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DAYS JAPANのウソ記事が見事にバレバレ LIES JAPANだにゃ 「福島市の中核派拠点捜索」他 

 2月と言えば前半に毎年「大雪」、ってことになっていたが、今年はほとんど無かったにゃ(福島市の平地の話です)。そして今や杉が赤茶けて花粉の季節。時が経つのが早い。記録を続けなきゃ。

「DAYS JAPAN」デマ記事事件 2月の「フクシマ・デマ王」は、もうご存知の月刊「DAYS JAPAN」で決まりでしょう。事件の詳細はコレ

「原発事故で人が住めなくなった村」という印象操作の手口
http://togetter.com/li/932530
要するに広河隆一という、「フクシマの子どもの命を救うためと称して、保養施設「球美の里」(福島にだって「絹の里」ってうどん屋があるぜい)を沖縄久米島に建設、「意識の高い」著名人、文化人が賛同人として絶賛、中でも宮崎駿は3億円寄付している」、というような無料フォト・ジャーナリストが出版している(今は編集長ではないらしい)、「権力を監視する良心的な」「世界を視るフォトジャーナリズム」月刊誌「DAYS JAPAN」が、去年の12月号で、ポーランド人フォト・ジャーナリストとやらが撮った、富岡町の震災前からある廃車置き場の空中写真を、「11年3月、双葉町から避難する人々が避難途中に(パニクって)乗り捨てていった車両」ということにデッチあげて(早い話が、そのポーランド人のHPに載っている説明らしき「想像」を調査もせず、そのまま載せた。「世界を視」て(つーかコピペに近い)も、地元福島は取材しない。これがフクシマの生成過程だ)、例によって誤ったフクシマ像を全国にバラまいた挙句、ツイッターで「あさくら彩華堂@arthurclaris 」さんにインチキを指摘され炎上、謝罪・訂正、J-CASTニュース、共同通信(ということは全国の新聞」)にまで取り上げられた、もうみなさんご存知のあの事件だにゃ(ふ~、一文が長かったにゃ)。

「DAYS JAPAN」、福島原発事故記事で「誤報」を謝罪  事故前の廃棄車を「被災者が乗り捨てた車」
http://www.j-cast.com/2016/02/02257343.html
原発事故で車廃棄と誤訳 デイズジャパンが謝罪 東京新聞 共同通信
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016020201002193.html

福島民友の記事は、核心を突いていた。
【復興の道標・ゆがみの構図】福島をおとしめるな 努力続ける福島県民 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160206-047932.php
同誌発行人の広河隆一(72)は福島民友新聞社の取材に「『被害をことさら強調しようとした』とみられることは残念。誤りがあったのは確かで、あの場所をあらためて取材し直したい」と語った。
 原発事故後、本県の姿は時としてゆがんだ形で外部に発信された。
・・・国、東京電力に「責任を果たせ」と働き掛けていくことは必要だと感じている。一方で、県外で原発事故の被害が本来の姿から外れて強調されるケースには疑問を呈する。「原発反対を主張するのはいいが、その主張のために福島をおとしめるのは、どうなのか」

