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風評加害者 「美味しんぼ」本日炎上 & 福島で毎日新聞が40%も「激減」の衝撃

このところ「風評加害」が一段とひどくなってきたね~。「帰還」「避難地域解除」なんかが始まってきたから、「反原発」のために福島をつぶしたい輩が、焦ってネガキャンを繰り広げているのだろうにゃ。

本日「美味しんぼ」雁屋哲 「風評加害」で炎上中

さて、昨日コメ欄に「福島の医師」さんからいただいた、「美味しんぼ」の福島風評加害の件だ。昨日から「先行販売版(東京の駅なんかにある?)」を見た方が、怒っていた。

ぱち@福島犬 ‏@pachi_soiko · 4月27日
これ以上の福島県への侮辱を許してたまるか。


発売日の今日、炎上しまくっている。マンガの内容も含め詳しくはココ、ryoFCさんの「まとめ」だにゃ。
雁屋哲原作「美味しんぼ」内での「福島では鼻血が多発」デマ
http://togetter.com/li/660340
現在の福島に行った山岡と雄山が鼻血~井戸川が出てきて、福島では鼻血を出す人がたくさんいる、言わないだけ、と言う・・・てな展開だが、このバカ親子は今の福島に来て急性放射線症になったのか?今の福島で、そんなことはありえない。井戸川氏が出てくる以上、これは「架空の物語」では済まされない。福島が危険な場所である、という悪質な「印象操作」(印象操作の裏には、常に願望が隠れている)だ。そもそも「福島で鼻血が多い」というデータはどこにもない。このような影響力の強いメディアのデマによって、福島が「風評加害」されている。フザケルニャ。もう黙っているのはやめて、怒りを結集し、一気に浴びせよう。

福島のみんな、「美味しんぼ」に怒ってくれ。当事者として怒れるのは当事者だけなんだ。
Yamashita238 2014-04-28 08:05:25

@spiritsofficial 販売されている「美味しんぼ」について今の福島県に全くあり得ないウソを掲載している漫画をどう思いますか?福島の風評被害をデマをまき散らして、ストレスを増やす「美味しんぼ」作者は野放しデスカ?福島県民を不幸に落としいれて楽しいのですか????
NatsukiPydyhgfd 2014-04-28 09:30:38

@spiritsofficial
貴社の連載中の美味しんぼについてです。今週号の山岡親子が鼻血を出すシーンについて正式な謝罪文を求めます!
鼻血が出るのは急性放射線障害であって現在の福島県内の安全を疑わせるミスリードに他なりません!
復興を邪魔する漫画として福島県にも連絡します
hikawamomo 2014-04-28 09:53:15

@spiritsofficial 「美味しんぼ」が発売されるたびにそれが福島県内のコンビニでも販売されているのです、福島県だけ販売を停止させる措置をとっても意味がありません、それは福島県に在住し福島に住まう方々の侮辱です、私は34.5km地点に在住ですが体調の変化は全くありません
NatsukiPydyhgfd 2014-04-28 10:00:19


@spiritsofficial =「美味しんぼ」が載った「スピリッツ編集部」のツイッター・アカウント 
http://twitter.com/spiritsofficial で、すでに抗議ツイート殺到で、沈黙させられたようだ。今日が発売日なのに、一つもツイしていない。正に敵艦大破炎上中だにゃ。

メールによる抗議先
小学館スピリッツHPの一番下、「ビッグコミックスピリッツ本誌および当サイトへのお問合せはこちら」のメアドは、
spi-net@shogakukan.co.jp となっている。

なお、作者雁屋哲氏が福島をdisったのは初めてではない。前回は一月のことで、
菅谷昭氏が福島医師会を誹謗中傷か アサヒ芸能が朝日新聞を凌駕 都知事選「反原発大敗北」 工藤先生おめでとう
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-163.html
に書いたように、アサヒ芸能が批判した。

またJ-CASTも書いていた。
http://www.j-cast.com/2014/01/15194236.html?p=all
要するに雁屋氏自身が福島に行って鼻血が出たから、それを放射能原因と印象操作(印象操作の裏には、常に願望が隠れている)して、下らんマンガにしたってわけだ。だがこの鼻血が放射能起因ならば、急性放射線症で「お前はもう死んでいる」だにゃ。オレに「おめでとう」と言わせたいのか?
再び注目してもらいたいので、
J-CASTの「問い合わせ」
https://ssl.j-cast.com/inquiry/iq_input.php にも書いて知らせるよ。

順一 @jyunichidesita · 7 時間
今週の「美味しんぼ」、福島から帰ってきた山岡さんが原因不明の鼻血を出し、海原雄山も出たと話をして、最後に井戸川さんが出てきてこの有様でした。
これは流石に福島県民として抗議の意を示したい。僕はこの三年間、鼻血なんか出たこと無いですが。

順一 @jyunichidesita · 7 時間
ですよね。これは県レベルで抗議するべきだと思いますけど。“@pino_0127: .放射線による出血なら、鼻血だけの訳が無いです。歯茎からの出血、消化管出血、皮下出血などなしに、なぜいつまで経っても鼻血だけなんでしょうね。抗議すべきです!!”


