デマで自主避難を煽った週刊現代と朝日が自殺者のツイートを無断引用して責任逃れ? プロメテウスの罠の鼻血フェイク主婦有馬理恵は「俳優座代表取締役」
Ⅰ:朝日新聞2011年12月2日朝刊「プロメテウスの罠 第9回 我が子の鼻血 なぜ」(前田基行)の主人公「町田市の主婦 有馬理恵」は、主婦ではなく「従軍慰安婦ミュージカル」主演の「俳優座の社会派女優&日本共産党系活動家」です。TVにも出ています。完全に「フェイクニュース」です(リンク先エントリーの②を読んでください)。
有馬理恵主演CM「ハインツ・パスタ 牛肉とイベリコ豚の粗挽きボロネーゼ fitness class編」
https://www.youtube.com/watch?v=ARRA7cxE8jw 朝日新聞よ、どうしてこの人が「主婦」なのか?
Ⅱ:岡山大学の津田敏秀氏のいわゆる「津田論文」は、原発事故後の子どもの甲状腺がんの発見について、実は(著者の意に反して)福島県内で地域差が無い(=被ばく量と関係ない)ことを証明しています(リンク先エントリーの⑤を読んでください)
Ⅲ:カタカナの「フクシマ」が「福島はヒロシマと同じ核による惨禍の土地」という誤ったイメージを植え付け、差別につながるレッテルであると、脚本家の倉本聰さん、ジャーナリストの田原総一朗さんらも指摘しています。山梨学院大学の小菅信子教授は、著書「放射能とナショナリズム」で、「フクシマ」は「福島をエネルギー植民地から反原発の聖地として再植民地化して支配するための名づけ直しだった」と指摘しています。「フクシマ」使用に反対します。
さてさて、今年度もオワリだにゃ。信夫山はもう桜の開花宣言、早いね~。
今年の「311反原発ファースト祭」は大した盛り上がりは無かった。それでも祭の前には、いくつかの「福島は原発事故の健康被害によって滅んでほしい」という反原発の「願望」を反映した「フェイク・ニュース」が流れた。NHKが相変わらず崎山基金とつるんで「トンデモニュース(電話番号付き)」を流していたとか、週刊「金」が「福島でガンが増えている」と表紙でバカみたいにデマっていたとか。グリーンピースがドイツや国連人権委で「被ばく限度は1ミリ」というデマで策動していたとか。(https://twitter.com/mollichane/status/966985474123317251 も参照)。また、自主避難者を国連に出して、「後に引けない」状態にしたらしい。(https://twitter.com/kikumaco/status/967263699625897984 https://twitter.com/higuma_saikyou/status/967599699900248066 も参照) 「支援団体」に取り込まれたらオワリだにゃ。崎山基金と言い、緑豆と言い、それを盛んに報道するNHKは危険だ。職員が「市民団体」にかぶれているのだろう。毎日も「崎山基金」の「発表ニュース」に乗りだしたようだ。
一方いつもは危険煽りに熱心なTBS「サンモニ」が、甲状腺検診について初めて「過剰診断」の可能性に触れたらしい。この方面では2月末に大阪大学の高野徹先生が明確に甲状腺がん検診を止めようという意見を出したことで、新たなフェイズに入った印象。今や反原発が自分らの権益、食い扶持を守るために、人権問題を孕んだこの「検診」を続けろと主張している(崎山基金や沖縄の「クラウドファンディング」のように)。奴らの企みに乗ってはいけない。いくら甲状腺検診を続けたって、他県での調査・比較をしなくては全てが解明されることはない。いつまでも「被ばく原因の可能性は否定できない」と騒ぎ続ける連中がいる。しかし他県での調査は「人権問題」から不可能である→それならば、福島でも不可能。やめるべきである。何のメリットもないし、人権侵害だ。崎山基金とつるむNHKは、数年後には責任を問われるだろう。
ちなみにグリーンピースは今も「線量計地面直置き」をやって、福島を貶めていた。
あとNHKはまたしても「被ばくの森」だとさ。
Nスペ「被曝(ばく)の森2018」は前よりはマシだったけど 杜の里から 2018年03月20日
https://blog.goo.ne.jp/osato512/e/1a48090453282e5a062cca3ef3825561
