朝日新聞「今でも避難したい 福島市民の34% 市調査」は己の罪を隠す不思議な記事

9/17に、どうしても「避難しろ」で福島を潰さないと気がすまない、朝日新聞の「ココロ」がよく表れた記事が出たのだにゃ。

http://www.asahi.com/national/update/0914/TKY201209140652.html
「今でも避難したい」福島市民の34% 市調査  朝日新聞 2012年9月17日13時16分

福島市が行った市民意識調査で、東京電力福島第一原発事故による放射能への懸念から、34%の人が「今でも避難したい」と考えているとの結果が出た。既に市外へ避難している人の半数近くは戻らない意向を示した。市の担当者は「非常に厳しい結果。対策をとる必要がある」と話している。
20歳以上の市内在住者5千人、市外への避難者500人を抽出して5月に郵送でアンケートを行い、55%から有効回答を得た。
それによると、34%が「今でも避難したい」と答え、「以前はそう思っていた」人も31%いた。
市外避難者のうち、福島市に「ぜひ戻りたい」人が15%、「できれば戻りたい」人が40%で、過半数が戻りたいと考えている。その一方、「戻りたくない」が27%、「できれば戻りたくない」も19%いた。
市外避難者のうち62%は、家族との別居を強いられている。このうち「再び一緒に暮らせるめどが立っていない」人が71%に達した。市外避難者は7千人以上いるとみられ、母子による避難が多いとされる。
また、「子どもたちの将来が不安」と答えた人は全体の89%、「福島は孤立している」と感じる人が62%にのぼった。(本田雅和)

(以上)


この記事の元になった「市民意識調査」のデータはこれ。

「放射能に関する市民意識調査」結果の主な内容について
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/7/kouchou12090702.html

中心になったネタはこの中の「原発事故後の心理状態」ってグラフ
8538.jpg

記事とこのグラフを細かく比較して見て、思うところを書くにゃ。

①そもそも「見出し」が「煽り」 「避難考えてない 福島市民の66%」でもいいべした
いやはや、まず「見出し」が酷いにゃ。まったく「避難したい」にばかり注目させる「煽り」だ。実際「避難しようと思ったことはない」+「以前は思ったがいまは思ってない」(つまりいま避難しようと思わないの合計)=66.3%の方がインパクトあるんじゃないか?こんなに「デマリン」をはじめとした「反原発」が、「福島の人は避難したいのに、金が無くてできない」等と必死にわめいているのに、(福島市の、だが)三分の二はそんなこと思っていないわけだから。この「見出し」には、記者の「避難させたい」ココロが露呈していると見た。

しかしフシギなのは、(話変わるが)他の大新聞とかNHKなんかもそうだけど、こういう全国組織って、こんなに「福島からは避難すべき」って煽っといて、福島転勤命じられた社員や家族が、「自社」の記事や番組を根拠に「福島転勤はしません!」なんて言い出したら、どうするのかね~。「いやいや奥さん、ウチの記事は大げさに書いているんですよ、売るために。あんたらの給料はそうやって稼いでますから。」ぐらいしか「言い訳」浮かばんがね~、ま、マスゴミは当事者意識の欠如得意だからにゃ。

②記事冒頭のフシギな「要約」
記事冒頭の「要約」の前半=「福島市が行った市民意識調査で、東京電力福島第一原発事故による放射能への懸念から、34%の人が「今でも避難したい」と考えているとの結果が出た。」だが、これは上記①とダブるが、66.3%の人が「いま避難しようと思わない」のだ。この「要約」は「避難したい人」と「避難している人」の話しかしていないのだが、そもそも事実は、福島市民は過半数を遥かに超えて、「避難しようと思わない」し、「避難していない」のだ。

またその先には「既に市外へ避難している人の半数近くは戻らない意向を示した」とあるが、④で示すように、記事本文ではここは「過半数が戻りたいと考えている」である。ここはなぜ同じ書き方をしないのか?全くフシギである。

「要約」最後の「市の担当者は『非常に厳しい結果。対策をとる必要がある』と話している。」というセンテンスは、全体に掛かっているのか、「自主避難者」だけなのか不明だが、そもそも「市の担当者」は本当に「話していて」、それは記者が本当に聞いたのか?という疑問が湧く。

「非常に厳しい結果」というのは、先の「放射能に関する市民意識調査」結果の主な内容について
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/7/kouchou12090702.html の下の方「福島市への帰還意識(市外避難者)」のところに、「非常に厳しい結果になりました」と書いてある。「話して」はいないが。留意すべきは、「非常に厳しい結果」は、「福島から避難しようと思っている=34%」のことではない、という点だ。

また「対策をとる必要がある」は、 
「放射能に関する市民意識調査 」の結果(概要版)
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/13557.pdf
のp14に、「福島市では市民の皆さんのこれらの不安を払拭するため、復興プロジェクトの次の方針に基づき、国、県などの関係機関と連携を図りながら、今回の調査の結果を踏まえ、きめ細やかな対策を講じてまいります。」と書いてある。

市は「対策をとる必要がある」と言う段階は過ぎて、「対策を講じてまいります」ということなのだが、一体・・・?なおこちらは「自主避難者」だけでなく、全体に対する対策だ。

もし実際には「市の担当者は『非常に厳しい結果。対策をとる必要がある』と話している」ではなくて、記者がこれらの資料から書いたものであるとしたら、この部分の表現は誤解を誘導するだろう。すなわち「福島市から避難したいと思っている人=34%で、市ではこれを『非常に厳しい結果』と見ている」となって「拡散」される。

③最大の変化「以前は避難したいと思っていたが、いまは思わない」の軽視
記事は真ん中あたりで、「それによると、34%が『今でも避難したい』と答え、『以前はそう思っていた』人も 31%いた。」と二つのグループをまとめて書いてあるが、つまり「以前は避難したいと思っていた人が、65%もいた」と見せて、「避難したい」を強調したいのだろう。反対に信夫山ネコは①②で、「以前はそう思っていた」=31%と「思ったことはない」=35.5%をくっつけるべきだと書いた。見解の相違で、朝日は「過去」に目を向けさせ、信夫山ネコは「現状」を重視すべきと見ている。モチロンどのような見解も自由だが、しかし報道の使命は、「今を伝える」ジャマイカ?

「見解」を別にしても 31%が今では避難しようと思わなくなったのだから、本来これは大きな「変化」、重要なトピックスではないだろうか?

グラフを見ると、質問は5項目あったことがわかるが、この5項目の全てに、「思ったことはない」「以前は思っていたが、いまは思っていない」「いまも思っている」の3つの選択肢を与えて集計したものだから、「結果の数値」は5×3=15種類出ている。すなわちこれは、以前と今の変化を見る調査・資料なのである。従ってこのグラフから記事を書くからには、その「変化」に注目しなくては意味がないのでは?

