オリンピック招致→福島は危険→広島・長崎で遺伝的影響 という「悪魔」記事発見

気が付いたらいよいよ9月もおわり、もう秋も深まるにゃ。記録、記録っと。

オリンピック招致騒ぎにおける「汚染水ネガキャン」は興味深かった。最早東京開催は絶望的てな報道がいっぱいあったね~。

五輪招致、汚染水漏れで東京守勢 会見で「安心」空回り 朝日新聞デジタル 2013年9月5日22時55分
http://www.asahi.com/special/2020hostcity/articles/TKY201309050388.html

汚染水説明理解されず 五輪招致 海外記者「失望した」2013年9月6日0時3分
http://www.asahi.com/national/update/0905/TKY201309050509.html

福島第1・汚染水:海外メディア辛辣報道 毎日新聞 2013年09月04日 11時20分
http://mainichi.jp/select/news/20130904k0000e040182000c.html

某国の便乗ネガキャンもすごかったね~。群馬県の「海産物」輸入禁止にワロタよ。でもってフタ開けたら東京は圧勝だったにゃ。これでいかにマスゴミがウソ、デマで大衆を不安に陥れたり、扇動するかがよくわかった。風評加害そのものだったにゃ。

要するに海外のメディアが騒いだってだけで、委員はちゃんと判断した。海外のメディアだって、どうせ日本のマスゴミの「福島潰し目的の汚染水報道」を見て、「こりゃいいネタだ、利用して騒いでやるか」てなもんじゃないのか?ヨーロッパ勢にはマドリードという対抗馬があったし。

え、海外のメディアは日本と違って正しいって?バカ言っちゃいけない、デマ、面白がりの「危険煽り」記事だらけだにゃ。在日英国人のAndrew Woolner (@StageRabbit)さんが作ったJPquake - Home of the Wall of Shame and more...は、福島原発事故について海外メディアのデマ記事,報道を集めた秀逸なサイトですよ~。
http://www.jpquake.info/
ここでは主に地震後3月のデマ記事が集められているが、デマ度1~11にランク(Score)付けされていて、Score: 11=Devil「悪魔」ってことになっている。つまり悪意しかない、人間じゃないってことだけど、ざっと見た中では英国のタブロイド紙Daily Mail
http://www.jpquake.info/home/daily-mail-03-13
の3/15記事
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1366126/Japan-earthquake-tsunami-Chilling-echoes-Hiroshimas-destruction.html
がScore:11「悪魔」だった。「悪夢の再来」と称して、津波被害の写真を広島の原爆投下後の悲惨な写真と並べまくっているという「悪意丸出し」。Daily Mailはさすがタブロイド、「成績優秀」で、Score: 10(=Hysterical fear-mongering along with racial/cultural/political bias「ヒステリックで、わざと恐怖を煽っている。日本に対する文化的・政治的・日本人そのものへの偏見が混ざっている。」)が、
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1371793/Japan-nuclear-crisis-Fukushima-plant-entombed-concrete-radiation-leak.html
「福島を救う百年戦争~勇敢な労働者たちは一週間以内に死ぬという厳しい予言」で、「毎週一人ずつ死んでいる」と報じている。

この「恥の壁」サイト、もちろんタブロイドばかりでなく、BBC、AP、ロイター、CNN、三大ネット等世界の一流メディアを網羅している。どこもデマっているのだ。


さて東京オリンピックが決まったところで、マスゴミは今度は首相の「汚染水は完全にコントロールされている」発言等を攻撃しまくり、ってのが目下の状況だが、結局この「風評加害」で一番困るのは福島の漁業だ。操業水域に汚染が無くても、そんな数値に関係無く魚は売れなくなる。あ~、福島県どころか、茨城でこんな状態だにゃ。
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130919dde041040007000c.html
福島第1原発:汚染水問題 茨城産シラス、風評被害で受難 買いたたかれ3割安 毎日新聞 2013年09月19日 東京夕刊
 安倍晋三首相が東京電力福島第1原発を19日に視察した汚染水漏れ問題で、約70キロ南に離れた北茨城市のシラス干し加工業者が風評被害に苦しんでいる。主要出荷先の東京・築地市場で敬遠され、生産能力の4%程度しか出荷できず、取引価格も抑えられているためだ。広がる一方の汚染水問題に「東電は“間欠泉”のごとく問題を出してくる」「政府は風評被害の対策を」と悲鳴が上がる。【土江洋範】
 午前7時過ぎ、人影まばらな入札はわずか20分で終わってしまった。今年5月、同原発事故から約2年2カ月ぶりにシラス漁再開にこぎつけた同市・大津漁港。水揚げは事故前の約1割の約2トンにとどまる。燃料費がかさむことなどから漁師も出漁を控えているためだ。加工業者が落札したシラスでは、トラックの荷台が3分の1ほどしか埋まらない。
 事故前は、漁船が何度も沖と行き来し水揚げを繰り返していたので、入札開始時間はもっと遅かった。ある加工業者は「昔は11時から始まることもあったよ」とため息をつく。
 大津港水産加工業協同組合に加盟する加工業者によると、北茨城産シラス干しは築地市場では1キロ当たり600〜700円。同1000円以上の兵庫、徳島県産などより3割も安い。加盟業者の男性(47)は「『安くていいなら、買ってもいい』という反応。足元を見られている」と顔をしかめる。
 「茨城産は売れにくい。在庫がいっぱいだから出荷を見合わせてくれ」。一部の業者は6月中旬から7月にかけて、市場関係者に通告された。7月下旬に汚染水の海洋流出が発覚した際、出荷自粛を求められた業者もあるという。
 市内で唯一シラスが水揚げされる大津漁港の周辺では原発事故前、12業者がシラス干しを生産していた。全業者が稼働すれば1日25トンの生産能力があるが、現状は1日500キロ〜1トン。しかも全量を出荷できるわけでなく、残りは在庫として冷凍庫に積み上がっていく。シラス干し生産用の釜は、人件費や燃料費などで毎回20万円が消えていく。
 県水産試験場によると、大津漁港のシラスの抽出検査で、放射性セシウムはすべて「不検出」だ。にもかかわらず続く風評被害。杉本佳幸組合長(67)は、安倍首相の「汚染水はブロックされている」との発言に「何でそんな大風呂敷を広げたんだ」と怒りを覚えた。それよりも「政治家はどうやったら風評被害がなくなるか考えてほしい」と注文をつける。


というわけで「数値」なんか関係ない「風評加害」の猛威だけど、この記事何で最後が安倍首相への怒りになるのか、さっぱりわからん、日本語がメチャクチャだ。「風評被害」と「汚染水はブロックされている」発言はどういう関係があるのか?だってこれじゃ首相が「汚染水はブロックされてませんよ、ぜ~んぜんね、あはは」とか言った方が「風評被害」が減るってことになる。杉本組合長はホントにこの文脈でこう発言したのか?。非常に怪しい。

この悪文記事が唯一ギリギリ成り立つとすれば、首相発言と「風評被害」は関係ない、ってことだろう。「仮説」はこれ。

①杉本組合長は記者に「シラスが風評被害で売れない、政治家はどうやったら風評被害がなくなるか考えてほしい」と「真意」を語った。
②その後記者は「風評被害」と関係なく、杉本組合長に「ところで首相の汚染水発言、どう思いますか?」とか尋ねて、「何でそんな大風呂敷を広げたんだ」と言わせた。
③それを文脈無視で(つーか、いかにも首相発言が風評の原因であって、組合長は怒っているという「印象」を与えるように)前に持ってきた。

とにかく書かれた記事の日本語からは、新聞記者の知力低下がはなはだしいと言わざるを得ないにゃ。

(9/30追記)
コメント欄で仁さんが教えてくれましたが、この記事にはもう一つウソが含まれている。
首相の発言は正しくは「汚染水の影響は福島第1原発の港湾内0・3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」です。この「影響」のあるなしで大違いで、首相は「汚染水がブロック」されているとは言ってないのでした。本当にこの記事は終わってますな~。まさに記事が「風評加害」そのものだ。ということでScore:8 No fact checking; printing rumours as fact; sensational story more important than actual truth「プロなんだから事実確認ぐらいしろよ。根拠のない噂をそのまま発表するなよ。真実を報道するよりも、刺激的なストーリーに仕上げることに熱中しすぎた例。」に決定。

(9/30もう一つ追記)
何かこの「悪文記事」、どこかで見たことあるような気がしたのだけど、
緊急!時事通信「死者いないはうそ=福島大教授、原発事故の影響訴え」 は誤解を招くトンデモ記事
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-132.html
に似ているのだね~。新聞の文章って昔からこんな程度だったか~?激しく劣化していないだろうか?


ま、何が何でも「原発&首相が悪い」「汚染水ブロック発言攻撃」にしたがる新聞紙の浅ましさだけがよく伝わった。ちなみに信夫山ネコは安倍首相も自民も支持していないが、こんなデタラメ印象操作新聞記事にはもっと反対だ。知性のカケラもない。「政治家はどうやったら風評被害がなくなるか考える」?それは簡単デス。毎日新聞が廃刊になればインジャネ。「風評加害者」はこの人たちではないか。

以前にも書いたが、信夫山ネコは福島市信夫山の半径500メートル程度がナワバリのノラネコなので、せいぜい中通りまでがリアリティが持てる世界だ。浜の事まで気が回らない。そこで汚染水問題はイマイチ疎い(浜通りのみなさん、すみませんです)。しかしこの「アフター・オリンピック招致」のマスゴミによる「首相発言攻撃」の中に、信夫山にも関係ある、いやそれどころか広島、長崎にまで関係あるトンデモ記事を見つけたので、記録しておくのだにゃ。

「知識ないのに無責任」 首相の原発事故発言を専門家ら批判 福島民友ほか 9/13、14

 安倍晋三首相が東京五輪招致に当たり、東京電力福島第1原発事故による健康への影響について「今までも、現在も、将来も問題ないと約束する」と、ブエノスアイレスでの国際オリンピック委員会(IOC)総会で発言したことに対し、解明に取り組んでいる被ばく医療の専門家や、避難している県民から「知識もないのに無責任」と強い批判が出ている。

 「なぜそんな簡単に断言できるのか。私たちが信頼を得るのにどれだけ苦労しているのか、全然分かっていない」。福島県が全県民約205万人を対象に進めている「県民健康管理調査」の関係者は、いら立ちを隠せないように話した。
 1945年の広島・長崎の原爆による影響は、長年の研究の蓄積があり、被爆状況と病気の相関関係などが解明されている。それでも被爆者の子ども(被爆2世)への遺伝的影響など完全に分かっていないことも多く、68年たった今も放射線影響研究所(広島市、長崎市)など多くの専門機関が研究を続けている。
 原発事故は発生から2年半。原爆とは線量も違い、明確な影響が出た例はないとされるが、調査は福島県立医大に広島、長崎の専門家も加わり始まったばかり。
 甲状腺検査では18人が甲状腺がんと診断された。県立医大は「原発事故による影響ではない」との見方を示しているが、断定できているわけではない。
 健康調査には「人体実験」との批判も強く、県は不信感を取り除こうと、県民向けに説明会を開くなど試行錯誤を繰り返している。「五輪の開催はかまわない。でも現場を見もしないまま無責任な発言をするのはやめてほしい」。関係者の1人は話す。
チェルノブイリ原発事故後に現地で医療支援に携わった医師の菅谷昭・長野県松本市長も「テレビで見ていてびっくりした。被ばくの影響は未解明で、約束できる性質のものではない。世界に大きな誤解を招く。この発言で安倍首相に被ばくの知識がないことが露呈した」と話す。
 福島県富岡町から栃木県那須塩原市に避難している女性(57)は「知識がないのか、状況を理解していないのか。いくら五輪が来てほしくても、何の根拠もない発言で、首相として恥ずかしい」と非難した。高校2年生の次女(17)は福島県の甲状腺検査を受けたが、安心できず、自費で定期的に検査を受けている。「離れた東京では、きっとそんなこと分からないんだろう」と皮肉った。


というわけで遂に民友新聞にも放射脳記者か、と思ったが、この記事は通信社配信らしく(共同?時事?)、あちこちの新聞に出ていた。

福島民友
http://twitter.com/totolis2940/status/379005608579444736/photo/1
中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201309130216.html
河北新報
http://behind-the-days.at.webry.info/201309/article_5.html
北日本新聞
https://webun.jp/backnumber/20130913
(科学・環境のところ、見出しのみ)

他にもあるかもしれないね~。しかし何で民友はこんな記事を載せるのか?首相が専門家じゃないなんて当たり前で、それが何なのだろう。専門家の「県民健康管理調査」受けたって、「福島県の甲状腺検査を受けたが、安心できず」って言う人には、むしろ専門家じゃない方がいいのではないだろうか?というか仮に首相が専門家だったとしても、何ともしようがない。避難区域の人という点は気の毒だが、ここまで思い込ませてしまったのはマスゴミじゃなかろうか?

記事タイトルの「専門家」って、菅谷氏のことか?この人一人しか出てないね(県民健康管理調査の「関係者」っていったい何・・・?)。あ~そうそう、菅谷氏のデマッターぶりはコチラを参照してください。デマの専門家かもしれない。
原発事故10年後のベラルーシと、今の福島を「比較」する松本市長って、気は確かか?
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-77.html
朗報!福島の流産や中絶は増えていない 菅谷昭・松本市長は「水面下で中絶増」発言を謝罪していた
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-93.html
菅谷昭・松本市長は1/29国立市他 あちこちで「福島で中絶増加」と発言 もう公式謝罪が「公人」としての最低の務めだ(追記多数あり)
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-94.html
えっ 松本市の菅谷昭市長は福島をdisって講演料800万円稼いだ?フザケルにゃ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-134.html

菅谷氏=専門家、避難している県民の強い批判・・・って、何かデジャブ感いっぱいの記事だが、一番ひどいのは「1945年の広島・長崎の原爆による影響は、長年の研究の蓄積があり、被爆状況と病気の相関関係などが解明されている。それでも被爆者の子ども(被爆2世)への遺伝的影響など完全に分かっていないことも多く~」のくだりだ。これは「完全にわかっていない」ではなく、「無いことが大体わかってきた」だ。またしても出た「遺伝影響脅し」である。これを書いた記者は、子孫への影響がいつになったら「完全に」わかると言うのか?「ゼロじゃなきゃ嫌」?そんな時は絶対に、永久に来ない。「クロワッサン11年7月10日号」によれば数万年後に影響するかもしれない、だったが、一応謝罪した。ちなみに二万数千年前にはネアンデルタール人がまだ生きていた。そういうレベルの話だ。第一この記事書いた記者自身だって被ばくゼロじゃない。親や先祖が被ばくゼロだったわけもない。同じじゃないか。記者さんよ、あんたの子孫への遺伝的影響も「完全には分かっていない」よ。

一体何でそんなに福島の人、だけじゃなく広島、長崎の人まで不安を煽って脅したいのか?末代まで「呪う」つもりか?要するにこれを書いた記者にとっては、「反原発教」のためにはオレラが不安でなくてはならないってわけかね?それぐらいしか理由が見つからんよ。そうそう、「県民健康管理調査」の目的から「不安の解消」を削除させて喜んでいたのは、マスゴミと「市民」だった。

この記事はオリンピック招致に始まり、福島から広島・長崎の惨禍を引き合いに出している・・・あれっどこかで見たような・・・Daily Mailの記事「悪夢の再来」と同じじゃないか。

というわけでこの記事はScore:11=Devil「悪魔」と決定しました。
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出た!毎日新聞日野記者のデマ記事に 早野龍五先生もプンプン丸だにゃ

9月だけど、何だか「ゲリラ豪雨」みたいなやつ、終わらないね~。この前は福島・宮城県境(国見SA)ですんごい雨に遭遇した。前が見えないよ~、暗くなってみんなライト点灯。でも福島盆地まで帰ってきたらカンカン照り、暑い~。どうなってるんだ~。

さてさて、やっぱり出ましたにゃ~!毎日新聞名物「反福島記者」日野クンのデマ記事!
http://mainichi.jp/opinion/news/20130905k0000m070160000c.html
記者の目:骨抜きの原発被災者「支援法」=日野行介 毎日新聞 2013年09月05日 00時46分

 東京電力福島第1原発事故による被災者支援を掲げる「子ども・被災者生活支援法」の基本方針取りまとめを担当していた復興庁参事官(当時)による暴言ツイッター問題をきっかけに、支援法の骨抜きを進める政府の「真意」を報じてきた。取材の過程で、政府の無責任ぶりと不透明な政策決定過程が明らかになり、不信感は増すばかりだ。

 支援法は原発事故による被災者支援のあり方を定めた理念法だ。昨年6月、超党派の議員立法で提案され全会一致で可決、成立した。放射性物質は自治体の境界を超えて拡散する。健康への影響の評価が定まらない現状では、被災者一人一人の意思を尊重した支援が求められる。このため、支援法は国の避難指示基準(年間累積線量20ミリシーベルト超)には達していないものの、放射線量が一定基準以上の地域を「支援対象地域」とし、国が住宅や医療面で被災者を支援すると規定した。支援対象地域での▽居住▽避難▽避難からの帰還−−のいずれについても、個人の選択を尊重するとした点に大きな特徴がある。

 ◇法の理念離れた対象地域決定

 だが、成立1年2カ月後の先月30日に復興庁が公表した基本方針案は、本末転倒と言うほかないものだった。放射線量の一定基準を定めないまま、福島県内33市町村を支援対象地域としたからだ。根本匠復興相は線量による画一的な線引きは「地域を分断する」としたが、「地域」ではなく「被災者」を支援するという法の理念とかけ離れている。

 もともと、支援法に基づく施策の推進を求める国会議員や市民団体は、法令などが定める一般人の線量限度(年間累積線量1ミリシーベルト)を支援対象地域の基準とするよう求めてきた。だが、復興庁は当初から1ミリシーベルトを基準にするつもりはなかったようだ。福島県外への対象拡大や財政支出増大などを懸念したと見られる。一方で1ミリシーベルトと20ミリシーベルト以外に基準となり得る数値がないため、基本方針案策定の先送りを続けたのが実態だ。

 基本方針案と同時に、約120の施策も発表されたが、ここからも骨抜きの意図が透けて見える。8割程度は各省庁が実施する既存施策で、県外避難者向けと見られる新施策は2、3だけ。昨年12月に新規受け付けが打ち切られ、復活を求める声が強かった県外避難者のための家賃補助も、「避難者の帰還が進んでいる」との理由で盛り込まれなかった。支援法にうたわれた「個人の選択の尊重」を無視して、福島への帰還促進を打ち出しただけと言わざるを得ない。

 ◇福島帰還ありき、検討の順序が逆
不透明なプロセスも問題だ。基準線量を定めなかった点について、復興相は「関係省庁との議論を踏まえた」と説明するが、議論はすべて密室で行われた。例えば復興庁元参事官は3月8日に「懸案が一つ解決。白黒つけずに曖昧なままにしておくことに関係者が同意」とツイートした。関係省庁の幹部が秘密裏に集まり、線量基準を含めた放射線対策の検討過程を、7月の参院選後まで表に出さないよう話し合っていたという。元参事官による書き込みがなければ、この「密議」自体が明らかにならなかったはずだ。

 原子力規制委員会は先月28日、避難者の帰還を促すための検討チームを設置した。空間線量の推計値に比べ、数値が低く出やすい個人線量計のデータを集めて避難者を安心させると共に、線量に基づかない支援対象地域指定の「科学的根拠」を後付けで示す狙いがある。だが、意図的に低くなるよう集められたデータは信用されるだろうか。そもそも、初めに帰還ありきでは検討の順序が明らかに逆だ。

 支援法は、施策に被災者の意見を反映し、プロセスを透明化するよう規定している。復興相は「職員が市民団体の集会で意見を聞いた」というが、元参事官は集会の参加者を「左翼のクソども」とツイッターで中傷していた。今さら「集会で意見を聞いた」と言われても説得力がない。実際、団体側からは「望んだものとかけ離れている」と憤る声が相次いでいる。1年2カ月も待たせた揚げ句、密室での協議を経て基本方針案を公表したところで、広い理解が得られるはずもない。

 支援法の付則は線量調査の結果に沿って毎年対象区域を見直すよう規定している。線量ごとの人口、財政支出の見込みなど、幅広いデータを示し、プロセスを透明化したうえで基本方針を決めるべきだ。国民が被災者支援の内容について議論を尽くせるよう、国は情報開示に努めなければならない。(東京社会部)


というわけで、いつものように「市民団体」の代弁に励み、「福島からの避難=正義」とする日野ちゃんらしいバカげた記事だが、個人の政治志向、美意識等は仕方ないとして、決定的デマは、「空間線量の推計値に比べ、数値が低く出やすい個人線量計のデータを集めて」というクダリだ。

個人線量計、つまり「ガラスバッヂ」等(後で引用する早野先生のツイートに出てくるが、一時間毎に線量が見られる電子式個人線量計もある)だが、これは「数値が低く出やすい」ではない。事実として空間線量累積より、個人の被曝量累積の方がずっと少ないのである。これはこのブログに集う福島で生活する人ならば、実感としてわかると思う。その理由は、人間は屋内にいる時間が結構長かったり、モニタリング地点の空間線量よりもっと低い地点にいる時間が長かったりするためだろう。それが現実の「生活」ってものだ。福島で生活もせず、福島に生きる人の気持ちなんかわかりもせず、心の底では絶対安全だと思っている東京のオフィスで無責任な「福島潰し」原稿を「正義」として書いているヤツの顔が浮かぶよ、醜い顔だにゃ。

日野記者は自分の政治的意図や「好み」のために、ウソ・デタラメを書くのはもうやめるべきだ。こういう「行為」が、どれだけ我々「福島で生活する者」を精神的に苦しめているか、そろそろ理解してもいいんじゃね?毎日新聞は潰れかける前には「三大紙」だったんだから少しは誇りを持てよ、煽り記事で「市民」に媚びて買ってもらうんじゃなくてさ。

このクズ記事の、あまりのデタラメぶりに鋭く反応したのが、早野龍五先生だ。

(毎日新聞の日野記者は,またとんでもない記事を)http://t.co/fdV4GjAvpS 「空間線量の推計値に比べ、数値が低く出やすい個人線量計のデータを集めて避難者を安心させると共に…」個人線量が空間線量推計より十分に低いデータは多数あり,自治体担当者も知る人が多い..
hayano 2013-09-05 17:59:43

↓2011年5月から丸一年,福島のTUFテレビ社員34人(多くの外勤を含む)が記録し続けた個人線量.バックグラウンド含めて平均で1.3mSv/年.この間,福島市のモニタリングポストの積分値は約9mSvに達した.http://t.co/F5f2Ca6skM
hayano 2013-09-05 18:07:05


そのTUFの「やぁど」さんこそは、かなり早い段階(確か2011年)で「空間線量累積」より「個人線量累積」がずっと低いということに気づいて、発信していた人だ。「やぁど」さんのツイートは・・・

大森真 ‏@yard_1957 23時間
(斗ヶ沢 @hidetoga さんには悪いが、日野記者のhttp://mainichi.jp/opinion/news/20130905k0000m070160000c2.html …特に2段落目は、ネット上に氾濫する「デマ」にも匹敵する酷さだと思う.デスクなり編集長なりに注意喚起するレベル)

大森真 ‏@yard_1957 22時間
(おそらく彼には「その報道を見た福島県の人がどれだけ傷つくか」とか「それによるストレスでどれだけ健康を害し、場合によっては生命にかかわるか」とかの意識は全くないのだろう.僕はこれは人権の侵害にすらあたる問題だと思うし、「責任取れるのか」と聞きたい)



まさに御意でありますにゃ~。それで斗ヶ沢さんが反応してくれた。

斗ヶ沢秀俊 ‏@hidetoga 14時間
私もその部分はおかしいと思い、日野記者にメールで意見を伝えておきました。RT @yard_1957 日野記者のhttp://mainichi.jp/opinion/news/20130905k0000m070160000c2.html … 特に2段落目は、ネット上に氾濫する「デマ」にも匹敵する酷さだと思う



このクズ記事、早野さんのツイート等を、さっそくパセリさんが「まとめ」た。
個人線量とモニタリングポストからの推計の違い
http://togetter.com/li/559602

早野さんのツイート「時間毎の記録が取れる電子式線量計」について

ryugo hayano ‏@hayano 9月5日
大変に強力.住民の方々と一緒に線量計データを眺め,対話するのがキモ.「え,10時間農地にいてもこの数値?」とか. @kaztsuda: 時間毎の記録が取れる電子式線量計で生活環境の中で高い場所を探すというアイデア、2年前に言ってたことがようやく日の目を見てうれしい

ryugo hayano ‏@hayano 9月5日
↓ 一対一で話すより,個人線量計の一時間ごとのデータ見ながら,地域の方々とワイワイやるほうが良い.「ずっと農地にいてもこのくらい?」「俺は大熊行ってから,その日は高い.納得」とか.20km圏内に戻った方でも1年推計で1mSvを超えない方が多くおられます.

ryugo hayano ‏@hayano 9月5日
↓(現時点では,線量計を装着しておられる方が少ないので,データを出すと個人が特定されます.もう少しデータが増えたら,何らかの形で公開.)

ryugo hayano ‏@hayano 9月5日
なのに朝日は「政府、被曝量の自己管理を提案」 http://bit.ly/1ei3YLB とミスリードする記事を書いた.@kaztsuda: ガラスバッジと比べた利点は…「行政から管理されている」という不信感を払拭できることが一番かなぁ


どうやら早野先生の計画をアサヒが妨害したようだね~、ついでにこのアサヒ記事も貼っておこう。
http://www.asahi.com/politics/update/0629/TKY201306280625.html
政府、被曝量の自己管理を提案
【青木美希】政府が福島県田村市の除染作業完了後に開いた住民説明会で、空気中の放射線量を毎時0・23マイクロシーベルト(年1ミリシーベルト)以下にする目標を達成できなくても、一人ひとりが線量計を身につけ、実際に浴びる「個人線量」が年1ミリを超えないように自己管理しながら自宅で暮らす提案をしていたことが分かった。

「その気なら増産してもらう」
 田村市都路(みやこじ)地区は避難指示解除準備区域に指定され、自宅に住めない。政府が計画した除染作業は一通り終わったが、住宅地は平均毎時0・32~0・54マイクロにとどまり、大半の地点で目標に届かなかった。政府は今月23日に住民説明会を一部非公開で開いた。

 朝日新聞が入手した録音記録によると、住民から「目標値まで国が除染すると言っていた」として再除染の要望が相次いだが、政府側は現時点で再除染に応じず、目標値について「1日外に8時間いた場合に年1ミリを超えないという前提で算出され、個人差がある」と説明。「0・23マイクロと、実際に個人が生活して浴びる線量は結びつけるべきではない」としたうえで「新型の優れた線量計を希望者に渡すので自分で確認してほしい」と述べ、今夏のお盆前にも自宅で生活できるようにすると伝えた。

 説明会を主催した復興庁の責任者の秀田智彦統括官付参事官は取材に「無尽蔵に予算があれば納得してもらうまで除染できるが、とてもやりきれない。希望者には線量計で一人ひとり判断してもらうという提案が(政府側から)あった」と述べた。除染で線量を下げて住民が帰る環境を整える従来の方針から、目標に届かなくても自宅へ帰り被曝(ひばく)線量を自己管理して暮らすことを促す方向へ、政策転換が進む可能性がある。

 環境省は取材に対して説明会での同省の発言を否定した。録音記録があり、多くの住民も証言していると伝えたが、明確な回答はなかった。



この「提案」のどこが悪いのか?アサヒは、実際の個人の被曝量が低くても、空間線量が年1ミリになるまで除染しなければ帰還させるな、と言いたいらしい。まるでタケダ師と同じ・・・って言うか、要するに何が何でも「避難のまま」にさせたい、そのために邪魔になる「個人線量計」が攻撃目標ってわけだ。ヒノ記事と同じだね。それにしても早野先生がアサヒと毎日にプンプン丸ってことは、世界的物理学者が信夫山ネコと同じだね~、うれしいにゃ~。

またこちらは「震災直後より初の東北・福島県に赴任」という「しげさん」のツイートをglasscatfishさんがまとめた、
福島での個人積算線量は意外に低い(空間線量からの予測値との比較)
http://togetter.com/li/559216
@shigesan_moe さんがツイートしておられた個人の積算線量の数値(1年間で1mSvにも届かない)とフォロワーの方とのやり取りをまとめました。安斎先生が紹介しておられた例でも、個人の積算線量は自然放射能を含んで 1.3mSv/年程度、モニタリングポストの7分の1程度の値だそうです。

それから「空間線量」と「個人線量計」の問題はこちら、clear_wtさんの「まとめ」がいいです。
環境におけるガラスバッジや個人線量計による測定値の妥当性~サーベイメータとの比較
http://togetter.com/li/468355

ヒノ記事の問題の個所の後には「避難者を安心させる」が悪いことのように書かれている。前回エントリーでも書いたが、という事は「避難者を不安にさせる」=良いこと、だ。まさしくこれがコイツらの「願望」だ。また「意図的に低くなるよう集められたデータ」とあるが、これも悪質なデマだ。「個人線量計データは、「意図的」ではなく「事実として低いデータ」である。郡山の順一さんが戦った上杉隆のデマ報道「モニタリングポスト周辺を水洗いして集めたデータ」とそっくりなのに呆れるね~。また「初めに帰還ありきでは検討の順序が明らかに逆だ」とあるが、それじゃオマエらの「初めに避難ありき」は正しいのか?

バカも安見安見言え。

ま、日野記者のこれまでの「福島デマ攻撃」はここにまとめてあるから見てね~。
ついに福島県立医大が毎日新聞(日野行介記者)に抗議!!!注目にゃ  (4/28重要追記あり)
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-138.html


あ~、「福島のエートス」安東さんのツイートが、痛いとこ突いてるよ。

毎日新聞東京社会部の日野行介さんは、空間線量に基づく一律線量基準による線引きが、どれほど不合理で、被災地にどれほどの悪影響をもたらしているか、きちんと取材されてみたらどうかな。.
ando_ryoko 2013-09-05 17:33:59

線引きは、生活を内面から分断し、損なうもの。当事者が様々な思いを抱くのは当然だけれど、遠地にいて影響をうけない人間が、線引きに関して、思慮のない見解をばらまくのは、私は、絶対に許せない。.
ando_ryoko 2013-09-05 17:49:18



遠くの安全地帯から「高め目線」。普通の福島人が生活する「現場」には近づかない。「市民団体」じゃない普通の福島人との付き合いがないんだろう。どうしてマスゴミはこうなのか?考えてみれば原発事故直後、「現場」に近づかずに「政府・東電」の発表をそのまま「記事」にしていたのと同じじゃないか。それが今は「市民団体」等の発表に代わっただけだ。「市民団体」と癒着して「講演会」やってる記者に、「きちんと取材」はムリだ。

明日「東京オリンピック」がどうなるか知ったこっちゃないが、そもそも日本のマスゴミが「福島は汚染水で壊滅している」「福島はダメなんだ」と煽ったお蔭で、海外メディアが大騒ぎして「風前の灯」という説もあるね。しかし現実は、

http://www.minyu-net.com/news/news/0904/news4.html
セシウムなど検出せず 本県沖の試験操業海域

 東京電力福島第1原発の汚染水問題を受け、県は3日、本県沖での試験操業の海域となる6地点で8月に採取した海水の放射性物質検査結果を発表、放射性セシウムとトリチウムは全地点から検出されなかった。
 ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質は1リットル当たり0.02~0.03ベクレル検出されたが、県は「原発事故前の検出値と比べても同程度」(放射線監視室)との見解を示した。
 海水に含まれる放射性物質濃度の監視を強める一環で、従来のセシウム以外にトリチウムと、ベータ線を出す放射性物質を検査対象に追加。対策強化後に結果が示されるのは初めて。
 調査した6地点は、新地町釣師沖1.5キロ、相馬市磯部沖0.8キロ、南相馬市鹿島沖0.6キロ、いわき市四倉沖、江名沖、勿来沖各0.5キロ。8月2、6の両日、地点ごとに表層と水深7メートルから海水を採取した。(2013年9月4日 福島民友ニュース)


ってことだけどね~。こんなの結局は「希釈して海に流す」しかないんじゃネ~?

外国から見たら「フクシマ」も「トウキョウ」も「ニッポン」も同じだ。「フクシマ」忌避=「トウキョウ・ニッポン」忌避、早い話が山本太郎の「被曝するからフクシマで駅伝やるな」=「被曝するからトウキョウでオリンピックやるな」ってことだ。もしオリンピック「落選」なら、自国マスゴミが煽った最大の自爆「風評被害」ってことになるのか?

某国のオリンピックに当てた「ネガキャン」もすごいね~。福島以外の日本の皆さん、これが「風評加害」ですよ~。「ゼロベクレルじゃなきゃイヤ」病のコワさですよ~(どうして1964年の東京オリンピックは米中ソの核実験による汚染ピークの中でやったんですけど、って言わないのかね~?)。皆さんは初体験でしょうが、福島では毎日これにヤラれています、ず~っとです。この某国が「放射脳」や「反原発」、毎日の日野、アサヒの本田記者、「市民団体」等に当たると考えると、とても理解しやすいと思います。これで福島人の気持ち、少しは伝わったかしらん?

一応「ガンガレ東京」と書いておくか、同じ風評被害者、精神的被害者として。福島にとっては喫緊の課題じゃないけど。「当選」ならもちろん、聖火ランナーは7年後の国道6号線にその雄姿を見せることだろう。
プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 原発事故以後ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れてます。ネコはどこにも逃げられないから、もうノイローゼ気味。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民は「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしています。(←最近は嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきた感じだにゃ。)
 しかしね~、この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段にされてはたまらんです。もし根拠がない数字や説の拡散によって、旅館の経営者が自殺するとかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ~?!今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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