研究者(森敏) 「膨大な犠牲の上に成り立っているこの壮大な実験の中で、何かやっぱり情報を取ってこなくちゃいけない。法則性を明らかにしていかなくちゃならない。それは次世代のためでもある。」
この言葉こそが真のテーマであると思うのですが、しかし番組のエンディングでは科学者達のこの思いは忘れ去られ、望郷の念を抱く住民達の姿に、原発事故が招いた悲劇性ばかりを浮き立たせる演出に終始しています。
情緒的感情的「ドキュンメンタリー」はアブナイ、もうたくさんだにゃ。
311ではやぁどさんの「東京マスコミとの戦いの果てに」が一番よかったね。
福島の現実を伝えようと奮闘した地元テレビマンがいた。彼はメディアの世界から、福島県飯舘村職員に転じた。一体、なぜ?葛藤の果てに、彼が見つけた現場に寄り添うということ……
今年はきっと「森友祭」で「反原発ファースト=反アベ」の連中が「政権崩壊」の脳内ストーリーではしゃいで、311どころじゃなかったのだろう。連中はそもそも危険でない福島には興味がない。そして、「フクシマ」と同じく、「モリ」もまた「フェイク・ニュース」で萎んできてムナシイにゃ。ま、今年の311のことはこんな程度で、まずは新しいコレ。
①自主避難を煽った週刊現代と朝日記者が自殺者のツイートを無断引用?して責任転嫁
つい3日前、3/27には、加害者が責任転嫁して書いている、ツイート無断引用らしきヒドイ記事があったにゃ。
国から見捨てられ命を絶った、とある「母子避難者」の悲劇 現代ビジネス 3/27(火) 11:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180327-00054918-gendaibiz-bus_all
(元はコチラ)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54918
原発事故で避難した人たちの生活が困窮している。特にやむなく自主避難に至った人たちの生活は苦しく、2017年に住宅提供を打ち切られた今、未来への不安と孤独にさいなまれ自死した母子避難者の母親まで現われた。
というわけで、11年8月に郡山から東京に子どもと自主避難して、17年5月に自殺した女性の「物語」が始まる。女性は11年4月29日の「福島県内の小中学校や幼稚園などの暫定的利用基準を年20ミリ」→「小佐古敏荘涙の辞任事件」に危機感を募らせ、「厚労省の白血病の労災基準は年5ミリシーベルト、低線量被曝でも労災認定が出る」を根拠に、夫と対立、娘と自主避難(息子はしばらく父親と福島に残り、後で合流)、という道筋を辿る。いろいろ疑問点が多い「記事」なので、まとめておこう。まず、「郡山では多くの人が普通に生活しており、放射線被ばくは全国の他の都市並みであり、自主避難の必要はない」、が現在の事実であり、従って「自主避難者や支援団体の正当化は、ほとんど存在しない危険を強調し、郡山住民を傷つける傾向になる」ことを確認しておく。なお、媒体の「現代ビジネス」は「週刊現代」ネット版で、著者青木美希は現朝日新聞の記者。元北海タイムス→北海道新聞記者で、朝日では「プロメテウスの罠」(特報部)に参加していた。
1:「数字の怪しさ 印象操作」
記事は、
「100ミリシーベルト以下の「低線量被曝」についての見解が定まらないことが、人々を混乱させ、苦しめている。筆者は、5.2ミリシーベルトを浴び、白血病の労災認定を受けた50代の男性を訪ねた。アパートの一室に住んでいた。男性は、玄海原発(佐賀県)と川内原発(鹿児島県)で配線修理を担い、計約3ヵ月で5.2ミリシーベルトを被曝。それから他業種で20年以上働いたのち、健康診断で白血病と診断された。」
「福島県民約46万人を調べた外部被曝の推計調査では、事故後4ヵ月間で5ミリシーベルト以上被曝した住民は、原発作業員ら以外に966人にのぼった(2017年6月末現在)。最大は、福島第一原発がある相双地区で25ミリだった。」
と書いて、事故後4ヵ月間で5mSvを越える被ばくの可能性がかなりあり、また5.2mSv/三か月の被ばくで白血病を発症した可能性があるので、この5mSvを根拠にした自主避難を根拠のあるものとして印象づけている。
