福島県知事選挙 反原発候補大敗北 ワロタにゃ

選挙おわったにゃ。「選挙結果を待つ」にかこつけて(?)更新をさぼってしまったが、記録は続けなくちゃね。

結果は
内堀まさお 490,384票/くまさか義裕 129,455票/井戸川かつたか 29,763票/金子よしなお 25,516票/いせきあきこ 24,669票/いからしよしたか 17,669票

というわけで、事前の予想通り内堀氏の全くの圧勝。投票率は45.8%と低いが、前回の現職vs.共産の「無風」、42%よりは高い。しかしこれは佐藤栄佐久汚職辞任後の、佐藤雄平vs森まさことなった前々回の58%よりはかなり低い。現職は出ていないが、結局「無風」だったと言える。実際「何か盛り上がらないね~」という声は、信夫山周辺からは多く聞かれた。福島県外では「原発が争点」などという戯言が「反原発」を中心にネット上で喧伝されたようだが、もちろん県内ではそんなことは無かったということが、この投票率に表れている。例によって「フクシマ」の話だったのだ。半数より多かった棄権者だって、圧倒的優勢が伝えられた内堀氏にNoと言わなかった、ある意味「議場委任」あるいは「現状肯定」だったってことだ。

「反原発大敗北(1)」
ハナぢい、井戸爺、つーか、イドガーがコンビニ店長や牧師と似たような得票で、結局「泡沫」だったのが露呈したのも予想と違わず、供託金没収の「反原発大敗北(1)」。当たり前だ。震災前は「原子力ムラ」の原発利権にどっぷり浸かり、震災後もしばらくは「夢よもう一度」だったのに、その後一転して「反原発ムラ」の広告塔と化し、鼻血写真まで晒したイドガー。「金目」とはあんたのことか?ミットモナイヤー。こんなのが福島人の典型と思われたら歩く風評被害だ。

「反原発大敗北(2)」
ここまでは「県外」でも大半予想したことだが、恐らく「反原発大敗北(2)」については、その実体は「泡沫」よりは複雑で、県外ではよくわからないと思う。特に福島市が複雑だったと思うのだが、信夫山周辺でわかった情報を記録しておくのだにゃ。結論も「まとめ」もないけど。

「反原発大敗北(2)」は熊坂義裕氏である。氏は「県外の原発即廃炉」と主張して、「反原発」候補となった。
福島知事選が告示、新顔6人が立候補 26日に投開票 2014年10月9日20時22分
http://www.asahi.com/articles/ASGB67W3YGB6UGTB017.html
原発については、いずれも県内の原発の全基即廃炉を掲げるが、熊坂氏は県外の原発即廃炉も訴えた。

県外では投票権もない「反原発」が熊坂応援に回って「勝手連」とか言っていたようだが、いくら何でも選挙権がない「勝手連」は珍事件の類だろう。それとも本当に「自分勝手な」集団と言いたかったのか?

熊坂氏の「全国勝手連」発足 菅原文太さんらが賛同
http://www.minyu-net.com/osusume/senkyo/news/140918/news3.html
代表世話人の河合氏が「東京電力福島第1原発事故の被害救済と復興枠組みの総点検、全国の原発廃止を政策とする熊坂氏を支援したい」と結成の理由を述べた。

ここには嘉田フィや金子勝なんて方々も加わって花盛り、華やか、ハナいっぱい、美しいお花畑ですな~(棒)。この連中の心根は、かつて福島に首都圏向きの原発を作って「植民地化」を果たした連中と変わらん、それどころか、福島の地方自治、住民自決を無視した「奴隷化」狙いだ。すぐ民主主義だの人権だのと言いだす連中が、イスラム国を批判できない状態になるのが、「反原発正義」状態のコワいところだ。

記事捏造?
共同通信には、熊坂氏と逆に内堀氏が「全国の原発稼働に反対していない」ことを攻撃している、ヒドイ記事があった。
【福島県知事選】「脱原発」議論深まらず 明言避ける有力候補
http://www.47news.jp/47topics/e/258564.php
東京電力福島第1原発事故後、初となる福島県知事選で「脱原発」をめぐる議論が深まらない。6新人が争う構図だが、ほとんどの候補者が県外の原発再稼働に反対を訴える一方で、自民、民主などが相乗りする有力候補が明言を避け、争点となりにくくなっている。
(中略)
 「世界が注目している選挙。これだけ過酷な原発事故を経験した福島の知事だからこそ、県外の原発再稼働にも『ノー』と言わなければいけない」。元岩手県宮古市長で医師の 熊坂義裕 (くまさか・よしひろ) 氏(62)は脱原発を明確に主張し県内を遊説している。第1原発のある双葉町の元町長 井戸川克隆 (いどがわ・かつたか) 氏(68)ら他の候補者も、県外の原発再稼働に反対の姿勢だ。  一方の内堀氏は記者会見で県外原発の是非を問われると「個別の原発再稼働について、福島の知事が言及すべきではない」と述べるだけ。
(中略)
再稼働か復興か  こうした状況を有権者はどう見るか。富岡町からいわき市の仮設住宅に避難する 吉田恭平 (よしだ・きょうへい) さん(77)は「仮設住宅は高齢者ばかりで先が見えない。この暮らしを良くしてほしい。他県の原発再稼働より目の前の復興だ」と話す。  一方、小学生の子ども2人と福島市から山形県米沢市へ自主避難している女性(40)は「事故から3年半がたち、みんな当時の状況を忘れてしまったのだろうか」と脱原発の議論が深まらない現状を嘆く。「事故で多くの人の人生が変わってしまったのに、誰も責任を取らないまま他県では再稼働しようとしている。もう一度、みんなで考えて議論するべきだ」と訴えている。


内堀氏は「福島の知事が言及すべきではない」と明言している。記者は「脱原発」議論が深まらないことを内堀氏のせいにしているが、そんな証拠がどこにあるのか?東京都知事選挙だって、脱原発は争点にならなかったではないか。そもそも福島県では一般的な脱原発議論は全く深まっていない。福島県にある原発は全て廃炉を目指していて、それで十分だ。福島は福島以外の日本に先駆けて脱原発したのだ。それがこれから何十年もかかる現実だが、その上でどうして福島が他県の脱原発にまで動員させられなければならないのか?これまでは福島に原発を作らせて首都圏向けに発電させ、都合が悪くなると、福島だけでなく他県の原発を止めることに協力しろと言いだす。バカバカしい。福島の奴隷化はもうたくさんだ。

なぜ福島県知事が他県の原発稼働に反対しなければならないのか?そんな権限がどこにあるのか?それなら福島県知事は「他県の原発再稼働賛成明言」も可能ってことになる。これでは住民自決も地方自治も何もない。まさに「わら人形論法」的記事で、選挙期間中に候補者を攻撃する記事なんて普通はあり得ない。今の「反原発正義状況」が、いかに異常なことかを示す記事だが、内堀知事は共同通信の放射脳記者を訴えてもいいのではないか?

(ここ追記です)
この酷い記事の「結句」は「再稼働か復興か」というメチャクチャなタイトルで、お決まりの両論併記だが、よく見ると「山形県米沢市へ自主避難している女性(40)」の発言は、内堀候補或いは福島県知事選挙に関しての話であるという「証拠」がない。「福島県知事は県外の原発再稼働に反対するべきです」とか、「目の前の復興も大事だし、他県の原発再稼働にも反対してほしい」ではなく、「もう一度、みんなで考えて議論するべきだ」が答えなのだ。これは奇妙で、いつもの「原発事故を風化させてはいけない」ということでしかない。例えば9月に選挙と関係なく、「原発事故から三年半経ちましたが、安倍政権の原発政策についてどう思われますか?」と尋ねても、こういう答えが得られる。いわば切り貼り、「朝日錬金術」の疑いがある。富岡町からいわき市の仮設住宅に避難する 吉田恭平 (よしだ・きょうへい) さん(77)の話が、明らかに候補の政策に関係していると見える事と、対照的に不明瞭だ。

確実なことは、この記者は福島県内では「福島県知事は県外の原発再稼働に反対するべきです」という答えを得られなかった、ということだ。得られたのならば、それを使うはずだ。そして県外の自主避難者からさえ、そういう言わば「内堀反対 熊坂賛成」という明快な答えを得られなかった可能性が高い。つまり福島では「脱原発」「反原発」の類は議論になっていないという証拠だ。記事は捏造ではないのか?繰り返すけど、内堀知事は共同通信の放射脳記者を訴えてもいいのではないか?

でもって、「赤旗」 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-08/2014100801_02_1.html にはこんな記事。

日本共産党は、全国の原発再稼働反対を明確にしている元岩手県宮古市長で医師の熊坂義裕(くまさかよしひろ)氏(62)を自主的に支援します。

政党が「自主的」でなく支援することなんてあるのか?と突っ込みたくなるが、とにかく熊坂知事が誕生したら、福島以外の原発のことに首突っ込むのか、そんなことする時間とエネルギー、カネは福島の復興につぎ込めよ、と思ったものだ。

そして熊坂氏は完全に惨敗したが、ちょっと奇妙な現象があった。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/62010a/tiji-sokuhou.html のpdfによれば、
内堀氏:福島市で6.5万 郡山市で7.0 万 いわき市で6.5万
熊坂氏:福島市で3.4万 郡山市で1.7万 いわき市で1.6万
投票総数:福島市=10.9万 郡山市=10.4万 いわき市=10.2万

というわけで福島市で熊坂氏の得票が突出して多かった。ま、他の候補と同じく、単に「出身地得票」とは言えるが、少し詳しく見るのだにゃ。もちろん福島市で「県外の原発即廃炉」賛成が多い、さすが県庁所在地は「意識が高い」、なんてことは微塵も無かった。

福島市内では、熊坂氏支持を表す「のぼり」(青、緑、白というファミマみたいなカラーで、よみがえれふくしま、と書いてある)が、あちこちの医者や薬店に立っていた。本人が医師であることから、この業界を「まとめた」のか。また投票日の一週間程前にたまたま見た光景だが、ある飲み屋で年配の医師(病院開業)が熱心に「くまさか くまさか」とのたまわっていた。その説くところは、「中央の役人による、国に従うだけの福島はダメ。福島の人がやらなくちゃ」というものだった。さらに投票日に近いある日には、この医師の仲間の別の年配医師が、やはり「くまさか・・・」と言っていた。しかし少し若い人が「あれはダメ、共産党が応援しているし・・・」と突っ込んだ。すると年配医師はギョッとした顔になり、「それはマスコミが騒いでいるだけで・・・」と始まった。このやりとりで思ったことは、この年配医師は、ひょっとしたら本当に共産党や「反原発」の「勝手連」応援を知らないのではないか、ということだった。少なくとも「小さな事」と見ていた。そして信夫山ネコが行ったことがある開業医にも、「のぼり」があった。この先生は事故後、はっきりと「福島の放射線量は医者から見たら全く小さいわけで、福島から逃げろなんていうのはあり得ない、風評被害がひどい」と言っていたのだ。この層は医師と言うが、自営業でエスタブリッシュメント、本来共産党、左翼嫌いだ。そしてイデオロギーはもちろんのこと、「脱原発」なんて運動には全く興味、関心はない。むしろ同窓や同業、同階層コネ、或いは地縁血縁コネに重きを置く人々だ。結局こういった支持者でも、「脱原発」は議論になっていないってことだろう。

この人たちの中には、去年の福島市長選挙では盛んに「こばやし支持」を訴えていた人がいた。そして市長選にも「のぼり」が登場したと思う。あの選挙の時の小林市長支持者と、今回の熊坂氏支持者は、かぶっているのかもしれない。しかし小林市長の得票(7.2万)には全く及んでいない。

河北新報 
福島知事選あす投票 原発事故後初
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141025_61022.html
熊坂氏は「福島県出身」「医師」「市長3期の実績」を前面に押し出す。内堀氏が言及していない県外の原発再稼働に反対する姿勢を鮮明にし、原発に依存しない社会づくりを訴える。共産党と新党改革が支援し、福島高の同窓生や放射能不安を訴える母親らが勝手連的に支えている。

朝日 
福島知事選、前副知事の内堀氏優位 朝日新聞社情勢調査 2014年10月19日23時11分
http://www.asahi.com/articles/ASGBM5FLPGBMUZPS002.html
共産や新党改革が支援する熊坂氏は、共産支持層から一定の支持を得ているが、無党派層の支持が伸び悩んでいる。

ということだが、福島市では「福高出身」というのはあったのかもしれない。しかしそれがそのままあの(開業)医師、薬店たちというのも、ちょっと違うような気がする。とにかく福島市での「多い」得票の裏には、(開業)医師、薬店主がいたのだと思う。しかしこれは福島という「市」での出来事で、全県的には何の効果も無かった。市長ネライの運動とはわけが違う。そもそも「県都」と言うが、福島市の全県に対する影響力は小さい。福島市が県のほぼ最北にあり、県内各地域から等距離にある郡山市への「遷都」を望む声が、昔から根強くある。もしかしたら福島市以外の地域の有権者は、知事選では福島市出身の候補者に投票しないかもしれない。「福島市偏重」を望まないからだ。そう考えると、熊坂氏は「福島市で多く得票した」はあっても、「郡山市、いわき市等の他地域で得票できなかった」であり、福島でよくある地域対立=「平常運転」となる。これもまた「反原発」効果は見えない。

なお新党改革の荒井弘幸議員が熊坂氏の「姻戚関係」らしい。
http://www.asahi.com/articles/ASG8G5QKKG8GUGTB00M.html
これは何の影響もなかったように見えるが。

熊坂氏は「反原発票」に期待し、マスゴミ、ネット等でも「外」の連中の期待、盛り上がりを伝えた。しかし実際の投票権がある福島人社会(県内)では、「原発反対=争点、盛り上がり」はファンタジーにしか過ぎず、むしろ福島への風評加害を繰り返す「反原発」への反発は、「美味しんぼ事件」で露呈したように高かった。結局「反原発」も、「県外、中央の意向」ってことでしかなく、「原発押しつけ」と同じなのだ。これでは熊坂氏の「国にモノが言える人」の意味は無くなる。また共産党、左嫌いの風土もマイナスに作用した。熊坂氏も実際は福島市における旧態然とした、市長選レベルの「縁故、コネ、仲間頼り」選挙を実施しただけだが、これが福島市での集票にはつながったわけだから、皮肉な結果だった・・・てなことか。

「内堀知事は地元民ではない(熊坂氏は福島市出身だ)」批判も、不発に終わった。結果がモチロンそうなのだが、実際内堀氏の福島生活は長い。氏のお子さんは信夫山ネコの子ネコと同じ学校にいたことがあり、それはもう十年以上前のことだと思う。そもそも福島出身でなければ福島県知事にふさわしくないのなら、熊坂氏が岩手県宮古市の市長になってはいけない。典型的な「ブーメラン」でしかない。

またネット上には内堀副知事は「震災後家族を福島から避難させた」という、典型的なデマ(しかし郡山市長選では現職を撃沈した)が一時現れたが、これも不発だった。氏のお子さんは震災時には大学生の年齢で、既に福島にいなかったのだと思う。そもそも震災時に熊坂氏は福島に住んでいなかったし、イドガーは埼玉避難だから、「反原発」はこのデマは使えないのだろう。

内堀知事の最大の利点は、震災後も福島にずっと住み続けた人、ということだ。福島差別、風評加害のひどさは、震災後福島に居続けた人が一番よくわかる。「外」にはわからないことがたくさんある。ここに期待したいし、「ハードロック」好きにもね(オレはプログレだけどにゃ)。つまり50歳っていうのは「若い」。失政がなければ、長期にわたって復興に取り組める。また福島県生まれでないってことは、「浜、中、会津」のどこ出身とか「福島市vs郡山市」といった、「出身地びいき」「地域のライバル意識」から解放される。これは福島県復興に必要な「分裂克服」には、プラスなのではないか。

とにかく「反原発大敗北」でよかったにゃ。これからの「反原発運動」を真面目に考えるならば、本当の原発事故の被災地ですら、「反原発」が二人も大敗北したことを真摯に受け止め、その原因を真剣に考え、ソウカツ、ジコヒハンするべき時だろう。あの11年5月だったか、ドイツ緑の党の女性議員が相馬の浜辺で「このチャンスを逃せば、日本は永久に原発を廃止できないでしょう」と語ったインタビューを思い出した(連中はこの多数が死んだ災害を「チャンス」と考えていることがわかり、アタマに来たがね~)。もう永久にダメだ。「反原発」の政治的勝利は、中核派がプッシュして、福島の原発から多大な恩恵を受けていた東京の人が投票した、山本テロウちゃんだけだ。しかしこれでもよくやった方じゃないのかね~(棒)。

もっともいつまでも同じ「福島disり」を繰り返す連中に、ソウカツ、ジコヒハンができるとは思えない。

「県外」の反原発の方々、「脳」の方々等々(マスゴミもだにゃ)、福島県民は「不正選挙とヒバクで自らの命を縮めるバカ」ってことで結構ですから、福島を諦めて見捨てる時です。それで十分、こっちはそういう人とはもう関わりたくない。生きがいを福島の他に見出しなさい。

(さらに追記)
ワロタ~~~。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141027-00010000-noborder-pol&pos=2
http://no-border.co.jp/archives/28201/
「放射線防護が後退する?そうなるでしょうね。でも、それも福島県民が選択したことです。組織選挙であったとしてもです。『命を優先する』と言い続けた私ではなく、県民は内堀さんを選んだ。これからどうなるか、歴史が証明しますよ」
 悔し涙を流す支援者一人一人との握手を止めて、熊坂氏は私の質問に答えた。


だとさ。早速熊坂氏がボロつーか、ホンネ出してたね~。あまりにも予想どおりの内容でゲラゲラだが、負けた候補者本人が言うとはね~。まさかココ見たんじゃないよね(時間的に無いか)。せっかく、
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=31324 では八方から支持を得ようと、プロ政治家らしくゴマカシていたのに(その代り何が言いたいのかわからん。美味しんぼを否定しながら結局「わからない」で不安を煽るという非科学、非論理ぶり、ヌエ的半端もの、本質はイドガーの分身でしかない)。「くまさか くまさか」とのたまわっていたあの福島市の「支持者」たちは、これでいいのか?

負けたらこんな「福島県民、選挙民脅し」じゃ、最低ですよ。あんたはバズビーか?こんな呪い男が知事にならなくてヨカッタにゃ。これでは福島に二度と戻れないし、結局福島なんてどうでもいいのだろう。

正に、「いきがいを福島以外に求める」べきです。さしあたって来年の「岩手県知事選挙」を目指したらいかがでしょうか?それとも達増知事が出馬しそうなので、今回急遽福島で出たのでしょうか?
(ま、この熊坂発言自体、書いているのが上杉隆の「脳ボーダー」だから「デマ」という可能性もありますが、結局は熊坂氏は「脳」で、左寄りの「無党派で市民、反体制色もちらつかせる」だったのだろう。松本市の菅谷市長にも近いが、糖尿病専門じゃ、あのレベルにすら到達していない)
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10/2:朝日の「美味しんぼ」についての捏造を福島民報が自ら証明 これが朝日式錬金術だ

前回エントリーに追記していましたが、長くなったので独立させました。

本日10月2日の朝刊で、福島民報が朝日の捏造を証明した。その記事をここにあげておきます。
民報10021民報10022
マスコミ倫理懇全国大会 
第一原発事故踏まえた情報発信の必要性指摘 「美味しんぼ」問題議論集中
原発をテーマとした分科会では、東京電力第一原発事故を踏まえた避難計画の策定や事故の風化防止に向けた情報発信の必要性を指摘する意見が出た。一方、討論では、放射線の描写が波紋を広げた漫画「美味しんぼ」問題に議論が集中した。分科会の内容を報告する。(本社報道部・渡部 純)
(中略)
後半は小学館の山了吉社長室顧問が「美味しんぼ」問題で同社に苦情が数百件寄せられ、出版する前からある程度の反響を予想していたと明かした。福島民報社の安斎康史報道部長は除染の進捗や避難者の現状、増え続ける原発事故関連死など福島の現状を説明した。
「美味しんぼ」問題について討論では、出席者の一部から「原発の健康影響に対する問題提起になったのではないか」との発言があった。安斎部長は、言論機関として問題提起の一つのやり方と認めながらも、「低線量被ばくの健康影響はまだ分からない部分が多い。漫画についての批判が収束したのは、最後に各方面の識者の声を載せたからだと思う」と反論した。さらに、「県民が放射線に関する判断をできるようになってきた中で、極端な考えを持つ人を取り上げたように見える」との認識を示した。


安斎部長は確かに「言論機関としての問題提起の一つのやり方と認めた。」しかしこれは「言論・表現の自由の観点からすると、一般論として漫画が極論で問題提起するやり方そのものは封じることはできない」という意味でしかない。今回の「問題提起」、すなわち、出席者の一部(これは朝日の記者か?)の「原発の健康影響に対する問題提起」の中身が正しいとは言っていない。
だから「漫画についての批判が収束したのは、最後に各方面の識者の声を載せたからだと思う」は、この、「問題提起」の中身が正しいとは言えない「漫画」のままでは、世の中の批判は収束しなかった。一応の決着を見たのは、「漫画」の外側にあわててくっつけた「各方面の識者の声」」のおかげである(恐らく安斎育郎先生、野口邦和先生らの声が無かったら、更に炎上しただろう)、と「反論した」のである。つまりこの「漫画」そのものは全く評価していない。
だから、「極端な考えを持つ人を取り上げたように見える」との認識を示した」のだ。

しかし朝日は9/30記事で、この安斎部長の発言を、

「原発再稼働の動きが注目される中、原発事故の被害者が取り残されるとの思いが県民にあるといい、『漫画は問題提起になったと感じた。』 と語った

としている。明らかにデタラメで、「捏造」である。ではどうやってこのインチキをやったのか?以下はこの「朝日式捏造記事錬金術」についての推論だ。

先ず第一に、前半部分、安斎部長の「原発再稼働の動きが注目される中、原発事故の被害者が取り残されるとの思いが県民にあるといい」の検討だが、この「発言」は「漫画」との関連では存在しない。

原発再稼働の動きが注目される中」は、安斎部長の発言かどうか、あいまいである。

特に注目すべきワードは「原発事故の被害者」であって、これはもし「漫画」に関連して使われたとすれば、登場した井戸川氏、荒木田氏、あるいは彼らに同調する人々を指すということになるが、安斎部長が「漫画」に対して「反論」した立場、また5/14の「論説」からは、彼らは「極端な考えを持つ人」「個人的見解」であって、これは全くあり得ない。

では「原発事故の被害者が取り残される~」は、朝日はどこから引っ張り出して錬金術の炉に入れたのか?

「取り残される」に近い表現「風化」は、安西部長の直接の発言ではないものの、一連の記事に存在している。

今日の民報記事の冒頭に「風化防止に向けた情報発信の必要性を指摘する意見が出た」とあり、後半には「TBSテレビの神田和則コンプライアンス室長は「(前略)福島民報社が報道している原発事故関連死の問題は看過できない。風化防止に向け情報を発信し続ける必要がある」と語った。」と書いてある。

前エントリーにあげた民報の9/26記事では、「福島民報社の安斎康史報道部長が、(中略)県内では避難生活の長期化で体調を崩し命を落とす震災(原発事故)関連死が震災、津波で亡くなった「直接死」よりも多い点に触れた。今の増え続ける関連死を原発事故が原因となった「原発事故関連死」と位置付け、継続して報道していく考えを示した。」となっている。

これらから言えることは、もし安斎部長が「原発事故の被害者が取り残されるとの思いが県民にある」と言ったとすれば、それは「原発事故関連死」についての事であろう、ということだ。

後半の「『漫画は問題提起になったと感じた。』 と語った」については、先に書いた通り、「言論機関として問題提起の一つのやり方と認めながらも~」と言うだけだ。

すなわち、「朝日式錬金術」による記事捏造とは、

A:世の中では現在原発再稼働が話題になっている。

B:安斎部長は、「福島県で多い原発事故関連死を風化させてはいけないから、伝え続ける」に類することを言った。

C:安斎部長は、漫画を「言論機関として問題提起の一つのやり方」であるとは認めた。だが「美味しんぼ」の中身には「反論した。」

A+B+C=「原発の問題をどう伝えていくか」と題した分科会では、人気漫画「美味しんぼ」をめぐる問題に議論が集中した。(中略)
福島の地元紙、福島民報社の安斎康史報道部長は、原発再稼働の動きが注目される中、原発事故の被害者が取り残されるとの思いが県民にあるといい、『漫画は問題提起になったと感じた。』 と語った


であろう。この「錬金術」によって、いつの間にか「原発事故の被害者(本来は関連死)」=「鼻血ガーだの福島に人間は住めないだの言う、井戸川氏、荒木田氏、その同調者等」と捻じ曲げられ、「民報は『美味しんぼ』を『問題提起』として評価した」にされた。

今日の民報記事の最後はこうなっている。

「朝日新聞社の吉田調書問題を議論しないのはおかしい」との意見も出されたが、朝日新聞社の出席者が吉田調書と直接関わる立場ではないため、議論はなされなかった。

ヒキョーにも朝日は逃げている。これって「マスコミ倫理懇」で議論されるべき最大の問題だろ~。大体「直接関わる立場」ってのは、記事を書いた記者自身のことなのか?その直接の上司か?報道現場のそんな暇なわけないし、それならば議題の数だけ関係者を出席させなくてはならなくなる。他社は報道部門の管理者が出席しているし、小学館のように経営者サイドの「責任者」で充分なはずだ。

9/30の朝日記事
http://www.asahi.com/articles/DA3S11376775.html
には「■朝日新聞社の慰安婦報道も取り上げる」と書いてあるが、どうしてコチラは議論になったのか?32年前の記事に「直接関わる立場」の者が出席したからか?バカも安見安見言ってほしい。

一体朝日はどんな立場の人間が「マスコミ倫理懇」に出たのか?自分らは下っ端を出席させて、他社についてはエラそうに、わかったような記事を書いているのだろうか?

(10/4追記)
昨日、この問題についてany_kさんが、毎日新聞元福島支局長斗ケ沢秀俊さんのツイートを中心に「まとめ」を作ってくれました。

【報道】朝日新聞、体質変わらず…福島地元紙報道部長の美味しんぼ批判を擁護意見に歪曲し伝える。
http://togetter.com/li/726934

any_kさん、斗ヶ沢さん、みなさん、ありがとうございます。福島は負けないです。
プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 原発事故以後ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れてます。ネコはどこにも逃げられないから、もうノイローゼ気味。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民は「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしています。(←最近は嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきた感じだにゃ。)
 しかしね~、この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段にされてはたまらんです。もし根拠がない数字や説の拡散によって、旅館の経営者が自殺するとかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ~?!今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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