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「自主避難者いじめ」についての朝日社説に呆れ  国連科学委員会が津田論文否定

いやいや、短期間にいろいろありましたにゃ。

「自主避難者いじめ」についての呆れた朝日「社説」
今話題の横浜での「自主避難者いじめ」問題だが、このいじめの根底には、「反原発」の福島いじめ、福島忌避がある。
このいじめと全く同じ2011年秋に、大阪で「葬列予報」という名の「葬式デモ」が行われていた。「福島の子どもたちは、もうすぐ被ばくで死ぬから、早めに葬式やっておく」という、本物の子ども用棺桶と坊主まで動員して大阪キタの繁華街を練り歩いた、「反原発」の狂気をさらけ出した愚行だった。これは前回エントリーに書いた。

「多発」誤用の元凶「県民健康検査」部会長辞任 「女性自身」は「除染地震」と改名したら? あの反原発による「葬式デモ」と根が同じ「自主避難者いじめ」
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-218.html

「反原発」の「大人」が、放射線被ばくによる、あり得ない危険を煽り、「福島は汚染している」と散々叫び、それが福島忌避、「えんがちょ」を招いているのだから(今も続く「福島忌避」例は、今年6月の「グリーンコープ事件」だ)、子どもだって「放射能で汚染した福島の子どもをいじめておく」になるのは当然だ。そして今も続く「反原発無罪」、すなわち原発反対ならば何をしてもよい、という「空気」が、福島いじめを容認している。以下のサイトには、いかに福島が「放射能で汚れている」として、いじめられたかについて、ほんの少しだけだが出ていた。

福島県に注がれる差別や偏見
https://matome.naver.jp/odai/2134226973726608101

今、マスゴミが横浜の「自主避難者いじめ」を取り上げて騒いでいるが、マスゴミも「ジャーナリズムの本分=反権力=反原発」の図式で、「福島いじめ」に加担してきた。先週木曜日17日の朝日新聞「社説」は、こんなことをのたまわっていた。

(社説)いじめの手記 きみは独りじゃない 2016年11月17日05時00分
http://www.asahi.com/articles/DA3S12661583.html
事故を起こした原発のある福島県双葉町の伊沢史朗(いざわしろう)町長が先週、こんな話をしていました。避難先で町の人がパートなどにつくと「賠償金をもらっているのに」とかげ口をいわれるというのです。かといって働かずにいると、今度は「賠償金があるからだ」といわれる。同じ学年の子たちが、きみに「ばいしょう金あるだろ」と言い、大金をはらわせたことなどは許せません。しかし彼らも、そんなまわりの話を耳にしていたのかもしれない。これは大人の社会の問題です。

まったくその通り、大人の言うことを子どもはマネする。では、その大人である朝日新聞が、この横浜での「自主避難者いじめ」と同じ時に、何をやっていたのかというとコレだ。

朝日新聞「プロメテウスの罠 第9回 我が子の鼻血 なぜ」の「主婦 有馬理恵」は「俳優座の社会派女優&市民活動家」だ 証拠はここにある 「従軍慰安婦」「吉田調書」と同じく検証が必要だ(リンク先読んでください)

2011年12月2日、朝日新聞の連載記事「プロメテウスの罠」は、東京町田で子どもに被ばくによる鼻血があるという、インチキな話をデッチアゲて、「不安煽り」をしていた。子どもに「被ばく鼻血」が出たという「主婦 有馬理恵」は、主婦ではない。俳優座の女優で、「従軍慰安婦ミュージカル」の主役、共産党系活動家でもあり、夫は「イラク人質事件」の3人のうちの一人だ。記事にはその事実が一切書かれておらず、「東京都町田市の主婦、有馬理恵(39)」となっている。「第四の権力」による、完全な「隠蔽」だ。この「東京まで福島の原発事故の放射能で汚染していて、子どもが鼻血を出した」という話は、何から何まで、根底からまるごとウソなのである。

「彼らも、そんなまわりの話を耳にしていたのかもしれない。これは大人の社会の問題です。」 

このウソ記事が、「東京まで福島の放射能で汚染、鼻血」→「福島は酷い汚染」→「福島から避難した子どもは汚い」→「菌がうつる」となっていくことは、容易に想像できる・・・地元新聞の社説は、朝日のこんな「ポエム」とは全く違っていた。

【11月11日付社説】震災避難いじめ/根底にあるゆがみの解消を 福島民友新聞 
http://www.minyu-net.com/shasetsu/shasetsu/FM20161111-126287.php
 今回の事案は、風評など本県に対する意識の問題が根底にあることを認識する必要がある。原発事故以降の放射線に対する漠然とした不安が、本県に対する不安として残り解消されないままになっているということだ。
 消費者庁が8月に行った消費者意識調査では、食品の放射性物質検査が行われていることを「知らない」と答えた人が3割強あり、食品の放射線によるリスクの受け止めに関して「十分な情報がなくリスクの判断ができない」とした人も3割いた。
 本県の農林水産物の安全確保に向けた取り組みや、空間放射線量がほとんどの地域で他県と大差ないことなど、本県に関する正しい情報が隅々まで伝わっていないことの表れだろう。
 その結果、本県の農林水産物の市場価格は全国平均の価格に比べて落ち込み、震災前の水準に戻っていない。首都圏などから県内への教育旅行も震災前のまだ半分という状況だ。
 震災と原発事故の発生から5年8カ月。改めて確認しておきたいのは原子力政策は国策で進められてきたということだ。震災と原発事故に対する関心が薄れる一方で、ゆがんだ風評だけが定着していくような事態の解消に、国は責任を持ち早急に取り組むべきだ。