この「以前は避難したいと思っていた」人=31%は、5つある「以前はそう思っていた」(グラフで紫部分)の中では、最大値なのである。すなわち「以前避難したいと思った人が、いまはそう思わなくなった」が、「最大の変化」である。この記事は、この「変化」を軽視している。

またそもそも「避難しようと思ったことはない」は35.5%で、見出しの「いまも避難したい」を超え、「避難」項目の3つの選択肢の中では最大値だが、この記事では一言も触れていない。

ちなみにこれらの軽視・無視は全て、「福島から避難していない人」についてである。

④ちゃんとしているのは「自主避難者」の項目だけ
この部分のネタ元は、
8541.jpg
および、先にもあげた
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/13557.pdf
のp2~3 である。

「自主避難した人」については「過半数が戻りたいと考えている」と、正しく書いている。しかしそうならば、やはり①②「福島から避難していない人」も「過半数がいま避難しようと思わない」と書くべきではないか?また②に書いたように、この部分は「要約」では「既に市外へ避難している人の半数近くは戻らない意向を示した」で、一致していない。なぜわざわざ書き方を変えるのか、全くのフシギ状態である。この記事は「ダブルスタンダード」で、一貫性欠如という印象だ。

とにかく朝日新聞にとっては、「自主避難」が関心の中心なのだろう。「自主避難者」の数は調査対象全体の一割だから、この新聞の自主避難への突出した「ご執心ぶり」「愛情」はよくわかった。これだけは「一貫性」がある。

⑤一番最後のセンテンスは正しく書かれていない
「子どもたちの将来が不安」と答えた人は全体の89%、「福島は孤立している」と感じる人が62%にのぼった、という最後のセンテンスについて。③で書いたように、これは、以前と今の変化を見る調査・資料なのである。「子どもたちの将来が不安」=89%は、正しくは「子どもたちの将来が不安、といまも思っている人」=89%である。この項目は「以前には思っていたが、いまは思っていない=6.7%だから、激しくは変化していないとは言える。だがこの場合の「不安」=放射能起因の健康被害、とはどこにも書いていない。当然「福島の女性とは結婚しないほうがいい」「将来奇形を産む」的な、「差別発言」「デマ」等も含まれていることだろう。

また、「福島は孤立している」の項目では、「以前には思っていたが、いまは思っていない」=20.4%で、もし34%が見出しになるなら、これもそれなりに高い数字だ。つまり「孤立感」は、他の地域の人たちの応援で、改善しつつあるとも見える。

⑥最大のフシギは「風評被害は深刻=91%」(=最大値)の無視
この記事の一番フシギな点は、15種類の「結果の数値」中で最大値を示した項目に、全く触れていないことだ。それは「原発事故による風評被害は深刻だ いまも思っている」であり、91%と「圧倒的多数」だ。しかもこの項目「以前には思っていたが、いまは思っていない」=6.4%で、これは5つの質問項目の「以前には思っていたが、いまは思っていない」という選択肢(紫色)の中では、最小値なのである。つまり「風評被害は深刻」と思う人は、時間が経っても減っていない。また「深刻と思ったことはない」は僅か2.5%だが、これこそは15種類の「結果の数値」中の最小値である。すなわち、事故後の早い時期から、「風評被害は深刻」と極めて多くの人が思っていて、それは今も変化しないのである。

朝日新聞はなぜ「原発事故による風評被害は深刻だ」項目に、「一言も」触れないのか?答えは「風評被害=新聞も加害者の一つ」だからだろう。「自分の罪は隠す」ということか。

なおこの「原発事故による風評被害は深刻だ いまも思っている」=91%を、⑤で触れた「子どもたちの将来が不安、といまも思っている人」=89%と(ちなみにこの二つは15ある「結果の数値」中、突出した最大値と2番目である)合わせると、「原発事故による風評被害で、子どもたちの将来が不安」といまも思っている人が、圧倒的多数と見ることもできる。

(記事とは関係ないが、「自分には何でも本音で話せる相手がいない」項目は、「そう思ったことがない」=76.5%と高い。以前「子ども福島」の中手氏が盛んに煽った、そして今また新外人部隊あたりが復活させている、「福島は山下氏によって言論統制されている」「福島では放射能について自由にものが言えない」は何だったのか。)

この記事、確かに数字の捏造、誤報等はしていない。しかし括り方・まとめ方からすると、いかにも「福島市から避難するべき」と「福島市民=自主避難者」がアタマの中を占めている人物が、「危険煽り」をするために書いたものに見える。その括り方に一貫性が欠如して、無理が見えるあたりは、「あらかじめ自分で考えた物語・結論を補強するために、データ等を無理やり当てはめる」の典型で、おそらく「福島市民の34%もの人が避難希望」ばかりが、「拡散」されるのだろう。報道・メディアとは恐ろしいものだ。まさに「原発事故による風評被害は深刻」で、「子どもたちの将来が不安」だ。

ちなみにこれを書いたのは本田雅和記者。有名な方らしい。

マスゴミはマスゴミということが、またもや確認できただけだにゃ。
スポンサーサイト

毎夜生まれては明け方に消えるものは? 「ふくしま集団疎開裁判」のデマ?

やや高級そうに、オペラ「トゥーランドット」の第一の謎から始めてしまった。ノラネコには合わないにゃ。オペラ好きな江川紹子さんなら、こんな風に書くかにゃ、と思っただけ。

ツイッターをお散歩していたら、先週末に面白い瞬間に出食わしたよ。前エントリーのコメント欄には書いたが、改めて記録しておこう。

9月13日、まず「ふくしま集団疎開裁判の会」代表、弁護士の井上利男氏が、

福島県立医大キャンパスの文科省モニタリングポストの数値は、0.827μSv/h。若い人たちがそぞろ歩いている。山下俊一氏が副学長でいる間は、除染できないだろうとの話し…なんともシュールな光景。ちなみに近隣に立地する福島大学も、医大に遠慮して除染しないそうである。@yuima21c2012/09/13

と発信、これに対し福島大学の高橋教授が、

高橋 準‏@myriel_june
すいません、どこから福島大のお話はお聞きになりましたか? RT @yuima21c: ... 山下俊一氏が副学長でいる間は、除染できないだろうとの話し…なんともシュールな光景。ちなみに近隣に立地する福島大学も、医大に遠慮して除染しないそうである。
2012年9月13日

Jem(ジェム)‏@Jem0211
高橋先生。この人、「子ども福島」界隈の有名な煽り屋です。" @myriel_june すいません、どこから福島大のお話はお聞きになりましたか? 「yuima21c: ... 山下俊一氏が副学長でいる間は、除染できないだろうとの話。近隣に立地する福島大学も、医大に遠慮して除染しない

高橋 準‏@myriel_june
@Jem0211 そうですか。まあ、きちんと言うべきことは言っておきませんとね


こんな展開に対し井上氏は、

inoue toshio 子どもを守れ!‏@yuima21c
今日の交渉行動の同行者から聞いた話であり、うわさの域を出ない未確認情報とお考えください @myriel_june すいません、どこから福島大のお話はお聞きになりましたか? RT @yuima21c: ... 山下俊一氏が副学長でいる間は、除染できないだろうとの話し…

高橋 準 ‏@myriel_june
そうですか。福島大では中央広場やグラウンドは高圧洗浄や表土除去をしました。RT @yuima21c: 今日の交渉行動の同行者から聞いた話であり、うわさの域を出ない未確認情報とお考えください @myriel_june すいません、どこから福島大のお話はお聞きになりましたか?

高橋 準 ‏@myriel_june
このことは広くHP等でも公表されています。その方にも教えてあげて下さいね。RT @yuima21c: 今日の交渉行動の同行者から聞いた話であり、うわさの域を出ない未確認情報とお考えください

inoue toshio 子どもを守れ! ‏@yuima21c
了解です。ご指摘、ありがとうございます @myriel_june このことは広くHP等でも公表されています。その方にも教えてあげて下さいね。RT@yuima21c: 今日の交渉行動の同行者から聞いた話であり、うわさの域を出ない未確認情報とお考えください

inoue toshio 子どもを守れ! ‏@yuima21c
【訂正とお詫び】先ほどのわたしのツイートで「福島大学も、医大に遠慮して除染しないそうです」とありましたが、福島大学は除染を実施し、その状況がHPに公表されているとのご指摘がありました。ここに訂正するとともに、謹んでお詫びします。 @myriel_june

「福島大学も除染していない」との記述は事実無根の間違いでしたので、お手数ですが、わたしが直前につぶやいた【訂正とお詫び】を頭に置いたツイートを追加していただくとありがたいです。.
yuima21c2012/09/13 23:37:16


とまあ、福島大学はすんでのところで「ふくしま集団疎開裁判の会」のデマでっちあげを阻止したわけだ。さすがは弁護士先生、「証拠」を挙げられると誤りを認め、お詫びしているところはいさぎよい。コソコソと「エートス攻撃ツイート」を黙って削除した川田龍平議員とか、「エートス攻撃記事の続きを書く」と宣言したのに、続きが無くて説明も無い田中康夫議員なんかも見習って欲しいものだ。ともあれ、どうやってデマが生まれるかについてよく観察できて、興味深いものがあった。

ちなみに福島大学のHP=福島大学 放射線に関する取り組み
http://www.fukushima-u.ac.jp/guidance/top/torikumi-housyasen.html

確かに除染してましたね~。というわけで残る福島県立医大についても「交渉行動の同行者から聞いた話であり、うわさの域を出ない未確認情報」だ。怪しいってことだにゃ。

あまり本質には関係ないが、「福島大学も、医大に遠慮して」こそ「シュール」だったにゃ。「国立」「古株」かつ誇り高き「マル経最後の牙城」だった福島大学のプライドが、新参者の「県立」に遠慮するわけない。かつて福島大学が経済と教育しかない「文系」大学だった時、県立医大を福島大学医学部として取り込もうとしたとか。何かあった?よく知らんが。

福島医大の放射線測定値=約0.8μSv/hというのは、文科省の
http://radioactivity.mext.go.jp/map/ja/area2.html にある。一号館(旧管理棟)の測定値だ。建物内ではなく、地図を拡大すると建物の南西角の外側らしい。

ただし福島医大内の各地点の放射線数値は、「福島県立医科大学構内放射線測定結果」
http://www.fmu.ac.jp/univ/shinsai_ver/pdf/sokutei/240815.pdf にあり、この一号館の数字=0.8はむしろ例外的であることがわかる。なお「若い人たちがそぞろ歩いている」と見たように書かれているが、福島医大って建物が繋がっていて、案外人が外を歩いていない印象がある。まあこれは、実際この地点に行ってみないとわからない。

福島医大内の放射線についての方針は
福島県立医科大学構内環境放射線測定結果と屋外活動について
http://www.fmu.ac.jp/univ/shinsai_ver/pdf/sokuteikekka20110502.pdf

福島市ふるさと除染実施計画<第2版>
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/10812.pdf のp.13「優先度の考え方」によれば、福島医大=蓬莱地区光が丘は、最低ランクの「4」だ。しかも「一つの地域内では、子どもを中心に市民が長時間滞在する空間で、早急な除染が必要な空間を優先します。」だから、「最低の最低」かもしれない。これでもし「福島県立医科大学構内放射線測定結果」に基づいて、独自予算でも取って「テニスコート、野球場、陸上競技場なんかが高いから先に除染します」なんてやったら、「県立大学がこの福島の一大事に、学生を遊ばせるのか!」、駐車場の除染も怒られるかもしれない・・・なんて。まあそうはならないだろうけど、福島医大は中心市街から7キロ離れた山の中。福島市の面積は760キロ平米あり、東京23区の621キロ平米を遥かに超える。福島市全体の除染がそう簡単に進むわけはない。
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/13622.pdf によれば、蓬莱地区はまだこれからだ。

では、「山下俊一氏が副学長でいる間は、除染できないだろう」って何を意味するのか?

「山下氏がどうであろうと、福島医大の除染はかなり先のこと」が事実である。そもそもがそういう優先度なのだ。「しかしこんな「山下俊一氏が副学長でいる間は、除染できないだろう」なんて書き方をしたら、「山下氏が福島医大は除染するなと指示した」とか、「山下氏に配慮して福島医大は除染していない」というデマを誘発する危険性がある。しかも「福島医大では0.8マイクロシーベルトの中を学生が歩かされている」とかなって。山下氏と医大の除染問題は関係ない。「小出裕章氏が京都大学助教である間は、除染できないだろう」でも正しいかもしれない。

こうなったら山下氏が気の毒。一体彼が何をしたと言うのか?妄想による陰謀論でいじめ続けるのか。

福島大学=松川地区金谷川は、先の資料では優先順位=「3」だ。そんなに高くないが、独自予算で除染したのだろう(http://www.fukushima-u.ac.jp/guidance/top/sinsai-m111005.html に「今回の除染処理は、大学運営に対しても大変厳しい状況を強いることになりますが」とある)。まあ福島大学にはFGFや「副読本委員会」といった「危険煽り」集団がいるから、除染を早くやったのかも。http://www.fukushima-u.ac.jp/guidance/top/torikumi-josen.html を見ると除染は劇的効果をあげている(なぜか地上10センチで測っているから、他との比較ができないけど)。でもFGFに「除染はムダ、やればやるほど住めない」とか言っていた先生がいた。こういう人は何が望みなのか、さっぱりわからない。


最後に福島県立医科大学 菊池臣一理事長の「花だより」から。

福島の復興では、毎日が悪戦苦闘です。
行政の第一線に立っている人々はもっと苛酷な環境で斗(たたか)っています。
そんな中、もっとも悩ましいのは「善意」の言動です。悪意から出たものであれば即座に拒否できるのですが、善意は良かれと思ってのそれだけに苦慮します。

現実は、ドラマや小説と違い終わりがありません。長い斗い、余程、気持ちの切り換えをしないと潰れてしまいます。しかも、歳月はこちらの都合とは関係なく、勝手に来て、勝手に去ってしまいます。
時間とは非情なものです。

池谷奉文氏「差別発言」 福島市議の「曖昧決着」に失望したが 山口県「被曝二世の会」偉し!

思わぬ「デマリン」人気で、前エントリーのコメント欄が大賑わいになってしまった(9/12の5020アクセスは新記録。デマリンに「工作員」認定もらったおかげだにゃ~)。おかげで生態学協会池谷奉文会長のトンデモ発言の顛末を書くのが、すっかり遅れてしまった。注目されている内に、これはぜひ書いておかなくてはならない。

産経新聞によれば、「池谷会長は差別発言はしていないと反論。9月7日に池谷会長が来県し、市議会と話し合いをすることになった。」だったが、結局池谷氏は福島には来なかった。誤報だったのか、チキンになって来られなかったのかはわからない。9月7日以降にあった報道は以下の如し。

http://www.asahi.com/national/update/0907/TKY201209070700.html?ref=rss
放射能発言「誠に遺憾」池谷・生態系協会長 2012年9月7日22時41分 朝日新聞

公益財団法人・日本生態系協会の池谷奉文会長は7日、東京電力福島第一原発事故の影響に関する講演での自らの発言について「誤解を生じさせる表現があり、誠に遺憾に思う」として、抗議していた福島市議らに説明文を送ったことを明らかにした。

池谷氏は地方議員らが参加した7月の講演で、「放射能雲が通った地域の人々は結婚しない方がいい。結婚して子どもを産むと奇形発生率が上がる」と発言。参加者の福島市議4人が「差別発言だ」と、訂正を求めていた。

市議に送った文書で池谷氏は「真意は、放射性物質は福島のみならず広域的で、チェルノブイリ事故後の被曝(ひばく)の遺伝子損傷事例による影響懸念を受け止め、東電や政府に対応を働きかけていくことが大切というもの」と説明。その上で「差別の意図はなかったが、大きな誤解が生じ、(福島)県民感情を悪化させた。今後発言に十分注意します」としている。 (以下有料)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120908-00000082-san-l07
「福島差別」問題 発言撤回で決着 産経新聞 9月8日(土)7時55分配信
公益財団法人「日本生態系協会」の池谷奉文会長が7月に東京で行った講演会で「福島の人とは結婚しないほうがいい」などと差別と取られる発言をし、福島市議会会派「みらい福島」が発言の撤回と訂正を求めていた問題で、同会派は7日、池谷会長から届いた回答書を明らかにした。回答書には「誠に遺憾で今後、十分注意する」と記されており、同会派は事実上の発言撤回と判断。今後、協会に対し、行動を起こさない方針を示した。

回答書では「差別的発言を行った意図は全くない。誤解を生じさせてしまった部分の表現については誠に遺憾で今後、発言には十分注意します」と事実上、謝罪。また、同会派とこれ以上、問題としないことと、復興に向けて協力していくことで合意したという。


てな感じなのだが、池谷氏の「遺憾文書」は、9月4日には書かれていたらしい。結局7日に発表したってことか?「まずいことは金曜日の発表」は、会見の常道。2日休みがあるから冷却できるのだにゃ。とにかくこちらがその文書。
http://www.ecosys.or.jp/aboutus/attached.pdf

福島市議会 みらい福島 佐藤 一好 様 西方 正雄 様 菅野 輝美 様 阿部 亨 様

拝啓
平成24年7月9日開催の「第12回日本をリードする議員のための政策塾」における私の講演内容の一部につきまして、皆様から7月24日付の質問をいただいて以降、回答書等による対応をいたしたところですが、8月30日付で改めて文書による要請がありました。
これまでにも説明させていただいた通り、本講演は「持続可能な社会の構築」をテーマとした連続講演のひとつであり、私の発言の真意は、今回の原発事故により放出された放射性物質は福島のみならず広域的なものであり、チェルノブイリ原発事故後の放射線被ばくの遺伝子損傷事例による影響懸念を国民全体が深刻に受止め、東京電力や政府に必要となる対応を働きかけていくことこそが大切である、というものです。
そのような意味で、福島の方々だけを特定して結婚しない方が良い、との差別的な発言を行った意図は、全くありません。しかしながら、この間の報道等の論調を見る限り、そうした差別的な部分が強調されさらに大きな誤解が生じ、県民感情を悪化させてしまった事実も十分承知しております。
上記した私の発言の真意に照らし、誤解を生じさせてしまった部分の表現につきましては誠に遺憾に思っています。今後、この様な誤解を生じさせることのないよう、発言に十分に注意いたします。
なお、すでに一部で報道されたように、平成25年度より放射線被ばくの影響を把握するために、福島県民のゲノム(全遺伝情報)調査開始の予算要求を行う、との環境大臣の方針が示されています。私としては、福島を始めとする放射能の影響地域の方々の安全確保に貢献するために、ゲノム調査のみならず必要な措置の実現に全力で取組む意向であることを申し添えます。
持続可能な国づくり・地域づくりの観点から、放射能汚染による住民の方々の健康障害の回避と原子力発電を必要としない社会の形成に向け、皆様と共に努力して参りたいと思いますので、ぜひともご理解の程よろしくお願いいたします。

敬具
池谷 奉文(公益財団法人日本生態系協会・会長)


こんな文書で「決着」したとは話にならない。「福島市議会 みらい福島」は抗議したまではよかったが、この「決着」はあまりにも甘い。なぜ当初の目的「発言撤回」まで粘らないのか?せっかくのチャンスを、こんなところで妥協すると、これからも福島差別は続くだろう。その時に後悔しても遅い。これは福島の存亡を賭けた戦争なのだ。今度こそ、と期待し、失望した県民は多かったのではないか。

突っ込むところはいくらでもあるが・・・、例えば、

福島の方々だけを特定して結婚しない方が良い、との差別的な発言を行った意図は、全くありません
=ということはだ、福島だけでなく「栃木だとか埼玉、東京、神奈川あたりと、福島の女性とは結婚しない方がいい」ということか?何も変わっていない。

この間の報道等の論調を見る限り、そうした差別的な部分が強調されさらに大きな誤解が生じ
=あのな~、報道のせいにするなよ。あんたの発言だろ、どう「強調され」たのか?「強調され」たから問題なのか?そもそも発言すら認めていなかったくせによく言うよ。報道機関はコレでいいのか?

それにしても「差別的な部分」があったことは認めるわけだ。それはどこなのか?「結婚しないほうがいい」が、差別的部分ではないのか?上記を見ると、「福島だけを差別した」のではなく「栃木だとか埼玉、東京、神奈川あたりも含めた」と言っているわけだが、「栃木だとか埼玉、東京、神奈川あたりと福島」は差別されていいということなのか?

支離滅裂な「言い訳」である。「みらい福島」の諸君は、福島だけが差別されるのはいやだが、栃木だとか埼玉、東京、神奈川あたりと一緒に差別されるのは容認したことになる。

なお、すでに一部で報道されたように、平成25年度より放射線被ばくの影響を把握するために、福島県民のゲノム(全遺伝情報)調査開始の予算要求を行う
=関係ない。たまたま話が出たからって、利用するな。それとも何か儲け話でもあるのか?

一方こちらが、講演会参加者に配られたもの、続きだにゃ。

「第12回日本をリードする議員のための政策塾」参加者各位および関係各位
1.平成24年7月9日開催の「第12回日本をリードする議員のための政策塾」における講演の中で、原発事故に伴う放射性物質の放出により福島や広域的な影響地域では遺伝子損傷の懸念が生じる等の発言があったことについて、その根拠や真意を問う質問が、当日の参加者である福島市議会みらい福島の市議4名から寄せられていました。これは、放射線被ばくの影響が不明なことや地域的な差別と捉えられかねない部分があることから、問題点が指摘されたものです。
2.その後、回答等に関する何度かのやりとりの経過の中で、一部の報道等により差別的な表現のみが強調される等の問題が生じていましたが、この程、私、池谷奉文と福島市議4名の当事者間の協議において、別紙の9月4日付文書に示した発言の真意の表明、誤解を生じさせる表現があったこと、及びそのことに対する遺憾の意を表明したことを持って、この件についてはこれ以上問題としないことについて、双方の了解と合意が得られました。
3.平成24年7月9日の参加者の方々は十分周知の通り、当日のテーマは「持続可能な国づくり・地域づくり」に向けた社会のあり方を共有するためのものでした。現在のわが国における最大の課題のひとつである放射線被ばくの影響については、まだ十分に把握されておらず、福島のみならず広域的な影響地域の方々には、その安全確保が急務となっています。
国(環境省)においては、平成25年度より福島県民の放射線被ばくの実態把握に向けたゲノム(全遺伝情報)調査を実施する意向が示されましたが、将来世代までも視野に入れて必要な措置の全てを政府や東京電力に実現させることが、今こそ求められています。
そのために、福島市議会みらい福島と公益財団法人日本生態系協会は共に協力し、原発事故に伴う福島を始めとする影響地域の方々の健康で持続的な生活をとり戻すことに全力で取組むことに合意し、確認したことを報告します。
平成24年9月4日
池谷 奉文


福島や広域的な影響地域では遺伝子損傷の懸念が生じる等の発言
=そうじゃなくて「結婚しないほうがいい」だろ、ちゃんと書け、ごまかすな。

一部の報道等により差別的な表現のみが強調される
=まただよ。

福島市議会みらい福島と公益財団法人日本生態系協会は共に協力し、原発事故に伴う福島を始めとする影響地域の方々の健康で持続的な生活をとり戻すことに全力で取組むことに合意し
=これから何するんだよ?

この残念な「曖昧決着」に対し、「福島民報」社説はいいことを書いていた。
http://www.minpo.jp/news/detail/201209083536
【差別発言】科学による明確な否定を(9月8日)
講演会での福島県民への差別的な発言で、福島市議から撤回、訂正を求められていた日本生態系協会の池谷奉文会長が遺憾の意を示し、今後、発言に注意するという内容の文書を市議に送付した。市議側は回答を受け入れ、これ以上の追及はしないという。明確な謝罪や撤回はない。両者間では落着かもしれないが、県民感情としては納得しかねる部分が残る。

東京電力福島第一原発事故を受け「福島の人とは結婚しない方がいい」などとした会長の発言は、細かな調査やデータを積み重ね、何とか安心の根拠を得ようとしてきた県民の心を大きく傷つけた。責任ある立場にあっても、社会的影響や科学的裏付けに無頓着なまま発言する人物がいることも印象づけた。県民は感情的にならず、引き続き粘り強く安心のデータを積み重ね、外部に示していくしかない。専門家は同様のことがあった場合、科学的根拠を示した明確な否定をしてほしい。

市議は発言撤回と、講演会参加者への訂正文送付を要請していた。会長は「福島の方々だけを特定して結婚しない方が良い、との差別的な発言を行った意図は、全くありません」と弁明し、今回の原発事故の深刻さを訴えたいのが真意-とした。「誤解を生じさせてしまった部分の表現につきましては誠に遺憾」としたが、誤りとは認めていない。講演会参加者には経緯と双方の合意を説明する文書を送付した。訂正文ではない。

会長は市議への文書で、原子力発電を必要としない社会に向け努力したい-と記している。反原発を訴える立場の人は、放射線による健康への影響を過度に見積もりがちな傾向があると感じる。しかし、科学的根拠に基づかない警告は説得力を持たず、単なる偏見と風評被害の呼び水にしかならない。

会長は講演会で警告の根拠に内部被ばくを上げたが、科学的なリスクの目安も実際のデータも示さなかった。ホールボディーカウンターによる県民の内部被ばくの調査で問題となる数値は出ていない。県民が摂取する食事の調査でも、市場に流通する食材を使う限り、心配される量の放射性セシウムを体に取り込むことはないと分かっている。

原発事故で正しい判断をできなかったことで科学者全般の信頼が失墜したが、科学者抜きで復興できるはずがない。広島、長崎でも根拠のない差別があった。差別や風評被害の払拭[ふっしょく]でも果たすべき役割は大きい。科学者には社会への大きな責任を自覚した発言を求める。(佐久間 順)
( 2012/09/08 07:54カテゴリー:論説 )


賛成。なおこの日の福島民報31面記事は、ネットにはないが、以下のようだった。

不適切発言 「誤解生じさせ遺憾」 池谷会長福島市義に回答
(前略)
代表で佐藤一好市議は、「池谷会長が遺憾の意を示したことや、今回の報道で協会に対し多くの苦情が寄せられ、社会的制裁を受けた」とし、協会に対しこれ以上の追及はしないと決めたという。


また同日の「福島民友」23面記事
不適切発言で、生態系協会長「今後は十分注意」
(前略)
回答を受けて4人は「社会的にも制裁を受けていることから、これ以上は行動を起こさない考え」としている。


おいおい、「社会的制裁」って例の苦情電話のこと?こんな程度の攻撃は、我々は始終受けている。屁でもない。だいたい「報道で・・・社会的制裁」と言うが、池谷氏は「報道等の論調・・・さらに大きな誤解が生じ」と言っている。池谷氏にこたえた様子はない。またマスコミによる「社会的制裁」は、普通否定的な意味だ。そもそもマスゴミによるデマリンチの一番の被害者は、福島県民ではないか。

もっと細部にこだわれ、論理を追え。こんな程度で科学が消えていいのか?


トンデモ科学と言えばこの人、大槻義彦早稲田大学名誉教授のブログ。
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/t-830c.html
2012年9月 6日 (木) 福島、栃木の人、結婚するな、と池谷獣医師

Tさんから以下の投稿がありました。
(日本生態系協会会長 池谷奉文会長が講演で『福島、栃木の人は結婚するな』と発言)
神奈川県在住で5歳の子供がいますけど、物心付いたときに「結婚は諦めろ」と言わないといけないのですかねー??政府はこのことについて説明はないですけども
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120830-OYT1T00269.htm
池谷会長は7月9日、佐藤市議ら地方議員約70人が参加した「第12回日本をリードする議員のための政策塾」で講演。市議らの指摘を受け、29日に同協会が発表した講演要旨によると、「内部被曝、これがどうしようもないんでございまして、放射能雲が通った、だから福島ばかりじゃございませんで栃木だとか、埼玉、東京、神奈川あたり、あそこにいた方々はこれから極力、結婚をしない方がいいだろう」と発言したとされる。
 佐藤市議は「我が耳を疑った。到底容認できない」と強く批判した。一方、池谷会長は読売新聞の取材に、「放射線に注意した上で結婚や出産してほしいという助言で、間違ったことは言っていない。現段階では訂正することは考えていない」と話している。

          大槻からの回答
 いやはや驚きました。福島、栃木の人々の内部被ばく量は自然放射能程度かその数倍ぐらいで、ごく少ない数値とみられています(たとえばさきにとりあげた国会事故報告書)。もちろん原発周辺地区の住民の中にこの数値を超えている人は少数おりますが、それがただちに健康に影響するものではありません。それがなぜ福島、栃木の人は『結婚するな、子供を産むな』というのでしょうか?
 この発言は読売新聞によるものですが調べてみるとこの講演は何と『日本をリードする議員のための政策塾』なるものでの講演でした。例年、80人から100人ほどの地方議員、国会議員などが集まるのです。このようなバカ『会長』の講演を聞きに全国から集まるのですから恐ろしいことです。上にあげられた佐藤市議のような立派な議員さんもおられるのですが、そのほかの議員は一体どう感じているのでしょうか?この程度の『会長』の講演会に全国から集まるのですから、集まった議員たちの程度もおして知るべきです。
 そもそもこの講演の会長、獣医師ですが、『公益財団法人 日本生態系協会』の会長で、これは自分で協会を作って自分で会長になり、自分で講演会を企画(なんらかの年会費を含め有料らしい)、自分で講演するのです。この法人は『学会』ではなく『協会』です。ここに作為的なものを感じます。この会長、このほかにも『公益財団法人日本ナショナル トラスト協会会長』におさまっていますがこれも獣医とはほとんど関係ないようです。また、各省、あるいは地方自治体の、よくわけの分からない審議会等の委員にも任命されています。『自然再生専門家会議委員』『国土審議会特別委員』『社会資本技術開発会議委員』等々。さらに『講演歴』を見てみると環境省、国土交通省、農水省、文部科学省、各地の地方自治体、それになんと全国の大学にまで及んでいます。
 それはそうと、この会長、これまで放射能、放射能被ばく、放射能内部被ばくの研究や生態系への影響の研究などまったくやっていないのです。獣医ですから放射能と犬猫の被ばくでもやったことがあるのか?このような、放射能や放射能被ばくにまったく無知の『会長』が『日本をリードする議員』に向かって福島、栃木の人は放射能内部被ばくがあるから結婚、出産をしないほうがいいというのですからあきれた話です。これはもしかしたら、『福島、栃木の犬猫は結婚するな』ということなのかもしれません(笑?)
2012年9月 6日 (木) | 固定リンク


これで思い出したが、池谷氏って獣医だったにゃ。やだね~。それにしても大体何でこんなに「会長」やってんだ?何で議員がありがたがるのか?「市議」が妥協したのはこのせいか?等と勘繰っていたら、今週山口県の人々が、池谷氏に噛み付いた。

http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201209093
被爆二世の会が抗議 2012年09月09日 09時44分配信 福島放送
日本生態系協会長が講演会で不適切な発言をしたとされる問題で、広島・長崎原爆の被爆者の子どもでつくる「被爆二世の会」(山口市、寺中正樹代表)は8日、「発言は被爆二世の存在を否定するものだ」などとして抗議文と、発言の根拠などに関する質問書を同協会に送付した。


感動しました。長州の人はさすがです、福島も見習わなくては。

これについてはyajifun Sさんの
http://yajifun.blogspot.jp/2012/09/blog-post_9.html に福島民報の記事が出ていた。

不適切発言 「被爆2世を否定」 山口の団体 日本生態系協に抗議 福島民報2012年9月9日31面

“ 日本生態系協会長が講演会で不適切な発言をしたとされる問題で、広島・長崎原爆の被爆者の子どもでつくる「被爆二世の会」(山口市、寺中正樹代表)は八日、「発言は被爆二世の存在を否定するものだ」などとして抗議文と、発言の根拠などに関する質問書を同協会に送付した。
 被爆二世の会は、日本生態系協会の池谷奉文会長が講演会で東京電力福島第一原発事故を受け、福島県民らは「結婚しない方がいいだろう」などと発言したことについて、被爆二世が生まれてはいけないという意味にも取れるなどと主張。文書で発言に抗議し、謝罪を求めている。質問書では「奇形発生率が上がる」とする発言の根拠などを二十日までに示すよう求めた。
 被爆二世の会は山口県内外の被爆二世約三百五十人が所属する。寺中代表は「とんでもない話だ」と憤りをあらわにしている。”


yajifun Sさん、「みらい福島」に対しても、http://yajifun.blogspot.jp/2012/09/blog-post.html で、明快。

これで手打ちとは。福島市議会会派「みらい福島」の市会議員たちは、福島市による山内教授の虚偽発言への対応から何も学ばなかったのか。池谷会長の差別発言が無闇に拡散した責任は市会議員側にあると言わざるをえない。

まったくです、情けない。ちなみに「福島市による山内教授の虚偽発言への対応」とは、
http://www.47news.jp/CN/201204/CN2012040901001593.html

福島市長が避難との発言を謝罪 神戸大教授 2012/04/09 12:15 共同通信
原発事故を受け、講演会で「福島市長19 件は山形市に避難19 件した」などと発言し、福島市から謝罪を求められていた神戸大の山内知也教授(放射線計測学)は9日、福島市役所を訪れ、瀬戸孝則市長に「放射能に苦しむ市民の皆さまと市長との信頼関係を損なったことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。
瀬戸市長は「今回の震災では流言飛語の類いが多くまん延したが、市職員の業務への悪影響を考え、謝罪を求めた」と説明、山内教授の謝罪を受け入れた。
市長との面会後、山内教授は「今から考えると非常にうかつで、うわさ話を信じ込んでしまい、本当に申し訳ない」と釈明した。


この時福島市は謝罪まで持っていったし、はっきり謝罪した山内氏もよかった。何も「謝罪=一億総懺悔=皇居前で切腹」なんていう世の中じゃない。例えば「原発反対」の中の知性(決して大江健三郎とか、安富、島菌とかじゃないし、勿論坂本龍一でもない)が、これまでのデマ・脅し等を福島に謝罪して、訂正・撤回しても、世の中が急に反「反原発」になって、「原発推進」になるわけじゃない。むしろ「よく言ってくれた、これで素直に原発に反対できる」という人や、ホッとする人が出るのではないか?今のまま福島県民を脅し続けることこそが、「反原発」の衰退を招くと思うけどね。

山口県の人たちのおかげで、この問題はまだ続いている。ありがとうございます、見習わなくては。

デマリン(竹野内真理氏)の渦 その後を追ったら「外人部隊」に戻った 田中康夫・川田龍平のエートス攻撃には呆れ

マリリンどころか、デマリンとまで言われるようになった、沖縄の避難おばさん=竹野内真理氏だが、その渦はすんごい巻き込みパワーを発揮し、今だに続いているようだにゃ。とにかく記録しておこう。

①デマリン概観~直接対決を迫られて逃げる事態に

デマリンのまとめ
http://togetter.com/t/デマリン

デマリンの「まとめ」はこんなにあったのにゃ~。みんなそれぞれ面白いけど、福島的お勧めはこれかにゃ。

竹野内真理、デマ飛ばしたあげく福島在住の竹内容堂氏の公開討論から逃げる
http://togetter.com/li/363408

まんずデマリンが竹内容堂氏(ホワイト・レイブン)にかみついた!

御用市民活動家は安東量子だけではない。福島市に竹内容堂という人も!→http://t.co/UgqnkbS4 hope-japanで、福島県福島市から活動中 http://t.co/4huqkwx1 地元が立ち上げた復興WEBSHOP!http://t.co/rTIvdn9N.
mariscontact2012/08/28 10:11:11.


「御用市民活動家」って何だ?容堂さんも受けて立った!

@mariscontact この人だけは、福島の復興の障害だと判断した。プロ市民とかじゃなくね。 現場を見ずに、何様だと思うよ。 仕方ないから、福島の土壌と水を持って那覇市まで行くけ? 人様に迷惑かけちゃダメだよ。.
bambooyoudo2012/08/28 13:12:50


デマリンさらにエキサイトにゃ~。

@bambooyoudo 人様に迷惑かけているのは竹内容堂さん、あなたです。福島からは人を避難させ、福島の放射性物質は拡散させない。これ、原則です。あなたその反対をやっているよ!那覇に福島の汚染物もってけですって!?冗談じゃない。ここには健康を害した子供たちもたくさん来ている!mariscontact2012/08/28 13:25:33.

@mariscontact なぁ、那覇市行ったら会えるか?.
bambooyoudo2012/08/28 13:09:18.

@bambooyoudo 会えますよ。ですが、公共の場のみですよ。公開討論会でも何でもやりましょう、竹内容堂さん!それからあなたの顔写真をきちんと載せていただけませんか?そうでなければ会えませんよ。mariscontact2012/08/28 13:28:13.

@mariscontact まじか!いいよ! 顔写真はさらしているし、俺の個人情報はネットに流れている。 いつにしますか?bambooyoudo2012/08/28 13:32:40.

と、ついに「直接対決」!この際決着つけるにゃ~・・・そして、


俺が何をした?避難はしてはいけないとは一言も言ってない。 あんたがどれだけの数の子ども達を受け入れたか教えてみな? 福島の土と水と言ったんだか、汚染された物とは言ってないが? 数値の出ない現場を見せようと思っただけだが? 病気だろあんた “@mariscontact
bambooyoudo2012/08/28 13:31:30.

@bambooyoudo いいえ、疎開したいが、経済的余力や生活基盤がないから、疎開できないでいるだけでけの人がたくさんいます。それから、竹内容堂さんのように、福島市でも健康に害がなく暮らせるようなことを言いふらす人がたくさんいるため、偽りの安心・安全を信じている人もいます。
mariscontact2012/08/28 13:30:22.

@mariscontact 誰から聞いたの?それ.
bambooyoudo2012/08/28 13:33:08.

@mariscontact お前さんが、聞いた「避難したいが出来ない」数を提示してみな?根拠も.
bambooyoudo2012/08/28 13:34:28.

@mariscontact: @bambooyoudo いいえ、疎開したいが、経済的余力や生活基盤がないから、疎開できないでいるだけで、、じゃなくて、だから疎開しないのw 県外に出るのと残る判断は自分達で判断した結果だしw 避難したら、賠償でるしw 京都なんか家賃タダだしw.
bambooyoudo2012/08/28 13:37:12.

@mariscontact 今だに、自分が現場の声を勘違いして聞いていることに気付こうとせず、情報の信憑性を疑いもせず、鵜呑みにし…騒ぐあなたに、福島の子ども達は救えない。 第一に、人の家庭に押しいるな。 助けを求めた人だけ、頼む。 それ以外は デマを流すな頼むから.
bambooyoudo2012/08/28 13:42:26.

「論拠を示せ」でデマリンに迫った容堂さん、まわりも「公開討論」に期待が高まった。

シマウマ君には逃げられたけど翻訳妄想家はゲットw ‏@mariscontact: @bambooyoudo 会えますよ。ですが、公共の場のみですよ。公開討論会でも何でもやりましょう、竹内容堂さん!それからあなたの顔写真をきちんと載せていただけませんか?そうでなければ会えませんよ。.
kazooooya2012/08/28 13:43:00.

@kazooooya公開討論?楽しみだw@mariscontact.
bambooyoudo2012/08/28 13:44:05.

やったね(^O^)/予約しなくちゃwワクワク RT @bambooyoudo: @kazooooya公開討論?楽しみだw @mariscontact.
kazooooya2012/08/28 13:47:18.

ところが・・・


福島市在住の竹内容堂という人が子供たちの避難を呼びかける私を猛烈に攻撃している。那覇に来て会いたいと言っていて、一度は公開討論なら良い、と言ったものの、あまりにTWでのやりとりが失礼なので、やめます。人のことを病気扱いするような竹内氏よよ、病人にわざわざ会いに来てどうするんじゃ!.
mariscontact2012/08/28 13:41:46.

あれれ、デマリンが逃げ出した!!

@mariscontact あれ?失礼があったなら詫びます。すいません。 行きますから、公の場で話を聞かせて下さい。こちらからは福島の県外不出情報持っていくから。
bambooyoudo2012/08/28 13:52:02.

@mariscontact 何かしら理由をつけて逃げるだろうと思っていましたよ(失笑) @bambooyoudo.
yuu_sho_2012/08/28 13:48:01.

@yuu_sho_ @bambooyoudo 公開討論の話になると逃げ出したシマウマのマサ(@zebra_masa)くんと同じへなちょこ妄想家だったのか、残念w @mariscontact.
kazooooya2012/08/28 13:58:20.


というわけで結局「直接対決」はデマリンが逃げたため、実現しなかった。この騒ぎは単純化すると、

①「デマリン」は「論拠を示せ」に沈黙した。
②「デマリン」は「失礼」を理由に逃げた。


だが、これは「放射脳」一般に普遍化できるデータ、パターンではないだろうか。

デマリンの動きを知るには、デマリンを追求し続ける愛・蔵太さんのサイト
■[原発]竹野内真理さんが吹いたデマ(というより、何言ってるかよくわからない放射脳情報)リスト
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20120831
デマリン騒ぎの全貌がよくわかる、便利なリスト。中川恵一先生にまで絡んでいてあきれた。「被曝思想家(爆)」という「まとめ」の、イエロー太とのやりとりには笑いコロゲタ。


②8/15「田中康夫議員」エートス攻撃参加!まさに広がる「デマリンの渦」にゃ。

そもそもは8/13に康夫ちゃんのこんなツイートがあった。
https://twitter.com/loveyassy/status/235035736531935232

田中康夫‏@loveyassy
この欺瞞を明日詳説します! RT @applecandyred 福島エートスが「年間100ミリまで大丈夫。放射能では人は死なないよ~ぅ 除染もしなくていいよー実害ないんだから心配しないで暮らそうよーそれより神社とかお墓とか大事にしよう鎮守♪」と言っているそう。どんなコントなんだ?


これに対して佐藤賢一の中の人のツイート8/13
http://twitter.com/ke_1sato/status/235085349267857408
とうとう田中康夫まで乱入してきたか。。。 しかしまあ、福島エートスという町内会規模の勉強会の存在が、デマ拡散・誹謗中傷によって知名度を上げていくという事態は、何とかならんものかなあ。エートスメンバーの冷静な大人の対応が立派なだけに、騒ぎ立てる方のおかしさが際立つ。当然の帰結だな

康夫ちゃんとコンタクトした@applecandyred =「ミナ」氏をここから少し遡ると、8/13
ミナ‏@applecandyred
矢ケ崎教授&マコリーヌさんの、講演会。というより、学習会に行ってきました!インターネットでいろいろな情報を得られるけれど、やはり直接、話を聞いたほうが耳に脳にきちっとはいってくる。双葉町町長さんの話も、聞けてよかった。白い風船のヤッシーこと田中康夫さんも真剣に聞いてた。


つまり康夫ちゃんは矢ヶ崎氏とおしどりマコ氏の集会に出ていたのか。なおここでは、「エートス」と並んで「ステークホルダー」なる言葉も出てきたらしい。おしどり関連でこんな「まとめ」があった。
おしどりマコ「ピーチプロジェクト」を語る@夕やけ寺ちゃん活動中
http://togetter.com/li/355025

なお「おしどり」は、8/8に「福島ステークホルダー調整協議会」について書いている。
ピーチプロジェクトから、福島県内の放射線アドバイザーについて考えた件。
http://www.magazine9.jp/oshidori/120808/index.php

「福島ステークホルダー調整協議会」は田村の半谷さん関係。信夫山ネコは暑さに負けて、このあたりは最近DIGしていなかったのにゃ。そしてこの頃から、「放射脳」は「エートス」と「ステークホルダー」を混同し出した。早い話が「どちらも原子力ムラが資金援助etc.キャー」てなことになったのだろうか、コーフンして。

デマリンのプロフィール
@mariscontact
新刊本肥田舜太郎著「内部被曝」解説他、
肥田先生と「人体と環境への低レベル放射能の脅威」と
「低線量内部被曝の脅威」を共訳。

だったにゃ、つまりこれまたデマリンの渦~矢ヶ崎~康夫ちゃんという「感染経路」か。

そして8/15「日刊ゲンダイ」記事。
田中康夫のにっぽん改国「一億総懺悔」と同じ過ちを繰り返すな(8/15)
http://gendai.net/articles/view/syakai/138218
自分の「新党なんとか」でにも転載
http://www.nippon-dream.com/?p=8936
「冒頭に戻れば、「フクイチ」を巡る責任の所在すら明確にしないから、目指すべき未来も国民に提示し得ず、無為無策な混迷が続いているのです。指弾されるべき「ムラ」は原子力ムラに留まりません。政治ムラ、行政ムラは元より、医学ムラも経済ムラも報道ムラも事実を隠蔽する“見ざる・言わざる・聞かざる”状態。
こうした中、「ステークホルダー」やら「エートス」なる一般には聞き慣れぬ片仮名言葉を掲げて鬼っ子の如く登場した「一億総懺悔」を目論む“放射能関東軍”に関し、次週、扱います。乞う、御期待。」


「「一億総懺悔」を目論む放射能関東軍」?バカだにゃ~、今実在しているのは、「一億総反原発を目論む放射脳関東軍」「福島壊滅を目論む反原発正義軍」だろ。確かにこの福島デマ戦争で、「一億総懺悔と同じ過ち」は繰り返さない。デマを流した放射脳に待っているのは、「福島デマ戦犯法廷」だ。注目すべきは、ここで「ステークホルダー」「エートス」が並んでいること。

で、これは「日刊ゲンダイ」の8/15に出た記事だが、「次週、扱います。乞う、ご期待」はどうなったのか?ゲンダイの次週8/22「田中康夫のにっぽん改国」は、「領土問題さえ「決められない政治」」という第で、「放射能関東軍」については何も出ていない。自分のバカさ加減に気づいたか。ちなみに8/14には、@periokingさんが、
http://fr.twitter.com/perioking/status/235563371087405056 で、

Perioking‏@perioking
エートス福島の事をきちんと調べれば、このまとめに書いてある事ちゃんと理解出来ると思いますよ。田中康夫 @loveyassy さん。 http://togetter.com/li/355459#c662684 …
2012年8月14日 - 19:27


と諫めたのだが、時既に遅しか?しかし国会議員がこんな無責任発言をした上、コソコソと引き下がるとは何事か?「次週、扱います。乞う、ご期待」の落とし前をきちんとつける、つまり「転進」したのならば、その旨はっきり宣言し、言いがかりをつけた「エートス」に謝罪するべきだ。何しろ国会議員である、デマリンだのデマッターだのと違って責任は格段に重い。


③次~、8/19川田龍平議員もエートス攻撃参加!まさに広がる「デマリンの渦」にゃ。

kawadaoffice Kawadaoffice
エートスって何となく胡散臭い感じがしていたのですが、お金の出どころが大事なのでは? エートスが来て重傷患者数は事故直後の10倍に http://t.co/cBlI3lat
(ネコ注:これは「カレイドスコープ」のURL)
という発言だったのだが、このツイートは当然「総スカン」を喰らい、川田議員は結局削除したらしい。そのあたりを「まとめ」たのが、

みんなの党川田龍平議員公式アカが電波ブログへの肯定ツイートを発信し、非難され、ツイートを削除するまでの一部始終
http://togetter.com/li/358501

「カレイドスコープ」川田議員が「拡散」した「エートスが来て重傷患者数は事故直後の10倍に」=8/16記事には、こんなひどい事が書かれている。

現代の呪術・エートスが福島で本格活動か

福島にエートス(ETHOS)が上陸しました。
これを福島に持ってきた、“いわき市の女性教祖”は、数年後、世界のどこにも居場所がなくなるでしょう。まさしく悪魔の狂気が無知なフクシマの人々を唆そうとしているのです。

エートスという呪術で死に誘う植木屋の巫女
エートス・プロジェクトを日本に引っ張ってきたのは、安東量子という、いわき市在住の植木屋です。
少女期から読書が好きな女の子だったそうです。この“呪術の教祖”は、福島県内で講演会を行っています。


等々。まるで「反原発カルト教団」が安東さんを魔女と決め付け、「異端審問」しているの図。「福島デマ百年戦争」において、安藤さんは福島を救うジャンヌ・ダルクなのか~?火刑にはさせないからにゃ~。

康夫ちゃんと同じく川田議員にも、国会議員がこんな無責任発言をした上、コソコソと引き下がるとは何事か?「転進」したのならば、その旨はっきり宣言するべし。また自分がまちがっていたのならば、言いがかりをつけた「エートス」に謝罪するべし。何しろ国会議員である、デマリンだのデマッターだのと違って責任は格段に重い、と書いておく。しかもあなた、「薬害エイズ」の被害者ではないか。どうなっているんだ?

なお前記「カレイドスコープ」(8/16)には、新たに「反原発正義軍外人部隊」に加わったスイス人フェルネックスのこと、また「福島ステークホルダー調整協議会」がエートスと絡めて書かれている。

このエートスの福島上陸にタイミングを合わせて、不穏な動きが連動しています。主催者は「福島ステークホルダー調整協議会」 となっています。キャッチが「SAVE福島」です。この協議会の名前を覚えておいてください。ステークホルダー→利害関係者 ここには、とんでもない背景があるのです。(中略)

エートスは、上部組織のCEPNというNPOの中の中心的なプロジェクトなのです。(中略)
いってみれば、フランスの原子力ムラの中核組織が4つ集ってつくったNPO。放射線被曝の健康調査(つまり人体実験)と、原発などの核事故の過小評価を行って、事故の記憶を薄れさせてしまおうという機関。(中略)
説明文に、「ステークホルダーに深く関与する方向になってきており」と書かれてあるとおり、原発の利害関係者の側に立った組織。ステークホルダーという言葉が出てきましたね。


等々、なのにゃ。この記事は康夫ちゃんのゲンダイ記事(8/15)より後のことに見えるが、既に8/15に放射脳の間に出回っていたようだ。しかし・・・やけに高級な文章だにゃ。

あ~なんかここが「エートス」「ステークホルダー」→「福島ステークホルダー協議会」混ぜこぜの「原典」かにゃ?

♯原子力発電_原爆の子
2012年7月19日木曜日【論考資料】エートス・プロジェクトについて

http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2012/07/ml-6-ml-17-13-httpyoutu.html
当ブログ管理者は、福島に手を伸ばしつつあるエートス・プロジェクトに着目し、その実態を探ろうと決意しましたが、「ふくしま集団疎開裁判」の会MLに重要な論考資料が投稿されましたので、ここに謹んで転載させていただきます。・・・とのことで、以下がその「論考資料」

エートス・プロジェクトについて
市民と科学者の内部被曝問題研究会
牟田おりえ(ネコ注:姫路独協大学教授らしい)

昨年末から「エートス・プロジェクト」あるいは「ダイアローグ・セミナー」「ステークホルダー」などの言葉が福島をめぐって飛び交っています。そして、中心人物であるICRP(国際放射線防護委員会)第4 委員会委員長のジャック・ロシャール氏(Jacques Lochard)が日本政府・福島県、そして市民に精力的に働きかけを始めているようです。
ロシャール氏が福島で始めようというエートス・プロジェクトとは何か、その原点であるベラルーシにおけるエートス・プロジェクトについて、ミシェル・フェルネックス教授1に伺い、自分でも調査を進めたので、現時点で判明したことをお知らせいたします。まさに「国際原子力ムラが企んでいること」を知らなければ、餌食にされてしまうという危機感を持ちました。

1.1.福島とエートス・プロジェクト
a. 2011 年11 月28 日:ジャック・ロシャール氏が11 月28 日に内閣府「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」委員会で、「チェルノブイリ事故からのいくつかの教訓:生活環境改善に向けたステークホルダー関与の2つの事例、福島に向けた提案」を発表。

二人が所属するCEPN のホームページによると、1976 年に設立されたNPO(非営利組織)で、目的は放射線防護の最適化原則を開発し応用することだったが、最近の研究プログラムは放射能評価とリスク管理にステークホルダー(市民・専門家を含めた当事者の意味で使われる)を取り込み、放射線防護の文化を広めることに焦点が移っていると述べられています。

等々、「ステークホルダー」がエートスと並んで出てくる。これをMLで「拡散」、そこに丁度半谷さんの「福島ステークホルダー調整協議会」が出現して・・・てな感じか?


結局「コリン・コバヤシ」「ミシェル・フェルネックス」が大元、という原点に還ってしまったにゃ。川田国会議員様も、このぐらい遡ったら、誰が書いているか判らない「カレイド~」拡散よりマシだったかもにゃ?日本語は読めるでしょ。

7月から始まったデマリンの渦は、所詮はそういうことなのだにゃ。外人部隊発、コリンコバヤシ、ML経由。オリジナリティなんかない、日本の「反原発」の「外人説教」丸ごとコピペ拡散作戦。進歩なし。

大分長くなってしまったにゃ。デマリン、新外人部隊等についてはまだ続きがあるが、今日はとりあえずこれで終わるのにゃ。
プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 原発事故以後ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れてます。ネコはどこにも逃げられないから、もうノイローゼ気味。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民は「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしています。(←最近は嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきた感じだにゃ。)
 しかしね~、この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段にされてはたまらんです。もし根拠がない数字や説の拡散によって、旅館の経営者が自殺するとかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ~?!今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR