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投票前日にお伝えします 「あの日からずっと福島・渡利で子育てしています」(佐藤秀樹著)は フクシマじゃなくて福島に住む人の本音だよ

明日は参議院選挙。前回エントリーの木村発言、さらには山本太郎の福島についてのデマ連発

デマッターとしても著名な山本太郎さんが、ついに選挙演説でもデマをまきちらし始めた
http://matome.naver.jp/odai/2137395623585939401

そしておなじみパセリさんの「まとめ」だにゃ
あんまり間違った情報を広めないでほしい http://togetter.com/li/536282
選挙って情報拡散力が半端ないから、もうちょっと慎重にデータそろえてください。


(追記7/21)
イエロー太に呼ばれて山本太郎の応援?に来たバンダジェフスキー尊師、あまりの無知ぶりをさらけ出し、早野先生も呆れ果てた。
ryugo hayano ‏@hayano 12時間
(やっぱり)日本外国特派員協会 7/19 バンダジェフスキー氏 記者会見 http://bit.ly/1azhwiV 福島では内部被ばく検査も食品検査も行われていないという意味のことを繰り返している.35分 39分 54分 55分あたり.(彼の取り巻きの問題が大きいのか)


わはは、アンタは「市民放射能測定所」まで否定したか(福島県内9か所あります・・・涙目)、また内ゲバかにゃ。バンダ師って英語だめなのに外国人記者クラブでの会見だったとか。
ryugo hayano ‏@hayano 11時間
英語も不自由.日本語はゼロ.取り巻きなしにどうやって福島の情報を得る? @mo0210: @hayano 取り巻きの問題もあるでしょうけれど、バンダジェフスキー氏ご自身の情報収集・解析能力により大きな問題があるのでは?

野尻美保子(猫化版) ‏@Mihoko_Nojiri 11時間
そりゃとりもつ人がいるんでしょう。RT @hachimen: @Mihoko_Nojiri 外国特派員協会に呼ばれるのが不思議です。病理学者としての能力はほぼ皆無の人ですから。私も他人のことを言えないかもしれないけど、あれで「博士」はまずいと思いますヨ。
 

「とりまき」=イエロー太かにゃ。 parasite2006 さんの「まとめ」もできたね~。
日本外国特派員協会 7/19 バンダジェフスキー氏 記者会見をめぐって
http://togetter.com/li/536772
(追記オワリ)

とにかく旧ソ連製ポンコツ兵器まで使って、「反原発」の福島デマ攻撃が過激化しているにゃ。当選のためにはデマで福島を不幸なことにするという、言語道断の人権侵害だが、ついに郡山の「安積咲」さんがgoo news にコラムを書いたのだにゃ。昨日(7/19)のtweetbuzzランキング5位だから大したもんだ。ここにはマスゴミが大好きな「自主避難者」でも「市民団体」でもない、本当に福島に住む人のホンネが出ている。抜粋しておくにゃ。

http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/politics/gooeditor-20130719-02.html
たえず泣き暮らしていたわけではない 候補たちは福島の2年半を見ているか (安積咲)<参院選・特別コラム>
gooニュース2013年7月19日(金)10:00

○ 私たちの「大丈夫」を受け取って
 福島を伝える報道は、自分たちの目に映る光景からどんどんかけ離れ、センセーショナルな情報ばかりが広がり、悲劇的な叫びばかりが取り上げられました。
 健康被害よりも福島に住む人の心を傷つけたのは、そういった不確定な情報による人々の態度の変化であり、自分たちの生まれた、住んでいる場所を、好き勝手に作り話の材料にされる、そんな世界の変化だったのではないでしょうか。

○2年半たえず泣き暮らしてきたわけではない
 被災地を忘れないで欲しいけれど、被災として福島を話題にされる時、必ずと言っていいほど、それは原発問題の話題になってしまう。そこでまた、2年前と同じ根も葉もない噂が繰り返される。福島県の人間は、たえず放射能汚染に怯え、泣き暮らしてるかのように語られる。その違和感がこの選挙活動期に、より顕著になってしまう。今回の参院選においては、県内で先天性障害児が生まれているという確証のない噂話を演説で語った候補者までいました。

○候補者は福島の「2年半」を見ているのか
 震災以後、私が生まれ育った「福島」は突然「フクシマ」に書き換えられ、語られ始めました。それは先にも書いたように、原子力発電所の事故だけに注目された、私が知らない「フクシマ」でした。
 そんな「フクシマ」の情報ばかりが溢れていた頃、一番自分を支えた言葉は「福島はいいところですよね、大好きです!」というそれだけの言葉でした。自分は「福島」が好きだったのか、と再認識させてもらえた一言でもありました。
 福島に生まれ育った自分が、その血脈を形作った「福島」を「フクシマ」に捻じ曲げられ、作り替えられてゆくような錯覚に陥る中で、福島が好きだと言ってもらえたことは、ズタズタになりかけた私の誇りを思い出させてくれたのだと思います。
 必要なのは、復興のための課題が山積しているからこそ、今の福島を見て、共に歩んで行ける仲間です。一方的に情けをかける相手ではなく、力を合わせ、時にはぶつかってでも、これからの「福島」を作り上げていける、そんな関係性です。もちろん、福島に住む人間が全て完璧な訳ではなく、間違いも選択するかもしれない。そんな時に、指摘を厭わず、対等に接していけるような。
 悲劇の地「フクシマ」でも、過度に美化された聖者の地でもなく、瑕や問題を抱えた現実の「福島」を支えて、そして何より、愛を持って接してくれる存在です。
 もしも福島を想い、その政に携わる誰かを選ぼうという時に、そんな望みを抱く県民が一人でもいることを、思い出してもらえたらと願うばかりです。


にゃはは、福島ではみんな「フクシマ」って嫌いなんだよ~、全国のみなさんわかってくれにゃ~。アサヒ新聞のホンダや毎日新聞の日野なんかにダマされないでね~。奴らの書く「福島の人」は「自主避難者」&「市民団体」=「フクシマの人」ばっかりだからね~。

さて最近、もう一つ福島に住む人のホンネ「発信」があった。ちょっと前にここのコメ欄で話題になった、

「あの日からずっと、福島・渡利で子育てしています」佐藤秀樹著 
かもがわ出版(6/25 第一刷発行)
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/a/0630.html

福島市渡利に住み続ける、佐藤秀樹さん&晃子さん夫妻が書いた本だにゃ。67年、71年生まれの二人の間には高校生、中学生の男の子と、4歳の女の子がいる。

「福島市渡利」って言うと、あの中核派との関係も疑われる中手聖一氏が大騒ぎした「子どもを放射能から守るネットワーク福島(略称「こども福島」)」発祥の地。福島市の中でも放射線量が比較的高く、グリーンピースやアエラ、報道ステーションなんかが来てワーワーやりまくって、「フクシマ」にしようと企てた場所だ。だからこの本の題名を見て「またあの種の人か」と思うかもしれないが、全然違います。出版社は多分リベラル~左派的だが、この本には福島で暮らす人の今の、フツーの感覚が溢れている。渡利だって圧倒的多数はフツーの人で、声がデカいマスゴミ好みの圧倒的少数「市民」が騒がれただけだ。ちょっと中身を書いておくにゃ。

●私たちは応援されているのか、非難されているのか?
震災以来、たくさんの取材を受けた。新聞でもテレビでも、私は「泣いている人」だった。一時間以上受けたテレビインタビューは、たった数秒、声を詰まらせた部分だけが放映された。最初から報道したい「形」があって、それに合う人を紹介してほしいという依頼もされた。私のまわりでも、自治体や国への不信感と同じくらい、マスコミに対する懐疑心が強くなっている。(p46)

原発事故以来、福島で子育てする者たちを追い詰める「情報」が、次から次へと流れた。現在も、実際には起きてないことが、「福島の実態」として流布されている。「小学校のプールが再開されたが、子どもたちの鼻血で水が真っ赤になっている」「生理が始まった幼稚園児、急増中」「ある産科では、2人に1人が何らかの障がいを持って生まれている」-実際に福島で生活していると身近には起きていないことが、「福島の実態」としてツイッターなどを通して流れ、それが「原発いらない」の運動につながっていたりして、福島で子育てしている私たちは応援されているのか、それとも非難されているのか、わからなくなることもある。そういう混乱の中で時間が過ぎ、「脱原発」や「原発なくせ」の運動にアレルギーを持ってしまう親たちがすくなからずいる。外から自分たちが知るものと異なる「福島の実態」を突き付けられ「福島の親は無知だ」「『助けて!』って言いなさい」的な運動は、もう嫌なのだ。(p47)

●折れそうになる心、保護者のストレス
その方(ネコ注:福島市長が米沢に逃げたというデマを信じたアノ関西の教授。渡利の神社の土を持って帰り、15万ベクレルを超えるセシウムがあったと公表、渡利地域の除染については効果が少ないと強調した)だけではありませんが、少なくない学者(研究家 専門家など)が事実はどうあれ、「行政のいう事は信じてはいけない」ことなどを強調した調査研究結果を発表するたびに、福島で子育てする人たちの心が折れそうになります。「福島は避難しなければいけないんだ」とテレビ、新聞、雑誌、インターネットなどで私たちは言われ続けてきました(現在進行形かもしれない)。もちろん私たちにも子どもたちの将来について不安がないわけではありません。でも「そんなところで子育てしていいのか」「親としての責任を果たしているのか」と問われると苦しさや様々な思いが私たち保護者にこみあげます。
私はあらゆる専門家がそれぞれの立場で発言したり研究したりして、その成果を発表することに何ら異議を唱える者ではありません。しかし現に私たちは福島で子どもを育て、子どもと一緒に毎日生活をしています。不安がありながらもがんばっている保護者の気持ちを逆なでするような発言は、私としては受け入れることはできず、嫌悪感さえ覚えるものです。(p76~77)

●特定避難勧奨地点の説明会の違和感
「特定避難勧奨地点の説明会」での会場の雰囲気は異質なものだと思います。渡利住民に対する、渡利の地域の説明会なのに「県外」の人まで来て、言葉は悪いですが「騒いで」いたわけですから・・・

似たようなことが、子どもたちの甲状腺検査の説明会でもあったそうです。福島市で2012年11月に開かれた説明会には、私の妻が出席しました。妻は子どもたちの福島県が行った甲状腺検査に同行しており、そのときの検査をしたドクターのていねいな説明や態度に一定の安心感を得ていました・・・妻の話によると、質問の時間は説明会の主旨とはまったく違うものが主流だったそうです。しかも気になるのは、そうした発言の中には「郡山市の説明会にも参加したが・・・」と前置きする人もいたとのことや、祖父母かもしれませんが、明らかに保護者ではない方も参加していたようです。福島市で開かれた説明会は、対象が明記されていませんが福島市および県北地方の保護者に対する説明であったはずです。もちろん県民ならだれでも参加してよい説明会だったと私も認識しておりますが、自らの意見を主張するためにそうした説明会を結果として利用する人たちがいることも、私は残念に思います。(p90~92)

●渡利に住み、子育てしている者との認識・感覚の違い
一時期(現在でも)、「福島の子どもたちはたいへんだ」ということが強調されて、「だから原発はなくさなければいけない」のような単純な論調がありました。単純な論調だけに、スローガンとしてはわかりやすかったかもしれません。でも「福島のこどもたち」の現状認識が、渡利で子育てしているものの感覚とは違っているのではないかと思います。端的な例では「福島の子どもたちが今、放射能による直接的な健康被害が出ているかどうか」という認識です。私も「原発に反対する団体」(あえてこのように書きますが)の方々とも数は少ないですが、お話する機会はありました。その中で「鼻血を出す子どもが急増しているのではないか」などの子どもの健康状況に関する質問がありました。「こどもの鼻血は、ある程度は出るもので、原発事故後急増したという調査結果もないし、実感もない」と回答すると、どうも話がかみ合わなくなるというか、相手は納得しないという感じを受けました。(p140~141)


以上はほんの一部の抜粋だが、かなりの部分、信夫山ネコは自分の感覚と一致した。そして佐藤さんはこんなことも書いている。

●事実を積み上げてこそ福島から「原発なくせ」の声が広がる・・・と思う
事実とは違うのかもしれませんし、「認識不足」というお叱りを受けることを承知で言えば、「原発なくせ」という運動のためには、「福島のこどもたちには何らかの直接的な放射能の影響が出ていなければならない」というような雰囲気はなかったのだろうか?という疑問を持っています。実際に福島県内の方でも、「子どもたちはたいへんだ」ということだけを強調した話を、全国のいろいろなところでしているという情報がホームページやブログの中からも読み取れます。
それはそういう話をしている人が「悪い」と言っているわけではありません。福島で子育てしている私たちが、「自分たちは、こんな想いで福島で暮らしているんだ」という声をもっと上げなければいけなかったのではないか、という自戒の想いの方がとても強いのです。事実ではない福島の子どもの「実態」があたかも真実のように流されていますが、それは流している方の問題ではなく、リアルな福島の子どもたちの様子を全国の人にも、政府にも東電にも伝えきれていない「私」のほうに問題があるのではないか、伝える責任が原発事故の被害者である私たちにあるのではないかな、という感覚的なものです。そうした仕事を人に押し付けるわけにはいかないので、この本を書いていると言っても過言ではありません。(p141~142)



そう、福島に住む人が発信する時なのだにゃ。黙っていてはやられる、「フクシマ」にされる。声をあげよう。

日本のみなさん、もし明日、それからその後も福島のことを思い浮かべるなんてことがあるなら、マスゴミ、「無料ジャーナリスト」、「市民団体」、「反原発」なんぞが声高に言う「フクシマ」は存在しませんので、くれぐれも間違いなく「福島」を思ってくださいにゃ。山本太郎が福島の人の手が届かない「東京選挙区」で立候補し、福島をデマ攻撃して得票しようということこそ、福島の人が嫌悪する、外からの「フクシマ押しつけ」そのものなのです。


明日(7/21)岩瀬書店で佐藤さんの「講演会&サイン会」ありますよ~。
http://www.iwasebooks.co.jp/jon423na4-43/#_43
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参院選「福島で奇形」と叫ぶ「木村ゆういち」候補は 福島からの自主避難者 (追記いろいろあり)

木村候補「福島に被曝で奇形ガー」発言
数日前から炎上しているのが、参議院選挙「緑の党」公認「木村ゆういち」(比例区)候補の、福岡九電前街頭演説(7/4第一声)だにゃ。

http://twitter.com/umediary/status/355570599411712000
http://www.youtube.com/watch?v=TId2blLTL3c&feature=youtu.be&t=9m
6分45秒~「福島原発の事故被害者として、どんだけ悲惨な思いにするか、原発一つで人生も、そして土地も、故郷も、すべてがメチャクチャにされるんです。これだけは事実、皆さんわかってください。」
8分35秒~「どんだけ福島が大変か、今日も福島の、南相馬の人とお話しをしました。アタマが二つある子生まれてますよ。あとは無脳症の子どもも生まれてます。これは完全にチェルノブイリの再来なんですね。これを言うべきか言わないべきか、今日も首相官邸前で議論させていただきましたが、やっぱり言っていこうよと。ただいろんな問題があるということで、日本ではね、テレビでもニュースでも死体の写真をあげるということをしないので、中々表には出にくいのですが、南相馬の方から言ってもいいと言われたので、言います。表には出にくいですが、ア・タ・マが2つある子が産まれているんです。今、福島で。そして西郷村という所では、昨年夏以降から、奇形の子が産まれています。どうですか皆さん、これが、テレビでやらない真実。これを言う為に、僕は立候補したんです」


まったくスンゴイ立候補理由だが、木村候補の主張は

福島原発事故の被曝影響で
①南相馬では頭が二つある子どもが生まれた。無脳症の子どもも生まれた。
②西郷村では、昨年夏以後から奇形の子が生まれている。

ということだ。「被曝影響」と言葉では直接は言っていないが、前後の文脈、さらには原発廃止を訴えているこの演説全体の主旨からそう判断できる。しかしこの①②が原発事故の影響だとどうして言えるのか?その論拠はどこにもない。従ってこれは「福島の危険を煽るデマである」と言われても仕方がないだろう。

「頭が二つある子ども」「無脳症の子ども」は被曝が無ければ出ないのか?そんなことは無い。例えば
http://anima.x51.org/x/parasitictwins/parasitic_twins_overview.php
http://omoroid.blog103.fc2.com/blog-entry-527.html

また「頭が二つ」=「結合双生児」のひとつだとしたら、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90%E5%90%88%E5%8F%8C%E7%94%9F%E5%85%90 によれば、
結合双生児は、およそ5万〜20万出生あたり1組程度の割合で発生するといわれる。中東およびアフリカではより発生率が高いといわれるが、正確・確実な統計は無く、推計の域を出ていない。1970-1977年に行われたアメリカの大規模調査では出生7,903,000件に対し81組(出生10万に対し約1.025組の割合)であった。

「無脳症」は、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E8%84%B3%E7%97%87 によれば、
頻度は国によって異なるがアメリカでの発現率は、出産1000人あたり1人、日本では10000人に対し10人である。

つまりこういう現象は、頻度は低いものの(無脳症は案外高い印象)被曝と関係なくどこにでもある。「割合が増えた」ならスペシャルだが、木村候補のように「ある」だけでは何も意味しない。「そりゃあるでしょ、それで?」だ。

木村候補はHP、「「障がいがある子ども(奇形がある子ども)が産まれているという証拠はあるのか?」というご指摘をいただきました。本発言の情報源は3つあります。いずれも情報提供者にご迷惑をおかけすることになるため、現時点で明らかにすることができませんが、その中には出産現場の当事者の方からの情報提供も含まれておりますし、また「公言してほしい」「公言してかまわない」として情報提供していただいた方もいます。」としている。「泡沫候補」には社会的責任はない。公職の「候補」ってだけだ。いつものテンプレート「情報提供者にご迷惑をおかけすることになるため」でちゃんちゃん。

しかし例えそれが本当にあったとしても、そもそも原発廃止の為に、それを根拠無く放射線の影響だと公衆の面前で大声で叫ぶ行為は、人としていかがなものか?ま、あの「葬式デモ」以来、人の死を道具にする非人間的行為は「反原発」の常套手段なんだな~、ってよくわかったけどね。

とにかく本当だとして、亡くなられているのであれば(少なくとも無脳症の方は生きている可能性はない)、赤ちゃんのご冥福を祈ります。

西郷村の奇形誕生が被曝のせいだとういうのは、デマである確率が更に高い。なぜなら、木村候補の発言のままだと、12年夏以前に、西郷村に奇形は無かったということになるが、いくら何でもそんなことは無いだろう。最低限12年夏以後何人生まれたのか?それは以前と比較して増えているのか?被曝量はどうなのか?等が無くてはダメだ。そりゃ何人かはあるでしょ、それで?

また西郷村は栃木県境だが、ここの放射線量は 
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/zenken0311-0331.pdf によれば11年3月20日には2.55μSV/hだったようだ。しかし3/20 福島市、二本松市、本宮市では軒並み7以上だ。責任ある発言者ならば、もし西郷で「被曝で奇形ガー」ならば、(人口も遥かに多い)これらの地域で更に増えていることを示さなければならない。ま、無責任な「泡沫」はこんなことやらない。「泡沫」の所以だ。

あ~、あと「チェルノブイリの再来」ってフレーズだが、これがオカシイっていう参考資料は
「奇形」や「死産」が増えているという主張の「嘘」(チェルノブイリ犠牲者100万人説の検証)
http://homepage1.nifty.com/SENSHI/kikei.htm

「反証」は他にも沢山あると思います。上杉なんかウクライナでサッカー欧州選手権やっていた時に、「チェルノブイリ事故のせいで、現在キエフには若者がいない」とワメイテいたな~。TV中継では健康そうな若い人がスタンドに溢れていたけどね~。ついでに記録しておくか。
上杉隆氏、キエフの20-25歳の人口はほぼ0。なぜならチェルノブイリの内部被曝でみんな死んでしまったからだ( ー`дー´)キリッと発言←キエフはウクライナの首都でサッカー欧州選手権を開催中で若者TVに映ってますが
http://hara19.jp/archives/12156

ま~、チェルノブイリも福島もデマまみれにして、危険煽りで食っていこうという魂胆だろう、あの連中。

そうそう、早速デマリンが喜んで、木村候補の話を拡散している。promised land12さんの「まとめ」
竹野内真理(@ mariscontact # デマリン )「頭の二つある子が南相馬で生まれている。」
http://togetter.com/li/533011
デマリンには脳はあるんだろうね。木村発言は、まさに「竹野内真理教」向きのネタだった。


木村候補のライブハウスって?
さてこの木村候補、福島市から佐賀県鳥栖市への「自主避難者」だ。「労働新聞」2011年8月5日号にプロフィルがあった。
http://www.jlp.net/letter/110805b.html
家族守りたいと福島離れたが…避難した佐賀でも原発問題
身をもって知った原発被害訴えたい 佐賀県鳥栖市 木村 雄一

事業が軌道に乗った時に震災
 一九六〇年に宮城県石巻市で生まれた。二十四歳の時から結婚式やディナーショーといったショービジネスの世界で働いてきた。仙台市を拠点に東京に行き、テレビやラジオ番組に出たりとか、たばこのモデルもしていた。そんな中で仲良くなった福島の方から「地元にエンターテイメント系のお店をつくってほしい」と話があり、七年前に福島市で自分のお店をオープン、全国からいろんなアーティストを呼んでライブをやったりと、地元の子たちへ音楽の文化振興ということで無料でステージを貸しイベントやったりしていた。福島は、東京へ新幹線で一時間半、仙台も車で一時間で行けるので、人を呼ぶのには便利な立地だった。そこそこ店が軌道に乗るようになった頃、三・一一を迎えた
(中略) 
放射能汚染のことを調べれば調べるほど東北全体が心配になり(新潟も東北の一部と思っている)、今後食べ物の調達が大変だと思うようになり、一番遠くで受け入れてくる場所ということで佐賀を選んだ。ライブハウスは六月上旬までイベントの予定が入っていたので営業していた。早く止めて出てくるべきだったが、稼がなくてはいけない。収入が一気に途絶えるということよりも、自分の年齢も五十歳、放射能の影響が出ても死んだ後だろうという考えもあった。イベントを全部終わらせ責任だけは果たした。そして六月十六日に鳥栖入り。
(以下略)

ということだが、前回エントリーのコメント欄では木村候補の「福島市のライブハウス」ってどこよ?という小議論があり、「jun9@satoさん」が、http://www.youtube.com/watch?v=jOJKrlynvFw の0:54:20以降で「ガラージュ」というライブハウスであることを見つけてくれた。さらに福島市のミュージシャン「逢隈さん」の情報

お店の名前は正確には“MUSIC ENTERTAINMENT SALOON Garage”と言って福島市新町2-12第1FPビル2Fに存在したようです。しかし私、そして私の音楽仲間たちの誰もガラージュというお店は知りませんでした。
お店の紹介に「全席ソファーでゆったりSTAGEでのSHOWや平日からDJセレクトのオールジャンルで音楽を楽しめるお店」とあって、ご当人はDJをされるらしいから、時々生演奏も聴ける音楽喫茶的な感じだったのでしょうか。ところで、こんなブログ記事を見つけました。
「Garage」オーナー様と・・・
http://coffeeshophiro.dreamlog.jp/archives/1579580.html

ということで夫婦らしき写真もあるが、店内が見える「たべログ」も残っていた。
http://tabelog.com/fukushima/A0701/A070101/7006606/


自主避難者が福島を貶める
これはまさに「自主避難者が福島を貶める」の実例だ。これまでにもこういう「自主避難者」はいたが、メディアが取り上げたり、ネットで暴論を吐いて目立つ多くは、デマリンのような「福島以外からの自主避難者」だった印象だ。卑劣な「葬式デモ」の例でもわかるが、普通こういう連中は「自分らの中には福島の人がいる」と見せかけるのに必死だ。
(ちなみに「葬式デモ」の場合、実行委員モジモジの縁者が実際に福島県内にいるが、その人は彼らの敵「福島医大」出身者で、モジモジらの過激な福島危険煽りに同調していないのだろう、というのが現時点の「推理」だ 
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-120.html 参照)

しかし大抵その「見せかけ」は成立せず、仕方なく「福島の友人がこう言っている」などと言いだす。「福島の人も自分らと同じことを言っている」が、連中にとっての「免罪符」になるのだろう。「自分は福島差別しますが、自分も福島関係だから痛みはあるんです」か、この偽善者精神、サイコーにムカつくね~。

先月の「ふくしま子ども大使」事件にも、「福島から避難してきている友達の話」が登場した。
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-145.html

そう言えば2011年11月に「お待たせしました!福島の奇形児についてついにスクープです!」と喜んでいた、「無料(無能?)ジャーナリスト」の「バカも安見安見」が娘だかの義理の親が福島出身と言っていた。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/181373789093888000

また最近ではデマリンが「母は福島県人出身」と言いだした。 
http://takenouchimari.blogspot.jp/2013/02/blog-post_4.html 「福島県人出身」てのが超アヤシイね~、こんな日本語はない。「福島出身」じゃないのだ。必死さがよくワカルヨ。皆さんくれぐれも「デマリンの母は福島出身」と拡散しないようにしてください。今や福島の人は「反原発正義軍の名門家系」(でも子孫、縁者に放射線影響で奇形が生まれる)ってわけだ。

(追記7/16)「デマリンの母」って?
コメ欄にIKAさんが書いてくれたのは、
http://savekidsjapan.blogspot.jp/2013/01/xv-epilogue-please-help-japanese-kids.html?m=1
私と息子も彼のおかげで被曝したようなものです。私は枝野幸男氏のこ の楽観的すぎるセリフを聞いて、東京にいる間になんとか福島(ちなみ に私の亡くなった祖父母は福島出身です)や東北の人々に警告を発信し たいと思って東京にとどまって活動していたのです。(2013年1月12日)

また最近のツイート
竹野内真理の母(福島出身)から肥田医師へ「娘から福島の子の甲状腺がんが27人であること(初めて聞いて驚きました。)娘の国連への訴えなどを先生に送ったら娘への人格攻撃の手紙があったと聞きました。原発問題に人生をかけ、先生を長年手伝った娘の心の傷は察するに余りある。今後連絡しないで」.
mariscontact 2013-07-14 17:33:22


すなわち、
2013 1/12 「私の亡くなった祖父母は福島出身です」
2013 2/4 「母は福島県人出身」
2013 7/14 「竹野内真理の母(福島出身)」

である。まさに「デマリン」だ。何で今頃になって、こうまでして「自分は福島の血統だ」と言いたいのか。
気持ち悪い、ヤメロ。


例外(=本当に福島からの自主避難)は「ガンダム」、宇野朗子(さえこ)、中手聖一らだが、後2者はそもそも「活動家」だったようだ。実例をいくつか。

(ガンダム)
「葬列予報」と「子ども福島」 そして「自主避難者」への「補償」について
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-55.html
(宇野)
遂にTVが取り上げた 順一さんの対『英雄橋(高橋裕行)』名誉毀損訴訟
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-133.html
(中手)
中手聖一氏の「札幌テレビ」仰天番組&「週刊プレイボーイ」デマ記事に見える 「反原発正義軍」の次の作戦
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-92.html

あとはこのブログでは書いていなかったが、こんなメチャクチャな人もいた。さすがに両軍から総スカンで、「反原発正義軍のヒロイン」とまではいかなかったらしい。

賛否両論あった福島TV退社女子アナ 取材を受ける予定はなし
http://www.news-postseven.com/archives/20111201_73339.html
http://blog.livedoor.jp/irukachan2009/archives/51786361.html

目立たないレベルでは沢山いるのかもしれない。誰でも自己正当化したいものだ。しかしあくまで一般論だが、メディアやネットで過激な「福島危険煽り」をやる自主避難者が、「福島から」ではないケースが多いというのは、その人たちにはリアルな福島つながりが希薄、例えば家族、親類、友人、知人等がいないから「言いたい放題」ってことなのだろう。逆に「福島から」の自主避難者は、流石に人間としては過激な言動は躊躇するのではないか。ま、元々の活動家はそんなの気にしないし、福島は好きじゃなかった人、福島で挫折した人なんかは、むしろチャンスとばかりに過激になるのかもしれない。

しかしとにかく安全な土地に逃げたのだから、そこで故郷を脅すなんてやめて、幸せに暮らせばって思うけどね~。こっちのことは放っておいてくださいよ、「信夫山で意識の低い、避難する金もないバカなノラネコが、真実を知らずに毎日余計な被曝してる」なんて、それ脳内で考えるだけで優越感でワクワクしませんか?それで十分じゃないでしょうか?


マスゴミがモンスター自主避難者をプッシュする
そしてついに木村候補登場だが、どうしてこんな「モンスター自主避難者」が出るのか?それはモチロン、マスゴミが悪い。これまで散々「自主避難者=福島の人代表」「自主避難=正しい行動」とずっと持ち上げてきた「アサヒ、毎日」の実例はここにも腐るほどある。これもいくつかあげておく。

朝日新聞「今でも避難したい 福島市民の34% 市調査」は己の罪を隠す不思議な記事
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-110.html
朝日新聞10/10「自主避難への理解」は事実が隠された「印象操作」記事
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-114.html
まだ続く 毎日・アサヒ新聞の卑劣な「福島攻撃」を記録しておくのにゃ 3/2追記あり
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-129.html

こうして持ち上げ、また腫物に触るような「無批判」を続けていると、暴走するのは世の常だにゃ。どうしてマスゴミにとってはそんなに「自主避難」が正しくて、福島に住んでいるオレラのことはバカ、悪で、存在しないのも同然なのか?オレラは「国・東電の手先」で、「原発推進派」なのかよ?「市民~」とやらとくっ付いてばかりのクズ記者どもよ?根拠の乏しい奇形誕生を声高に叫ぶ者こそ、オマエラが大好きな「人権問題」じゃないのか?それとも「自主避難正義」だからいいのか?


なおアサヒ新聞によれば、「自主避難地域」というのが存在する。 http://www.asahi.com/business/update/1205/TKY201212050784.html
自主避難地域の賠償を延長 東電、今年1~8月分
東京電力は5日、福島第一原発事故の賠償で、事故当時、自主避難地域である福島市やいわき市など福島県内23市町村に住んでいた人のうち、今年1月1日~8月31日に妊娠していた人や、18歳以下だった「子ども」に、精神的損害として1人8万円の賠償金を支払うと発表した。また、同じ時期に白河市など福島県南部の9市町村と、宮城県丸森町に住んでいた妊婦と子どもにも、1人4万円を支払う。 さらに、避難の交通費や生活費として、これら33市町村に住んでいた人すべてに、1人4万円を支払う。
自主避難地域の妊婦や子どもにはこれまで、昨年3月11日~昨年末までの賠償金として最大で1人60万円が支払われていたが、今年1月以降の分をどうするかは決まっていなかった。対象は約150万人で、12日から順次、請求書類を送る。問い合わせは東電福島原子力補償相談室(0120・993・724)。


「自主的避難等対象地域」は聞いたことがあるけどね~。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2013/02/08/1329116_007.pdf
「自主避難地域」をググってみればわかるが、こんな単語はアサヒ新聞以外には使われていない。「自主避難地域」って、もしかしたら「フクシマ」のことだろうか?知らないわけだにゃ。ま、とにかくアサヒにとってはオレラ「福島に住む者」は存在しないわけだよ。


そして先に挙げた木村候補のHPには「この「被曝」の問題は、7月8日に米シカゴで行われた「国際分子生物進化学会」の中でも鳥類や昆虫類への放射線の影響が報告されているところであり」と書いてあるが、これは共同通信のこの記事のことだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG09018_Z00C13A7CR0000/
鳥や虫への影響、さらに調査を 福島原発事故 2013/7/9 10:56
 【シカゴ=共同】東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質が生物に及ぼす影響を考える国際分子生物進化学会のシンポジウムが8日、米シカゴで開かれた。日米の研究者らがツバメなどの鳥類やチョウなどの昆虫に異常が起きている可能性があると指摘し、さらに詳しい調査の必要性を訴えた。
 米サウスカロライナ大のティモシー・ムソー教授は1986年のチェルノブイリ原発事故後、ツバメなどの羽毛の一部が白くなるほか、体に腫瘍ができるなどの異常が起きたと報告。
 日本の研究者と協力して福島第1原発事故の影響も調べているムソー教授は原発周辺で鳥類の個体数が減る一方で、羽毛の一部が白いものや腫瘍がある鳥が見つかったとの情報があると明かし、放射線との関連を調べる必要があるとした。
 琉球大の大瀧丈二准教授は福島周辺で採取したチョウの一種「ヤマトシジミ」の遺伝子や形態に異常が見つかったことを報告。昆虫は一般に低線量被ばくに強いとされるが、実験室で幼虫に放射性物質が付着した葉を食べさせると成長段階で異常が起きて死ぬことを明らかにした。


昆虫や鳥の影響=人間への影響などとは、どこにも書いていない。しかしこれを見たらず~っと脅されている「福島のお母さん」らが、さらに不安になる。間違いなく執拗な「脅し」である。大体「ヤマトシジミ」のインチキ、穴だらけの「研究」など、一年前のことだ。もう決着がついたのではないか?

2013 年頭① 「学者」「文化人」の「福島差別反対宣言」はまだ?でも明るい兆しは増加中
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-123.html
の 4.ちょっと古いが「放射能でヤマトシジミチョウ奇形発生」デマの顛末 参照

ナゼ今頃こんな話が出てくるのか?それは、共同通信が「市民~」にこのネタを売り込まれて、「市民~」招聘の「ツバメ脅し」を研究するティモシー・ムソーなる新「反原発正義軍外人部隊」来日に、タイミングを合わせたからだろう。
http://kokucheese.com/event/index/100696/

ムソー師を案内する「東北大学臨床教授 岡山博」はこちら参照
http://hirookay.blog.fc2.com/blog-entry-46.html
「臨床教授」っていうわけワカラン肩書き盛んに使っているのはこの人位だがね~。ま、小出万年助教が偉いことになっている、「あっちの世界」ならではのことだにゃ。

マスゴミが「市民~」が招聘する「反原発外人部隊」を来日に合わせて持ち上げるってのは、バズビー(懐かしいにゃ)以来使い古された手だが、まだこんなことやってるわけだ。呆れた。もうやめろよ、こんな見え透いた「報道の名を借りたプロパガンダ」。大体低線量被曝で人間の子孫に影響が出る、と言いたいなら、ツバメだのチョウだのの観察なんてやめて、もっと遥かに人間に近いマウスで実験すればわかるんじゃないの?ま、このあたりの山歩くキノコ採りのバアチャンたちは虫食いのキノコ見ると、「虫が食べているから大丈夫だよ、人間にも毒じゃない」って言ってたけど、この「学者」たちもその程度だというならよく理解できる。この新外人尊師の怪しい点については以下参照。

「チェルノブイリの動植物」
http://skepticswiki-jp.org/wiki.cgi?page=%A5%C1%A5%A7%A5%EB%A5%CE%A5%D6%A5%A4%A5%EA%A4%CE%C6%B0%BF%A2%CA%AA

「チェルノブイリでマウスを育てたら奇形になるの?」
http://d.hatena.ne.jp/aljabaganna/20110605

そう言えば参議院選に立候補した「山本太郎」を応援する、「痴大」という放送作家も、「福島で奇形が生まれて、出生届けを受理しない自治体がある」と騒いでいたが(これはデマの中身から考えると、木村発言とは別の自治体のつもりだろう、いや、そもそも何も考えてないか)、あえなく沈没した。akatuki no mori さんの「まとめ」

【出生届不受理問題】ちだい「直接会いましょう」→「やっぱ電話で」→「電話内容バラされた!」→該当発言存在せず
http://togetter.com/li/530816

現在福島を取り巻く情勢を見渡すと、参院選を機会に「反原発」、マスゴミ、「市民~」「自主避難者」その他有象無象どもが結託して、「福島に奇形ガ~」一斉攻撃をしている状況だ(しかしなぜ「福島で甲状腺ガンが~」を飛び越えて、一気にこんな過激なデマの極みに到達してしまったのか、もう甲状腺では医学・科学勝負に勝てないとあきらめたのか、不思議だが要するに「過激化」したんだろう。あ~、あと「みどりの風」から立候補した井戸川かつたかは、「福島県内では、突然死が今多くなっています。本当に、私がおおざっぱにいうと約2000人ぐらいの人が死んでいるんじゃないでしょうか」と言っているね~。何を根拠に言うのか?前公職のこの人ぐらいになると、論拠を示してほしい。泡沫だとは思うが。とにかくこいつらが議員になるためには、福島人が不幸にならなければいけないらしい)。

そもそも広島、長崎の被曝研究で、放射能の影響は遺伝しないことが判っている。この知見に基づき、福島に関して「遺伝脅し」を謝罪した例があった。

池谷奉文氏「差別発言」 福島市議の「曖昧決着」に失望したが 山口県「被曝二世の会」偉し!
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-108.html

またこのブログ開始以前だったが、こんな事件もあった。

「放射線で傷ついた遺伝子、子孫に伝わる」 クロワッサン「不適切」と謝罪
http://www.j-cast.com/2011/07/01100237.html?p=all

木村発言が本当ならば(そして事故後の妊娠だったらば)、これらの謝罪は必要なかったことになる。

とにかくこうした執拗に繰り返される「遺伝脅し」で、福島の人たちが傷ついていることは事実だ。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013061100048&g=soc
「被ばく遺伝」6割不安=専門家「可能性低い」-福島
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施した被災者アンケート調査で、被ばくの影響が遺伝する可能性が高いと回答した人が6割に上ったことが分かった。原爆被爆地の広島と長崎で遺伝は確認されておらず、不安が独り歩きしている現状に、福島県民の被ばく状況を調べている「県民健康管理調査」の検討委員から「極めて深刻」と懸念の声が上がっている。
 アンケートは、原発事故の際、避難指示区域などにいた当時16歳以上の約18万人が対象。昨年1~10月の回収分を集計し、有効回答は約7万3000件だった。
 原発事故による被ばくが子孫の健康に影響する可能性について、「極めて低い」から「非常に高い」まで(1)から(4)の4段階で尋ねたところ、(4)が最も多い34.9%で、(3)が25.3%だった。低い方の(1)と(2)は合わせて39.8%だった。
 放射線影響研究所(広島市)は2007年、広島・長崎の被爆2世の調査を基に、親の被ばくで子どもに異常が増えた証拠はないと発表している。
 福島県の推計では、県民の事故後4カ月間の外部被ばく量は最高25ミリシーベルト。原爆被爆者の平均約200ミリシーベルトよりかなり低く、同研究所の担当者は「福島の次世代以降に影響する可能性は極めて低い」と指摘する。(2013/06/11-05:15)


またこれも同類のハナシ
http://www.news-postseven.com/archives/20130310_175691.html
原発避難の女子中学生 50人中28人が結婚・出産に不安を持つ NEWSポストセブン 2013.03.10 07:00

福島第一原子力発電所事故は大きな爪跡を残した。政府や電力会社による隠蔽はもちろん追及されるべきだ。その一方で、科学的根拠なしに放射能の危険性を煽り、いわれなき「福島差別」を生んだことまで、原子力ムラの責任だとうそぶくことは許されない。
〈福島ばかりじゃございませんで栃木だとか、埼玉、東京、神奈川あたり、(中略)あそこにいた方々は これから極力、結婚をしない方がいいだろう〉〈特に、若い方々はこれから発がん率がグーンと上がる、結婚をして子どもを産みますと、奇形の発生率がどーんと上がる〉
 昨年7月9日に行なわれた公益財団法人日本生態系協会主催の講演会での同協会会長(獣医師)の発言だ(当日の講演録より)。
 福島を中心とする「放射能雲が通った」地域に住む女性を指しての発言だが、当事者がこの発言を聞いてどう感じるか考えられないのだろうか。“配慮が足りない”といったレベルではない。立場も資格もある人物の発言でありながら、内容そのものが全くの間違いなのだから深刻だ。
 冒頭の講演会に参加した福島市議4人が発言撤回を求め、昨年9月4日に会長は文書で〈福島の方々だけを特定して結婚しない方が良い、との差別的な発言を行った意図は、全くありません。(中略)今後、この様な誤解を生じさせることのないよう、発言に十分に注意いたします〉と回答。抗議した佐藤一好市議は「二度と過ちを繰り返さないでほしい」と伝えたという(本誌取材に同協会は「現在、この件についてコメントすることはない」と回答)。
 騒動としてはそれで収束したのかもしれないが、差別的発言によって傷つけられた人々はそのままにされる。
 昨年9月7日、東京大学医学部附属病院放射線科准教授の中川恵一氏は福島市内の飯野地区に避難している飯舘中学校の女子生徒にアンケートを取った。結果、50名中28名の女子生徒が「結婚できないかもしれない」「子供を産めないかもしれない」など結婚・出産に関する不安を明かしたという。
※SAPIO2013年4月号


ひどい話だ。「遺伝」でいつまでも脅し続けるのは、広島、長崎の被爆者差別でもある。特にマスゴミよ、あんたら「人権」大好きなはずなのに、どうしてこんな卑劣な脅しをサポートし続けるのか?

福島に残った者は、「反原発」、「モンスター自主避難者」、マスゴミ、インチキ学者、「市民団体」、「フリー(無料、無能?)ジャーナリスト」、「泡沫政党」etc.からいつまでも「遺伝脅し」「甲状腺ガン脅し」、「その他健康被害脅し」等をされ、「福島産品」は忌避され、価格下落。「国・東電の手先」か「意識の低い、騙されるバカ」呼ばわりされ、住む場所はアサヒ新聞によって「自主避難地域」にされ、マスゴミには「福島の人」と言えば「自主避難者」と「市民~」ばかりが登場。「原発事故子ども・被災者支援法」は「自主避難者の支援」、「自主避難者」は高速料金タダ、「避難の権利」を認めよ、国連の人権問題だ・・・ワカッタワカッタ、しかし一体オレラ福島に残った者の権利はないのか?そもそもオレラは存在するのか?

信夫山ネコは未来の賢人たちの検証のために、この異常事態、キチガイ沙汰を記録し続ける。福島は負けない。


ところでもちろん、前々エントリーの「郡山市が武田邦彦講演会を後援」問題は終わっていない。講演会は7/19だから、まだ市への「意見・抗議」の時間はある。粘ろうにゃ~。


(追記7/16)
promised land12さんの新しい「まとめ」
木村ゆういち候補「頭がふたつある子供が南相馬で生まれています。」他発言の見解
http://togetter.com/li/533667

コメ欄にあった木村候補の福島時代
jayjay・・・何してんのかと思えば、相変わらずな生き方してんだ。なんとかワゴンに居たのも、ライブなんて殆どやってないライブハウス経営もね、ほんとだわ。突然福島にやってきて、主のような顔して他人からもらったデータCDでDJって笑わせる奴でしたけどね。まともな人間は相手にしてなかったけど。元からあったお店の名前パクって店出して怒られたり、自称ライブハウスの癖に下階のライブハウスの騒音がうるさいとかで警察呼んでみたり、うつ病になったとか訴えてみたり、ネタに絶えない輩でしたよ、この人。.
metal13roll 23 hours ago


下階のライブハウスは、前エントリーコメ欄に逢隈さんが書いていた、「club13」。また「なんとかワゴン」は、ひょっとすると「チャックワゴン」かもしれない。ま、木村候補は福島で成功していたとは言い難いようだ。

またpromised land12さんは、
この件に関しましては、公選法(第235条 http://bit.ly/11Sjjzm)に違反していると判断しまして福岡県警(http://bit.ly/13nUq8v)に情報提供しておきました。.
Promised_Land12 7 hours ago


前エントリーコメ欄で「千貫森の宇宙人さん」も通報していた。声をあげよう。
http://www.police.pref.fukuoka.jp/mailform/election.html 

(追記7/17 デマの証明)
この件について、J-CAST NEWSが取り上げた
http://www.j-cast.com/2013/07/16179508.html?p=all
「福島で頭2つの子が生まれている」 緑の党候補街頭演説が物議を醸す 2013/7/16 20:14

(途中から)
震災後に、福島県内で奇形児が次々に生まれているというのは本当なのか。
厚労省の保健社会統計課によると、先天奇形や変形、染色体異常から死亡した乳児は11年に福島県で6人いた。

福島県「そんな話は聞いていない」
このうち、頭が2つある2頭体や無脳症は、報告例がなかった。全国では、2011年の死亡乳児に2頭体はいなかったが、無脳症は9人いた。どちらも数は少ないものの、存在しているらしい。
12年は、福島県の死亡乳児は概数で5人で、2頭体も含まれる「その他の先天奇形及び変形」や、無脳症も含まれる「神経系の先天奇形」は、ともにいなかった。死亡数についても、震災前の10年が12人だったのに比べて、むしろ減ってきている。
南相馬市の保健センターなどに取材すると、2頭体や無脳症について、「そのような情報は入ってきていません」と首をひねった。また、西郷村の健康推進課でも、12年夏以降の奇形児について、「うちでは情報がない」として、今後確認していきたいと取材に答えた。村のある保健師は、「奇形の話はここ数年聞かない」とし、「こんな話が流れれば、女性はお嫁に行けなくなると不安になってしまう」と漏らした。
福島県の児童家庭課でも、「そんな話は聞いていない」とし、「奇形児はありえないわけではありませんが、因果関係ははっきりしていないはず。原発と絡めて言っているのなら、おかしいと思います」と言っている。
(中略)
(木村氏の選挙事務所の「見解」は)原発事故による人への影響についてはまだ科学的に証明されていないことを認めながらも、「『予防原則』の立場に立って、『避難の権利』を保障していかねばならない」と主張した。


「木村発言=デマ」の裏付けがここまで出た。警察に通報するのに十分使える情報だ。そしてこんなデマを流すやつらが、福島を脅しながら「避難の権利」とワメキ、それをマスゴミや「無料ジャーナリスト」、「市民団体」、「学者」らが後押ししているのである。まったく変だよな~、コイツラって「権利」って聞くと胸がトキメクのかね~。あ~、あとね、「予防原則」の立場に立ったら、まずデマ屋を「犯罪者予備軍」としてタイホしなきゃね。「ウソはドロボウの始まり」です。

とにかく、
「福島に住む人」の権利が侵害されているんですケド。

それにしてもJ-CAST NEWSはイイネ。「郡山市が武田邦彦を後援」の件も取り上げてくれないかな~。

(追記7/19 遂に木村候補「謝罪」)
Y・Yさんの「奇形関連のまとめのまとめ」 http://togetter.com/li/340708 は、スリーマイル事故から「木村発言」まで、放射脳どもの奇形デマが網羅してあって興味深い。
最後の「人間編」には

斗ヶ沢秀俊氏(毎日新聞)が候補者演説を批判「福島で頭が2つある子供が生まれている。無脳症の子ども生まれて」  
http://togetter.com/li/534460

障がいを持って生まれた子と母親を放射能騒ぎに巻き込まないで
http://togetter.com/li/534519

木村ゆういち候補の発言に関する森岡正博氏のツイートを中心にまとめ  
http://togetter.com/li/534243
ここのコメ欄で言われる「STS」については
「反原発正義軍」のブーヘンヴァルト=「御用学者リストwiki」閉鎖の背景を見る
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-122.html 参照。
まとめで森岡氏に絡んだ桃色クリオネ=大阪大学STSの春日匠氏である。

こうした炎上状態で、木村候補はようやく「謝罪」した。
https://kimurayuichi.gogreens.jp/video/km8um7
(途中から)
現在私の立候補の想いとは違い、障がいを持った方への差別や、現地に暮らし続けることを選んだ住民の皆さんを傷つけました。深く反省し、傷つけられたと感じた方々や不快な思いをされた方々に対し、心から深くお詫びいたします。(中略)しかし今回その発言で選んだ言葉や表現が、不適切だった点を深く反省しております。

傷つけたから謝る、表現が不適切だった、ってことだが、事実関係=一体南相馬や西郷村の件はどうなったのか?確証はあったのか?事実だったが表現がまずかったのか?何も書いていない。J-CASTニュースでは、福島県、南相馬市、西郷村は木村発言を否定している。表現の問題では済まない。第一最初の「見解」では、「「被曝」による健康被害を直視させない、発言することもさせない、多様性を受け止められない「社会の側」に問題の本質があると考えます。」と明言しているではないか?これは自ら否定するのか?ここがキチンとしなくては、「投票日が近いからとにかく謝罪して取り繕っただけ」にすぎない。広島、長崎の被曝研究すら否定する発言内容は、単なる言葉、表現の問題にはすり替えられない。これからも言葉や表現を優しくして、「福島では被曝の影響で奇形のお子さんがお生まれになっていらっしゃいます」とでも言い続けるのか?「ですから広島、長崎の被爆者のみなさんもわかりません」と言い続けるのか?福島の人々はどんな言葉、表現であれ、福島を不幸のどん底に叩き落とす事実と言えないことを「可能性は否定できない」と繰り返す詭弁に傷ついている。

木村候補は冒頭の動画にあるように、「これを言う為に、僕は立候補したんです」と叫んでいた。「これ」を言って謝罪するハメになったということは、立候補の理由はもはや存在しない。早く立候補を取り下げるべきだ。


(追記7/20 福島医大のカウンター「デマ証明」)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1905M_Q3A720C1CR0000/
新生児に原発事故の影響なし 福島県立医大が調査報告 2013/7/20 11:45 日本経済新聞
 東京電力福島第1原発事故の後に生まれた県内の新生児に何らかの異常があった割合は2.7%で、一般的な率とされる3~5%と同程度だったことが福島県立医大の調査で分かった。同医大は20日までに、原発事故の影響はみられないとする調査結果を県内の市町村に報告した。
 福島県が進める県民健康管理調査の一環で、原発事故前の2010年8月から事故を挟んで11年7月までの1年間、母子手帳を受け取った妊産婦約1万6千人を対象に調べた。
 赤ちゃんに異常があったかどうかで、回答した8538人のうち、「あり」は234人(2.7%)、「なし」は7976人(93.4%)だった。
 妊娠の結果では、回答した8812人のうち、流産が0.8%、死産は0.2%、中絶は0.1%。同医大の藤森敬也教授は「原発事故前と後で増加は確認できず、事故の影響はみられない」と説明した。
 一方で、気分が沈んだり、物事に興味がわかなかったりするうつ傾向が27.1%の人にみられ、同様の全国調査の10%程度と比べ高かった。相談内容は「放射線の影響や心配に関すること」が最も多かった。藤森教授は「言葉だけで『安全』と言うのではなく、全国の数字と比較し、客観的データを示すことが妊婦の安心につながる」と調査継続の意義を訴えた。〔共同〕


○カ記者、「市民~」どもは、県民健康管理調査の目的から「不安の解消」を改めさせたと喜んでいたが、
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130606ddm012040033000c.html
つまりオマエラの目的は「県民を不安にさせたい」ってわけだにゃ、木村候補と同じじゃないか。しかし「県民健康管理調査」はちゃんと「不安の解消」機能を発揮した。共同通信は今回はイイネ。今や最大「健康被害」はデマによる不安だよ。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kamimasahiro/20130715-00026447/
相馬市長の訴え 「根拠のない、過激な発言が、福島の人々をどれほど深く傷つけているか知ってほしい」

震災後、放射能汚染に関する非論理的、非科学的な情報が蔓延しました。
その結果、一部の心無い過激な放射能不安の発言によって、福島の女子生徒・学生が、「自分は子供が産めないのではないか」という深刻な心の傷を負った症例が数多く認められ、最大のPTSDとなっています。
根拠のない、過激な発言が、福島の人々をどれほど深く傷つけているか、東京のみなさんにも知ってほしいと思います。


ま、「市民団体」「過激派」「無料ジャーナリスト」なんてのはどうしようもないが、せめてマスゴミぐらいちゃんと現実に向き合えよ。もう加害者になっているんだぞ。

郡山の順一さんに対して 上杉隆がまたまた「デマ」発信!!

え~、毎度まったくバカバカしい「風評被害ネタ」が尽きないね~。今回のタイトルはおなじみ郡山の順一さんのオハナシ・・・って全く前回エントリーと変わらないってのが、福島の悲劇だにゃ。順一さんとエートスの安東さんが上杉隆のデマによってヒドイ目にあってるよ~~~。この際上杉問題の現状を整理しておくにゃ。

①順一さんが上杉のデマ記事に抗議 2012 3月~
その夕刊フジはこれ http://twitpic.com/cczzml

上杉は、自分で(測定器を地面に置いて?)放射能を測ったら市役所測定の公式数値より高かったので、「市役所は地面を水洗いしてから測定」とデマを流した。これに対し、順一さんの妻が郡山市の放射能測定を実際にやっておられて、そんなことはないと反証した。なお写真にあるように、この記事の「ウォールストリートジャーナル記者発言」は虚偽であることを上杉が認めた。また記事中の「地元の放送記者」の実在は証明されていない。「水洗い」で線量が下がるならば、除染は苦労しない。こうしたことから、上杉がデマこいているのは「確からしい」と言わざるを得ない。

以後の上杉の「福島の敵」ぶりについてはココを見てください。

年度末 デマいろいろ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-75.html
江川紹子さんの「上杉隆に対する公開質問状」は「福島の話を聞こう」の大きな成果
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-81.html
この夏 「反原発」による「福島いじめ」デマが暑苦しいにゃ 追記:ホタルは0.5μSV/hを超えると光らない?ホタルはケララ州の名物だぞ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-102.html
「福島の敵」上杉隆氏ドロボウ疑惑で追い詰められる&「英雄橋」に戦闘モードの順一さんを断固支持!
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-115.html
さあ動いた 上杉隆氏が池田信夫氏を提訴 池田氏「バカバカしい。名誉毀損で訴えるのはこっちだ」 江川さん、斗ヶ沢さんも動いた!
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-116.html
上杉隆ドロボウ疑惑事件 池田信夫さんと上杉wikiの攻勢が激しいにゃ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-121.html

もちろん「すべて」が載っているのはココ
上杉隆 氏についての検証
http://www34.atwiki.jp/ddic54/

②「英雄橋」中傷ツイート事件 2012 10月~
群馬の中学教師「英雄橋」が、この上杉発端の郡山の放射線量について、順一さんを名指しで「水洗いした本人」「嘘つき」呼ばわり、ツイートしまくった。上杉信者だったのかね~?とにかくこれが「第二ラウンド」。

順一さんが「英雄橋」を名誉棄損で訴訟し、今年3月にはFCTがTVニュースで取り上げた。
遂にTVが取り上げた 順一さんの対『英雄橋(高橋裕行)』名誉毀損訴訟
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-133.html

そしてこの4月に「英雄橋のデマ・ツイート削除」で決着した。なんだかデマの連続発生に忙しくてフォローしていなかったので、ここに書いておこう。こすもすさんの

順一さんの裁判が決着しました
http://ameblo.jp/kosumosu-rinrin/entry-11518074633.html
この裁判が決着したらしいことが 高橋氏の 下のツイートから知ることとなりました。

高橋裕行@herobridge
私は、2012年4月28日、5月27日、10月24日、10月26日に、佐藤順一氏について『嘘をついている』『線量を低く見せた本人』等の趣旨のツイートをいたしましたが、これらのツイートは表現として過剰でしたので、撤回し、上記の各ツイートを削除いたします。

 ↑↑

なんかなーーー (。・ε・。)
ちゃんと 謝ってないじゃん。

傍観者としては、イマイチ スッキリしない感がありましたが
そんな意見に対しての 順一さんのツイ↓

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

裁判に関しては、一応の終了となりました!ガチの裁判なので、言える事と言えない事があるのですが、①「嘘をついている」「線量を低く見せていた本人」という事実は無かった事が認められた。②僕的には程々満足の行く結論に至り、こちら側に損害(金銭的な意味も含めて)は全く無い、って感じですかね。

あと、この裁判に関してこれ以上高橋氏を責めるのは控えて頂けると嬉しいです!この件に関しては一応の終了となりましたので、僕は彼に対して(現段階では)これ以上どうこう言うつもりは特にありませんので。誤解が解けて、僕ら夫婦の名誉が回復すれば、それで十分です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうですね。。。(^^)
また、今回「謝っていない」と言う事に対して
某デマリンさんが「謝る必要が無いからだ」等 ほざいておりましたが これは

そもそも、この裁判は謝罪を求めたものではなく、「嘘つき」呼ばわりされた名誉を回復するもので、全く「別」なものだそうです。

それにしても・・・・
順一さん かっちょいいーーー☆☆☆


「英雄橋」は謝ってはいない、まったくカッコワルイ「中学教師」だが、悪質なデマ・ツイートを削除するハメになった。すなわち「デマ」を認めたのである。

また石井孝明さんが「公務員」「教師」としての「英雄橋」ツイートに、多大な疑問を投げかけたのはコレ。
「放射能測定、この人は嘘つきだ」--郡山市民に訴えられた公立中学校教師その1
http://agora-web.jp/archives/1534283.html
原発事故で、なぜ福島を攻撃するのか?--郡山市民に訴えられた公立中学校教師その2
http://agora-web.jp/archives/1534287.html

まったく、何で「復興庁参事官」の「左翼のクソども」ツイートがダメで。公立中学教師の「クズ」ツイートはOKなのか?「放射脳無罪」ですか?


③上杉の順一さんに対する「新デマ」 2013 7月~
あの「英雄橋」は裁判を起こされ、順一さんに対するデマを削除ということになったのに、上杉は順一さんに対して同じネタで、さらなるデマを重ねているというのが、今の状況だ。まったく呆れ果てたヤツたね~。

今回は、現在上杉の主催する「ドロボーだ~」じゃなかった、「脳ボーダー no border」というサイトのコレが問題なのだが、

フクシマの真実(2) 除染しても人の住めないところがある(上杉隆/文・写真)
http://no-border.asia/archives/10447

これは例の「夕刊フジ」記事に加筆ということだが(何で今更こんな古いのを・・・要するに上杉に新しいネタは何もないということだにゃ)、内容的にオカシナ点については毎日新聞論説委員の斗ヶ沢秀俊さんのツイートで。

斗ヶ沢秀俊 斗ヶ沢秀俊 ‏@hidetoga 7月3日
昨夜から話題になっている「フクシマの真実(2)除染しても人の住めないところがある(上杉隆)」http://no-border.asia/archives/10447
上杉氏@uesugitakashiの夕刊フジでの虚報を加筆修正した文章ですが、突っ込みどころ満載。以下に要点を。

斗ヶ沢秀俊 斗ヶ沢秀俊 ‏@hidetoga 7月3日
上杉氏のエッセイ(記事とは言いかねる)の問題点その1。空間線量値が説明抜きに毎時1・8マイクロシーベルトから1・3マイクロシーベルトに変わった。もしかして、「メモを見違えていた」とでも言うのかな。3と8は似ているから見間違えたとか。説明抜きの数値変更はひどい。

斗ヶ沢秀俊 斗ヶ沢秀俊 ‏@hidetoga 7月3日
問題点その2。「福島エートス」の案内で、とありますが、案内をした方は福島エートスの活動には関係していないと語っています。そのぐらいご本人に聞けば、すぐに分かることです。ここは誤報です。

斗ヶ沢秀俊 斗ヶ沢秀俊 ‏@hidetoga 7月3日
問題点その3。ウォールストリートジャーナルの記者(発言はなかったと、夕刊フジに訂正が載った)に代わり、イタリア「スカイTG24」のピオ・デミリア特派員のコメントになった。外国人記者が「人が生活できる数値ではない」と語っていると書いて、説得力のある記事になると思っているのか。

斗ヶ沢秀俊 斗ヶ沢秀俊 ‏@hidetoga 7月3日
問題点その4。見出しを「除染しても人の住めないところがある」と変更していますが、文章のどこにもこの見出しを取れる部分がない。夕刊フジの見出しについては「自分が付けたのではない」と責任放棄でしたが、今回は自分で付けたはずです。上杉氏は見出しについての理解が欠如しているのでしょう。

斗ヶ沢秀俊 斗ヶ沢秀俊 ‏@hidetoga 7月3日
それにしても、明確な虚報に、説明抜きの数値変更をし、新たな誤報を加えた文章を発表する感覚は、私には理解不能なことです。NOBORDERはよほどコンテンツに困っているのか。以上、上杉氏のhttp://no-border.asia/archives/10447 への感想でした。


「ドロボーだ~」じゃなかった「脳ボーダー」記事の「『福島エートス』の案内で取材をしていたジャーナリストの方~」は、順一さんが江川紹子さんを案内したことを指している。しかしもちろん、「案内した方」=順一さんは「エートス」の人ではない。本人も「福島のエートス」安東遼子さんも否定している。こんなのは本人に取材すればすぐわかることで、こんな簡単なこともしない上杉が、普段から取材などせず、デタラメ、ウソ、妄想を「報道」として書きまくっていることは、十分想像できる。ま、もっともこれ福島じゃなくて、「フクシマ」の真実だからね~、「全部妄想に基づく創作だから許して」ってことかい?

大体エートスはオロカな「反原発」共には「国家権力がバックにいる巨大な闇の組織」だと映っているようだが、このコリン・コバヤシだかに発する証拠なしのフランス発妄想から、いくら何でもそろそろ脱却した方がイインジャネ?フランス発妄想については以下参照。

この夏 竹野内真理氏の「エートス攻撃」祭りが暑苦しいにゃ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-103.html

マトモな人間が離れていくだけだ。

だいたいこんなの、「エートス」っていう「ゼーレ」や「ダーマ」みたいなカッコイイ名前がギリシャ語で、外人&外国(ただし欧米ね)カブレの「反原発」が「お株を盗られた」と思ってくやしくて、粘着しているだけだにゃ。「信夫山組合」みたいな日本語のダサイ名前だと、やつらの願望=「福島に残った奴らは意識が低いバカ、外国語なんか知らないナマった田舎者」に合致しているから、こんなに攻撃されずに済んだのににゃ~、世界の市民とつながる国際的な「反原発正義軍」の「フクシマ物語」にとっては余程痛いんだね~、「生捨て」。

そしてセクサーさんによる「まとめ」。順一さんと安東さんのツイートがまとめられている。

順一さんと 福島のエートス 代表からのお願い
http://togetter.com/li/529059

「福島のエートス」による抗議文をここにも載せておこう。
http://ethos-fukushima.blogspot.jp/2013/07/no-border.html

2013年7月3日水曜日
株式会社NO BORDERと上杉隆氏への抗議

福島のエートスに関する虚偽の記述の記事に関して、先程問い合わせフォームから、 以下の抗議文を送りました。 株式会社NO BORDERと上杉隆同社代表におかれましては、速やかな対処をお願いします。

福島のエートス 代表 安東量子と申します。
御サイト2013年7月2日付の記事「フクシマの真実(2) 除染しても人の住めない ところがある(上杉隆/文・写真)」 http://no-border.asia/archives/10447 本文中に、以下の ような記述がございます。
(当時、この発言をデマだという「同業者」たちが数多くいた。だが2012年秋、全国 紙が相次いでモニタリングポストの計 測前(設置前)の「除染」の実態を報じると、 逆に「福島エートス」の案内で取材をしていたジャーナリストの方の誤報が明らかに なった。つ まり筆者らの指摘は正しかったのである)
 上記、「福島エートス」は私ども、「福島のエートス」を指すものと思いますが、 私ども「福島のエートス」がジャーナリストの方をご案内した 事実はございません。
 従いまして、上記記事は、あきらかな虚偽であり、訂正と謝罪を求めます。

福島のエートス 代表 安東量子


④そのほか上杉問題近況
なお、斗ヶ沢さんが去年10月に「公開質問状」を出し、逃げ回る上杉に対して6/14にようやく実現した「相互取材」についてはこちら
http://www34.atwiki.jp/ddic54/pages/218.html
上杉は結局のらりくらりと逃げ回り、途中で「おしどりマコ」が乱入するなど、連中は相変わらず社会人としての最低常識さえ欠く。人格的問題をさらけ出しているだけだ。

ここで焦点は

①「夕刊フジ記事」=郡山放射線計測デマ(水洗いして測って低い線量にしている)=順一さん夫妻に対するいいがかり等、江川紹子さんらも激怒り

②「読売新聞記事ドロボウ問題」=町山智浩さん、池田信夫さん、やまもといちろうさんら激怒り。池田さんは上杉に名誉棄損で訴訟されたが、逆に訴訟仕返している。

の二点に絞られている。これは「見取り図」としては便利だ。全ては「読売記事盗用」&「夕刊フジデマ記事」なのだ。とにかく斗ヶ沢さんが誠意を尽くして紳士的に対応しているのにアタマが下がるにゃ。福島の為にもありがとうございます。

上杉に訴えられていた池田信夫さんの「逆訴訟」はこちら
訴訟はメルマガ続行の“時間稼ぎ”!?上杉隆の暴走と自由報道協会
http://www.cyzo.com/2013/05/post_13369.html
 自由報道協会代表(5月17日に辞意を表明)で元ジャーナリスト・上杉隆氏の「記事盗用問題」で、名誉毀損だとして訴訟を起こされていた経済学者の池田信夫氏が反訴を宣言し、話題になっている。
 池田氏は「被告は2011年3月19日の読売新聞の記事とまったく同一のリストを3月24日発行のメールマガジンや、その後の著書などで何度も『著者調べ』として発表したが、これは読売新聞社が取材した情報の盗用である」と再度断じ、上杉氏が12年10月、TOKYO MXテレビ『5時に夢中!』で「池田氏が自身のツイートを削除して過去の発言内容について証拠隠滅を図った」などと事実無根の主張をしたことが、名誉毀損に当たるとしている。
 上杉氏は盗用疑惑に加え、経歴詐称疑惑など、近年問題が相次いでおり、決して旗色がいいようには思えない。それでも徹底抗戦を続ける理由とは――? 
(以下略)

ということだにゃ。池田さんの上杉に対する名誉棄損訴訟は、2200万円の賠償を求めている。さすがは池田さん、「バカバカしい。名誉毀損で訴えるのはこっちだ。」「上杉をネット上から抹殺するまでやる」と宣言しただけのことアリだにゃ。

なお元々上杉が起こした池田さんに対する訴訟では、6/2に上杉の弁護人が「辞任」した。
http://twitter.com/ikedanob/status/341419900264411136
上杉の代理人、長谷川幸雄弁護士が辞任してしまった。オウムを弁護した彼でも、嘘だらけの上杉はとても弁護できないんだろう。こんな必敗の訴訟を引き受ける弁護士が他にいるとも思えないので、もう終わりかな。


上杉の「ドロボーだ~」、じゃなかった「脳ボーダー」は、ジョン・レモンさんが上杉のウソを「まとめ」たトギャッターを次々改ざん、上杉のツイートを削除しまくった。言論人の「極北」、最低の犯罪的行為だ。これが原因で、茂木健一郎氏が「脳ボーダー」編集長辞任、という事態に発展したようだ
茂木健一郎氏が上杉隆NOBORDER編集長をバックデートで辞任?!
http://togetter.com/li/508575
(しかしこの茂木って人、なんだって上杉とつきあうのかね~?原発事故の最大の成果は、「文化人」「知識人」って大したことないね、とわかったことだにゃ)。ちなみに「まとめ」からツイートを削除しても、残存する「このツイートは削除されました」をクリックすると独立して見られるようになるだけなので、バカはバカでしかないのだが。

またこの前には、上杉側が裁判の傍聴人名簿からジョン・レモンさんの本名をつきとめ、ネット上に晒すという事件もあった。これと上杉の弁護士「辞任」との関係はわからないが。これらについては次の「まとめ」が詳しい。

5分で分かる上杉隆氏 vs John Lemon氏
http://matome.naver.jp/odai/2137077849467093001
著名元ジャーナリスト・上杉隆氏が、ツイッター上の1匿名アカウントに対し抗議文を掲載、法的手段にまで言及する事態となっている。その経緯を簡単にまとめた。なお、まとめ人は匿名アカウント・John Lemon氏にシンパシーを感じている者だが、本まとめの内容に関しては中立性・客観性を心がけた。
更新日: 2013年07月05日

というわけで、信夫山ネコは「反上杉」にはどのような理由であれ、まったくの同感、賛成。応援するにゃ。レモンさんはアマチュアでも、個人力でここまで上杉を追い詰めた、すごいね~。勇気がわくにゃ。


ところでもちろん、前エントリーの「郡山市が武田邦彦講演会を後援」問題は終わっていない。講演会は7/19だから、まだ市への「意見・抗議」の時間はあります。前回コメ欄にあったけど、福島県が「EM菌団子川投げ入れ」の「県民の日」行事としてのイベントを、抗議・意見集中で取りやめた。県は「英断」やったね、大したもんだ。

ニセ科学が広まる福島県を心配する声
http://togetter.com/li/530639

まだまだ捨てたもんじゃない。
プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 2011年3月の原発事故以後、ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れました。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民もネコも「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしていました。(←しばらくすると連中の嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきましたが。)
 この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう「喜びの」心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段に利用することに断固反対です。もし根拠がない数字や説の拡散による自殺とかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ。そんな日の為にも、今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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