しかし「労災認定」の数字は医学的な根拠に基づくものではなく、マージンを大きく取った救済策である。3か月5.2mSvの被ばくで白血病を発症する可能性は非常に低い。また、この調査の詳細
http://fukushima-mimamori.jp/outline/report/index03.html を見ると、全体で「99.8%の方が5mSv(ミリシーベルト)未満」であり、記事の「966人」は「0.2%」で、郡山が含まれる「県中」では5mSvを越えた人は「4人=0.003%」、「最大は6.3mSv」である。当時の郡山で現実に4か月で5ミリを越えて被曝する可能性はほとんどゼロだったのだ。記事はこのことを「隠蔽」しているが、ここは明確に書かなくてはならない。「996人」「25mSv」のような記述が「多い」という印象で不安を煽るし、現在こんな「印象操作」で、「娘は将来、子どもを産むかもしれないのに、被曝で何かがあったら困る」という動機で行った自主避難の「正当化」を図る記事は、今でも「やっぱり福島は危ない、福島人には将来何かが起こる・・・」という、誤解、デマ、脅し、偏見、差別の拡散になる。勿論「可能性はほとんどゼロ=ゼロではない」という強弁は可能だが、それでは「東京でも被ばくはゼロではない」、ということになり、そこに自主避難の合理性はない。
まあそれでも、11年夏に「この先どうなるかはわからない」ということは考えられた。最近の訴訟の判決では、
国に4度目賠償命令 自主避難「原発事故と因果関係」 東京地裁
http://www.minpo.jp/news/detail/2018031750017
自主避難の合理性がある期間について「原則、2011年12月まで」などとして京都地裁判決「避難時から2年まで」より短い判断になった。
ということである。早い話が、自主避難には「国」つまり当時の民主党政権(12年12/26崩壊)、とりわけ菅直人内閣(11年8/30崩壊)に責任があることが認められた。特に事故直後から4月末の国会(小佐古涙の辞任、崎山、武田、小出が参考人、児玉涙の演説、被ばく年間1ミリ以下を目指す・・・)、更には食品新基準値決定あたりまでの政府対応は酷かった、というのは実感だ。まさに「政府は信用を失った」だった。自分の回りには、混乱・混迷の11年3月に、子どもの春休みと連動しての「一時自主避難」はたくさんあった。夏休みを機に福島を出た人もいた。だが、12年以降の「自主避難」に「合理性がない」ことも、この裁判では認められた。反原発運動やマスゴミを中心に、今でも「脅し」は続いているが、これはまさに「事実ではない誇張、根拠のない憶測」の類であることが、この裁判で決まったのだ。「公器」としての社会的信用や取材特権等を持つマスゴミは、この記事のような現在の「合理性が無い」誤解、デマ、脅し、偏見、差別の拡散をするべきではない。
2:この記事は故人のツイートの大量無断引用か?
自殺はとにかくお気の毒だ。しかしこの記事、故人の感情、思考等について異様に詳しい。随所に「鍵かっこ」を使っているが、まるで本人の「発言」みたいに見える。インタビューでもしたのだろうか?しかし故人から聞くわけにはいかないので、家族や「支援団体の男性」から取材してストーリー作り?と思った。ところが、前回エントリーのコメ欄で、元北海道新聞記者の「さや猫」さんが鋭く指摘していた。
「このインチキ記者、自殺した人のツイートを勝手に引いて記事にしているみたいです。」
確証はないものの、なるほど、そう考えると納得いく。この記事、「取材」なんて皆無で、残された本人ツイートででっち上げた可能性が、大いにある。だから「子どもたちを避難前より不幸にしてはならない」みたいな「発言モドキ」が、大量に含まれているのだ。一方「支援団体の男性」の「とにかく生きて行こうね」のような「発言」は、取材過程での本当の「発言」なのだろう。ここがごちゃまぜになっているのはルール違反、隠蔽である。記事の冒頭に「本人の発言は残されたツイートからの引用です」とか何とか断らなくてはならない。もし権利継承者(息子と娘)から引用許可を取っていたとすれば、この文を入れれば済む簡単な話なので、これを入れていない=やはり無許可ではないか?
そして「夫」は一方的に「妻」の言い分・ツイートだけで描写されていて、読者に「加害者」という印象を与えているが、「報道」を名乗っていて、これはダメだ。自分らの主張に都合のいいときは、9:1でも1:1にする「両論併記」は、どこへ消えたのか?家族の間のことなんて、どっちも言い分はあるだろう。「夫」はアンタラが嫌いな「国家権力」ではなく、ただの私人、郡山の「市民」だから1:1のはずだ。これは一方だけのツイートの取り上げによって、その名誉が毀損されている可能性がある。
福島に残った我々も「特に、事故後も自宅に住み続けている福島県民からのインターネット上の批判が激しかった」と一方的に書かれているが、事故当時は反原発、マスゴミによって、「自主避難者」が正しく、我々は「福島に残ってわざわざ被曝して子供を殺すバカ、国・東電の手先」と蔑まれていた。「毒米を作るオウム信者と同じ殺人者(青プリン早川由紀夫)」「福島の人と結婚するな(日本生態系協会池谷奉文)」「お待たせしました奇形誕生(バカも安身安身言え岩上安身)」「福島の水面下で中絶が増えている(松本市長ゲスノヤ菅谷昭)」「子供を福島へ修学旅行に行かせるな(室井佑月)」「福島原発による軽い初期症状の被害者が福島県内はもとより、関東平野に広く現れ始めています(大江健三郎)」「福島県は全県避難しなければ駄目な状態になっていると思います(宮崎駿)」・・・枚挙に暇がないが、何といっても、我々は「これから死ぬ福島の子どもの葬式を先にやっておく」として、「葬列デモ」をやられ、しかもこのおぞましいイベントの発案者は「自主避難者」なのである。これは前回エントリーの「②「葬列デモ」がファクト・チェック・サイトに」を参照してください。そうそう、葬列デモの実行委員fusaeが遂にブログのデモ報告ページを消して逃亡をはかりましたね。遂に勝負は決しました。改めてココに魚拓貼っておきます(本ブログの「卑劣な葬式デモ」カテゴリーの最初のエントリーにもありますが)。
2011.09.02 Friday 9.1 デモ報告@大阪キタ http://archive.is/ZSyTF
2011.10.21 Friday 10.18 デモ報告 http://archive.is/ASidp
また、2013年参院選の木村ゆういち候補(緑の党)も、「表には出にくいですが、ア・タ・マが2つある子が産まれているんです。今、福島で。」と叫んでいたが、これまた「自主避難者」だった。こちらはhttp://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-148.html 参照、ネタは尽きない。
そして今でも、冒頭に書いた「自主避難者」による国連人権委の演説等によって、「福島は人が住めない」デマが世界に広がっている。福島に住む人間は、マスゴミとつるんだ「反原発」のこの手のやり方で、ずっとつらい気持ちにさせられているが、それでも本来、「自主避難者にはいろいろな人がいる、一緒くたにしてはいけない」的な言説が「理性的」とか「民主的」なのだろう。ここまでやられたら、そりゃ激しくなりますよ、と言いたくなるが、事の当否は歴史が判断することであろう。
勿論「福島に残った人」も「一緒くたにしてはいけない」のであり、この記事の「特に、事故後も自宅に住み続けている福島県民」という表現には、「福島県民」に自殺の責任をおっかぶせようとする、(故人のではなく)青木記者の意図が見えている。冗談じゃない、アンタが犯人じゃないか?
そして(福島に残った人が)「安心と思っていないと住み続けていられないという気持ちもわかる」としているが、これは「支援団体」やマスゴミによる刷り込みではないか?青木記者は故人のツイートを勝手に利用し、自分の意見を主張しているのではないか?今や現実に福島で普通に、あるいは楽しく生きている人が大勢いる。故人は、政治的利用意図を持った連中に囲い込まれると、情報が偏ってしまい取返しがつかない、というカルト的典型に陥っていたのではないか。こちらから言うなら、「自主避難を続ける人たちは、事実と関係なく福島を危険だと言い続けないと、自分たちの行動が無意味に見えてしまうのだろう。気の毒に」となる。7年も経っても、実態すら確認できないバカげた「被ばく鼻血」でしか騒げなかった、というのが、11年当時盛んに言われた「これから出る被ばく健康被害」だったのだから。勿論一番悪いのは、ダマして自主避難に追い込んだ反原発、マスゴミ、チシキ人等である。
3:そもそも週刊現代と朝日新聞が、この人を「自主避難→家庭崩壊→自殺」」に追い込んだ犯人だ。
こうしてこの記事は自殺の責任を「国」、「夫」、「事故後も自宅に住み続けている福島県民」等におっかぶせようとしているが、それならもっと重い「責任者」、「犯人」がいる。
この記事を載せている現代ビジネス=週刊現代が、11年6月にデマ記事で「被ばく恐怖煽り」をして、福島の大勢の人を必要のない自主避難に追い込んだことは、当ブログの以下のエントリーに詳しい。
週刊現代「福島市内が危ない 異常な量の放射性物質」の根底にあるモノ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-12.html
「犬を通して子供が被曝する可能性はないのか心配です」・・・アホか。
「グリーンピース」は調査に同行していない「週刊現代」に「やらせ記事」を書かせた?
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-13.html
6月7日、グリーンピースは渡利の調査をした。「週刊現代」は勿論同行していない。グリーンピースは調査を終えてから、「週刊現代」に調査結果と写真を渡し(売って?)、いかにも同行したかに見せる「やらせ記事」を書かせた。
「反原発」のデマに乗っているうちに、地球から逃げてください!と叫ぶハメになったオマヌケ「週刊現代」は、「放射能お笑い」を始めたのか?
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-15.html
「一般人の安全基準はあくまで年間1ミリシーベルト、0・19マイクロシーベルト/時です」(元放射線医学総合研究所主任研究官・崎山比早子氏)
武田邦彦氏「0.60マイクロSV/時を超えると健康被害の恐れが高まり、1.00を超えたらすぐに避難すべき」(葛飾=0.86、松戸=0.83、柏=1.08、流山=1.88・・・)
小出裕章氏「福島第一原発から放出された放射性物質は、県境を越えて日本中に広がっています。いや、国境さえも軽々と乗り越えて、世界中に広がっています。もはや地球上に、この汚染から逃れられる場所はないのです。」
自主避難への追い込み、駆り立ては「週刊現代」そのものが「犯人」、「責任者」であり、もちろんここに出ていた崎山比佐子、武田邦彦、小出裕章らにも責任がある。
福島市で「自主避難相談会」を開催していた「市民団体」である「子ども福島」の元幹部阿部宣幸は、
「自分たちの主張を人々に理解させるため放射能による人体への影響を、かなり大げさに伝えていたのではないかとも思えます。」
「当時は原発事故を煽りまくった。そして、子供の健康よりも金、仕事を優先させるのかと、たくさんの人々を罵って福島から県外へ追い出した。多くの人を泣かせた。泣きながら出て行った。」
と告白した。
「子ども福島」が自ら「闇」を解明 「集まった募金は全て中核派診療所に使われた」
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-178.html 参照
当時自主避難を煽った側が、今やインチキだったことを告白している状況だ。これでは自殺した人は全く浮かばれない。
デタラメな週刊現代が、今度は自らが追い込んで自殺させた人をネタにして、責任転嫁し、無断でツイートを引用して記事を書いているというのは、どう考えても反倫理的行為である。人間じゃない。
そしてこの記事を書いた青木美希記者は、http://vox.hatenablog.com/entry/2016/12/15/184915 に出ているが、「プロメテウスの罠」、「手抜き除染」、「避難者いじめ」という、福島disりインチキ記事シリーズを担当してきた。道新→朝日「プロメテウスの罠」という経歴は、後述する「我が子の鼻血なぜ」の著者前田基行と同じであり、特報部にはこの手の「外様」が多いと聞いたことがある。そして、「外様」こそ「朝日主義」に最も忠実な「親衛隊」なのだとも(まるでオスマン・トルコ帝国の「イエニチェリ」ですね)。大岩ゆり、本田雅和が去った今、朝日の次世代「フクシマデマ要員」として要注意だ。
「プロメテウスの罠」は11年10月から連載が始まったが、11月には肥田修太郎の「原爆ぶらぶら病」をとりあげた。サブタイトルだけを並べても、11/25 「原爆のときよりひどい」 、11/27「不思議な死に方」、11/28「だるい ピンときた」、12/2は本エントリー冒頭に書いてあるが、俳優座女優で共産党系活動家の有馬理恵を「東京町田の主婦」と偽った「我が子の鼻血なぜ」から超インチキなシリーズが始まり、12/5「福島の子たちが心配」、12/6「自分で守るしかない」、12/7「被曝から目そらすな」である。まるでホラー映画だ。そしてこの後はユーリ・バンダジェフスキを出して、以下のような発言を載せている。12/8「日本の子どもがセシウム137で体重1キロ当たり20~30ベクレルの内部被ばくをしていると伝えられましたが、この事態は大変に深刻です。とくに子どもの体に入ったセシウムは、心臓に凝縮されて心筋や血管の傷害につながるためです」。12/15「日本の暫定規制値は大変に危険です」。12/17「今後、放射能が土壌に浸透して野菜が吸収しやすくなる。内部被ばくの心配はこれからです」。もう恐怖煽りのオン・パレードで、これで福島から「自主避難」を決意した人、「自主避難は正しい」と思った人は多かっただろう。
1:「プロメテウスの罠」で危険煽りを行い、自主避難に追い込み、家庭崩壊させ、
2:連載を何年も続けて不安を高め続けて、福島に帰れなくして、
3:ついには自殺にまで追い込んだあげく、
4:故人のツイートを無断引用?
5:それによって自殺の原因を他者に責任転嫁、
6:全体を自分が取材したことのように見せかけて記事を書いている。
ってことじゃないか?これはサイテー、鬼畜だ。「原発さえ無ければ悲劇は起こらなかった」というが、「週刊現代と朝日新聞さえ無ければこれほどの悲劇にはならなかった」。
②プロメテウスの罠「わが子の鼻血なぜ」のフェイク主婦有馬理恵は「俳優座代表取締役」
「プロメテウスの罠」が出てきたところで、関連報告をひとつ。次の記事を見た時には仰天した。
市民ら プロとひのき舞台 印西で27日、俳優座公演 2018年1月5日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201801/CK2018010502000150.html (「プロ市民」ではないですよ)
劇団俳優座(東京・六本木)の新作公演「いつもいつも君を憶(おも)ふ」が二十七日、印西市文化ホールで開かれる。「演劇を身近に楽しもう」と住民有志が「文化芸術を愛する印西の会」を結成して主催。公募で集まった一般市民たちも舞台に立ち、プロの出演者たちに加わって、演技や踊りを披露する。 (堀場達)
今回の公演の特長は、プロの俳優十一人に混じって、印西市周辺で手を挙げた小学校三年生~七十四歳の男女二十六人が出演することだ。俳優座の代表取締役で舞台女優の有馬理恵さんは「地元の人たちが出ていただくことで新たな発展が期待できる」と話す。
何と、朝日新聞プロメテウスの罠の最大級インチキ記事「我が子の鼻血なぜ」で、「フェイク主婦」を演じていた有馬理恵が、いつの間にか俳優座の「代表取締役」になっていたのだ。この人のどこが「主婦」だったの(ま、ハインツのパスタは作るだろうけど)?朝日新聞さん?(なお、この被ばく鼻血デッチアゲ「事件」の詳細については、本エントリーの冒頭に固定されているリンク先を見てください)
有馬理恵 講演会・セミナー・イベントの講師紹介はコーエンプラス
https://kouenplus.com/profile/arima_rie/
プロフィール
和歌山県生まれ。劇団俳優座代表取締役。
高校時代に「釈迦内柩唄」(水上勉作、浅利香津代主演)を観て衝撃を受け、芝居の道へ。
1991年俳優座入団。
有限会社俳優座の「代表取締役」といったら最高位の「重役」であって、ひょっとすると「社長」だ。フツーの管理職ではなれない。朝日「プロメテウスの罠」の「東京町田市の主婦」は、主婦どころか、実は俳優座の幹部だったのである。
「国から見捨てられ命を絶った、とある「母子避難者」の悲劇」を書いた青木美希記者は、こんなウソ・デッチアゲで福島を貶めていた「プロメテウスの罠」を担当していた。「新聞協会賞」を取った「手抜き除染」も「やらせ」の疑いがある。従ってこの自殺した自主避難者についての記事にも、ウソ・デッチアゲがたくさん入っているのだろうと思われる。今のところ確証は無いが、ツイート無断引用説は十分信用できる。ウソ・デッチアゲに比べたら、情報源を隠して無断引用、なんて朝飯前だろう。そして「引用元」が明示されていないから、その内容の真偽ですら不明だ。つまり現時点でこの記事は、多くが青木記者の「創作」である可能性すらある(「死人に口なし」だ)。
(4/2追記 引用された?故人のアカウントについて)
コメ欄に情報をいただきました。
Kontan_Bigcatさんという方が当人を以前から注目していて心配されていた旨ツイートしています。↓
https://twitter.com/Kontan_Bigcat/status/979195259476353025
青木美希(朝日新聞)記者の書いた「母子避難者」の記事 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54918 … ずっと取材していたのならともかく、どうしてこんな細かいことを知っているのか? と思ったけど、おそらく亡くなられたのはこの方
http://twilog.org/mamecat798 で、これを元に記者が再構成したんじゃないかなぁ。(続く
https://twitter.com/Kontan_Bigcat/status/979199894203215872
続き)例えば、記事中にある夫から言われという言葉、このまんまだよねぇ…。
死者のツイートを勝手に編集して「記事」として売るのって、倫理上どうなんだろう? 朝日新聞社の見解を聞いてみたい。
https://twitter.com/mamecat798 である確証は、青木記者が引用を認めない限りないとなりますが・・・「まんまの発言」が発見されています。