「福島の敵」上杉隆氏ドロボウ疑惑で追い詰められる&「英雄橋」に戦闘モードの順一さんを断固支持!

デマで散々福島を苦しめ、デマ本でシコタマ金儲けしている「無料(フリー)ジャーナリスト」「自称報道教会」の嘘過(上杉)隆氏が、ドロボウ疑惑で追い詰められているにゃ。

上杉氏のウソ・デマの類は多岐にわたるようだが、非常に「わかりやすい」証拠が「上杉隆氏についての検証」サイトで暴かれたのが10月9日。

上杉隆氏についての検証「記事盗用疑惑」
http://www34.atwiki.jp/ddic54/pages/68.html
上杉氏は2011年9月22日のダイヤモンド・オンラインの記事(およびそれを収めた著作)で、2011年3月19日の読売新聞オンラインに出た「一覧」(なお、この日紙媒体の読売新聞には、同じ内容の「図表」が出た。ややこしいがここでは「一覧」「図表」を区別しておきます。この「図表」は後に上杉氏の著書で盗用されたようです。)を、まるごと「盗用」している、というもの。何しろ中身、語句だけでなく、読売にあった例外的な「全角スペース」まで一緒だからね~。しかも「大手メデイアが報じていない」というフレコミで「最大手」からドロボウしていたのじゃ、何をか言わんやだにゃ。全てはこの超優れものサイトの追及から始まった。スゴイ!!!

もちろんツイッターではすぐに話題になった。ジョン・レモンさんの「まとめ」
上杉隆 読売新聞リスト盗用して「大手メディアは海外政府の退避状況を殆ど報じてこなかった」と嘘を書いた疑惑に対する反響
http://togetter.com/li/389487
この「まとめ」はその後の動き等もほとんど入っていて、丹念に読めば今回の事態の全貌がわかるが、膨大なサイズになっている。そこでここでは現状を経済学者・評論家の池田信夫(「のぶお」だよ、「しのぶ」じゃないのにゃ。でも原発事故の後、よくツイート見ていました。お世話になっておりますにゃ)氏の「追及」を軸に、まとめてみた。

池田氏は10月12日に、
「読売の記事を盗用した上杉隆氏」10/12
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51815641.html
で「上杉隆氏についての検証」サイトが発見、指摘した、明白な上杉氏のウソを基にガツンと叩いた。ただし「お笑いネタとして」。

これに対してまず、10/15に「上杉隆事務所より重要なお知らせ」という噴飯ものの言い訳が、上杉氏のサイトで発表された。これまで散々上杉氏が叫んでいた

〈震災後の3月、4月、日本の大手メディアは●●については報じていない〉の類を、
〈●●について、日本の大手メディア(記者クラブ/マスコミ)の一部は報じてはいたものの、読者・視聴者に伝わるほどそれは十分なものではなかった〉

と「一括訂正」すると言うのだが、「なぜ」こうなったのかという説明も、「ごめんなさい」もない。しかも「ドロボウ」については触れていない。

更に上杉氏は自己サイトで「より重要なお知らせ」なるものを出し、池田氏がネット上の怪しい情報を使って、上杉氏を中傷しているとし、「名誉毀損」「事実無根。即時の削除と謝罪」等と主張して池田氏に「宣戦布告」してしまった。また問題の「一覧」と「同じリスト(同型)を上杉は少なくとも発売前までに情報提供者より入手した」とも主張した。これでもう「お笑いネタ」ではなくなったわけだが、その辺りのいきさつは池田氏の、

「上杉隆氏への回答」10/16 に詳しい。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51816530.html
最後の部分に出ているが、上杉氏が問題の「一覧」を掲載したダイヤモンド・オンラインには当然責任が生じる。そこで池田氏はダイヤモンド・オンラインの細川副編集長に迫った。

「ダイヤモンド社への通告」10/19
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51817297.html
しかし細川氏は「上杉氏を信じる」の一点張りで、池田氏は「私には橋下氏のような権力はないが、13年間続けてきた週刊ダイヤモンドの書評はお断りする。次回以降の予定は、取り消していただきたい。」と通告した。しかしここで判ったことは、細川氏も「情報提供者」のことは知らない、ということだった。こうして焦点は「情報提供者」の存在となっていったが、10/20日の池田氏のブログは、

「上杉隆氏の言う情報提供者は存在しない」10/20
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51817444.html
「(上杉氏は)「大手メディアは海外政府による避難勧告を報じてこなかった」という。その根拠として彼が示すリストは、『国家の嘘』(注1:=『国家の恥』)という著書では著者調べと書かれている。」に注目。

「ダイヤモンド社は上杉問題の真相を解明せよ」10/23
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51818033.html
池田氏の追及の効果があって、ついにダイヤモンド社は
「当編集部の確認に対して、筆者である上杉氏からは法的な解決の道を検討しているので、全面的な資料提供はできないとの判断が示されました。これを受けて、当編集部は、結論が出るまでの間、本記事と関連記事の掲載を停止いたします。」とした(実質上杉氏の「言い訳」がいくつか削除されたようだ)が、池田氏は、
「このまま問題を先送りしていれば忘れるだろうと思ったら、大きな間違いだ。週刊朝日の事件にも見られるように、ソーシャルメディアで火がついたら、どちらかが全面的に謝罪するまで鎮火しない。すでに一般ニュースにもなり、問題は拡大する一方だ。ダイヤモンド社が真相を解明して読売と江川氏と私に謝罪するまで、問題は収まらない。」と、手を緩めない。

なおここで江川紹子さんのことが出てくるのは、10/18のダイヤモンド・オンライン「週刊 上杉隆 ジャーナリズムの基本原則が日本でも徹底されるために」で、「あの3.11直後の一週間、本当に日本のメディア報道はひどかった。とりわけ、いま盛んに私を批判している池田氏や江川氏の論はひどかった。」と非難しているからである。この「週刊 上杉隆」は先のような理由で、現在ダイヤモンド・オンラインからは削除されているが、下記URLで見ることができる。
http://news-log.jp/archives/4524
ひどい「論点のすり替え」だにゃ。

次に上杉氏は、「情報提供者」=D氏であると言い出した。ジョン・レモンさんの「まとめ」
「情報提供者D氏 」
http://togetter.com/li/395484

ネット上でも「信者」以外は、D氏の存在なんぞ信じていない様子がわかるにゃ。D氏って「デマリン」かにゃ。池田氏のブログは、

上杉隆氏と「謎のD氏」10/24
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51818510.html

ダイヤモンド社に見放されそうになった上杉氏は、対抗して池田氏のブログ運営会社NHNに脅しをかけた。「本書面到達後3日以内に記事の削除がなされない場合には、上杉氏は貴社(注=NHN)に対し、自らの名誉を回復し、業務妨害に対する損害賠償等の請求などを求めて、法的措置をとらざるを得ない旨決意しています。」と、上杉氏の「弁護士」が書いてきたらしいのだが、この「弁護士」ってホントかよ?ってな感じで、池田氏には全く通用していない。「これは典型的なブラフである。「3日以内」と期限を切っているのに「・・・決意しています」だから、決意だけして訴えなくてもいいわけだ。」と池田氏。

確かに今日も、池田氏のブログは健在だ。「反原発」得意の「訴えるぞ」脅しだにゃ。ここも同じようなこと仕掛けられたことあったから、よくわかるね~。

池田氏は問題の「2011年3月19日の読売新聞記事に出た一覧、図表」が読売オリジナルであることは、読売に直接たずねて裏を取っている。従って「上杉氏の主張が正しいとすれば、読売オンライン編集部のスタッフがウェブサイト用の決定稿を上杉氏に横流ししたということしか考えられない。だとすると「D氏」のやったことは窃盗だから、彼は懲戒解雇されるだろう。それを「著者調べ」としてメルマガ(注2:これは正確にはメルマガではなく著書)に掲載した上杉氏も共犯だ。」ということになってしまった。


そして10月26日、東京MXテレビの「5時に夢中」に出演した上杉氏は、この「ドロボウ疑惑」を釈明したのだが、逆に「墓穴」を掘ってしまった。

上杉隆氏についての検証 2012年10月26日放送、東京MXテレビ『5時に夢中!』での上杉氏の発言について
http://www34.atwiki.jp/ddic54/pages/85.html
静止画でTV画面がよく見える。

自爆した上杉隆氏
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51819109.html
「上杉氏はないものが見え、あるものが見えない病気ではないか。」

2012.10.26放送 東京MX『5時に夢中!』で上杉隆氏の釈明を見たのだが (sexxorさんのまとめ)
http://togetter.com/li/396815
特に、以前から上杉氏のウソを追求している映画評論家町山智浩さん(町山智浩「記者クラブは日本だけ」という上杉隆のウソ http://togetter.com/li/296112 3分でわかる上杉隆VS町山智浩 @uesugitakashi http://togetter.com/li/248692等々)の、東京MXTVに対する放送法上の責任を問うツイートが興味深い。なお福島になじみ薄い東京MXTVは首都圏ローカルのTV局で、親会社は中日新聞社。すなわちあの「福島の敵」である「東京新聞」と同じ。だからそもそも上杉氏に「言い訳」させたりするわけである。これが奴ら「反原発ムラ」の実態だにゃ。

ここで指摘された「自爆」は簡単にまとめると次の3点である。

上杉氏は番組中で、問題の「図表」の拡大版を使用して「釈明」しているが、この右下にはハッキリと「著者調べ」と書いてある。にもかかわらず、「ここにね、D氏からの情報提供って書いてあるんです」と言っていた。おいおい、そんなこと書いてないぞ。この人本当にアタマがおかしいのではないだろうか?あるいは視聴者とデジタルTV映像をなめて、「強弁」しているのか?それとも東京MXTVのスタッフがしくじったのか?いずれにしろこの「著者調べ」は先にあげた通り、上杉氏の「『国家の恥』という著書では著者調べと書かれている」そうなので、これが「本物」である。上杉氏がこの「図表」右下の注を「D氏からの情報提供」に変えて(言いくるめて?)、テレビという公開の場で堂々と更なるウソをつこうと計画していたが、なぜか天罰が下って失敗した、ということなのか。とにかくここには「テレビでハッキリ言ってしまえば、それがウソであろうとも、多くの人が信じる」という、恐ろしい、しかしある意味現実を把握している上杉氏の思考が見えるような気がする。

(追記)最初にあげた「上杉隆氏についての検証『記事盗用疑惑』」及び注2参照だが、「一覧」と「図表」についてまとめておくと、

A:上杉氏は2011年3月24日のメルマガでは「知己のD氏より提供」としていたが、これは「図表」の形ではなく、内容だけが書かれていた「一覧」。これは読売オンライン3/19の「一覧」と同じ。
メルマガのコピーは、http://suigei.blog10.fc2.com/blog-entry-1912.html にある。

B:この「一覧」がダイヤモンド・オンライン9/22にも掲載されたが、ここでは「知己のD氏より提供」は無くなった。

なお「上杉隆氏についての検証『記事盗用疑惑』」サイトによる、ダイヤモンド・オンライン記事について「読売の記事ではイスラエル、ドイツ、台湾の3つの国名だけなぜか後ろに全角スペースがあるが、上杉氏の記事でも全く同様にその3つだけ後ろに全角スペースがある。」だが、これはhtml=タグ、ソースにすると明示される。そして上記「メルマガ」もコピーだが、
uesugi1.jpg
となっていて、「イスラエル、ドイツ、台湾の3つの国名だけなぜか後ろに全角スペースがある」。

C:12月3日発売の著書「国家の恥」では読売新聞3/19の「図表」まるごと掲載になり、「著者調べ」が付け加わった。

上杉氏は池田信夫さんが原発事故当初のツイートの、現在と矛盾するものを削除している、と非難。しかし本当はツイートは削除されていない。

江川紹子さんのツイッターの、「上杉本人への誹謗・中傷コメント部分が突如、削除されている」と非難。しかし本当はツイートは削除されていない。

そもそも2、3は上杉氏の「ドロボウ」とは何も関係なく、「話をそらす」つもりだったのだろう。それにしてもここで上杉氏がしくじったと思われる原因が、ジョン・レモンさんの「まとめ」で明らかにされている。非常にバカバカしい理由で、「ジャーナリスト」にこんなことがあるのかよ、さすが「無料(フリー)だよ」といいたくなる。これもまた「天罰」か。

上杉隆、ただのカン違いで『江川紹子と池田信夫はツイートを消した!」とテレビ等で大騒ぎ?
http://togetter.com/li/398038
「ツイログ」の仕組み(それにしてもツイログに全てのツイートが載っていると思っていたとはマ○ケな!)、ツイッターの機能追加に伴う事象が原因のようだが、それはともかく新たな現実問題は

18)東京MXテレビは江川、池田両氏の意見を聞かずに上杉氏の一方的な意見を放送した。.
19)放送法第4条第3項「報道は事実をまげない」第4項「一方的な意見を放送しない」.
20)ツイート削除の批判は完全に事実に反していることが確定している。.
21)放送法に基づき東京MXテレビは訂正放送をする義務がある。

で、先の町山さんの指摘である。ダイヤモンド社に続き、東京MXTVが「嘘過の渦」に飲まれようとしている。また上杉氏の「食い扶持」と思しき「東京脱力メールマガジン」の発行元「まぐまぐ」も、この「渦」に飲まれつつある。
memo: 上杉隆氏の件で“まぐまぐ” 社内調査開始
http://togetter.com/li/395153 

なお今や「上杉ハンター」とも呼ばれる池田信夫さんや町山智浩さんの他に、上杉氏に何がしかの公開質問等をしている人々は、

江川紹子さん 「江川紹子氏が上杉隆氏に公開質問状」
http://togetter.com/li/295000
斗ヶ沢秀俊さん 毎日新聞・斗ケ沢秀俊氏の上杉隆氏への公開質問状 @uesugitakashi
http://togetter.com/li/387220

こちらの「上杉ハンティング・サイト」もご参照。 
「上杉隆のデマや怪しい発言など」
http://matome.naver.jp/odai/2130824393966861801
「上杉隆wiki 上杉隆/上杉隆事務所 未処理案件一覧」
http://www4.atwiki.jp/shatteredglass/pages/24.html

(追記)江川紹子さんも改めて宣戦布告したにゃ。ジョン・レモンさんの「まとめ」
江川紹子氏が上杉隆氏に「本日中の対応を求めます 」とメールで通告
http://togetter.com/li/399230
「ネコ好き・福島好き」の江川さんに対してもヒドイね~、「福島の敵・フクシマの友」は。 
(コメント欄でIKAさんに教えていただきました。ありがとうございます。)

郡山でも戦闘勃発
そして時同じくして、郡山の順一さんが「戦闘モード」に入った。これもまた元はと言えば、上杉隆氏のデマが原因である。

江川紹子さんの「上杉隆に対する公開質問状」は「福島の話を聞こう」の大きな成果
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-81.html
で取り上げたが、上杉氏は「郡山市では放射能モニタリングポストの周りを水洗いして計測し、数値を低く出している」と夕刊フジに書いた。対して「郡山の順一さんが、ツイッターで上杉記事に対して反論してきた。決定的なのは順一さんの妻は郡山市役所の、放射線モニター係だったことで、「測定前に水で地面を洗って測っているんです」などということは、ありえないと証言していることだ。」という展開だった。そして江川さんの「公開質問」~上杉氏「無視」となって、この件は「決着」していない。

ちなみにこの件では、上杉氏が記事に書いた「ウォールストリート・ジャーナルの記者」が実在していないことがバレているが、「『だって、あの発表の数値は、測定前に水で地面を洗って測っているんです。違うのは当然ですよ』地元の放送記者が種明かしをする。」という部分の「地元の放送記者」の実在も疑われている。
http://twitter.com/yard_1957/status/260711097177341952

この「上杉デマ」が、10月になってどういうわけか群馬県の「反原発」中学教師「英雄橋」によって、「変異」して復活したらしい。事件の経緯はジョン・レモンさんの「まとめ」

高橋裕行氏(herobridge 公立学校教師)が郡山の順一夫妻を「線量を低く見せてた本人」と名指しで誹謗
http://togetter.com/li/396845

上杉氏のデマでもさすがに順一さんたちが「水洗いした」とは言っていなかったのだが、実名の名指しとは・・・本気でこんなこと信じているのか!?ここは英雄橋脳内ファンタジーの「フクシマ」ではない。あまりにも論拠の無いデマ中傷にあきれる。第一水洗いなんぞでで線量が半分に落ちるならば、その方法で「除染」すりゃ簡単ではないか。

そして元検事の弁護士「モトケン」こと矢部善朗さんが「英雄橋」にツッコミを入れて、がんがんコミットしているのにびっくり。これはもう訴訟いける。順一さんが証拠としてまとめたこんなのもあります。

高橋裕行氏による中傷発言・証拠
http://togetter.com/li/397294

順一さんは「英雄橋」に謝罪を求めたが、今日現在ナシのつぶて。今やモトケンさんの「本気で訴訟するなら弁護士に依頼するほうがいいと思います。送達方法も考えてくれるでしょう。」に従って、着々と訴訟準備を進めている。信夫山ネコはもちろん、順一さんを支持、応援しますにゃ。


(注1)コメント欄に:さんからいただきましたが「これは『国家の嘘』ではなく『国家の恥』ですね。」つまり自分のことを題名にしたわけだね~。

(注2)同じく:さんから、これは「メルマガではなく著書ですね。2011年3月のメルマガでは情報提供者は「知己のD氏」になっています。これがダイヤモンド・オンラインにコピペされて『国家の恥』として出版される時に「著者調べ」が加えられました。」
スポンサーサイト

朝日新聞10/10「自主避難への理解」は事実が隠された「印象操作」記事

数日おきに福島攻撃の放射脳デマが出て、うっと~しい毎日だにゃ。でも一つ一つ除染しなくちゃならない。

「福島に残った人」が大きらいで、「自主避難」が大好きな朝日新聞マイタウンみつばちの目「自主避難への理解」は、典型的な福島攻撃記事だった。10月10日の福島ローカル版「コラム」なのだが、こんなヤツだった。
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000131210090001
自主避難への理解 2012年10月10日 朝日新聞

「こういう人たちが、県外で風評被害をまき散らしているんです」
県総合計画の見直しで、県が各地で開いている地域懇談会で出た発言だ。総合計画審議会委員の一人が、母子だけで自主避難している人についてそう言い放った。
「経済的にも余裕がある人たちです」「正しい知識をもってもらいたい」

二重生活の出費に耐えられる、という点では「余裕がある」かもしれない。だが、取材した限り、出費を切り詰め、ギリギリの生活を続けている家庭が大半だ。前向きに新天地で暮らす人たちがいる半面、「風評被害をまき散らす」どころか、いじめや嫌がらせを恐れ、「福島から来た」とも言えず、身を隠すように暮らし、福島を思って涙する。そんな人も多い。

県総合計画は来年度から8年間、復興計画も含めて県の施策の指針となる。この委員がどの程度、見直しにかかわるか知らないが、県は人選をもう少し考えた方がいい。(西村隆次)



と言うわけで、「反原発」は大騒ぎ、鬼の首とったようにツイートしまくっていたにゃ(早川尊師なんかも「拡散」しまくっていたようだにゃ)。「福島県の役人が自主避難した人たちを公然と非難」とか、「福島県民の分断を深める気だ」とかね。にゃははは、委員の大方は役人じゃなく別の職業があるし、福島県民が一致して「自主避難」する位なら、わたしゃ「分断」で結構、幸せだよ。だいたい県民だの都民だのが一致している気持悪い県なんてあるんか~?東京って全員石原さん支持なわけ?これってイギリスの植民地支配の手法は「分断統治」だった!とかいう、インテリ様の知識ひけらかしかにゃ?確かに福島は原発については東京の植民地みたいなもんだったがね~、おれらの福島県は、無知蒙昧の遅れた未開人の土地で、だから「意識が高い」東京に分断支配されているって言いたいわけ?この「分断」ってコトバ聞くと、とにかくこの言葉を福島に適用する精神に、宗主国的「高め目線」が感じられてムカツクにゃ。ま、ど~でもい~よ、偉い偉い。でも「自主避難」やめて帰ってくる人は歓迎だにゃ。こっちの方向で「分断」やめたってい~んじゃね?

あ~話がずれっちまったにゃ~。

しかしこの記事、何かすっきりしない文章だ。「前段」では件の委員氏は、ある特定の具体的な「こういう人たち」について言っているみたいなのに、「後段」まで読むと、「大半」の「自主避難者」について委員が言ったように見える。もちろん委員氏の言う「こういう人たち」は、「自主避難者一般」ととれないこともないが、「取材した限り、出費を切り詰め、ギリギリの生活を続けている家庭が大半だ」と書く西村記者は、まさか「大半」の「自主避難者」を知ってはいない。彼が取材した中の「大半」だ。下手すると、委員氏が具体的なある「自主避難者」について言った、これに対し西村記者も別な具体的な「自主避難者」について書いただけ、かもしれない。だとすれば委員も記者も、「自主避難者」とは「一般的に」あるいは「多くは」はたまた「全て」がこうだ、とは言っていない。何も関係ない二つの例が並列してあるだけで、一方の例はもう一方の例の「反証」にはならない。読み間違わないようにしよう。

なお、西村記者は確かに一人は取材している。
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000131201110001


こりゃ何かあるぞ、ということで、信夫山ネコの友猫、何でもつっこみたがる「武闘派ネコ」さんが、福島県庁の人に聞いた話はこうだ。

確かに委員の発言はあった。場所は白河市の「地域懇談会」。

ただし朝日新聞が書いていない「前段」があった。 

まず委員ではない懇談会参加者=ある農業団体の代表格の人(A氏とします)の発言があった。それは以下のようであった。

A氏が、関西のある県から「福島の産品およびその安全の取り組みについて話をしてほしい」と言われた。そこでその「他県」に出向いて、説明する機会を持った。A氏は最近の福島産品の、放射性物質検出値が低く、基準を下回っている物が多いことを説明し、「福島県の農家は、安全管理に頑張っています、応援してください」と話した。

ところがそこで一人の参加者から非常に厳しい意見が出た。「本当に大丈夫なのか、政府の基準値以下でもゼロではなく、安全ではない。そんなものをバラまいていいのか!」というような感じで、かなり感情的に反発されてしまった。そして何とその人は、福島県のある場所から母子で自主避難した人だった。

このA氏の話を受けてある委員が、「そういう話は自分もよく聞いている、自分の近所にも自主避難した人がいて、それは経済的に余裕がある人だった・・・」等と発言した。委員は「県外の人が理解してくれないと、皆さんのせっかくの努力が無駄になっちゃうんですよね、科学的に正しい知識をもって欲しい・・・」等とも発言した。



以上である。「伝聞の伝聞」なので、細かい内容の真偽に責任は持てない。もし確かめたかったら、県庁に電話で聞いてみれば教えてくれるよ、と「武闘派ネコ」さんは言っている。話のポイントは、やはり「委員は特定の人を指して発言した」のであり、「自主避難者一般、とか多くとか、全員が、風評被害を撒き散らしでいる」とは言っていないことだ。

朝日新聞さんよ、これで「県は人選をもう少し考えた方がいい」になるってことは、委員は「福島県産品は政府の基準値を下回っていても危険だ!ゼロベクレルじゃなきゃ嫌!」を理解する人に代えろってこと?バカ言えだにゃ。もう「宇宙のファンタジー」みたいな、わけわからん幻想のフクシマのこと書くのやめなよ、新聞なんだから。こんなの続けていると、いつかまた「謝罪」しなきゃならなくなるよ(子会社の「週刊朝日」が部落差別やって、橋本徹市長にボコられているにゃ)。


★「自主避難者」が「風評被害を撒き散らした」例
だいたいさ~、事実「自主避難者が県外で風評被害撒き散らしている」よ。代表はご存知、交錯員の「デマリン(竹野内真理氏=あ~「竹内まりや」さんに似ていてやだにゃ~)」。この方は関東から沖縄への「自主避難者」、プロフィールからすると「母子避難」でもある。デマリンの主張はこのブログでもいくつか書いたが、科学的根拠に乏しい。

この夏 竹野内真理氏の「エートス攻撃」祭りが暑苦しいにゃ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-103.html
デマリン(竹野内真理氏)の渦 その後を追ったら「外人部隊」に戻った 田中康夫・川田龍平のエートス攻撃には呆れ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-107.html

他にもネット上にたくさんあるが、これって「風評被害撒き散らし」でしょ。それに「翻訳家」で肥田氏とか矢ヶ崎氏と「共訳」した本売ってるし、自分が「通訳として横田夫妻にも同行取材し、めぐみちゃんの話に涙した私ですが」と言っているくらいだから、少なくともふつーの「お母さん」より「裕福」じゃないか?

札幌に「自主避難」した「子ども福島」関係者の「風評被害撒き散らし」はこちら。

中手聖一氏の「札幌テレビ」仰天番組&「週刊プレイボーイ」デマ記事に見える 「反原発正義軍」の次の作戦
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-92.html
米国から福島に「トモダチ作戦」 しかし中手聖一氏からは「福島で子どもの死者増加」というデマテロ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-88.html
「葬列予報」と「子ども福島」 そして「自主避難者」への「補償」について
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-55.html
週刊文春デマ記事「自主避難者の子どもに甲状腺ガン」の最大の被害者は山下俊一氏にゃ (3/14追記あり)
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-73.html

「アカイハナ」氏も神奈川から大阪への「自主避難者」だった。
呆れた「葬列予報」の首謀者はpeacemakerhana アカイハナという人物
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-46.html

こういうのもあった。
沖縄ヘの「自主避難者」が青森の雪を「放射能が危険」と騒いだ 狂気が日本を潰す? しかし良識が巻き返したにゃ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-70.html

まさに「こういう人たちが、県外で風評被害をまき散らしているんです」。

「委員」も福島県民だ。自主避難者の「風評被害撒き散らし」にはアタマに来ることもあるだろう。ましてこの懇談会では、「頑張っている農業関係者が、感情的に反発された」という、個別具体的な話だったのだ。朝日新聞は委員が「事実」および「感じたこと」を発言してはいけないと言うのか?クビなのか?これこそ「言論の封殺」じゃないの?

繰り返すが委員は「全ての自主避難者」とか「自主避難者一般」を非難したのではない。委員は具体的なある「自主避難者」について、「事実」を言って、彼(または彼女)の意見を言っただけだ。

「風評被害を撒き散らす」のは「自主避難者」の一部だ。一部の声がデカイ奴が、他の普通の人たちを差し置いてマスゴミやネットによって「代表」になってしまうのは、今回あまりにもよく見られていることだ。

信夫山ネコは福島をdisる「自主避難者」についてはアタマに来るが、そんなことしていない「自主避難者」を非難したことはない。「自主避難者」であろうとなかろうと、またノーベル文学賞だろうが、有名ミュージシャンだろうが、大学教授だろうが、外国人だろうが、福島をdisる輩にはアタマに来ているだけだ。「自主避難者」の多くは、むしろ武田師ら「反原発カルトの尊師たち」や「無料(フリー)ジャーナリスト」、マスゴミ等に騙された「被害者」だと思っている。もちろん「自主避難者は裏切り者だ」とか「自主避難者は帰ってこい」なんて思わない。他人の人生、その人が正しいと信じて選ぶしかないから、知ったこっちゃない。でも帰ってきた人がいたら、そりゃうれしいと思う。騒がず密かに。それだけ。

(10/24追記)
これは前回エントリーコメント欄にtotoさんからいただいていたが(ありがとうございます)、もうひとつ朝日新聞に「印象操作」と思われる記事があった。10月20日の「『移動教室にこそ予算を』福島・伊達の校長ら国に訴え」で、使用されている写真のキャプション=「『子どもたちは夏の暑い日でも全員、マスクをし、積算線量計のガラスバッチを胸に登校していました』。写真を見せながら国会議員らに訴える福島県伊達市立富野小学校の宍戸仙助校長」というものだが、この校長が見せている写真は、去年の夏であるという事実(=校長の説明)が抜けている、というもの。なおこの記事を書いたのは「例の」フクシマ支局本田雅和記者。なるほどこれでは、「福島では今年の夏もマスクで登校!キャー!子どもは全員避難させなさいっ!大馬鹿者!」とかなる可能性があるのだにゃ。

「平凡な食卓での会話」【備忘録】朝日新聞「情報の取捨選択とはこうするのだ」の事例
http://blog.livedoor.jp/toshiaki_ono/archives/51900144.html
に詳しいです。

まったく福島では新聞読んだりTV見たりするのが大変だにゃ(もちろんネットも)。でも何年か後には、日本で一番「メディア・リテラシーがある県民」になっているかもね~。

郡山市「桑野協立病院」のFTFは内部被曝計測不可能 マスゴミは誤報を訂正してにゃ

この福島を苦しめる「放射能デマ戦争」ではっきりしたことのひとつは、マスゴミが伝えることは信用してはいけない、特に科学、医学問題について、ということだにゃ。ま、あの手の業種は「文系」の秀才ばかり集めているから、こうなるのは当然とも言えるけどにゃ。

今話題の「iPS細胞の森口氏ニセ研究問題」だって、発端は読売のマチガイだったようだ。もう少し「裏を取る」ことをしていれば、「おかしい」と気づきそうなものだった?もっともこれは既に読売が、誤報をちゃんと認めて「おわび」している。これはもう結論は明白とは言え、いいことだと思うのにゃ。もう数日でさらにいろいろ判明するだろう。

前エントリーでは毎日新聞の10/3「秘密会」記事に、「福島県民健康調査に東電が出資」というマチガイがあることを指摘した。さらに10/5「進行表」記事には、「内部被曝」検査に尿検査を要求している「子ども福島」が正しい、と取れるような危うい記述があることも指摘した。これはおなじみの早野龍五先生、野尻美保子先生のご指摘があるが、「尿検査でWBC並の精度をもって内部被曝を検出するには、1.6リットルもの尿が必要」なので、事実上不可能なのであり、福島県は試行してみたものの、去年の冬に断念したのだ。

しかし件の毎日の「進行表」記事は「子ども福島」の肩を持ち、県を批判するためにか、こうした経緯は無視して「尿検査導入を県民が要求したのに、出来レースの会議で否定された」と取れる書き方をしていた。今頃こんなことを書くのは県を貶めるための「印象操作」かと思えるが、WBCと並んで「尿検査」が使える、という誤った情報を撒き散らしていることにもなる。今業者が行っている「(精度の低い)尿検査による内部被曝測定」にお金をつぎ込んでいる被災者、不安な人等がいるとしたら・・・?県を攻撃するのは自由だが、科学的に誤解を生むような記事はイカンのではないか?

前置きが長くなってしまったが、実はまたマスゴミの「デマ事件」が起こっているので、記録しておくにゃ(ただし今度は、毎日新聞は関係ないと思われ)。今回の「本題」は「こすもすさん」はじめ皆さんが書かれ、まとめていることを「後追い」しただけだが、実はこの「尿検査」問題に似ているところがある。

9月の終わりに福島県のニュースで、郡山市の「桑野協立病院」に短時間で内部被曝が測定できる新鋭機「Fast Track-Fibre(FTF)」が導入された、と華々しく伝えられた。もうマスゴミ各社は大騒ぎだったにゃ。

「朝日新聞」の記事はもう削除されているので、キャッシュで。
内部被曝、10秒で検査 9/26
kuwanokyouritu.jpg

NHKニュースももう消えているが、こんな内容だったにゃ。
郡山に最新内部被ばく機器導入 - NHK福島県のニュース 09月24日 19時49分
http://zh-tw.facebook.com/311Networks/posts/352547754836898

この他「福島民友」
最短10秒、内部被ばく測定 郡山・桑野病院が装置導入
http://www.minyu-net.com/news/news/0925/news7.html

「福島民報」
短時間で内部被ばく検査 郡山の病院に装置
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120925-00000003-fminpo-l07

他にもあるかもしれないが(おそらく前段で批判した、毎日新聞はこれについては無かったと思う)、とにかく10秒で内部被曝が測定できるなんて、ドリームマシーンだにゃ、と喜んだのもつかの間、早野先生、野尻先生から「疑問」が・・・このあたりは「こすもすさん」のブログ「秋桜の日記~福島県民200万分の1の声~」に詳しいにゃ。

「郡山市 桑野協立病院に 画期的なホールボディカウンター導入!? (9月26日追記あり) 」

「郡山 桑野協立病院に導入されたWBC 続報に ぽか~ん。(´o`)」

要するにFTFは「内部被曝」は測れない。まったくの「誤報」だし「誤導入」だにゃ。

あ~、何か「原発のない未来を なかのアクション」とかいう「反原発」が、「(FTFは)精度が福島県で一般的に使われている機械よりいいということで、ホールボディーカウンターとしての利用も可能です。」とコイて、 このFTF導入を盛んに推しているが・・・何だコレ?もう「トンデモ」はたくさんだにゃ。
http://nakanoaction.jimdo.com/全国内部被曝測定プロジェクト/

そして10月11日、早野先生が郡山市の「桑野協立病院」を訪問した。

NHKニュースを発端とした、今日までの動きはこちらの「まとめ」(続編もあるようです)
【NHKニュース】短時間で内部被曝検査【節子、それWBCやない】
http://togetter.com/li/378932

おなじみbuveryさんによる「まとめ」もできています。
早野先生による桑野協立病院のFastTrack Fibreの話
http://togetter.com/li/388212

早野先生のツイートで、こんなのがあった。

桑野協立病院のFTF 11. 僕「Mirionの見積りではせいぜい800万円の製品なのに,なぜ2000万円なのか」代理店「我々の仕入れ値は1200万円.Mirionは相手によって仕切値を変えていると思う.利益20%を頂戴している」(ということは2社が20%ずつ取ったんだよね!)hayano2012/10/11 19:41:06

http://www.koriyama-h-coop.or.jp/shinsai/2012/10/post-827.htmlによると、この桑野協立病院のFTFは、「全国の生協や民医連の支援で導入」って書いてある。もしかしたら「購入価格」=2000万円にも、とんでもない問題があるのかもしれない。

病院は実害が出ないうちに、誤りを認めて対処するだろう。もしかして騙されたのかもしれないし、病院長の坪井さんは、郡山に残って医療に務めることを決意した方だから、いい方向に行くと思う。でも導入時に大騒ぎしたマスゴミは、しっかり「自分らも(よく調べないで)間違いました」も報道してにゃ。改めて各社の記事、中身見ると、相当盛り上げているわけだから、これを知らん振りはよくないよ~。しかも今回「誤り」が発覚したのは、ボランティアで獅子奮迅の活躍の早野先生のおかげだ。マスゴミが自力で気づいたわけじゃない。マスゴミはこれを機会に、早野先生の「福島の内部被曝はかなり軽度なことが判ってきた」といったことにも耳を傾けて欲しいものだにゃ、「危険説」ばかりでなく。

ホント、間違ったらちゃんと認めて、訂正すればよろし。それを政治家や行政に求めるのはマスゴミだけど、マスゴミは「言論の自由」があるわけだから自分で自分をしっかりシメなかったら、デマ「野放し」、印象操作、誘導「やりたい放題」の恐ろしい世の中になるにゃ。謝罪と訂正は「目立たないようにコソコソ」じゃなく、しっかりやってにゃ。読売の「おわび」は、各紙が報じているわけだし。

それにしても早野龍五先生の活動には、本当に感謝だにゃ。福島を、日本を救ってます、この方。

「秘密会」は言語道断 しかし「子ども福島」で県民を代表する毎日新聞はフシギちゃん

なぜ科学的には大いに疑義がある武田邦彦師らの「危険説」を信じて、多くの「おかあさん&子ども」たちが「自主避難」したのか?もちろん「子どもがガンになったらどうするんだ!」という、心理的には一種のこどもを人質にとられてのパニックであることは想像できる。しかしもう一つ見逃せない要因がある。それは、「旧来の権威の失墜」による社会不安の増大、という事態が起こると、「明快な主張」「断言」の類が、例えそれがどこかの馬の骨によるトンデモの類でも、中身の如何に関わらず大いに影響力を持ち、信用される可能性が出てくるということだにゃ。

ほんの一例だが、今回の福島第一原発の事故では、「政府・東電」の事故後の対応は明らかに「おたおた」した感じだった。水素爆発があった時、枝野官房長官は「爆発的事象」という、世にもフシギな言葉を使っていた。一方武田師は「原発は核爆発しました」と(デタラメだが)明快に書いた。また「明快な主張」というわけでもないが、国会や記者会見で「泣く」という「突出した行為」が、それを行った者の信用度を異様に高めたこともあった。

もう有名になった新聞記事
「福島健康調査「秘密会」で見解すり合わせ」 毎日新聞 10/3
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121003-00000011-mai-soci
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施中の県民健康管理調査について専門家が議論する検討委員会を巡り、県が委員らを事前に集め秘密裏に「準備会」を開いていたことが分かった。準備会では調査結果に対する見解をすり合わせ「がん発生と原発事故に因果関係はない」ことなどを共通認識とした上で、本会合の検討委でのやりとりを事前に打ち合わせていた。出席者には準備会の存在を外部に漏らさぬよう口止めもしていた。

 県は、検討委での混乱を避け県民に不安を与えないためだったとしているが、毎日新聞の取材に不適切さを認め、今後開催しない方針を示した。
 検討委は昨年5月に設置。山下俊一・福島県立医大副学長を座長に、広島大などの放射線医学の専門家や県立医大の教授、国の担当者らオブザーバーも含め、現在は計19人で構成されている。県からの委託で県立医大が実施している健康管理調査について、専門的見地から助言する。これまで計8回あり、当初を除いて公開し、議事録も開示されている。
 しかし、関係者によると、事務局を務める県保健福祉部の担当者の呼びかけで、検討委の約1週間前か当日の直前に委員が集まり非公開の準備会を開催。会場は検討委とは別で配布した資料を回収し議事録も残さず、存在自体を隠していた。
 9月11日に福島市内の公共施設で開いた第8回検討委の直前にも県庁内で準備会を開いていた。同日は健康管理調査の一環である子供の甲状腺検査で甲状腺がん患者が初めて確認されたことを受け、委員らは「原発事故とがん発生の因果関係があるとは思われない」などの見解を確認。その上で、検討委で委員が事故との関係をあえて質問し、調査を担当した県立医大がそれに答えるという「シナリオ」も話し合った。
 実際、検討委では委員の一人が因果関係を質問。県立医大教授が旧ソ連チェルノブイリ原発事故で甲状腺がんの患者が増加したのは事故から4年後以降だったことを踏まえ因果関係を否定、委員からも異論は出なかった。
 また、昨年7月の第3回検討委に伴って開かれた準備会では、県側が委員らに「他言なさらないように」と口止めもしていた。
 毎日新聞の取材に、県保健福祉部の担当者は準備会の存在を認めた上で「あらかじめ意見を聞き本会合をスムーズに進めたかった。秘密会合と言われても否定できず、反省している。(今後は)開催しない」と述べた。
 福島県の県民健康管理調査は全県民を対象に原発事故後の健康状態を調べる。30年にわたり継続する方針で、費用は国と東電が出資した基金で賄う。
【日野行介、武本光政】


というわけだが、このセンセーショナルな見出しはともかく、県はこのように書かれる可能性があることを、絶対にやるべきではない。この「デマ戦争」という非常事態下、行政という権威のさらなる失墜は混乱を招き、福島の精神的復興を遅らせることだろう。またこれによって、せっかく「福島に帰ろう」と思っていた「自主避難者」が、やはり県は信用できない、となって帰還をやめるといった事態もあるかもしれない。

ただしこの記事には明らかなマチガイがある。
「福島県の県民健康管理調査は全県民を対象に原発事故後の健康状態を調べる。30年にわたり継続する方針で、費用は国と東電が出資した基金で賄う。」とあるが、ここから受けるイメージは、「東電のひも付き調査」である。しかし本当に東電は出資しているのか?

東電、福島県に賠償250億円 日本経済新聞 2012/1/19 15:30
http://www.nikkei.com/article/DGXDASDG1901Y_Z10C12A1CR0000/
東京電力福島第1原発事故を受け、東電が福島県に対し、250億円の賠償金を近く支払うことが19日、分かった。県は県民の健康調査の財源とするため、健康管理基金に積み立てる方針。東電によると、福島県に賠償金を支払うのは初めて。(以下略)

「東電が出資」ではない(あの状態で「出資」なんかできるわけないだろう)。東電から得た賠償金を福島県が基金に出すのであり、誤記である。悪意っつーか、「報道意思(前回コメント欄で話題になった、池田香代子さんのツイートから)」とやらがあったかどうかは、わからない。ま、まさか「意見誘導か?」を批判する記事が「印象操作」なんかしてないだろう。しかしもし「福島県の健康調査は東電が出資」などというデマが流れたら、毎日新聞の責任であろう。


10/9 県の「内部調査結果」発表
今日(10/10)福島民報の記事
http://www.minpo.jp/news/detail/201210104138
「意見調整なかった」 県民健康調査準備会問題 県、「県民に疑念」と謝罪 
福島県は9日、事前の意見の調整や委員への発言の振り付け、口止めなどは認められなかったとする内部調査結果を公表した。一方で進行表配布など「県民に意見調整などの疑念を抱かせかねない行為があった」として謝罪。県は健康管理調査への県民の不信を招いた事態を重く見て、県、福島医大関係者以外の外部委員の増員など会議運営の在り方を改善する。
■運営見直し透明性確保
県は今回の件を重く見て、県民健康管理調査の透明性確保、県民の不安解消のため会議運営の在り方を見直す。検討委の外部委員を増員し、法曹界や報道機関に参加を要請。検討委を定例化し、調査や検査の進捗(しんちょく)状況を定期的に説明する。準備会は原則的に開かず、資料を事前配布する。仮に開く場合は、議事録公開など透明化を図る。
(一部抜粋)

ということなのだが・・・今日(10/10)の「福島民友」の記事は、問題点をよく指摘していると思う。
http://www.minyu-net.com/news/news/1010/news6.html
事前「進行表」配布に不信感強める保護者

東京電力福島第1原発事故に伴う県民健康管理調査の検討委員会をめぐる事前の「進行表」配布などの問題で、9日に県から調査結果が示されたが、健康管理調査で甲状腺検査を受けている子どもの保護者からは調査結果に「納得できない」との声が上がった。健康管理の在り方を議論する会議で、事前の意見調整の疑念は晴れず、保護者たちは不信感を強めた。
「(議論の)『誘導はなかった』という調査結果自体が誘導されたものではないのか」。福島市の山田純子さん(37)は「これまで公開されてきた検討委員会の議論は、結論、シナリオありきの『茶番劇』としか思えない」と15歳の長男、11歳の長女の2人の甲状腺検査結果を見返した。国や県が公表すること一つ一つに一喜一憂してきた。「県民の立場で議論してくれていたのではないのか。どこを信用して、何を頼ればいいのか」
数日で結論に至った会議運営に対する内部調査に納得できず、不信を強める。「県と全く立場が重ならない人が調査してほしい」と、今回の調査結果について、さらに第三者が精査すべきだと指摘した。
(2012年10月10日 福島民友ニュース)


ちなみに福島民友社説10/5
http://www.minyu-net.com/shasetsu/syasetu/121005s.html
「健康調査準備会/不信感払拭へ透明性確保を」
不安をあおることを恐れ、逆に不安を増幅させてしまっては本末転倒だ。県は委員会の運営方法を見直すとともに、情報公開に努めながら、「準備会」が招いた不信感を払拭(ふっしょく)しなければ、県民と一丸となった県土の再生はおぼつかないだろう。


影響は県が思っているより遥かに大きいだろう。恐らくこれまでで最大の失態だ。せっかく早野先生、野尻先生をはじめ、様々な方々がアマチュア、ボランティアで福島の味方になって、「反原発」の主張はそのま受け取れないことを暴いてきたことが、「県」の失態によって、ムダになってしまうかもしれない。もし再び武田師、バズビー師らが勢いを得たら、これを取り返すにはこれまでの何倍もの努力が必要になるだろう。まったく「義勇軍が奮闘しても、本隊が自滅している状態」で「お前ら本気でやっているのか!」と言いたくなる。まさに「第三者委員会」による調査でもやって、少しでも失点を挽回してほしい。

他の新聞の記事も記録しておくにゃ。

開催前に委員に説明 福島の健康調査検討委 産経新聞10/3
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121003/trd12100313400007-n1.htm

原発事故の健康管理、検討会議の前に「準備会」 読売新聞10/3
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121003-OYT1T00624.htm?from=ylist

確かに非公開「事前会合」があり、事前に議事の進行が出来ていた。この種の「事前会合やって本番会議は形だけ」は、旧来の日本の組織ではよくあることで、それによって肝心な調査結果が変わった、、隠蔽された等とまでは思わないが、今の福島の非常事態下では、旧来の形骸化したプロセスは必要ないし、通用しない。そもそも結果に影響しない「事前会議」ならば、時間も費用もムダであり、ここにも突っ込まれる可能性がある。疑心暗鬼が渦巻く福島で行政が「透明性」「公正性」を確保しないと、「失敗学会」の研究材料程度にしかならないだろう。しかも過去の「議事録」を作成しておらず開示請求であわてて作ったという事態までも発覚した。

開示請求後に議事録作成 福島県「不適切」と非認める 河北新報10/10
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121010t61012.htm


単純な「二分法」の萌芽
というわけでこの事態にはかなりがっかりしたものの、だからと言って「行政が間違っている 信用できない」=「既に子どもが放射能で甲状腺ガンになった」「福島には人が住めない」「子どもを避難させろ」「福島の女性と結婚しないほうがいい」「将来奇形が増加」「福島の農家はオウム信者と同じ」等の「反原発の主張」が正しい、という「論理の飛躍」になるわけにはいかない。しかし一部新聞記事には、もう既にこの単純な二分法の萌芽が見られた。

東日本大震災:福島第1原発事故 福島健康調査検討委が「進行表」 「結論ありき」県民憤り 議論の場、意見出ず 毎日新聞 2012年10月05日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20121005ddm041040196000c.html
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が設置した県民健康管理調査の検討委員会で、県が委員らと事前に調整していたことを示す「議事進行表」の存在が明らかになった。内部被ばく調査の結果については「結語」として「相当に低い」との発言予定を記し、問題となりそうな話題については「そらして下さい」と要望。A4判2枚の文書には県による「振り付け」とも受け取れる記載が列記され、県民らは不信感を募らせている。【日野行介、武本光政】

「不気味なほど意見が出ない。おかしい」。福島市内の市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」はメンバーが検討委を傍聴しているが、代表の佐藤幸子さん(54)は検討委の議論にそんな疑問を抱いていたという。
検討委の前日に委員らに送られた進行表には、浪江町と飯舘村、川俣町山木屋の3地域で120人を対象にした内部被ばく調査についての記載がある。調査結果への見解は翌日の検討委で議論されるはずなのに、議事進行における「結語」として「内部被ばくは合計しても1ミリシーベルト未満で、相当に低いと評価」などと記されていた。
また、内部被ばくの検査手法を巡り「WBC(ホールボディーカウンター)の今後の普及とGe半導体(ゲルマニウム半導体検出器)の逼迫(ひっぱく)状況(牛肉等)を考えると、尿検査でWBCを代替えするのは困難ではないか」との記載もあった。尿検査はホールボディーカウンターと呼ばれる大型機器を使った検査より放射性物質の量を正確に調べられる一方、かなりの量の試料が必要とされ、手間がかかるとされる。また、尿検査に使用されるゲルマニウム半導体検出器は、牛肉などの検査にも使われている。
同ネットワークは事故直後から尿検査の導入を訴えているのに対し、県は県議会などで慎重な姿勢を示し続けている。佐藤さんは「やっぱり、結論ありきの議論だったのか」と憤りを隠さない。

また、進行表のうち調査の進捗(しんちょく)状況を巡る項目では、問題視された「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の話題をできるだけ避けるよう要望。仮に話題になった場合には、別の委員会で検討するとして話題をそらすよう求めていた。
詳細調査の項目には「予算の有効配分と実効性を踏まえて、あれもこれも追加は不可です」「下記の範囲での議論をお願いします」などとの記載もあり、一定程度議論を誘導したい県の意向がうかがえる。
 
内部被ばくに詳しい矢ケ崎克馬・琉球大名誉教授(物性物理学)は「特に下線を引いたりした部分は、影響を過小評価したい思惑を感じる」と、県の姿勢に疑問を呈した。
<福島県が作成した進行表の主な記載>
[取扱注意]
◇第3回「県民健康管理調査」検討委員会 進行
1 議事

2 各議事についての第3回検討委員会の進行

 (はじめに)【座長から発言】

(1)ホールボディカウンターと尿(内部被ばく)検査結果について【○○委員】

(結語)「セシウム134及137による内部被ばくについては、合計しても1mSv未満であり、相当に低いと評価。他の地域の住民では、さらに低いと思われる。今回の3地域(浪江、飯舘、川俣山木屋)以外を対象とした小規模調査の結果を見た上で、(尿による内部被ばく検査の是非を)判断したい。」

・但し、WBCの今後の普及とGe半導体の逼迫状況(牛肉等)を考えると、尿検査でWBCを代替えするのは困難ではないか。
(以下略)


この記事のフシギ
「いつ」は報道の基本だが、フシギなことにこの記事には「いつ」の「進行表」かが無い。よく見ると最後の資料に「第三回」とある。ちなみに朝日は2011年7月のものとはっきり書いている。

議会答弁と矛盾 県健康管理調査で進行表 朝日新聞10/6
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001210060002

どうりで毎日には、昨年7月当時隆盛を極めた「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」が出てくるわけだ、なのだが・・・「いつ」無しの意図は不明だ。なお前記「河北新報」記事によれば、

福島県の県民健康管理調査検討委員会の議事進行表事前送付問題で、県は9日、事前送付は8回の委員会の中で計6回あったことを明らかにした。6回のうち第3回(昨年7月)と第6回(今年4月)の進行表に「議論の誘導と疑われかねない記述があった」としている。
県によると、進行表に議論誘導と受け取れる記述があったのは第3回が「尿検査でホールボディーカウンターを代替するのは困難でないか」など10項目、第6回が「生活習慣病リスクの低減が重要との議論へつなぐ」の1項目。


つまりこの第三回の「進行表」こそが、本格的なものだったとも取れるのだが、とにかく記事を順に見ていく。

見出しの「県民憤り」って、本文には「現:子ども福島(旧 子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)」の代表の佐藤幸子氏1人しか出てないじゃないか(使い古された手だにゃ)。この団体は大阪であった「葬式デモ」に賛成したり、0歳児をはずしたインチキな統計で「福島で子どもの死者が増えている」と騒いだり、とうてい「県民」の代表とは思えない。

それに「尿検査」の導入を要求していたそうだが、この方法はホールボディ・カウンター並みの精度を得るには1.6リットルもの尿を要し、県は方法の確立を目指したものの、2011年12月に断念したのである。純粋にテクニカルな問題だ。

これについては「おやまのゆず」さんにあるが、
http://plaza.rakuten.co.jp/oyamayuz/diary/201202070000/
現在時事通信のリンク先は消滅したので、再掲しておきます。

福島県は20日、国と放射線医学総合研究所が進めていた尿検査による内部被ばく量の測定について、専用検査機「ホールボディーカウンター」(WBC)に比べ精度が低いとして、実用化を断念したことを明らかにした。担当者が県議会で説明した。
WBCは1台数千万円と高額な上、検査人数も1日40人が限度。放医研は簡単にできる尿検査で被ばく量を割り出す方法を模索し、6月に始まった県内3町村の住民を対象とする先行調査で、WBCと並行して100ミリリットルの尿を採取して調べていた。
県が放医研から受けた説明によると、尿検査でWBCと同じ精度を得るには1日分の尿量(成人で約1.6リットル)が必要で、時間もかかることが分かった。県はWBCで内部被ばく検査を進める方針。
時事通信2011 12/20 

また野尻先生、早野先生らの見解も同じ
http://twilog.org/Mihoko_Nojiri/date-111220
これをちゃんと発表して貰えれば、消費者センターに通報できるようになる。RT @hayano: (jiji引用) 尿による内部被ばく検査は精度が出ないので断念.今後はホールボディーカウンターで.http://t.co/V9mFDfnf (当然というか妥当な結論。。。

「市民」や「業者」による「尿検査」~「少量のセシウム検出」~「内部被曝してます、避難しなさい!」という展開は、福島に限らずよくあることらしいにゃ。
http://radi-info.com/q-1450/

この記事は、こんな「尿検査」を内部被曝検査に導入するべきと言うのか?また「尿検査」について、なぜ佐藤氏の「やっぱり、結論ありきの議論だったのか」になるのかわからない。記事は無理やり「子ども福島」を登場させて、見出しで「県民」としたように見える。

「健康調査検討委」なのだから「SPEEDI」の話なんて関係ない。当然深入りは時間の無駄だろう。

最後に「反原発ご用達」の「内部被ばくに詳しい矢ケ崎克馬・琉球大名誉教授(物性物理学)」が登場するが、「影響を過小評価したい思惑を感じる」って何のこと?これが「内部被曝」の影響のことならば、矢ヶ崎氏が常に「内部被曝の影響」を「過大評価」しているのではないか?数字のことなら、もう現時点では、内部被曝は最大でもせいぜい甲状腺等価線量で50mSV(実効線量でこの25分の一)以下だろう、と判明してきているが?

そうそう、この人の内部被曝危険説の「穴」をこの際一度確認しておこう。矢ヶ崎説は単純に言うと、内部被曝ではα、β線は周りの細胞も傷つけてダメージが甚大、というものだが、

「正直これを見たときはびっくり仰天した。γ線がどのようにして被曝を引き起こすのかをまるで理解できていないからだ。」という「基礎からの」疑義はこちら。
http://looperblog.blog52.fc2.com/blog-entry-63.html

矢ヶ崎説では、β線でがん細胞を破壊する「放射性ヨウ素内用療法」は使えなくなるよ?というのはこちら、
http://blogos.com/article/18922/

矢ヶ崎説には「実証データ」はない。アタマの中の「仮説」だ。ちょっと話がずれるけど、トンデル博士なんてまだ、データらしきものがあったし、セラフィールドとかセミパラチンスクとか、海外の「反原発」あるいは「危険説」の研究には、データらしきものが付いている(たいてい「穴」、欠陥があるが)。何で日本の「反原発」は、日本に昔から沢山原発があったのに、「原発周辺の白血病患者データを集める」的な、地道な研究をしてこなかったのだろうか(「陰謀」で出来ない、ってのなしね)?だから急に「外人部隊」をありがたがるのかにゃ?どっちにしろα線ったらウラン、プルトニウム・・・、こんなので内部被曝した人、今回いるの?

毎日の記事には、あちこちに「県」の足を引っ張るような仕掛けがある(今回「県」は弁護できないけどね)。とは言っても、毎日新聞が全員「福島の敵」とは思っていない。結局「人による」のだにゃ。マスゴミと言えば「大企業」、「企業統制」とやらが取れていて、いくら何でも社員それぞれの言うことが矛盾だらけなんてことはないだろう、と思っていたが、「実はバラバラ」で「個人商店のオヤジの集まりみたいなもの」というのは、この「放射能デマ」で得た最大の教訓の一つかもしれない。

10/11追記 ついでにもうひとつ気が付いたことを。この記事には「秘密」だったはずの「進行表」が出ている。ということは恐らく、委員の中の誰かが、記者に「リーク」したのではないか?つまり委員の中にも「いくらなんでも非公開事前打ち合わせはおかしい」と思った人がいるのかもしれない。)

そう言えば昨日、毎日新聞論説委員で元福島支局長の斗ヶ沢秀俊さんが、「福島の敵」である「無料(フリー)ジャーナリスト嘘過隆(上杉隆)氏」に対決を迫っている。今回「秘密会」記事を書いた日野記者とは反対の行動だにゃ。

毎日新聞・斗ケ沢秀俊氏の上杉隆氏への公開質問状 @uesugitakashi
http://togetter.com/li/387220
「毎日新聞の良心」斗ヶ沢さんを応援するのにゃ。

確かに「福島県は信用できない」。しかしそれは「反原発の主張は正しい」にはならないし、同じように毎日新聞が全て「福島の敵」でもない。単純な「二分法」で脊椎反射的行動をしないように、アタマを使ってサバイバルするしかない。

あ~、もうひとつトギャッたんで、面白いの見つけた。関係ないけど楽しいやつ。
元桐生市議庭山由紀さん、桐生の女子高生に論破される
http://togetter.com/li/386625

意外と未来は明るいかもにゃ。

福島の甲状腺調査 「見つかった甲状腺ガン」は原発事故の前からあった

前エントリーのコメント欄の「ベアちゃん」関連でも話題になっていた「福島県の甲状腺検査」だが、先月の福島医大発表「甲状腺ガン1人」は、あわてたところで「福島の敵」共がはしゃぐだけだ、もう今や正しいことを書いてくれる人は多いし、こっちは「デマリン」で忙しいしな、等と思い、しばらくスルーしていた。

あわてない理由は、「放射線起因の甲状腺ガンなんて、こんなに急にはならんだろ~」「8万人だか数万人だかに1人甲状腺ガンがってったって、36万人調査のまだほんの出だしの一部だから、統計的には何も意味無いだろ~」てなところか。正直これまでの「長野県諏訪で避難者に甲状腺異常!byチェルノブイリ連帯基金」「福島の甲状腺異常率が長崎etc.の調査より遥かに高い!」「札幌に避難した子どもに甲状腺ガン!byおしどりマコ、週刊文春」等のデマと、大して変わらんと思っていた。

しかし数日前、興味深い新聞記事が出たので、紹介しておこう。

甲状腺がん 子どもの発症例「事故の前から」 福島県が見解 (河北新報9/29 第16版 3面)

福島第一原発事故後に福島県内の18歳以下の子ども1人に甲状腺がんの発症例が確認された問題で、県保健福祉部の菅野裕之部長は28日の県議会9月定例会で、「原発事故時点で既にがんが存在していたと考えられる」と述べた。
菅野部長は「がんの進行が極めて遅いなど医学的特性を総合判断して評価した」と説明した。
県は10~11月、甲状腺検査を受けた子どもの保護者を対象に検査の内容や小児甲状腺がんに関する説明会を南相馬、福島、郡山の3市で開き、県民の不安解消を図る。
発症例は県がこどもを対象に実施している甲状腺調査で確認され、福島市で11日にあった県民管理調査検討委員会で報告された。

(ネット上にはないので、画像を貼っておきます)
kahoku9282.jpg

これまでの「放射線起因の甲状腺ガンは、こんなに急にはならない」じゃない、明確な「公式見解」なところが、一歩前進だにゃ。こういう情報はフシギなことに、「大騒ぎ」しないね、マスゴミって。変なの。

この「ついに福島の子どもに1人甲状腺ガンが出た!」と、「反原発」が例によって喜んで大騒ぎした「甲状腺検査」、もうかなり有名だが一応おさらいしておこう。
福島民報 (2012/09/12 09:08カテゴリー:主要)
http://www.minpo.jp/news/detail/201209123603
甲状腺がん1人確認 福島医大「放射線の影響ない」

11日に福島市で開かれた県民健康管理調査検討委員会で、福島医大は子どもを対象とする甲状腺検査について、二次検査の結果、1人の甲状腺がんが確認されたと報告した。検査で甲状腺がんが見つかるのは初めて。福島医大は「放射線の影響ではない」としている。
甲状腺検査は東京電力福島第一原発事故時に18歳以下だった子ども約36万人が対象で、検査結果が判明したのはこれまでに約8万人。
今回、甲状腺がんが見つかったのは平成23年度実施分の二次検査。23年度は双葉郡8町村と伊達市、南相馬市、田村市、川俣町、飯舘村の13市町村の3万8114人で一次検査を実施した。
186人から5.1ミリ以上のしこりなどが確認され、二次検査対象(B判定)となった。検査を終えた38人のうち、超音波検査や細胞を吸引して詳細に調べた結果、1人が甲状腺がんと確認された。それ以外は良性だった。
福島医大は対象者についてプライバシー保護の観点から性別や年齢、住所、被ばく線量などを公表していない。
福島医大は24年度の一次検査結果も公表した。福島市の4万2060人を検査し、「直ちに二次検査を要する」(C判定)と判定された県民はいなかった。二次検査対象は239人で全体の0.6%。23、24年度では425人に上る。
しこりなどが見られない「A1判定」は2万3702人で全体の56.3%、5.0ミリ以下のしこりなどがある「A2判定」は1万8119人で43.1%だった。

■「高い外部被ばくない」福島医大鈴木教授
甲状腺検査で甲状腺がんが見つかったことについて、調査を担当する県民健康管理調査検討委員会の鈴木真一福島医大教授は「内部被ばくのあったチェルノブイリ事故でさえ甲状腺がんは発生まで最短で4年。本県では広島や長崎のような高い外部被ばくも起きていない。事故後1年半しか経過していない本県では、放射線の影響とは考えられない」と東京電力福島第一原発事故の影響を否定した。
検討委の座長を務める山下俊一福島医大副学長も検討委として同様の見解を示した。
鈴木教授らによると、子どもの甲状腺がんの頻度は100万人に1~2人といわれるが、通常はしこりを感じる本人の自覚症状などで数センチ大になってから見つかるケースが多いという。今回のように18歳以下全ての子どもを対象に精度の高い超音波検査を実施した例がなく、「比較はできない」としている。
首都大学東京大学院放射線科学域長の福士政広教授は「甲状腺がんの進行は遅く、現段階で原発事故の放射性ヨウ素を原因とする症状が出ることは考えられない。今回症状が確認された人は原発事故以前から発症していたはずだ」と指摘する。


読売新聞はこちら
http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/information/20120912-OYT8T00869.htm

斗ヶ沢秀俊さんの9/12ツイートによれば、福島潰しで有名な「朝日新聞」も、煽ってはいなかったらしい。
RT @hidetoga: 朝日新聞も3面で3段の扱い。半年ほど前は「甲状腺がんの子どもが見つかった時、いったいどんな記事が出るのか」と心配していましたが、各紙とも抑えた扱いでした。鈴木真一県立医大教授の「チェルノブイリ事故後の発症増加は最短で4年」であり、事故とは無関係との談話がきちんと掲載されています。posted at 18:09:00

「デマリン(竹野内真理氏)」のはしゃぎぶりはトゥギャったんの「まとめ」(by yuu shoさん)で

「工作員マリリン 「福島で子供の甲状腺がんが出ました!」とはしゃぐ
http://togetter.com/li/371505

続編もあるにゃ。
「続 工作員マリリン 「福島で子供の甲状腺がんが出ました!」とはしゃぐ」
http://togetter.com/li/371827
ここでは「九州の医師」?(←この人、「九州の医師」ではなく、omodekintaさん、でした。失礼いたしました~。「医師」はonodekitaだっけか?コメント欄でのご指摘ありがとうございます)が「マリリンには更年期障害がある」と言っている。意図はよくわからんが、「マリリン」は「反原発」に切捨てられつつあるのかにゃ。そしてついに「デマリン」どころか、「一流の人でなし」「バカリン」というタグがついてしまった、悲しい色やね~。「マリリン」はやはり「反原発」を分断し、勢いを削ぐための「政府・東電の工作員」だったと考えるのが、一番腑に落ちるにゃ。

ここはやはり、icchouさんの「ポストさんてんいちいち日記」で、事態をしっかり把握しておこう。
「甲状腺がんが1人確認されたことに関するPKA先生の解説、ほかを纏めました」
http://icchou20.blog94.fc2.com/blog-entry-305.html
これはメチャためになります。福島人必読です。

(追記10/4)ここにあるPKAさんのツイート、
「ということで、ちょっと話が脇に逸れたんで話を戻すと、有病率とか発見率とか、もっと以前からの話だとベクレルとかシーベルトとか、すごく馴染みのない言葉や数字が登場して、その数字から情報を引っ張り出そうと皆さん頑張ってますが、数字そのものよりまずはその数字の意味を考えてほしいんです。
 関係のない数字を並べて比較したり、似てるけど実は違うものを比較したりしても、そこから得られる情報は誤情報です。もし結論が合ってたとしてもただの偶然で、同じ考え方をしたらいつか間違います。誤情報はデマを生み、デマは不安を生む。不安はそれ自体実害であり、差別など別の害にも化けます。

で、その害が向かうのはいつも被災地です。先日の呟きで私は半ば皮肉のように「冷静ですね」と言われましたが、むしろ冷静にならないとダメなんですよ。最終的に実害が生じる以上、「踊らにゃ損々」とばかりに大騒ぎするのは、既に加害行為であると誰もが認識しないと。

最後の部分はもう長いこと指摘されてるのに、「子供たちのために!」と叫びながら被災地の子供たちごと足蹴にする言行不一致がまかり通ってるので、もう今更期待はしませんけどね。自分が加害行為に加担してるかも、と一瞬でも思えた方は、一度立ち止まって熟考していただきたいところ。」


ホントに「加害行為」です。「予防原則」やって「時が来れば」結局「大げさだったね」で「笑って済む」と思っているのかもしれないが、精神的被害(だけでなく、「自主避難」による物質的損害も)、笑って済まない段階だと思います。その内に「デマ・煽り」等に気が付いて「自主避難」から戻ってきた人等が、怪しい情報を流し、煽った人たちに「損害賠償請求」なんかを起こす可能性は、誰にも否定できないでしょう。このブログは「プロフィール」にあるように、近未来におけるそういう事態も想定し、役立つように「記録」しているわけなのです。

ところで武田邦彦尊師も久々に張り切ったみたいだにゃ?
「時事寸評 福島の子供の甲状腺ガンをどう考えるか?」
http://takedanet.com/2012/09/post_d32f.html
「被曝によってガン、生殖異常、免疫疾患などがでることは確かで、それは個人差があり、また統計的(誰にでるか分からないし、出ない人も多い)ということです。おおよそは「法規の基準以内なら交通事故より多くなり、法規の基準以上なら交通事故より危険になる」という感覚で良いと思います。」
って箇所は、思わず読み返した。「シャチョサン、ニホンゴヘンダヨ。」まだこんな人信じて「自主避難」する?「自己責任」でどうぞ。

この武田師の「検査した子供の100人に36人が甲状腺に異常が見つかり」というやつは、その他の輩も「36%が異常」とかわめいているが、どこから出たのか?もしかして、これ?
http://mainichi.jp/select/news/20120826k0000e040108000c.html
甲状腺検査:福島県外の子供と比較 内閣府方針 
毎日新聞 2012年08月26日 09時48分(最終更新 08月26日 13時24分)

福島第1原発事故を受けて福島県が始めた子供の甲状腺検査に関連し、国は放射線の影響の有無を調べるために県外でも同様の検査を実施し、今年度中に比較データを得ることを決めた。福島では受診者の約35%にしこりなどが見つかり、県は「良性の小さなのう胞やしこりは通常でもよくある」と説明しているが、通常の保有率の精密なデータがなく保護者の不安が募っている。国の担当者は「比較可能なデータを得て、福島の人々の安心につなげたい」という。
チェルノブイリ原発事故で子供の甲状腺がんが増えたことから、福島県は昨年10月、震災時に0〜18歳だった県民約36万人を対象に超音波検査を始めた。今年3月末までに受診した3万8114人のうち35.8%にあたる1万3646人で結節(しこり)やのう胞(液体がたまった袋状のもの)が見つかり、186人が2次検査の対象となった。がんが判明したケースはない。
(以上)

つまりこれは23年度分一次検査のみで、5ミリ以下の「良性」を含んだものと推察できる。9月11日発表は、23年度「二次検査」と24年度分「一次検査」も含んでいる。「5ミリ基準」の検査結果について騒ぐのは、5月(デマリンは7月かな?)の事態と同じ。「反原発」得意の「ループ」だ。要は師らが「異常」と呼んだものについては、かつての長崎等の検査よりも、基準が厳しいだけのことだ。(どうせわめくのなら、上記福島民報の「5.0ミリ以下のしこりなどがある「A2判定」は1万8119人で43.1%だった」からとって、「43%にしこりがあるっ、異常だ!!!!」も可能ですがね~、ま、福島県民以外は「民報」は見ないにしても、結局「原典」に当たってないのだろうにゃ。「比較可能なデータを得て、福島の人々の安心につなげたい」に期待しますよ。)

http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-103.html
の④に既に書いたが、PKAさんの
子どもたちの甲状腺異常:福島と長崎の差が著しい!というデータの見方
http://togetter.com/li/296847
片瀬久美子さんの
放射線の健康影響をめぐる誤解 片瀬久美子
http://synodos.livedoor.biz/archives/1955905.html#

で「終わり」。しかしこうした「曲解」による「不安煽り」の解消等に、県が(国も、だけどね。早野先生見ればわかるけど、今一番これやっているの、みんなアマチュア、ボランティアの個人じゃない?しかも「反原発」はこういう個人を「国・東電に雇われているっ!」とか叫んで、「成果」は「国・東電」のモノにされるし?)もっと力を入れるべき、というのは明らかにある。「説明会」等、やってくれ~。あと「秘密会」みたいに書かれる(書き方も酷いが)ようなことは、止めましょう。奴らに利用されるだけ。マスゴミは福島に敵意を持っている、と認識するべきだにゃ。奴らは「反原発=正義」と過剰な「予防原則」を、水戸黄門様の印籠みたいに使ってやりたい放題だ。
http://mainichi.jp/select/news/20121003k0000m040149000c.html

(追記10/4)
武田師ってば、こんなのもあってたにゃ。話はちとズレるけど、めんどっちいからまとめて載せとく。
http://takedanet.com/2012/09/post_eaa7.html

緊急呼びかけ!! 福島市の「まるごと博」の自重を求む
2012年9月27日の読売新聞に福島市が行う「まるごと博」の記事が大きく出ていました。「福島原発事故の風評被害を吹き飛ばすため」とありましたが、読売新聞には記事の訂正を、福島市には中止を、福島市民には不参加を呼び掛けます。
まず第一に被曝は危険です。本格的な病気に発展するかは別にして、普通なら100人に1人の甲状腺異常が、福島の女子小学生で54人、女子中学生で55人です。チェルノブイリでは26年経っても甲状腺ガンが増えていることを考えると、お子さんを持つお母さんのご心配はいかばかりでしょう。このような人たちを増やそうとしているのです。
福島市を汚染したのは東電であり、福島市の人ではありません。このままこのようなことをすると福島市民が加害者になります。放射線障害が出る可能性が高く、そうすると福島市の人は傷害罪と同じです。
すでに法令で「被曝をできるだけ少なくすること」となっていて、それを社会人が知らないとは言えません。法令は「お上」が決めるのではなく、国民(福島市の人、日本国民)の合意です。つまり、福島の「まるごと博」に福島市民が参加したら、国民の合意を破り、病気の人がでたら福島市民が加害者になります。
「まるごと博」の会場前でデモをしてピケを張ってください。自分が被曝を避けられないから、他人を被曝させるというのは日本人の気持ちではありません。
第二に、風評被害ではありません。法令では一般人の被曝限度は1年1ミリであり、福島市ではそれを超えます。福島市の人がそこにお住みになるかは個人のご判断ですが、それを「風評被害」と称して他人を呼び入れるのは、違法であり、善良な市民がするべき事ではありません。
日本国民を被曝させて生活を守るのではなく、東電と国に保障を求めるべきです。自分が交通事故にあったから、他人を車ではねても良いということはありません。交通事故の被害が大きくても、あくまで補償を求めるべきであり、「俺は傷ついたのだから、他人を傷つける」というのは善良な日本人がすることではありません。
福島市の皆さん! 苦しいことは分かるつもりですし、除染もできるだけ早くやって綺麗な福島を取り戻すために私も全力を挙げます。でも、被曝者を増やすことは賛成できません。
是非、中止してください。原子力関係者、お医者さん、教育関係者、公務員の皆さん、協力してください。健康を守り、法令を守ること、それはとても大切なことです。他人を法令違反の範囲に呼び込んでお金を儲けても何もなりません。辛い反省の一生が残るだけです。
私もこんなことを呼び掛けると、非難されますが、被曝して傷つく子供達の痛みを思うと、私などなんでもありません。法令を守る人をバッシングする人など、軽蔑するばかりです。一致団結して、子供を守りましょう!!
(平成24年9月28日)

ふ~ん。今福島市でやってるやつ?そもそも「まるごと博」なんて無いよ、あれは読売の「見出し」でしかない。本当は「こでらんに博」だがね~。

この武田師の呼びかけに呼応して、「会場前でデモをしてピケを張」ろうとして、福島市内で「まるごと博」の「会場前」探してウロウロしていた真面目(マヌケ)な「反原発」がいたらしい?かわいそうに、「武田被害」だにゃ。

ま、「会場前でデモをしてピケを張ってください」たって、「福島市内全域が7つの“パビリオン(博覧会会場)”となって」だからね~(信夫山も会場だにゃ)。どうやって「ピケ」張るの?(しかし今時「ピケ」なんて言葉通用するのか?PKじゃないからね~。師は学生運動でもやっていたのか?)。このオッサン、イベント名も知らず、HPも見ずに書いているにゃ。ホント、武田師って「こでらんに」ナ。(どうも師の文章、いつも中身なんかどうでもよくなるね、その前で吹いちゃって。いろいろあるけど、「普通なら100人に1人の甲状腺異常が」の論拠は何?ってとこか。もうどうでもいいけどにゃ。)

そうそう、福島に悪意を持っているらしい、松本市の菅谷昭市長ってのもいたにゃ。
suganoya11.jpg

「東京新聞」の「こちら特報部」(9/27)という、「福島の敵」コンビ。
この人の「福島の敵」ぶりについては、以下参照。

「菅谷昭・松本市長は1/29国立市他 あちこちで「福島で中絶増加」と発言 もう公式謝罪が「公人」としての最低の務めだ(追記多数あり)」
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-94.html

「朗報!福島の流産や中絶は増えていない 菅谷昭・松本市長は「水面下で中絶増」発言を謝罪していた
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-93.html

「原発事故10年後のベラルーシと、今の福島を「比較」する松本市長って、気は確かか?」
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-77.html

菅谷氏は偉そうに福島のことを語る前に、公式謝罪が必要だ。


それから「札幌に避難した子どもに甲状腺ガン!byおしどりマコ、週刊文春」の週刊文春が張り切って「遂に出た!」とか書くのか、と待っていたが、何も無い。4月に編集長が交代したとか。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120421/bks12042107530002-n1.htm
そう言えば週刊文春は9月6日号で、

「反原発デモ」野田官邸にのりこんだ活動家11人の正体
◆市民団体、野田佳彦首相、首相官邸前、首都圏反原発連合
週刊文春(2012/09/06), 頁:24

野田首相よ、なぜデモ隊に屈したのか
◆ ジャーナリスト・櫻井よしこ/野田佳彦首相、風評被害
週刊文春(2012/09/06), 頁:27

てな記事書いてた。まったくハイエナだが、とりあえず今は「ゾンビ軍」の援軍でもいいか。

冒頭の話に戻るが、福島県議会の「定例会」議事録には、まだ「9月定例会」はアップされていない。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=25185
その内出たら、読んでみるにゃ。

(10/4追記)
もう一つ気になることを書いておくにゃ。

今回の甲状腺ガンは、不幸にして1人だけが発見されたわけだけど、このご本人、親御さんの気持ちを考えると、何はともあれ騒ぐのは気の毒だと思うのにゃ。これもこのネタで書かないでいた理由の一つ。

例えば「反原発」が「福島医大はウソツキだ!これは本当は原発のせいだ!」等と騒げば、多分親御さんは「福島県外に自主避難しなかった私が悪い・・・」なんて、ご自分を責められるのではないだろうか?その精神的被害は多大なものだよ。

原発関係じゃなくたってガンなんだ、大変なことだ。もう「話のネタ」にはしない。信夫山ネコは、母ネコがガンだとわかった時の気持ちを思い出しました。できれば今回の甲状腺ガン発見は、検査の思わぬ「副産物」で、早くに見つけたから助かるよ、ってのが一番の願いだにゃ。(だからさ、「反原発」の「これは県民の健康のためでなく、検査だ、人体実験だ!」ってな叫びもさ、呼び名が「検査」だろうと何だろうと、ちゃんと成果があるんだからさ・・・)
プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 原発事故以後ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れてます。ネコはどこにも逃げられないから、もうノイローゼ気味。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民は「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしています。(←最近は嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきた感じだにゃ。)
 しかしね~、この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段にされてはたまらんです。もし根拠がない数字や説の拡散によって、旅館の経営者が自殺するとかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ~?!今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR