反原発」だけかと思ったら、思想も科学もへったくれもない「福島市民を脅して大儲け」が目的の週刊現代も発信していたにゃ。

講談社の本はもう買わないにゃ。
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同感です同感です!!

こんにちは、ご訪問、メッセージありがとうございました。
もう最初読んだだけで、同志に巡り会えたように、とてもうれしく思いましたです、ヤフーとはトラバってできるのでしょうか?私今までいつもうまくいかなくて・・・。

できなくても、今後、私のブログでご紹介を、ぜひさせてくださいませ。
信夫山ネコさんの、このわかりやすい文章を多くの方に読んでほしいと思いました。

私のブログを読んでいただくとばればれだと思いますが、私は細かい計算とか「・・・・・・」の人間で、「カン」に頼って書いているこが多く、理屈っぽいように見えても理論ではなくしょせん文系の限界だなと思っています。

これからもぜひよろしくお願いします。

ボクも賛成させて頂きます

はじめまして。

飯坂生まれさんの所から来ました。
週刊誌とはゴシップ紛いの記事を書くものだと頭では分っていても、いざ書かれると影響の大きさを感じざるを得ません。

ボクは仙台在住で実家が福島市内なのですが、先日帰省した折に父が記事のコピーを持ってきました。あまり真意を語る人ではないのですが、ボクがどう思うのか聞きたかったのでしょう。
ボクからは「防護服を着ることに根拠があるならば、周りに着せないことは犯罪だ、それ以外の理由があるなら分るだろ?」とだけ伝えました。
 幸い早期に線量計の購入を決意してくれていたので、本人たちがいたずらに怯える事態にはなりませんでしたが、本当の問題は他の地域の人間です。
仙台にいる時は毎日のように
「福島もうやばいだろう?」と「死なないから両親を心配するのは無駄だ」と言われ続けています。

どちらもボクの考える本質には程遠く、ただの冷やかしか、職場放棄を恐れての言動としか考えられません。セシウムという名詞ひとつ、思い出せない人が一杯居ます。
反論も、こちらを心配しての意見ではないので無意味だと考えています。つまり、読み手が捉えた結果は「面白おかしい他人事」だという事。

その責任については講談社に対して
訴訟を起こし、謝罪を勝ち取っても無意味でしょう。
「読んだけどあれは本当か?」そう聞いてくれる人にだけ時間を使う事にしています。

長くなってしまいました。
講談社の罪は福島県民に対してだけではない、そういう事も加えながらこの記事に心から同感します。信夫山ネコさんもストレスで調子を崩さぬようお気をつけて下さい。

ありがとうございます

飯坂生まれさん、KUROKI-TIさん、本当にありがとうございます。一つずつ除染していきます。よろしくお願いいたします。
「トラックバック」、実は私もブログ初めてなのでよくわかりませんが、皆さんのブログ見ます。
「講談社訴訟」、お金が勿体ないです。せいぜい「週刊現代」を含めて講談社の本を集めて、水林自然林かどこかで燃やして楽しい「いも煮会」。それを撮影してYOUTUBEにアップ。「犬から人間に放射能が感染すると書いた出版社に福島市民抗議」とか、欧米人にわかりやすい英語のタイトル、解説をつけて全世界発信。「いも煮会」には犬も連れてくるといいですね。世界の愛犬家に訴えたりして。
プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 原発事故以後ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れてます。ネコはどこにも逃げられないから、もうノイローゼ気味。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民は「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしています。(←最近は嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきた感じだにゃ。)
 しかしね~、この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段にされてはたまらんです。もし根拠がない数字や説の拡散によって、旅館の経営者が自殺するとかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ~?!今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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