順一さんに全く同感です。福島県も沈黙してはイカン。今や風評加害に対し明確に抗議、デマを流し復興を妨げる者は告訴するべき時だ。福島県にも抗議すべきと書く。ココか?
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010e/kenmin-koucho7-039-1.html

(追記)
スピリッツ編集部は多数のクレームに対し、あわてて「言い訳」を発表した。どうせ連休を休みたいから、すぐに「言い訳」を書いたのだろうが、そううまくいくかね~?
http://spi-net.jp/spi20140428.html
スピリッツ22・23合併号掲載の「美味しんぼ」に関しまして

スピリッツ22・23合併号掲載の「美味しんぼ」作中における、鼻血や疲労感の表現は、綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載させていただきました。鼻血や疲労感が放射線によるものと断定する意図は無く、取材先の皆様の実体験や作者の実体験について、作中登場の実在の医師について問う展開となっております。また風評被害を助長する内容ではないか、とのご意見も頂戴しておりますが、そのような意図はなく、すでに掲載済の「美味しんぼ」作中でも、きちんと検査が行われ、安全だと証明されている食品・食材を、無理解のせいで買わないことは、消費者にとっても損失であると述べています。
ご理解いただきたく、何卒よろしくお願いいたします。 小学館ビッグコミックスピリッツ編集部


これについてsexxor_assetさんの「まとめ」
小学館が出した言い訳「スピリッツ22・23合併号掲載の「美味しんぼ」に関しまして」がただのガソリンだった。
http://togetter.com/li/660461
さらに炎上必至だにゃ~。「ご理解いただきたく、何卒よろしくお願いいたします」だと?バカ言え。「言い訳」に対して突っ込むか~。

「言い訳」は、このマンガは「マンガだから架空のおはなし」と言わず、「取材した事実に基づいている」、つまり一種の「報道番組」「ドキュメンタリー」「ノンフィクション」としている。マンガが、これが「事実」と主張しているわけだ。

確かに実在の井戸川氏が出てくる、医者も実在だという。福島も実在の地名。しかしレギュラー登場人物や職場等は実在ではない。この虚と実のゴチャマゼが、一番風評を拡散する危険物だ。またこれは「ご都合主義」「イソップ童話のコウモリ」で、簡単に「言い逃れ」できる、無責任体制だ。

放射線によって鼻血が出るということは、短時間で大量の被ばくが無ければ起こらない、というのが根拠のある通説だ。井戸川氏が出てきて、「福島では同じ症状の人が大勢いますよ、言わないだけですよ、」と言うが、事実としてこれを裏付ける取材はどうやったのか、確証をどうやって得たのか?「鼻血や疲労感の表現は、綿密な取材に基づき」と言うならば、その「取材」の中身を示さなくてはならない。どこに「大勢」いるのか?

「意図は無い」と繰り返すが、「意図のあるなし」の証拠がない。「意図」は編集部ではなく、作者本人が告白・説明するしかない。そして「殺人」ではない、意図のない「業務上過失致死」でも、人はこの世から去り、遺族の怒り、悲しみが残る。民事上の責任もある。またそもそも福島を苦しめるデマの多くは、「反原発正義」の「福島の子どもを助ける」という、素晴らしい「意図」で発信・拡散される。

上記に関して、作者の「意図」は、先に書いたJ-CASTの記事の「日豪プレス」雁屋氏インタビューによく出ている。以下引用。
記者から現地の放射能被害について聞かれると、雁屋さんは、目に見えないのが怖いとして、自らの体験をこう語った。
「取材から帰って夕食を食べている時に、突然鼻血が出て止まらなくなったんです。なんだこれは、と。今までの人生で鼻血なんて出すことはほとんどなかったので驚きました。その後も夜になると鼻血が出るということが何日か続きました」 病院に行っても、放射能とは結び付けられないと言われたというが、雁屋さんは、さらに疑問を投げかける。「取材後にすごく疲労感を感じるようになった」といい、同行スタッフや当時の福島県双葉町の町長も、鼻血や倦怠感に悩まされていたとした。現地の子供たちもだるさを訴えていたとし、「あの周辺は人は住んではいけない所になってしまった」と漏らしている。 雁屋さんは、福島の食べ物を食べて応援することも疑問だとした。特に、漁業は、何十年経っても復活は無理なのではと指摘し、東北地方の海産物の多くについて、「恐らく食べられなくなるでしょうね」と言っている。


と言うわけで、福島の放射能被害について尋ねられた雁屋氏の答えだが、氏は病院に行った後も「放射能とは結び付けられない」という説明に対し納得せず、「さらに疑問を投げかけ」た。自己の被ばく線量は測らずにである。「あの周辺は人は住んではいけない所になってしまった」とまで言っている。これでは「放射線によるものと断定する意図」を否定できない。(「断定する意図」はなくても、「示唆する意図」「暗示する意図」が見えるし、そもそも「断定する意図」なんて専門家だってない。誰にもない、当たり前の事で、何の釈明にもなっていない)。また「東北地方の海産物の多くについて、「恐らく食べられなくなるでしょうね」は、「風評被害を助長」する、「無理解」ではないか?


この件、Yahoo news でトップページに躍り出た。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/foods_harmful_rumors/?id=6115063
「原発事故による第一次産業への風評被害」ページだ。福島の怒りは伝わっているようだ。

iamdreamersさんの「まとめ」
今週も「美味しんぼ」が酷いらしい
http://togetter.com/li/660322 には「激おこ」がたくさん載っています。

ついこの前、村上春樹氏の小説について、北海道中頓別町の町議が異議を申し立てた事件があった。
http://mainichi.jp/feature/news/20140220k0000m040099000c.html
中頓別:村上春樹氏小説、町議が「終息宣言」
毎日新聞 2014年02月19日 21時04分(最終更新 02月20日 08時36分)
 ◇「迅速かつ誠意ある対応いただいた」と
 作家の村上春樹氏の短編小説にある北海道中頓別(なかとんべつ)町に関する表現が「屈辱的」などとして町議6人が抗議した問題で、共同代表の宮崎泰宗(やすひろ)町議(30)は19日、発行元の文芸春秋から質問状への回答があったことを明らかにし、「迅速かつ誠意ある対応をいただいた」との「終息宣言」を自身のブログで公表した。
 小説は月刊誌「文芸春秋」の昨年12月号に掲載され、たばこのポイ捨てが「たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」と表現された。村上氏は今月7日、単行本にする際に町名を変更する意向を発表した。文春も「作者の表現を尊重し支持します」とコメントした。
 町議らには文春から10日付で質問状への回答が郵送で届き、この見解と同じ内容だった。宮崎町議らは出版社あてに返信を書き、村上氏に「ぜひ一度町に足を運んでいただけたら幸いです」と記したという。
 宮崎町議は「町名変更は作家が判断されることで、可否を言うところではない。こちらが求めたことでもない」とし、「たばこのポイ捨てを『普通』にするような町ではないと作家にご理解いただいたことで十分です」と話している。【伊藤直孝】


福島県も、もう申し入れていいではないか?そういう時期だ。


福島で毎日新聞「総スカン」

風評加害~「帰還阻止」「避難促進」「福島人を関連死に追い込む」で連想しちゃうのは、モチロン毎日新聞の「日野記者」。南相馬支局長に栄転した朝日新聞の本田記者が、福島攻撃2トップの一角から外れた中、不動の1トップとしてマスマスご活躍だ。

しかし面白い事件があったにゃ。kazooooyaさんの「まとめ」
毎日新聞・日野行介記者が「勉強しなさい」とお叱りを受けた日…
http://togetter.com/li/658641

つまり、
【原子力規制委員会 定例記者会見】(2014/4/23)
http://t.co/ZFbPGw7HXk
毎日新聞・日野行介記者「個人線量計の調査が出てこなかった事は?」
田中委員長「何も影響もない。個人線量を測る事が大事。御宅の新聞だけが騒いでる。勉強したほうがいい」
日野「…」

続き)食い下がる日野記者…
http://t.co/GZNKJq9NMr
日野行介記者「勉強しなさいとお叱りを受けた…。4月1日の避難指示解除の前にデータが後悔されなかった。順序が逆ではないか?」
田中委員長「個人被ばくとはそこに住む人達が個人線量計で測った線量」
…以下要確認

kazooooya 2014-04-23 20:32:16


ということが起こったのだが、この伏線となったのは、birdtakaさんがまとめた
毎日新聞記事「クローズアップ2014:内閣府、被ばく線量公表せず 「帰還ありき」露呈」について
http://togetter.com/li/646684
の日野記事だ。これは元がもう消えているので、反原発サイトにあったやつを貼っておこう。

被ばく線量を公表せず 想定外の高い数値で :「帰還ありき」露呈
測定基準(屋外待機時間を縮小)を変えて再計算 線量の矮小化

http://mainichi.jp/select/news/20140325k0000m040151000c.html 毎日新聞 2014年03月25日

◇内閣府のチーム、福島の3カ所
 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示の解除予定地域で昨年実施された個人線量計による被ばく線量調査について、内閣府原子力被災者生活支援チームが当初予定していた結果の公表を見送っていたことが24日、分かった。
関係者によると、当初の想定より高い数値が出たため、住民の帰還を妨げかねないとの意見が強まったという。調査結果は、住民が通常屋外にいる時間を短く見積もることなどで線量を低く推計し直され、近く福島県の関係自治体に示す見込み。調査結果を隠したうえ、操作した疑いがあり、住民帰還を強引に促す手法が批判を集めそうだ。

 毎日新聞は支援チームが昨年11月に作成した公表用資料(現在も未公表)などを入手した。
これらによると、新型の個人線量計による測定調査は、支援チームの要請を受けた日本原子力研究開発機構(原子力機構)と放射線医学総合研究所(放医研)が昨年9月、田村市都路(みやこじ)地区▽川内村▽飯舘村の3カ所(いずれも福島県内)で実施した。
 それぞれ数日間にわたって、学校や民家など建物の内外のほか、農地や山林などでアクリル板の箱に個人線量計を設置するなどして線量を測定。データは昨年10月半ば、支援チームに提出された。一般的に被ばく線量は航空機モニタリングで測定する空間線量からの推計値が使われており、支援チームはこれと比較するため、生活パターンを屋外8時間・屋内16時間とするなどの条件を合わせ、農業や林業など職業別に年間被ばく線量を推計した。
 関係者によると、支援チームは当初、福島県内の自治体が住民に配布した従来型の個人線量計の数値が、航空機モニタリングに比べて大幅に低かったことに着目。
 関係省庁の担当者のほか、有識者や福島の地元関係者らが参加する原子力規制委員会の「帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」が昨年9~11月に開いた会合で調査結果を公表し、被ばく線量の低さを強調する方針だった。
 しかし、特に大半が1ミリシーベルト台になると想定していた川内村の推計値が2.6~6.6ミリシーベルトと高かったため、関係者間で「インパクトが大きい」「自治体への十分な説明が必要」などの意見が交わされ、検討チームでの公表を見送ったという。
3市村に報告へ その後、原子力機構と放医研は支援チームの再要請を受けて、屋外8時間・屋内16時間の条件を変え、NHKの「2010年国民生活時間調査」に基づいて屋外時間を農業や林業なら1日約6時間に短縮するなどして推計をやり直し、被ばく推計値を低く抑えた最終報告書を作成、支援チームに今月提出した。支援チームは近く3市村に示す予定だという。
 支援チームの田村厚雄・担当参事官は、検討チームで公表するための文書を作成したことや、推計をやり直したことを認めた上で、「推計値が高かったから公表しなかったのではなく、生活パターンの条件が実態に合っているか精査が必要だったからだ」と調査結果隠しを否定している。
 これに対し、独協医科大の木村真三准教授(放射線衛生学)は「屋外8時間・屋内16時間の条件は一般的なもので、それを変えること自体がおかしい。自分たちの都合に合わせた数字いじりとしか思えない」と指摘する。
 田村市都路地区や川内村東部は避難指示解除準備区域で、政府は4月1日に田村市都路地区の避難指示を解除する。また川内村東部も来年度中の解除が見込まれている。【日野行介】



例によって「権力が隠蔽!」っていう得意のやつだが、「帰還ありき」って、年20ミリより下がったら当たり前だろ。しかも誰も「強制帰還」なんかしていない。自由だ。どこが間違っているのか?結局日野記者こそ「避難ありき」、「個人線量計は被ばく矮小化だ」ありき、「はじめに帰還させない」ありき、「福島人を関連死に追い込む」ありき、が露呈しただけだ。「調査結果を隠したうえ、操作した疑いがあり、住民帰還を強引に促す手法が批判を集めそうだ」って、何の証拠もなく日野記者だけが自分の願望に沿わないから非難しているのではないか。誰も「強引に促す」だの「批判を集め」てなんかいない。日野記者が批判しているだけ。「集めそうだ」なんて主語不明はやめて、正直に「俺が批判している」「俺が気に入らない」と書くべき。得意の「印象操作」(印象操作の裏には、常に願望が隠れている)だ(何かこれ前回も書いたな)。どこまで福島を苦しめれば気が済むのか?

記事は「支援チームの要請を受けた日本原子力研究開発機構(原子力機構)と放射線医学総合研究所(放医研)」が「アクリル板の箱に個人線量計を設置」で測ったところ、川内村の推計値は年2.6~6.6ミリシーベルトになり、これでは高いと思って発表を控えたってなストーリーにしているが、強制避難は年20ミリシーベルトで線引きしたわけだから、これでも十分低いじゃないか。それに川内村の避難解除は来年で、今年は都路だ。都路の数字はどうだったのか、この記事は都路の数字は「隠蔽」しているのか?しかも当時基準にした年20ミリは、航空機から計測した空間線量値を基にしているわけだから、二つ前のエントリーで紹介した中西準子さんの著書によれば、被ばく推計値は3倍になっている可能性がある。こんな推計値なんて、そもそも発表しなければならないものではないだろう。

先にあげた記者会見のVTRのやりとり、最初の9分からのものは、田中委員長は「支援チームの要請を受けた日本原子力研究開発機構(原子力機構)と放射線医学総合研究所(放医研)」の調査は、個人線量ではなく、モデルによる推定値だ。自分たちは本当の一人一人の個人線量を把握し、それに対するケアが大事」と言っている。つまり避難指定はあくまで「年20ミリ」で行ったのだから、それに到達しなくなれば解除するのが当然、あとは個人でコントロールして、なるべく被ばくを減らすと言っているのだろう。31分からでは、日野記者はあくまでこの「(アクリル板の箱に設置した)個人線量計を使って測った数値を発表しなかったのはおかしい」「自分が住民目線だ」と食い下がっている。これに対し田中委員長(伊達市出身なのだにゃ)は、基準はICRP基準(追加被ばく=年20ミリを超える)で決めたものですよ、と言っているわけだが、最後が笑えた。田中委員長:「そりゃあなたみたいな人もいるから、わかんないね」だってさ。「脳」に対応するのは大変だにゃ~。

さて、日野記者は自分が福島の「住民目線」のつもりでいるが(ウットーシーにゃ 福島に住んだことがないくせに)、ここらで毎日新聞に対する本当の福島の「住民目線」はどうなっているのか、確認してみた。

http://www.osaka-ue.ac.jp/zemi/kusanagi/2010nagizemi/pdf/029_hiyama.pdf の6ページのデータでは、2009年度の福島県での新聞(平均)発行部数は、読売新聞=72119 朝日新聞=74572 毎日新聞=41433 だ。これは2010年3月末までの集計だから、完全に震災前の数字だ。

そしてhttp://adv.yomiuri.co.jp/yomiuri/busu/busu09.html では、2013年7月~12月福島県平均販売部数は、読売新聞=58254 朝日新聞=58641 
http://macs.mainichi.co.jp/now/section05/index.html によると、2013年1月~6月平均販売部数で、完全な同時期比較にはならないが、毎日新聞=25885 だ。つまり、

福島県 読売:72119→58254 20%減 朝日:74572→58641 21%減 毎日=41433→25885 40%減
へ、40%減って・・・毎日新聞が震災後の福島で「激減」している!!! (発行と販売は莫大には変わらない、として) 
ちなみに被災3県はこの間いずれも新聞発行・販売が減っており、
岩手県 読売:57628→48387 16%減 朝日:37746→30002 20%減 毎日:12822→10104 21%減
宮城県 読売:72062→65114 10%減 朝日:86609→69438 20%減 毎日:12449→9569 23%減
だが、これでも毎日の福島における40%減が、突出していることがわかる。

またちょっと古いが、福島民報、福島民友の2007年7月~12月の販売部数は 
http://p-mu.com/cp/KGIF/kshearitu.pdf にあり、先の2013年7月~12月福島県平均販売部数と比較すると、
福島民報:304909→253175 17%減 福島民友:201106→184949 8%減

まさに田中委員長のおっしゃる「あなたのとこの新聞だけが」だにゃ。

福島人が大人しいと思って、風評加害、陰謀論による危険誇張、帰還阻止なんぞをやりたい放題やっているようだが、「福島人は黙って解約」しているのだにゃ。毎日はなぜか(つーか、某記者のせいだろう)福島で「総スカン」。これが本当の「住民目線」だ、「勉強しなさい」。
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4/3国連科学委「がん増加確認できず」 でも朝日ゆりっぺ記事 毎日日野記事には失笑

新年度冒頭は忙しいにゃ~。4月3日の国連委員会(UNSCEAR)最終報告書は福島にとって朗報だったけど、猫の手も借りられてしまう忙しさで書けず。全く出遅れちゃったね~。おかげで去年6月の「報告書案」のエントリー、

国連科学委員会「福島はチェルノブイリではない」はヨカッタにゃ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-142.html 

に「反原発」が意味不明のコメントを投げつけてきたにゃ~、ニャハハハ。ま、中身はあんまり変わらんがね~。

さてこの「朗報」、kazoooyaさんの「まとめ」
原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)報告書:福島での被ばくによるがんの増加は予想されない | 国連広報センター
http://togetter.com/li/650407

ここにはUNSCEARのプレス・リリースの、早野龍五先生による翻訳もあって、すごいね~。

気になる 朝日ゆりっぺ記事の全貌はこうだ。
http://www.asahi.com/articles/ASG415GMXG41UGTB018.html
原発事故後の福島県民分析、がん増加確認されず 国連科学委 2014年4月2日05時00分

 東京電力福島第一原発事故の健康への影響を分析した国連科学委員会の報告書の全容がわかった。福島県民は全体的に、がんの増加は確認できないと評価した。原発30キロ圏内にいた当時の1歳児に限っては、甲状腺がんの増加が確認できる可能性はあるが、現在はデータが足りないために結論が出せないとした。報告書は2日に公表される。
 国連科学委の報告書は、原発事故に関する報告書では国際的に最も信頼されている。科学委は、日本政府の観測データや世界の研究者の論文などをもとに、福島県内外の住民について、事故当時の1歳と10歳、成人という3分類で外部被曝(ひばく)と内部被曝線量を推計。健康への影響を調べた。
 報告書によると、事故後1年間の全身への被曝線量は、原発周辺も含めた福島県全体で成人は平均1~10ミリシーベルト、最も影響を受けやすい1歳児は約2倍になると推計した。1歳児でも、がんのリスクが明らかに高まるとされる100ミリシーベルトを下回った。

(以下はネットにはない部分を紙面から)
 放射線の健康影響については安全を優先し、わずかな被曝でもがんのリスクが増えるという前提で評価する。報告書によると、被曝とは関係なく日本人の3人に1人はがんになり、生涯のがんリスクは平均35%だという。福島県民の平均的な全身被曝では、仮にがんが増えたとしても、その増加幅は35%に比べて極めて小さいため、統計的には確認できないとした。
 チェルノブイリ原発事故で唯一、被曝の影響が科学的に証明されているのは甲状腺がんだ。全身被曝ではなく、甲状腺への被曝が100ミリシーベルトを超えると、がんのリスクが高まると考えられている。
 報告書では、福島第一原発の20~30キロ圏内にいた1歳児は、事故後1年間の甲状腺への被曝は平均47~83ミリシーベルト、20キロ圏内の1歳児は平均15~82ミリシーベルトと推計。80ミリシーベルト近く被曝した子が大勢いれば、甲状腺がんの増加が統計的にもわかる可能性があるとした。だが、地域ごとの子どもの甲状腺被曝線量のデータなどが不足しており、結論は出せないとした。
 ただし、福島で甲状腺がんが増えたとしても、チェルノブイリ原発事故のような6千人規模にはならないとしている。チェルノブイリ原発事故の避難民の甲状腺被曝線量は平均約500ミリシーベルトだからだ。
 現在、福島県内の子どもの甲状腺検査で見つかっているがんやしこりについて、報告書は「集中的に検査しなければ見つからなかっただろう」と指摘。「大多数は原発事故の被曝とは関係ない」と判断した。
 報告書は、新たな知見を踏まえて数年後に見直される予定だ。(医療・被曝担当=大岩ゆり)


「国連科学委の報告書は、原発事故に関する報告書では国際的に最も信頼されている」って、これじゃ「ゆりっぺ」は「反原発」にボコられそうだ(実際そうらしい)。ま、木の芽時だからね~、ちょっと狂っただけだろう。

それより失笑したのは「福島第一原発の20~30キロ圏内にいた1歳児は、事故後1年間の甲状腺への被曝は平均47~83ミリシーベルト、20キロ圏内の1歳児は平均15~82ミリシーベルトと推計」だ。これはいくら何でも「平均」の推計じゃないだろう。平均82mSV???それじゃ最高値はトンデモだ。またデマによる「脅し」だよ。