朝日新聞は「福島いじめ」の加害者の自覚がまったく無い無責任ぶりだが、最近この新聞の「無責任病」は原発事故の当初から「社説」に出ていたことに気づいた。それもこの際ココに挙げておこう。震災翌日の2011年3月12日、朝日新聞が「いわき支局」を閉鎖して、住民を見捨てて早々と「自主避難」したことは、報道機関にあるまじきことだが意外と知られていない。ココを参照してください。

朝日新聞「プロメテウスの罠」のウソまたまたバレる 「謎の防護服の男」は「謎」ではなかった & 朝日新聞は自主避難していた
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-210.html

この「住民を見捨てて自主避難」した時期の「社説」を見たら、仰天することが書いてあった。

[朝日新聞] 放射性降下物―長い闘いを覚悟しつつ (2011年3月23日)
http://shasetsu.seesaa.net/article/192086900.html
しかも、人々が放射線に長い間少しずつさらされる場合、健康被害は時間がたって表れることが多い。
たとえば、人体のDNAを傷め、がんを起こす可能性は数年から10年以上の時間尺度で考えなくてはならないといわれている。微少とはいえない放射性の降下物が広い範囲に散ると、長い年月を経て、人々の発がんの確率がほんのちょっと高まる。その幅はきわめて小さいので、一人ひとりはあまり神経質になることはない。
だが、社会全体をみると、何人かが本来ならかからなくてもよいがんを発病する計算になる。だから、この「ちょっと」の上げ幅はできる限り小さくしなくてはならない。降下物が検出された地方の住民が受ける心理的な負担にも気を配る必要がある。


何とまあ、自分らは住民を見捨てて「自主避難」しておいて、住民には「人々の発がんの確率がほんのちょっと高まる。その幅はきわめて小さいので、一人ひとりはあまり神経質になることはない」とはね・・・報道機関の職務を放棄しただけではなく、どう考えてもマトモな人間の言葉ではない。開いた口が塞がらない。「何人かが本来ならかからなくてもよいがんを発病する計算になる」って、一体どのくらい被ばくしたと思っているのかよ、と突っ込みたくなるが、これが自分勝手な朝日の「自主避難」の理由だったのだろう。そしてそれは自分らだけの「自主避難」によって、「人々の」「何人かが」という表現に出た、全くの他人事になったのである。

呆れたことに、朝日には原発廃炉、賠償費用を負担したくないとのたまわる記者までいる。福島の原発は国策の東京用であり、震災以前には朝日も「原発容認」だったのですがね。

https://twitter.com/ando_ryoko/status/799570216883625984
小森敦司 認証済みアカウント ‏@komoriku_n
なぜ、我が家も払わないといけないのか。紙面で紹介した試算では、月々180円。すでに払っている負担金も100円ちょっとになるはず(東電管内)。計300円超。 経産省はそれぐらいなら、文句を言わないと。私たちも、なめられたもんだ。

安東量子@ando_ryoko
安東量子さんが小森敦司をリツイートしました
正義ごっこするために、捏造混じりの記事を連発して、除染から風評から、被災地へ甚大な心痛と被害を上乗せしておいて、被害者面はないでしょう。自社の震災以降の記事を読み返してみたらいかがか。2016年11月18日


ま、「福島いじめ」は朝日だけが加害者ではないことは、このブログで散々書いてきたことですが・・・。

https://twitter.com/MasashiKikuchi/status/799234601029804032
菊池雅志‏@MasashiKikuchi
菊池雅志さんが林 智裕をリツイートしました
公然と被災地や被災者を差別しイジメるメディアや政治家、自称有識者、著名人がいた。反原発を掲げる連中は、電力会社や原子力技術の関係者、それを擁護する人まで○○派、○○村、御用○○などと口汚く攻撃した。それが子供に影響しなかったとは言わせない。学校だけに責任を押し付けるな。2016年11月17日

林 智裕 ‏@NonbeeKumasan · 11月17日
避難者イジメの件。朝日や東京新聞に反省はないのかな。
風評加害行為を繰り返し「てめえら豚はうすぎたねえプルトニウム米でも喰ってな」と発言した人物を公認し擁護を続ける社民党、その増山氏を無批判のまま本人ともガッチリ握手で野党共闘!の自由党と共産党。
みんな福島イジメの加害者一味。


https://twitter.com/TatsutaKazuto/status/798763212606816256
竜田一人‏@TatsutaKazuto
いじめ:福島から避難生徒、手記を公表 横浜の中1 - 毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20161116/k00/00m/040/063000c …
誤報の始末もつけない毎日新聞さんにも、こういった問題の当事者であるとの自覚はおありでしょうか。2016年11月15日


https://twitter.com/sasakitoshinao/status/799029533500383232
佐々木俊尚‏@sasakitoshinao
横浜市に自主避難の中学生がいじめを受けていた件。メディアも含めた構造的な福島差別の問題。「大人だって福島県産の食品を差別しているのだから、子どものイジメを根絶できるわけない」/原発避難でいじめ ネットで反響相次ぐ | NHKニュース http://bit.ly/2f1B5HO 2016年11月16日


NHKもこの横浜の「自主避難者いじめ」の時期に、「福島いじめ」番組を放送している。11年12月28日の、「追跡 真相スクープ 低線量被ばく 揺らぐ国際基準」で、チェルノブイリ事故による放射性物質の降下により、スウェーデン北部の遊牧民サーミ人にがんが増えている、よって福島でも・・・という、「危険煽り」「脅し」を行っていたのだ。あちこちにインチキ映像が含まれ、米国イリノイ州の原発近くで、小児白血病死が増えているという話に、関係ない公園の少女像を慰霊碑に見せかけて使う等という、トンデモ番組だったが、前半の中心となった、マーティン・トンデル博士の「サーミ人がん増加説」は、当時の最新版論文では「がん増加かもしれない?」となっているのに、番組ではそれより古い「がんが増加した」と結論した論文を使っていた(しかも番組の翌年の論文では、トンデル博士は「がん増加は見られない」という結論に至った。これについてのNHKのフォローは、もちろん無い)。また後半では、ICRPが原子力産業に配慮して被ばく限度を上げたという話をでっち上げるために、ICRP委員のインタビューは切り貼りした上、インチキな翻訳が付けられていた。

NHKのデマ番組を「追跡!」していたら、「自主避難者」出演の番組まで見てしまった。危険なNHKの「没論理」路線。(1)
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-56.html

NHKのデマ番組「低線量被曝 揺らぐ国際基準」のネタ元は、「市民科学研究室 低線量被曝研究会」?と思ったが、両者に「共謀」はなかった。
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-59.html

NHK「低線量被曝 揺らぐ国際基準」について 「あいんしゅたいん」坂東昌子理事長の疑問点
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-60.html

繰り返すが、横浜の「自主避難者いじめ」と同じ時期に、

1:大阪で「反原発」による「福島の子どもの葬式デモ」という、最悪の「福島いじめ」が行われた。
2:朝日新聞「プロメテウスの罠」が、「福島の放射能のせいで東京の子どもにまで鼻血」というデマ記事を、「俳優座の女優・活動家有馬理恵」について「主婦である」という完全なウソをついてでっち上げた。
3:NHK「追跡!真相スクープ」が、「海外で低線量被ばくによるがん、白血病死が起こっていて、これは福島でも十分ある」という根拠のないインチキな脅し番組を、恣意的な映像とインタビューの切り貼り、ウソ翻訳等を使ってまで作って放送した。

こういった行為が、「自主避難者いじめ」を招いた。
あのころ、福島は「反原発」とマスゴミによって、よってたかってイジメられていた。それが「正義」だった。

https://twitter.com/parasite2006/status/798894897788960769
nao@parasite2006
今NHK総合テレビの11時のニュースの音声を流しているが、全国ニュースで横浜の自主避難のこどものいじめの話はしても甲状腺がん発生率に「原発事故の影響なし」のUNSCEAR報告書の話http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161116-127485.php … は一言も言わないとはどういうことだ。2016年11月16日


そうそう、朗報もありました。福島いじめの全国マスゴミは、報道するのに躊躇していたようですがね。


国連科学委員会が「津田論文」否定
https://twitter.com/don_jardine/status/799626987996221440
the_spoiler‏@don_jardine
今回、国連委の「原発事故の影響なし」を全国紙等マスコミが伝えないという相変わらずの体質。これが差別いじめの温床になっているのは間違いない。どう考えても「良かったね」と笑える朗報ではないか。地元紙が大きく扱っているニュースを全国紙が互い目配せしたかのように無視する。陰湿だよ本当に。2016年11月18日


まったくです。どうしてこれが全国ニュースじゃないのか?ま、要するに全国マスゴミは福島以外では「福島が汚染されている、危険」と叫び続けたい、それが「反原発」「反権力」「正義」であり、それで喰っていこうという魂胆なのだ。

がん発生率「原発事故の影響なし」 国連委、従来の見解を維持 福島民友 11/16
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161116-127485.php
 国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)のマルコム・クリック事務局長は15日、外務省を訪れ、東京電力福島第1原発事故の被ばく影響に関連する論文の調査結果をまとめた2016年白書を武井俊輔政務官に提出した。15年末までに公表された文献を精査し「がんの発生率に影響はない」とする委員会の従来見解に変更はないと結論付けた。
 白書によると、福島原発事故による大気や海洋、河川への放射性物質の放出量や食品への影響のほか、住民の被ばく線量の評価に関する学術論文などの内容を点検。委員会が13年に発表した「福島事故による被ばくを原因とするがん患者の増加は考えられない」とする報告書の主要な知見に影響を及ぼすものはなかったとした。
 また、事故当時18歳以下の全県民を対象にした甲状腺検査について13年報告書は、チェルノブイリ原発事故と比べ、被ばく線量が大幅に低いことや環境省が実施した他県との比較調査などを踏まえ、「(甲状腺がんなどの相当量の発生は)網羅的な検診の結果で事故による影響ではないだろう」と指摘。今回の報告書では、「13年報告書の知見は、新規情報の影響をほとんど受けていない」と結論付けた。
 委員会は13年に報告書を発表した後、内容に影響を与えるような新たな知見がないか継続調査している。昨年10月にも同様の白書を公表しており、今回が2回目となる。


【11月17日付社説】国連委16年白書/知見積み重ね不安を安心に 福島民友
http://www.minyu-net.com/shasetsu/shasetsu/FM20161117-127779.php
今回の白書では「原発事故後、本県で見つかっている子どもの甲状腺がんの多くは、被ばくで発症したものだ」とする岡山大教授らの論文に触れている。この論文について委員会は、がんが見つかりやすい超音波検診の影響を「十分に考慮していない」として、重大な異議とは見なさなかった。

17日には、UNSCEAR事務局長が会津に来て説明した。
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「がん増加考えられない」 第一原発事故、国連委改めて示す 福島民報 11/18
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2016/11/post_14441.html
 国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)のマルコム・クリック事務局長は17日、会津若松市の會津稽古堂で東京電力福島第一原発事故の被ばく影響に関する追跡調査の結果を学校、医療、行政の関係者に説明した。クリック氏は「原発事故による被ばくを原因とするがんの発生率の明らかな増加は考えられない」との見解を改めて示した。
 追跡調査は平成27年までに各種機関などが公表した原発事故による大気や海洋、河川への放射性物質の放出量や食品への影響、被ばく線量についての論文などを検証。福島第一原発事故は予防的措置を講じたため、チェルノブイリ原発事故と比べて被ばく量は極めて低いとみている。
 子どもの甲状腺がんの発生状況については、チェルノブイリ原発事故に見られた傾向と大きく異なると指摘。「網羅的で高精度の検査により、通常は発見できない小さながんが見つかり、有病率が上昇する傾向を示している」とした。
 低線量の放射線を受け続けた場合の影響を問う声には委員会専門家グループのロイ・ショア氏が「福島の場合、健康被害が出るほどの状況ではないと考えている」と述べた。
(2016/11/18 12:22カテゴリー:福島第一原発事故)


18日読売新聞の福島版記事

https://twitter.com/pinwheel007/status/799473562960568325
あふらん@pinwheel007
「(津田敏秀・岡山大教授らの論文は)甲状腺の高感度超音波検診の影響を十分に考慮に入れておらず、調査に重大な欠陥がみられた」などと指摘し、「放射線の影響ではなく、集団検診の感度による可能性が高い」と結論づけた。2016年11月17日


読売新聞は16日の全国版夕刊にも載せていた。
https://twitter.com/xsorgex/status/799975875538206720

流石に朝日も18日にデジタル有料記事には載せて(元は福島版)、津田論文についても伝えたようだ。
https://twitter.com/kanna07409/status/800317832009433088
kanna07409
白書は、論文調査の中で「県内の甲状腺がんは事故の影響」とする津田敏秀・岡山大教授らの研究に触れ「1編の論文が事故による甲状腺がん増を実証したとしているが弱点がある」とした。同委の専門家は「高感度な検査の影響を考慮していない」とした。2016年11月20日


これまで岩波書店と共に散々津田氏を持ち上げて、何とか「福島では被ばくで甲状腺がん多発」の「理論的支柱」に仕立て上げてきた朝日が、やっと津田論文のウソを報じた。これは大きいにゃ。津田論文のインチキはこちら。

山下先生を弾圧したピロセが弾圧に反対 6国清掃が殺人 偉大な札学大生 「子ども福島」の歴史は回る ツダマンダー焼死等
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-201.html

今回の「まとめ」はコチラ。
UNSCEARの2016年白書(東電福島原発事故後の放射線被曝影響): 津田敏秀氏らの論文には「重大な欠陥」
http://togetter.com/li/1049396

白書はコレ。25ページの111が津田論文への批判。112は津田論文を反証した研究。
東日本大震災後の原子力事故による放射線被ばくのレベルと影響に関するUNSCEAR 2013年報告書刊行後の進展
http://www.unscear.org/docs/publications/2016/UNSCEAR_WP_2016_JAPANESE.pdf
p.25
111. 1 編の論文[T17](およびその後に発表された、批判への回答 [T16])は、甲状腺がんの発生率が放射線によって上昇したことを証明できると主張している。著者らは福島県で50 倍(95%信頼区間:25 倍~90 倍)の過剰を報告している。しかし、調査の計画と方法は、この解釈を正当化するにはあまりにも偏りが生じやすいもの [J2]であった。Tsuda et al. [T17]は、観察された甲状腺がん発見率に対する、甲状腺の高感度超音波検診の影響を十分には考慮に入れていない。彼らの結論は、FHMS の集団検診を受けた人の甲状腺がん発見率と、小児の甲状腺検診結果がほとんど含まれていない日本の他の地域での発見率との比較に基づいていた。

112(津田論文の言う)線量反応関係の傾向は何ら認められなかった。実際、被ばくが最も高い地域と最も低い地域における甲状腺がん有病率の比はわずか1.08(95%信頼区間:0.60~1.96)であった[W2]。このほかにも、Tsuda et al.と小児の放射線誘発甲状腺がんに関するデータの本質的な部分には、以下のような不一致が見られる。(a) Tsuda et al. の論文は、放射線被ばく後、1 年~2 年以内に過剰発生があったと報告しているが、チェルノブイリ原発事故後の調査および甲状腺への線量がより高かった他の調査において、3 年~4 年以内での過剰発生は見られていない。(b) FHMS における甲状腺がんはすべて、放射線被ばく時に6 歳~18 歳の年齢層で発生しているが、他の調査では甲状腺がんの誘発は小児早期(5 歳未満)に被ばくした年齢層で最も多く発生している。(c) 測定された甲状腺の線量は、報告された高有病率と整合するには低すぎる[T6, W2]。このような弱点と不一致があるため、本委員会は、Tsuda et al. による調査が2013 年報告書の知見に対する重大な異議であるとはみなしていない。

p.27
119. 本委員会は、2013 年報告書の当該分野における知見は引き続き有効であり、それ以降に発表された新規情報の影響をほとんど受けていないとの結論に達した。放射能を原因とする甲状腺がんのリスクに関する本委員会の知見に異議を唱えたように見える1編の調査には、重大な欠陥がみられた。


朝日と並んで「福島いじめ」を続けてきた毎日新聞は、この間に前々回の「ダム底セシウム」デマ記事を、委員会とやらで密かにゴニョゴニョやったらしい。17日「24面」に言い訳が小さく出ていた、とか。これも大きな(何しろ一面トップに危険デマだ)「福島いじめ」だがね・・・。

http://mainichi.jp/articles/20161117/ddm/012/070/134000c
開かれた新聞 委員会から 「ダム底にセシウム」の訂正 専門記事、チェック徹底を

https://twitter.com/DanielKahl/status/799209421406515200
ダニエル・カール‏@DanielKahl
こういう誤報が風評被害を悪化させるから、辞めて欲しいだけではなく、もっとデッカい声で謝ってけろ〜〜〜2016年11月17日


荻上チキさんは委員だったが、「記事上には、各委員のコメントが一部だけ紹介されていますが、具体的にどのようなコメントだったのかの全文は紹介されていません(編集権は毎日新聞にあるので、それは構いません)。そこで、私個人が毎日新聞社に寄せたコメントの全体を以下に掲載します。」ということだった。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20161117/p1
記事上では私の「意見」が引用・紹介されていはいますが、いくつかの具体的提案に対しては応えられてはいません。委員には、これらの提案を強制する権限は与えられていませんが、今後も議論を通じて、より「開かれた」対応を行うよう求めていきたいと思います。

どこが「開かれた新聞」なのか?「西山事件」で、「枯れた新聞」になったことは知っているけどね。

(11/23 追記)
東京の「地方紙」で福島じゃ売っていないから、これまでもあまり突っ込んでいませんが、最凶の「福島いじめ」新聞である「頭狂新聞」も、当然「おまいう」。
https://twitter.com/amneris84/status/800865119542472705
Shoko Egawa 認証済みアカウント ‏@amneris84
自分たちの新聞が、そういう偏見を助長する役割を果たさなかったか……という自省はあるのだろうか…… →東京新聞:原発避難いじめ「氷山の一角」 大人の偏見、子に影響:社会(TOKYO Web)


(11/25追記)
頭狂新聞の記事
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201611/CK2016112202000127.html
「○○ちゃんって、中学生になれば死ぬんじゃない」「放射能を浴びたから長くは生きられない」などの陰口を言われていたという。

これってあの「葬式デモ」、「反原発」が散々福島に向かって放った(今もやっているよな、そして頭狂新聞が後押ししている)デマと、全く同じじゃないか。

(11/25追記)
江川紹子さんが「葬列予報」について、書いてくれました!
これは「ニュースメディア」が「葬列予報」を取り上げた、初めての記事です。ありがとう!

2016.11.25 江川紹子の「事件ウオッチ」第67回.
【原発避難でいじめ】はなぜ起きたのか…蔓延した福島差別と問われる大人の責任

http://biz-journal.jp/2016/11/post_17245.html
 東京電力福島第一原発の事故で、福島県から横浜市に自主避難した家族の子どもが、小学生時代にいじめを受け、放置されていた。いじめが始まった時期と、それが多額の金銭をせびられる重大事態に至った時期。
 この2つの時期に注目しながら、問題を考えてみたい。

・・・事故後に広がった反原発の動きの中にも、差別を生む過激な言動が少なくなかった。その最たるものが、この年の9月と10月に大阪で行われた、葬式デモである。反原発の市民と宗教者が主催し、福島の子どもの葬式を模して、小さな棺桶を掲げ、僧侶が経を読みながら練り歩くというパフォーマンスを繰り広げた。
 主催者のブログには、「見たくない現実を 『葬列予報』という形で表すことによりこの厳しい現実と向き合い 子ども達が被曝の危険性にさらされていることにみなさんの関心が集まり 一人でも多くの子どもの命を守れたらと願います」とある。
「子どもの命を守る」という大義名分や反原発の正義のためには、現に生きている子どもたちの死を演出するパフォーマンスさえ正当化する主張に、私は唖然とした。福島にいること、あるいは事故時に福島にいたことは、すなわち死を意味するという恐ろしいメッセージは、福島に対するネガティブな印象づけとしては決定的だろう。

 そのような時期だからこそ、福島から転向してきた子どもに差別や偏見が向けられないよう、横浜市の学校にも、通常の転校生以上に十分な配慮が求められていたのではないか。


(11/27追記)
「原発避難者いじめ、氷山の一角、大人の偏見、子に影響」の記事に違和感を示す人々 #Fukushima
http://togetter.com/li/1052949#c3262604

https://twitter.com/kikumaco/status/802486647191277571
菊池誠(12/20ベアーズ25BA)@kikumaco
菊池誠(12/20ベアーズ25BA)さんがShoko Egawaをリツイートしました
あの愚劣な葬式デモを忘れないようにしましょう。あれこそ福島差別そのものでした。正義も善意もいつでも差別に繋がりうるのだという実例として、忘れないように。誰があれをやって、誰があれを肯定したのか、忘れないように

これも「反原発」のいじめ、差別ツイートだらけですごい。
原発避難いじめの背景にあると考えられる、「大人の偏見や差別意識」を身近に感じるために。
http://togetter.com/li/1052588#c3262637
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「多発」誤用の元凶「県民健康検査」部会長辞任 「女性自身」は「除染地震」と改名したら? あの反原発による「葬式デモ」と根が同じ「自主避難者いじめ」

10月初めには、まだ昼間はかなりあったかいと思っていたけど、一か月経ったら晩秋を飛ばして冬だにゃ。寒いけど記録しなくちゃね~。まあ、いろいろあったにゃ。

「多発」を明らかに誤用(これは立派なデマですよ)した元凶の清水一雄氏、「県民健康調査」から去る部会長辞任

福島の甲状腺検査 評価部会長が辞表 「放射線の影響考えにくい」に疑問 北海道新聞 10/21 16:35
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/science/science/1-0329162.html
東京電力福島第1原発事故後に福島県が設置した県民健康調査検討委員会の委員で、子供の甲状腺検査を評価する部会の清水一雄部会長(日本甲状腺外科学会前理事長)が、検討委に辞表を提出していたことが分かった。清水氏は検討委が3月にまとめた「放射線の影響とは考えにくい」との中間報告に疑問を感じ、「部会長の立場では自分の意見が言えない」と辞任を決めたという。

(11/16追記・訂正)
最初に「去る」と書いたが、早とちりでした。「次回、開かれる部会で清水氏の辞任が決まる見通し。今後は部会員、委員として議論に関わる考えという。」ということだそうで、「部会長を辞任」が正しいです。すみません。

この人が「福島で甲状腺がん多発」発言の元凶だったらしい。2015年7月の「デマズ・ジャパン」がそもそもの始まりか?

https://twitter.com/kanna07409/status/638224064906063873
mizuki_kanna07409
‏清水一雄先生はDAYS JAPANの記事について、ちゃんと県民に説明して欲しい。
結局、あれで「多発を認めた」などと騒いでいるのだから。2015年8月30日

https://twitter.com/shun148/status/789606534384787456
shun‏@shun148
インタビューで清水氏が「多発であることは間違いない」といった時の「多発」は多数発見の意味であることは明らかだと思う。それをDAYSは「多発を認めた」と被ばくによる過剰発生を認めたかのような表現で伝えたのもひどいけど、それを放置している彼もどうかと思う。2016年10月21日


その「デマズ・ジャパン」の記事は、デマ薗師の発言をまとめた「まとめ」があるが、ここには清水氏の直接の「多発」発言は出ていなかった。

おしどりマコさん「甲状腺評価部会、多発を認める」 2015年6月22日
http://togetter.com/li/838041


しかし、同年12月の「道新」の記事

福島の子供、甲状腺がん新たに15人 昨年4月以降の検査で 北海道新聞2015/12/01
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0207895.html これは会員限定なのだが、http://hokinet.jp/28.html で読めた。

2011 年3月の東京電力福島第1原発事故当時、18歳以下だった福島の子供たち約38万人を対象とする甲状腺がんの検査で、福島県は30日、昨年4月以降で計 39人に、がんやその疑いが見つかったことを明らかにした。原発事故と甲状腺がんの因果関係をめぐり、あらためて議論を呼びそうだ。福島市で同日開いた検 討委員会で、昨年4月~今年9月の2巡目の検査結果を報告した。これによると、がんと確定したのは15人、がんの疑いは24人。11~13年度の1巡目検 査でがんと確定したのはこれまでに100人、疑いは15人に上っていた。一般的に子供が甲状腺がんになる割合は「100万人に数人」とされ、福島ではこれ を大きく上回っている。1 巡目検査の結果について、福島県は1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故で甲状腺がんが多発したのは事故の4、5年後からだとして福島事故との因果関 係を否定してきた。症状がなくても検査することでがんの発見確率が高まる「スクリーニング効果」によるものだとも説明してきた。2巡目でも新たな発見が相次いでいることについて、検討委後の記者会見で清水一雄・甲状腺検査評価部会長(日本甲状腺外科学会前理事長)は「放射線の影響かは結論を出せない」としつつも「多発していることは事実だ」と認めた。検討委の星北斗(ほしほくと)座長(福島県医師会副会長)は「チェルノブイリと比べて福島の被ばく線量は極めて少なく、放射能への感受性の強い5歳以下では見つかっていない」と説明し「放射線の影響とは考えにくい」と従来の見解を繰り返した。
これに対し、委員などからは「内部被ばくを考慮できていない」「チェルノブイリより線量が低いと明確に示せるのか」などと疑問視する声が出た。
専門家の間でも、福島事故と甲状腺がんの「多発」の因果関係をめぐる評価が割れていることが浮き彫りになった。(報道センター 関口裕士)


だそうで。ま、とにかく「道新」が清水氏のチャンネルであることで、アーララという感じだが・・・「道新」が結びで「多発」を既成事実のように扱っているのも呆れる。前にもどこかで書いたが、「多発」とは日本語では、「多く発生している」という意味である。現在福島で起こっていることは、甲状腺がんが、従来のがん統計よりも「多く発見されている」であって、「多発」は完全な誤用である。

http://dictionary.goo.ne.jp/jn/138188/meaning/m0u/
た‐はつ【多発】 [名](スル)
1 多く発生すること。「交通事故が―する」
2 多くの発動機を備えていること。

 
他の辞書も見たが、当たり前だが、「多発」には「多く発見されている」という意味は載っていない、皆無だった。清水氏が実際どういう意味で言ったのか、は関係ない。完全な「誤用」、小学校の国語のテストなら完全なバツ、一点も得られない。常識として、「同時多発テロ」が「同時にテロが発見された」わけはないし、第一、医学には「多発性何とか」って病気が沢山あるのだから、「多発」の意味も十分知っていたはずだ。「デマズ~」の取材に答えていること自体、「向こう寄り」なわけだが、「専門家」が「多発」と言う→「専門家が多く発症と言った」に化ける、迷惑千万なデマ発言だった。これが「『放射線の影響とは考えにくい』との中間報告に疑問を感じ」るココロからの「ねらい」だったとしたら、その罪は大きい。

酷犬こと和田酷子氏の「除染地震」じゃなかった、「女性自身」トンデモ記事
まず事件の「発生」はコレで。

「子供たちを被曝させるのか」「おまえは殺人者」 福島・国道6号清掃のボランティア活動、主催団体に今年も誹謗中傷80件
産経新聞2016.10.25 18:12更新
http://www.sankei.com/premium/news/161025/prm1610250006-n1.html
「子供たちを被曝(ひばく)させるのか」「おまえは殺人者だ」-。福島県沿岸部を通る国道6号で今月15日に行われた一斉清掃活動をめぐり、主催団体の関係者を誹謗(ひぼう)中傷するような電話やファクスなどが約80件寄せられた。当日は地元の高校生も参加したが、過度に放射線被曝の危険性を指摘する団体などから、通学する高校にも苦情や抗議があった。「故郷をきれいにしたい」との思いで汗を流した生徒たちも胸を痛めている。


去年もあったね~。
山下先生を弾圧したピロセが弾圧に反対 6国清掃が殺人 偉大な札学大生 「子ども福島」の歴史は回る ツダマンダー焼死等
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-201.html

とにかく、今年はフクシマ願望1000人が80人に減ったにゃ。そして(今年も)誹謗中傷記事を載せたのが、「女性自身」だった。

原発間近で“強行”された被ばく清掃…主催者女性は放言連発・前編 女性自身 10/29(土) 6:01配信
http://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/disaster/26186
後編
http://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/disaster/26192
全国で土壌測定を続けているNPO法人市民環境研究所の研究員で、第一種放射線取扱主任者の河野益近氏は、ホコリの吸い込みリスクについて、次のように指摘する。
「風で舞い上がった細かな土や砂は、雨に吸着するなどして地上に降りてきます。車のタイヤなどに付着して移動もします。だから、除染した場所でも、時間が経つと放射性物質がたまる場所がでてきます。人が呼吸によって放射性物質を体内に取り込むことも考慮しなければいけません」


くっだらね~、もう何が何でも福島が復興することが許せないんでしょ。「車のタイヤなどに付着して移動」なんて、似たような事を11年にあの「バズビー・サプリ詐欺」で大コケした国際デマ屋、ECRRクリス・バズビー師がほざいていたにゃ。化石だ。

「今、福島市内で」① 「子ども福島情報センター/市民放射能測定所」とCRIIRADという「反原発外人部隊」
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-31.html


ああ、懐かしい。そして、このデマ記事を書いた「和田秀子」は、11年から福島に対して似たようなデマ、誹謗中傷で「喰っている」のだにゃ。

「郡山で除染に参加しないと村八分」という「お話」の起源と伝播
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-49.html


相変わらず酷子だにゃ。土ぼこりの「吸引被ばく」なんて、そんなことが起こったというデータは、11年からどこにも報告されていない。そして「河野益近」氏とは、こんな人らしい。

https://twitter.com/fukusima840/status/793293672544481280
教務職員って何?と思ったら。「教務職員とは、戦前の副手(大学教員の最下級身分)の流れをくむ職種である。なお、国立大学法人化の行政改革と法改正にともない、教務職員制度は法的に廃止。」

つまり助手以下。これを「専門家」としているのは、とうとう女性自身の該当のような記事を書く人はここまで小粒な人にしか相手にしてもらえなくなったと思っていいのかな


「全共闘」、「教務職員」の「専門家」なのだろう。「和田秀子」@hideinu は「あの放射性セシウムの測り方では被曝を見積るのは無理ですよ.」とツイートした、卍泉㌠智紀卍 @jsdfq43wtr(この人は 東京電機大学理工学部准教授, 専門は計測・制御, ですよ)に対して、「きちんと専門家による検証を受けておりますし、そのデータも記載しております。もしよろしければ、お会いしてお話しませんか。」だとさ。文章で反論できなくなり、「会いませんか」ってのは、「白石臭」と同じで笑える。「団体」がバックにいる者が詰んだ時の、「もうやめて」という哀しい悲鳴だ。
https://twitter.com/hideinu/status/793259086238195712?lang=ja&lang=ja

その上あろうことか、「女性自身は「♯原爆」というハッシュタグを付けて、この記事をツイートしまくっていたのだにゃ。もちろんネット上では怒りの声が多数上がった。今や「こっち」が多数派。

女性自身【公式】 福島での国道6号清掃活動のツイートに無関係な #原爆 タグをつけてしまい炎上、、タグは誤表記とコメントするも記事の内容についてはスルー。 #女性自身
http://togetter.com/li/1042881#c3191539


「酷犬」@hideinu に噛みつかれた、主催の「NPO法人ハッピーロードネット」理事長の西本由美子さん、頑張って!今やヤツらを応援する連中より、奴らに呆れ、反感を持つ人の方がはるかに多いですよ。

「女性自身」は「除染地震」と改名したらどうか?その方が売れる。

③(追記)横浜の「自主避難者」いじめは、あの「葬式デモ」と同根の事件だ
いや~、酷い話があったね~。

原発避難の生徒がいじめで不登校 「菌」「賠償金もらってるだろう」 横浜市 産経新聞11月9日
http://www.sankei.com/life/news/161109/lif1611090036-n1.html
報告書によると、生徒は小学2年だった平成23年8月、横浜市立小学校に転校。直後から「菌」を名前につけられるなどのいじめを受けた。小5のときには、同級生に「(東電から原発事故の)賠償金をもらっているだろう」と言われ、遊ぶ金として5万~10万円を計10回ほど払わされたと証言したとしている。生徒はカウンセリングを受けているという。

さて、「いじめ」、「菌」で思い出すのは、この横浜のいじめと全く同時期の11年9月11日と10月8日に大阪で行われた、「反原発」による「葬列予報」という名の「葬式デモ」だ。何しろ「福島の子どもたちは、もうすぐ被ばくで死ぬから、早めに葬式やっておく」というトンデモナイ「福島忌避」、「究極のいじめ」が行われたのだ。1986年の「中野富士見中学いじめ自殺事件」の裁判では、「葬式ごっこ」は「被害者に苦痛を与えた行為」と認められ、多額の損害賠償が命じられたし、丁度今、多摩美大学園祭での、佐野健二郎氏の「葬式」が問題になって大学当局が調査を始め、多くのメディアが報じている。だが、この「葬列予報」は、あの当時「反原発」が蔓延させた「反原発正義・無罪」の空気、それこそ「もの言えぬ雰囲気」によって、何のおとがめもなく、どこも報じなかった。野放しだったのだ。

その恐るべき全貌は、当ブログに記録してある。これこそ「風化させてはいけない」、反原発による最悪の「福島虐殺事件」だ。ココに再び揚げておこう。

信夫山ネコの憂うつ 卑劣な「葬式デモ」カテゴリー
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-category-15.html

12月に計画中だった「第3回」は、心ある人々のネットでの批判と抗議によって阻止された。その後首謀者(発案者)のアカイハナ山下恵@peacemakerhanaのツイッターは13年末に「冷温停止」した。また、首謀者(実行委員)の一人、阪南大学准教授の下地真樹mojimojiXは別の事件で逮捕された。

阪南大学准教授逮捕!ナゼかあの卑劣な「葬式デモ」の関係者が続々タイホだにゃ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-120.html

もう一人の首謀者(実行委員)FATEsousei fusaeは恐らく東京杉並辺りの出身で、今も大阪でカレー屋をやっているようだ。この「葬式予報」の参加者に、「福島からの自主避難者」がいたように見せかけていたが、これは連中の「免罪符」であって、本当の参加者に「福島からの自主避難者」がいたのかはわからない。後日判明したところでは、mojimojiXの兄が郡山にいて、この事を「家族が福島にいる人が参加していた」と称していたようだ。この兄は、弟に賛同してはいないようだ。賛同者には「子ども福島」メンバーがいた。首謀者山下恵は、茅ヶ崎からの「自主避難者」だった。

そしてこのキチガイじみた「葬式デモ」と同時期に、逆に「自主避難者」の子どもがいじめられていたのが、横浜の事件だ。なお、「遊ぶ金として5万~10万円を計10回ほど払わされた」(小5ですんごい額!)は「いじめ」ではなく、「犯罪」だ。

大人が「福島の子どもは放射能ですぐ死んでいくから、先に葬式やっておく」だから、子どもが影響されて「放射能ですぐ死ぬ福島の子をイジメておく」になるのは当たり前、根は一つである。あの当時「反原発」が蔓延させ、今も続く「福島忌避」が、このいじめと犯罪の原因だ。ありもしない「被ばく健康被害」で不安を煽り、必要のない「自主避難」に追い込み、挙句の果てにいじめ&恐喝被害へと導き、未だに福島への帰還を妨害し、自分らの政治的&金銭的目的に利用する、これがこの約6年間の「反原発」とそれを支えたマスゴミが成し遂げたことだった・・・

https://twitter.com/JPN_LISA/status/796850234487803905
井上リサ☆若狭原電紀行‏@JPN_LISA
新聞に、他県で避難生活を送る福島の子供への「いじめ」の記事が載っていた。反原発活動家たちが福島の子供達を「死人」に喩え、その棺を担いで行進する「葬式ごっこデモ」をやるぐらいだから、学校でもこういう事が起こるのは容易に想像できる。大人たちがやってきた事は子供も真似するだろう。2016年11月10日


https://twitter.com/nyoloro/status/796247871787966468
にょろ‏@nyoloro
https://twitter.com/nyoloro/status/796244559038541824 …このいじめとそれを見過ごしてきた教育関係者の行動が、未だに福島県産品や住民には何を言っても構わない、むしろ言う権利がある、その我々への批判は言論抑圧だ、とでもいうような一部の自主避難者含む大人達の行動パターンとよく似てるのは皮肉 2016年11月8日
プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 2011年3月の原発事故以後、ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れました。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民もネコも「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしていました。(←しばらくすると連中の嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきましたが。)
 この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう「喜びの」心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段に利用することに断固反対です。もし根拠がない数字や説の拡散による自殺とかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ。そんな日の為にも、今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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