ちなみにこの共同記事のタイトルは、「誤訳」と書いているが、件のポーランド人、ポドニエンスキ氏のHP
http://www.podniesinski.pl/portal/fukushima/
を見ると、問題の廃車の説明は、
I guess that the cars became contaminated and then were abondaned by the residents..A moment later the beep of dosmeter confirms this・・・・the current radiation level reading (6.7μSV)
デイズのキャプションは、
「人々が乗り捨てて言った車が、4年の歳月を経て草に覆われていた。ここは現在でも毎時6.7マイクロシーベルト程の放射線量が記録されている。空撮 福島県双葉町」で、要するにポドニエンスキ氏がguess(ゲス)していたのを、断定に変えたのが「誤訳」ということらしい。また、ポドニエンスキ氏はこの一連の写真のアタマの方の、双葉小学校のキャプションで、撮影場所をFutabaとしている。双葉町を指しているが、廃車置き場を双葉町としたキャプションはない。これは誤訳ではなく、デイズの妄想か、ポドニエンスキ氏の間違いだ(Futabaは「双葉郡だ」という可能性はあるが)。しかしそもそも、この「ゲス」自体が、ろくに取材せず、「お好みのストーリーでっち上げ」なのだから、誤訳もヘッタクレもない(第一このポドニエンスキ氏のHPには、日本語翻訳ページが付いているぢゃないか、もしかしたら、この騒ぎの前には無かったのかもしれないが)。デイズもポドニエンスキ氏もデマ屋だ。この4年以上、福島が散々やられてきた、「無料ジャーナリスト」 の手口が繰り返されただけだ。それにしても公開されているブログをそのまま記事にしている雑誌なんて、何と安直、お手軽、安上がりなことよ。ま、また「フクシマ伝説」が一つ増えたってことで・・・

フクシマでは、住民は放射能汚染したクルマを、整然と並べてから放棄して避難しました。

あさくらさんの、Google空中写真による追及・検証が素晴らしい。ネット上の画像検索から大炎上した、小保方事件やオリンピック・ロゴ事件に匹敵するにゃ。そして「ジャーナリスト」の悪意と浅はかさ(ジャーナリストなんて、何しろ資格も免許もないから、誰でも自称できるね~、「おしどりデマコ」みたいに。)が際立つ。

このtogetterのタイトルの「印象操作」、サブタイトル「ツイッターに限らず、被害を強調したい意図を持って誇張された情報はウラを取ることが重要ですね」は「キモ」だにゃ。この際311以後得た「教訓」「テーゼ」を書いておこう。

残酷なメディアのテーゼ
1:ジャーナリスト、マスゴミは、最初に自分の願望を基に「物語、ストーリー」を作り、そこに当てはまるように見える写真、動画、インタビュー等を、事実、現実から切り取って貼り付けているだけだ。そして伝えるもの、伝わるもの、残るものは「印象」だけ。「印象」だから、推測はあっても、証拠、論証はない。断言もしていないから、ちゃんとアリバイが出来ている。好まれるストーリーは「権力の隠蔽、犯罪」、「悲劇」、「不幸」、「苦労」、「正義」、「権力に立ち向かう市民の英雄譚」、「シンデレラ的成功」・・・。この「公式」は、フクシマ事件でバレバレになった。小保方事件、佐村河内事件なんかも、この類だ。

2:案外新聞、テレビ、雑誌といった旧型メディアは、連中がでっち上げたウソの明白な証拠が、ネット上にある事を知らない(調べもしない)。自分らがでっち上げれば、世の中は盲目的に信じると思っている。

3:マスゴミが「主婦」だの「お母さん」、「お父さん」、「ごく普通の学生」、「市民」だのと名づけてインタビュー等で取り上げるのは、大方「活動家」だ。ググッてみると、「お母さん」が実は過激派だったりする。

その代表例として、ついでにしつこくコレをあげておきます。
朝日新聞「プロメテウスの罠 第9回 我が子の鼻血 なぜ」の「主婦 有馬理恵」は「俳優座の社会派女優&市民活動家」だ 証拠はここにある 「従軍慰安婦」「吉田調書」と同じく検証が必要だ(リンク先読んでください)

しかしこの「DAYS~」事件、去年の12月号を2月に指摘されたわけだから、フクシマ像を全国にバラ撒いても、大したインパクトもなかったってことだろう。DAYSは新聞まで取り上げて、最大の話題を作ってくれた「あさくらさん」に感謝しろだにゃ。

まったく呆れた「世界を視る」だ(もしかして岩波の月刊「世界」を見ているのか?)。信夫山ネコはこの困ったちゃんは「LIES JAPAN」に改称すべきと思ったが、「DIES JAPAN」もいいかな、と思ってgoogle翻訳にかけたら、「日本は死にます」だってさ。

「ヒロメテウソの罠」で最近絶好調の明烏さんは、節分にちなんで「ダイズ・ジャパン」、思いっきり豆ぶっつけてやるべ,石も混ぜておこう。それからコダックさんは「デマズ・ジャパン」と呼んでいた。どれも納得。

福島民友連載特集記事【復興の道標・ゆがみの構図】
 ①でも取り上げた福島民友の特集記事「 【復興の道標・ゆがみの構図】」は、1/31から2/19まで続いたが、フクシマではない、本当の福島をよく伝えていたにゃ。
http://www.minyu-net.com/news/sinsai/michishirube/
特に秀逸だったのは、第一回の「被災地、無意識に差別 生の声聞き実情知る」
http://www.minyu-net.com/news/sinsai/michishirube/FM20160131-046489.php
(松本春野は)個々の事情を理解せず、福島を被災地として象徴化しようとしていたことに気付いた。
原発事故から4年10カ月。「『政府の安全PR』に加担させられている、かわいそうな福島の子どもたち」などと単純化された外部からの視点が、県民を傷付けてきた。
将来、県外の人から差別的に見られた時、放射線の正しい知識などに基づいて説明できるような教育が県内で始まっていることを、松本は二本松市の主婦から聞いた。
衝撃を受けた。県外の人が無意識に差別に加担する構図が頭に浮かんだ。「原発事故後、私たちがしてきたことの結果がこれなのか」

また第二回「悩ます「意識高い系」 「押し付け」に困惑」も
http://www.minyu-net.com/news/sinsai/michishirube/FM20160202-046897.php
「『福島の問題は日本そのものの問題。県民は解決のために立ち上がるべきだ』と期待を押し付けるのは、もうやめよう」。精神科医の堀有伸(43)は反省を込めて語る。
原発事故などの問題を何とかしたいと考える県外の人が、その共通認識を県民に求め、「福島県民にこそ問題解決に取り組んでもらいたい」と望む構図に気付いた。「原発事故の極悪非道さを強調すれば県民は立ち上がると考え、『ここに住んでいたら必ず健康被害が出る』などと外からのメッセージを送るのも、同じ構図だろう」
 「東京電力や政府に、福島県民はもっと怒るべきだ」。社会問題への意識の高い人が県外から発するそうしたメッセージは、時として県民を困惑させてきた。


まず、「意識高い系」をタイトルにしたとこが素晴らしいです。あの、例のアレですよね~。「意識が高い」って、高いとこから福島を見下して、バカにするってことだにゃ。さすが文化人様って素晴らしい。オレは意識が低い、福島で余計な被ばくするバカ猫、Z級国猫だ。
このシリーズは、福島よりもむしろ全国で、世界で読んでほしい記事だったにゃ(しかし「意識高い系」って、英語に翻訳できないかも)。

「意識が高い」「印象操作」「ストーリー」、これらの集大成が「フクシマ」だ。そうそう、ちょっと古いが、「あふらん」さんが、福島民報のこんな記事を挙げていた。

フクシマ? 福島民報 本社報道部副部長 水口拓也  2015年12月15日
https://twitter.com/pinwheel007/status/675465537770549248
 大いに違和感を抱く。東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所事故以降、「フクシマ」と表記されることがある。使われ方を見ると、原発事故、もしくは原発事故に起因する災禍を総称する場合に、カタカナ表記を用いてるようだ。ちなみに本誌は固有名詞に使われている場合などを除き、「フクシマ」とは書かない。
 「ヒロシマ」「ナガサキ」と表記されて、どう感じるのか。広島と長崎の友人に聞いてみた。半世紀以上近くカタカナ表記にされてきた地だ。「ばかにされているようだ」「他人事のように、遠くから眺められている気がする」同意見だ・・


これもまた、福島の外の日本で読んでもらいたい記事だにゃ。

「ツダマンダー」ボコボコの続き、NHKも「おまゆう」だが・・
「フクシマの子どもの甲状腺がんが50倍多発」の津田論文のその後だが、論文が載った雑誌Eridemiologyに、反論がどかどか寄せられたそうだ。そして2/17にはあの、2011年12月に、「追跡 真相スクープ 揺れる国際基準」で「意識の高い」室井佑月を起用して、根拠なしのデタラメな福島脅しをやりまくったNHKが、津田論文否定に回った。

2016年02月17日 (水)  午前0:00~
時論公論 「原発事故とがん ~福島 県民健康調査~」 土屋 敏之 解説委員

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/237906.html
「多発」とする岡山大などのグループは、全国で登録された甲状腺がんの数を使って比較しています。全国のがん登録を元に計算すると、18歳以下の甲状腺がんは10万人に1人ぐらいしか見つからないはずでした。
ところが、県民健康調査では10万人あたり30人を越えるがんが見つかっています。
地域によっては10万人に5~60人となり、確かに桁違いに多い数字です。
ただ、これには多くの専門家が異議を唱えています。内容は多岐にわたりますが、ひとつだけ簡単に言えば、「数十倍」とされる甲状腺がんの数は、実は異なる方法で数えたものだということです。


全国の「がん登録数」とは主に「何か症状がある人が、医療機関にかかって診断されたがんの数」です。つまり、自覚症状がなく、医療機関にかからなければ、実はがんがあったとしても、数字には反映されません。そして、甲状腺がんは多くの場合、自覚症状が無いことが知られています。要するに、全国の患者数や有病率は氷山の一角しか捉えていない数字なのです。
一方、福島の調査は、18歳以下の全員にエコーによる集団検診を行って甲状腺がんを探そうとするものです。がんが見つかった人も自覚症状はなく、調査が無ければわからなかったと考えられる人たちです。
つまり、意味が異なる数字を比べて「こちらはがんが多い」とは言えないという指摘です。


ま、ネット上では最初から指摘されていて、特に新味はないし「おまゆう」だが、わかりやすい。今年度、とりあえず「おまゆう」は歓迎。しかし過去のデマ発信、それによる福島人の精神的被害等は、また別の話。謝罪・訂正無しに消えることはない。

「福島市や那覇市の拠点など数カ所の捜索を始めた。」
最新ニュースが入ってます。

「マジ迷惑」 京大中核派バリケード解除させたのは学生 朝日新聞 2/29
http://www.asahi.com/articles/ASJ266D3YJ26PLZB010.html
安全保障関連法成立後の昨年10月、京都大での抗議活動で授業を妨害したとして、京都府警は29日、中核派全学連委員長で元法政大生の斎藤郁真容疑者(27)ら3人を威力業務妨害容疑で逮捕した。他のメンバー3人も逮捕状を取った。大阪府警などと中核派の拠点・前進社の関西支社(大阪市天王寺区)、京大熊野寮(京都市左京区)のほか、福島市や那覇市の拠点など数カ所の捜索を始めた。


「福島市の拠点」って?例の「中核派診療所」ともいわれる、「意識が高い」文化人やマスゴミが絶賛してた、「子ども福島」への募金が建設に使われちゃったらしい、コレか?

「子ども福島」が自ら「闇」を解明 「集まった募金は全て中核派診療所に使われた」
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-178.html
(↑「子ども福島」幹部のブログの、「自分たちの主張を人々に理解させるため放射能による人体への影響を、かなり大げさに伝えていたのではないかとも思えます。」「当時は原発事故を煽りまくった。そして、子供の健康よりも金、仕事を優先させるのかと、たくさんの人々を罵って福島から県外へ追い出した。多くの人を泣かせた。泣きながら出て行った。」等の、トンデモ(本音)発言がいつの間にか削除されていたので、魚拓をupしました。)
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プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 2011年3月の原発事故以後、ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れました。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民もネコも「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしていました。(←しばらくすると連中の嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきましたが。)
 この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう「喜びの」心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段に利用することに断固反対です。もし根拠がない数字や説の拡散による自殺とかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ。そんな日の為にも、今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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