産経・共同の
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140403/dst14040310510010-n1.htm
福島原発事故 国連科学委が最終報告 がん影響、小さく 2014.4.3 08:44  産経 共同
 国連放射線影響科学委員会(事務局ウィーン)は2日、東京電力福島第1原発事故の健康への影響に関する最終報告書を公表した。事故の放射線によるがん発症率への影響は小さく、福島県での明確ながんの増加は「予想していない」と結論付けた。
 一方、原発の周辺住民の甲状腺被曝(ひばく)線量(等価線量)は、被曝の影響を受けやすい1歳児が事故後1年間で最大約80ミリシーベルトと推定。同委員会のワイス福島第1原発事故評価議長は「甲状腺がんになる危険性は低いが、今後継続的な検診が必要だ」と話した。
 報告書によると、原発北西側の20キロ圏外で放射線量が高く、事故後に計画的避難区域に指定された地域では、1歳児の事故後1年間の甲状腺被曝線量は47~83ミリシーベルトと推定。事故直後に避難した20キロ圏内の1歳児は15~82ミリシーベルトとした。

(以下略)

要するにこれは最大値~最小値の推計だろ~~~。(それから20キロ圏内の方が被ばく量が低いのは、避難したのが早かったからのようだ。)

相変わらず何もわかっていない「ゆりっぺ」のデマ産出力は高くて危険だが、事故から3年もたっているのに、まだこんなデタラメ、誤報を出す朝日新聞全体が、ただの○カ、おんつぁってことだ(上司はチェックしないの?)。

東大生から見放された朝日新聞 今春「入社ゼロ」に幹部ら衝撃
2014/4/18 20:04 J-CASTニュース        

クスクス・・ニャハハハ・・・日経記事で口直し。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM02024_S4A400C1000000/
福島原発事故、「大人のがん増加リスクない」 国連科学委 2014/4/2 17:58

【ジュネーブ=原克彦】東京電力福島第1原子力発電所の事故による放射線の影響を調査していた国連の科学委員会は2日、「大人のがんの増加は予想していない」とする報告書を発表した。一方、児童は理論上はリスクが高まるものの、被曝(ひばく)線量がはっきりしないため判断を避けた。動物や植物は、汚染水が放出された領域周辺を除けば「深刻な影響は観測できない」と結論づけた。
 科学委は避難区域やその他の福島県について大人と児童の被曝量の推定値を算出。避難区域の飯舘村などでは事故後1年の実効線量が大人で最大9.3ミリシーベルト、1歳児で同13ミリシーベルトになるとした。避難区域外の福島県では大人で最大4.3ミリシーベルトだった。健康への悪影響は100ミリシーベルト未満ではないとされる。
 避難区域内では1歳児の甲状腺の吸収線量が最大で年83ミリグレイに上り、理論上はがん増加の危険性が高まる。ただ、推定値のベースとなるデータが実際の被曝線量より最大5倍も大きい可能性を指摘し、「結論づけるには不十分だった」とした。
 世界保健機関(WHO)などのデータをもとに、80人以上の科学者が原発事故の影響を評価する報告書を作成。昨年6月の中間発表では、事故後の迅速な避難や食品規制で住民らが被曝した放射線量を「10分の1に減らせた」と分析していた。
 福島第1原発の事故ではWHOも2013年2月に、がんの増加が確認される可能性は低いとする報告書をまとめている。また、同年10月には事故に伴う除染の状況を調べた国際原子力機関(IAEA)の専門家チームが、年間追加被曝線量を1ミリシーベルトとする当時の政府の長期目標について「必ずしも達成する必要はない」と指摘していた。


赤字部分が優れものだった。常に「わからない」が危険煽りに利用されるが、これは「わからない、もっと低いかもしれない」って言っている。いいね~。

さらに読売の社説もよかった。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20140410-OYT1T50146.html
福島の放射線 帰還住民の不安に応えたい 2014年04月11日 01時38分

東京電力福島第一原子力発電所事故で、長期避難を余儀なくされた被災者の帰還を促進する。
そのためには、放射線による健康不安を軽減させることが不可欠である。
(中略)
 放射線のリスクについて、専門家の見解はほぼ一致している。100ミリ・シーベルト以下では、まとめて浴びても、喫煙や偏食などの健康影響と区別がつかないとされる。
 放射線に関する調査組織である国連科学委員会は今月、現地調査などを踏まえた報告書を公表した。福島第一原発事故により、「(福島県内で)大人のがんが増えるとは予想できず、出生児の異常も増加しない」と明言している。
 政府は、こうした情報を周知する必要がある。いたずらに不安を煽(あお)る誤った情報は、速やかに正していかねばならない


「反脅し」「反デマ」姿勢は歓迎、その通りだにゃ~。

しかし毎日新聞の日野記者は、相変わらず「名物 福島脅しスクープ」やってるね~。
http://mainichi.jp/select/news/20140413k0000m040119000c.html
外務省メール:被ばく情報、矮小示唆し要求 福島自治体に 毎日新聞 2014年04月13日 09時40分

 東京電力福島第1原発事故による住民の被ばくと健康影響を巡り、外務省が先月中旬、「報告書を作成中のIAEA(国際原子力機関)から要請された」として、福島県の自治体にメールで内部被ばくなどの測定データ提出を求めていたことが分かった。メールは、他の国際機関より被ばくを小さく評価されるとの見通しを示しており、受け取った自治体の約半数が「健康影響を矮小(わいしょう)化されかねない」「個人情報をメールで求めるのは非常識」などと提出を断り、波紋が広がっている。【日野行介、奥山智己】
 メールは3月17日、外務省国際原子力協力室の担当者から、内部被ばくを測定するホールボディーカウンター(WBC)を独自に病院などに設置している福島市など18市町村に、福島県と浪江町を加えた20自治体へ送られた。メールは「IAEAが原発事故の報告書を作成中だ」として、WBCや個人線量計などで測定した住民の被ばくに関するデータを要求。同24日までに返答を求めていた。
 毎日新聞が8、9日、20自治体に問い合わせたところ、10自治体が提出を断ったか断る方針と回答。理由については「慎重に取り扱うべき被ばくデータをメール一本で求めるのは非常識だ」「急過ぎてデータを整理できない」との声が多かった。
 また原子力推進機関のIAEAが「他の報告書よりも被ばく量の現実の値が小さいことを検証しようとしている」というメールの文面から健康影響の矮小化を疑い、「都合良く使われれば住民の不信感を招きかねない」との反発が複数あった。
 一方、8自治体が個人名などを削除したり、公表済みの範囲に限定したりして提出したが、その中にも「矮小化の意図は感じたが、どんな報告書を出すのか見たい」といった意見があった。
 今回の事故による被ばくと健康影響を巡っては、世界保健機関(WHO)や原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が報告書を公表。「最も影響を受けた地域で、最初の1年で12〜25ミリシーベルトと推計。がん発生増加が確認される可能性は小さいが、一部でリスクが増加する」(WHO)、「福島県の大人の生涯被ばく量は10ミリシーベルト以下と予測。がんや出生児異常の増加は予想されない。小児甲状腺がんのリスクが増える可能性はあり得る」(UNSCEAR)と結論付けている。
 外務省の別所健一・国際原子力協力室長は取材に「自治体には可能な範囲でとお願いした」と釈明。メールの文面については「IAEAからは客観的なものを作りたいと実測値を求められた。それ以上のやり取りは差し控えたい」とした。データは精査中でIAEAには未提出という。
 IAEAは「年1〜20ミリシーベルトの被ばくは許容しうる」としており、国はこの見解などに基づき、福島での帰還事業を進めている。
 ◇メール抜粋(3月17日)
 現在IAEAでは、2014年末を完成目標に、福島第1原発の報告書を作成中です。
 これまでの主立った、事故の放射線影響について述べた国際的な報告が、少ないデータを基にさまざまな仮定をして、「保守的に」線量評価を行っているのに対し、IAEAはより現実的な評価を行いたいと考えているそうです。
 特に、内部被ばくに関しては、実測値と被ばく量評価にさまざまな過程や考え方があり、IAEAは自らWBCで測定された実測値から被ばく量への評価を行い、他の報告書よりも現実の値が小さい、ということを検証しようとしています。

被ばくデータの提出を求めた外務省のメールに対する福島県20自治体の対応
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ※提出を断ったか、断る方針
福島県、二本松市、桑折町、川俣町、須賀川市、相馬市、南相馬市、双葉町、飯舘村、白河市
 ※個人名などを削除して提出
福島市、郡山市、いわき市、田村市、浪江町
 ※データをまとめた統計を提出
伊達市、広野町、本宮市
 ※その他(メールの不認知や認知遅れなど)
小野町、楢葉町


というわけだが、タイトルからは、いかにもIAEAの「外務省とつるんだ被害矮小化陰謀がある!」って見える。しかしメール内容には「矮小示唆し要求」はない。日野記者は「WBCで測定された実測値から被ばく量への評価を行い、他の報告書よりも現実の値が小さい、ということを検証」を「矮小」と呼び、「自治体には可能な範囲でとお願いした」を「要求」と呼んでいる。その他この記事本文からわかる「事実」をまとめると、

①実質18自治体中、協力した自治体=8 この中には福島・郡山・いわきの三大都市が入っている

②断った自治体の見解=「メール一本で求めるのは非常識だ」「急過ぎてデータを整理できない」が「多く」

③健康影響の矮小化を疑い、「都合良く使われれば住民の不信感を招きかねない」との反発=「複数」


③の「複数」は面白い表現だが(2つ?数字で書いてほしい)、「多く」(これも余程多かったのか?数字がほしいね)ではないのだ。日野記者と同じように「矮小化」と見た自治体は、明らかに少数だ。これでどうして「波紋が広がっている」なのか?「波紋」は日野記者が広めているとしか思えない。記事は記者の放射線量・被害を「拡大化」したいという、個人的願望・意見に合わせるための印象操作だらけに見える。

IAEAはUNSCEAR報告書でも、まだ「過大評価」と見ているってことで(WHO報告書は「浪江町に事故後4か月間滞在、地元産食品を食べた」という、あり得ない仮定だった。UNSCEAR報告書は、これを改善している)、これは先の日経記事にもあるように、UNSCEAR自身も一部認めている。そりゃIAEAは原子力推進側だろうけど、本当の数値を見ようとすることを、なぜ「矮小化(=事象の本質的でない部分を取り上げたり断片化することにより議論を小さくすること)」と呼ぶのか。それならば「反原発」「市民」「マスゴミ」らの「健康被害の拡大化、誇張」は正しいのか?

日野記者は「IAEAは「年1〜20ミリシーベルトの被ばくは許容しうる」としており、国はこの見解などに基づき、福島での帰還事業を進めている。」と書いているが、つまり「線量矮小化=帰還促進」で、「権力批判・正義のジャーナリスト」として、「帰還は何としても阻止するぞ!!!」のつもりか。いやはや。しかし同じ毎日新聞にこんな記事があった。

http://mainichi.jp/select/news/20140407k0000m040096000c.html
災害精神医療:原発避難の2児PTSD「早いケアあれば」
毎日新聞 2014年04月07日 08時30分(最終更新 04月07日 13時40分)

 東日本大震災発生から3年が経過した今も、被災者の心には大きな傷が残る。福島県から東京都内に自主避難する女性(44)は、子ども2人が心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、月1回の通院が続く。国は大震災後、災害時の心のケア支援を強化しようと、災害派遣精神医療チーム(DPAT)の設置を進めるが、「うちも、もっと早くケアやアドバイスを受けたかった」と、女性は我が子を思い、ため息をついた。【渡辺諒】
 女性は東京電力福島第1原発事故の発生から2日後、福島県内で働く夫を残して子どもとともに避難した。県内外の5カ所を転々とし、2011年7月に現在の避難先にたどり着いた。
 長女(11)と長男(10)は近くの小学校に通い始めたが、すぐ異変が起きた。長男は知っているはずの漢字を書けなくなり、長女は「私は将来お母さんになれる?」と不安を口にするようになった。学校では同級生らから「放射能きったない」「5年もすれば死ぬ」など、理不尽な言葉を浴びせられたという。
 2学期になると、長女は無気力で勉強が手に着かず、長男は逆に落ち着きがなくなった。女性は「震災前と別人のよう。だが、心に問題があると考えたくなかった」と振り返る。
 11年12月に小児科を受診したところ、2人ともPTSDと診断された。震災後、初めて受けた精神的なケアだった。女性は「子どもの体を守ろうとして、心を守ってあげられなかった」と悔やむ。長女は今も、学校での出来事をほとんど話さない。「母子3人、知らない土地で生活することで精いっぱいになり、精神状況まで気が回らなかった。早い時期にケアを受けられたら、こんなに長引かなかったのではないか」
 東日本大震災の発生直後に活動した「災害派遣医療チーム(DMAT)」の多くには、精神医療の専門家が入っていなかったうえ、精神医療の専門家が応援に入った後も活動地域は限られた。特に、原発事故で福島県を離れ、転々とした人たちには支援がほとんど届かなかった。DPATが整備されても、原発事故のような災害の場合、支援から漏れてしまう避難者が多くなる恐れがある。
 笠井清登・東京大教授(精神医学)は「大きな災害では手厚い精神医療が必ず求められるため、DPATの設置は評価できる。一方、発生直後に限らない長期的な支援体制を整える必要があるほか、福島県のように県外へ多数が避難しなければならない場合を想定し、DPAT以外の支援策を検討しておくべきだ」と指摘する。


「5年もすれば死ぬ」等と言われたため、PTSDという具体的な「健康被害」が出たのだ(日野記事読んでたりして)。

マスゴミは「不安に寄り添う」とか称して、「自主避難」推進、「自主避難者」の味方のつもりらしいが、自主避難者のほとんどだって、原発事故直後の「ヨウ素131」は免れていない。従ってマスゴミが「福島で子どもに甲状腺がんが多発!」等デマ煽りすると、自主避難者も脅えることになる。今の福島のセシウム被ばくによって重大な「健康被害」が起こらなければ、「自主避難してよかった」は絵に描いた餅のままだ。そして今、福島でのセシウム被ばくが、内部、外部とも極めて低いということが、実測データで次々明らかになっている。

この3年間、我々福島に残った福島人には、「5年もすれば死ぬ」どころか「福島から静岡に避難した小学生が放射線症で死んだ」「秋になれば」「3年後に」「これからだ」「10年後に40万人がん死」「いつか」「奇形が」「水面下で中絶が」「結婚しない方がいい」「子孫に」「札幌で自主避難者の子どもに甲状腺がん」「福島で子どもの死亡率増加」「甲状腺がんは明らかに多発、アウトブレイクだ」「耳の無いウサギが」「ヤマトシジミが」「ニホンザルが」「ツバメが」「ワタムシが」「イチゴが」・・・
(参照)
#3年経ちますが何か まとめ
http://togetter.com/li/635643
奇形関連のまとめのまとめ
http://togetter.com/li/340708

この種の「予防原則」と称する脅しが、雨あられの如く浴びせられたのだ。そして今も(おかげさまで信夫山ネコは「反原発」とか「市民」と聞くと、瞬間的にムカつくようになった。これもPTSDだにゃ)。従ってこれらの「脅し」で、福島に残った人にもPTSDがあって全くフシギではない。
(参照)
相馬市長の訴え 「根拠のない、過激な発言が、福島の人々をどれほど深く傷つけているか知ってほしい」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kamimasahiro/20130715-00026447/

相変わらず「被ばく影響はわからないので、子どもを避難させよ」だの、「線量矮小化だ!=帰還阻止」をワメいている輩が、匿名無名のデマッター、政治的「市民」等ばかりでなく、権威・地位・影響力のある「専門家」「マスゴミ」の中にもいるわけだが、この通り県外避難してもPTSDになっているし、避難先での「関連死」もある。避難には確実に実害が出ているのだ。

無責任なデマッター等とは違い、マスゴミは社会的責任を担っている(はず)。「言論の自由」「予防原則」とやらで福島人を追い詰めて、PTSD等の「健康被害」や「関連死」が出たら責任を取る覚悟はお有りか?(ないんだろうね~)
プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 2011年3月の原発事故以後、ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れました。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民もネコも「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしていました。(←しばらくすると連中の嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきましたが。)
 この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう「喜びの」心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段に利用することに断固反対です。もし根拠がない数字や説の拡散による自殺とかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ。そんな日の為にも、今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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