「関東・福島の人とは結婚しない方がいい」池谷発言ボコボコ 「反原発正義軍」の援軍はどうした?この際「決戦」やれば?
Livedoorニュースの8/30(元はJーCAST)
「放射能地域の人、結婚しない方がいい」 「日本生態系協会」会長発言が波紋
http://news.livedoor.com/article/detail/6905318/では、
(途中からにゃ)
ネット上では、池谷会長の発言に対し、賛否が分かれているようだ。「これは酷い」「もはや、立派な差別発言」との疑問は多いが、一方で、「同じような思いの人は多い」「差別でなく警告だと思います」と一定の理解を示す声も相次いでいる。
日本生態系協会によると、30日夕までに電話などで来た4、50件の意見のほとんどが「とんでもない」「謝罪しろ」と批判的なものだった。「差別発言ではまったくありません」一方で、「よく言った」とする声も1、2件来ていたとした。発言について、日本生態系協会の総務担当者は、協会が反原発の立場であるわけではなく、池谷奉文会長の私見を述べたものだと説明した。放射線の知識がある獣医として、池谷会長がチェルノブイリ事故の報告書などを調べる中で出てきた考え方だという。
池谷会長は、取材に対し、自らが反原発の立場であることを明確にしたうえで、発言についてこう説明する。
「議員の方から文書で指摘を受けましたが、差別発言ではまったくありません。もっと大きな問題を言っており、事故の重大性をきちっと認識する必要があるということです。26年前のチェルノブイリでは、奇形児が生まれたり、発がん率が上がったりしたことが現実にありました。日本の場合も、原発事故の後では環境が違っており、安易な考えで結婚することは危ないと言いたかったわけです。結婚するときは、十分に注意して下さいということですよ」そして、「言ったことは間違っていない」とし、議員からの訂正・撤回要求については、「それに応じるというよりは、発言を真摯に受け止めてほしいということです」と言っている。
(以上)
「発言を真摯に受け止め」たから、怒ってるんだよ。こんなの支持者がいるのはネットだけ。しかし以前だったら「反原発」が「拡散!池谷発言に励ましの電話を!」なんてやっていたところだ。
「日経ビジネス」
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明 2012年8月31日(金)
スッキリ!する話に潜む毒
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20120830/236185/?bv_ru
(途中からにゃ)
こういう場合、語る側の「真意」は、重要な要素ではない。
「差別の意図はない」
「いじめるつもりじゃなかった」
「足を踏む気はなかった。靴を踏んだだけだ」
「蚊がいたから叩いたのであって、殴った自覚は無い」
「蹴っていない。足を上げたらたまたまそこに人間がいたということだ」
「酔ってない。酒を飲んだだけだ」
「酔っぱらい運転なんかしてない。運転してるうちに酔いがまわっただけだ」
問題は、「意図」ではない。「雨じゃない。大粒の霧だ」と言い張ったところで、洗濯物が濡れることには変わりがない。実際のところ、多くの差別は、差別する側が意図しないところで発生している。それどころか、かなり多くのケースで、差別を実行している人々は、正義を成し遂げているつもりでいる。そして、差別は苛烈であればあるほど、差別者はそれを自覚しなくなる。
もうひとつ重要なのは、池谷会長が「内部被曝」という「量」についての検証抜きでは語れないはずの事象について、ほとんど何の説明もしないまま、警鐘を乱打したことだ。ツイッターを眺めていると、いまだに「安全デマ」という言葉を振り回している人たちに出くわす。 彼らに言わせると「安全デマ」(放射能や原発についてその安全性を強調することを目的としたプロパガンダや偽情報)は、「危険デマ」(同じく放射能や原発についてその危険性を強調するタイプのウソや誤解)に比べて、格段に凶悪だということになっている。で、彼らの中では、安全デマを流す人間は真性の極悪人だが、危険デマを流した人間はただの「おっちょこちょい」ぐらいな扱いになる。悪気は無かった。被災地の人々のためを思って安全率を高めに見積もっただけなのだ、と。
違うぞ。どっちにしてもデマはデマだ。うそつきには、きちんとケジメをつけさせないといけない。でないと、デマは差別の温床になる。(以下略)
「悪気は無かった。被災地の人々のためを思って安全率を高めに見積もっただけなのだ」って「予防原則」のつもりだろうけど、以前に斗ヶ沢秀俊さんも書いていたね~。
斗ヶ沢秀俊氏による「予防原則」についての連続ツイート
http://togetter.com/li/349080
福島県、あるいは周辺県、首都圏の方々が受けた、受けている被曝線量は年間1~5ミリSvほどの低い線量です。今後は福島県の相対的に線量が高い地域の方でも追加線量は年間1ミリSv以内になるでしょう。これは「深刻な、あるいは不可逆的な被害のおそれがある場合」に該当するでしょうか。hidetoga2012/08/02 13:16:50.
私は年間数ミリSvの被曝が「深刻な被害のおそれがある場合」に該当するとは思いませんし、大多数の専門家はそれに同意するでしょう。このレベルの被曝は、将来のがん死の増加があったとしても、ほかの要因に隠れて統計的に現れないほど、リスクは小さいと考えられます。hidetoga2012/08/02 13:17:10.
「内部被曝の影響はよく分かっていない。低線量被曝が健康に大きな影響を与える恐れがあるということには、完全な科学的確実性がないかもしれないが、それを理由に対策を講じないのは予防原則に反する」との主張もあるでしょう。しかし、その主張には誤りがあると考えます。hidetoga2012/08/02 13:17:27.
予防原則は何にでも適用されるものではなく、少なくとも「暫定的な科学的評価」がなければなりません。「内部被曝は外部被ばくの〇〇倍も影響がある」といった言説は、ごく一部の研究者の主張であり、「暫定的な科学的評価」とは認められないでしょう。hidetoga2012/08/02 13:17:48.
また、遺伝的影響、催奇形性、さらには下痢や鼻血といった症状は5ミリSv程度の低線量被曝では起こらないことが専門家のほぼ一致した認識であり、これらが低線量被曝でも起こるという主張は「暫定的な科学的評価」とは認められません。hidetoga2012/08/02 13:18:30
まさにおっしゃる通りだが、もう一丁付け加えておくと、結局これ「いじめっ子」「異常性格者」の言い訳、「免罪符」として悪用されてるんじゃないの~?「福島の人のことを思ってやった」「本当の悪=東電を叩くための正義の行為」・・・何だよコレ?「体罰」とか「説教強盗」の言い訳とソックリだにゃ。
さておつぎは、テレビ朝日系で毎週月〜金の午前8時00分から放送されているワイドショー「モーニングバード!」をウォッチする、「JーCASTニュース」ワイドショー通信簿 2012/8/31 13:28
「福島の人は結婚しない方がいい。奇形率上がる」著名な大先生がトンデモ発言
http://www.j-cast.com/tv/2012/08/31144654.html?p=1
(途中からにゃ)
佐藤らは「わが耳を疑った」という。その場で発言の根拠の提示を求めたが、池谷は「放射線によるリスクにつきましては、医学書および雑誌等をご覧いただければよろしいかと思います」と答えたという。その後、池谷は「私はそのような発言はしておりません。事実に反する主張です」と発言そのものを否定し、新聞の取材に「被曝(ひばく)で遺伝子損傷と奇形児出産のリスクが高まることを訴えた。一般論として私の見解」と説明した。
佐藤らの会見後に、池谷から「政策塾における私の発言について」という反論が公表された。しかし、佐藤らは「確かに私どもは聞いてますので、厳として(訂正を) 求めていきたい」「議員に講義するほどの人が発した言葉は重い」といっている。
これについて、首都大学東京の大谷浩樹准教授は「科学的裏付けに基づいた発言とは思えません。生活圏の線量からすると、奇形が発生する放射線量ではありません」という。
池谷は獣医で日本生態系協会のほか、公益社団法人・日本ナショナルトラスト協会、財団法人・埼玉県生態系保護協会など、環境保護活動の分野ではなかなかの肩書きをもつ著名人だ。
司会の羽鳥慎一「なんでこんなこと言うのか、意味がわからない」
藤巻幸夫(ライフスタイルプロデューサー)「無責任過ぎます」
小松靖アナ「記録には残っていると…」
羽鳥「言ってなければこんな話題にならない」
池谷は今年で70歳。ということは、60年前(←ネコ注:60年代のマチガイでしょう)の核実験時代に、福島よりはるかに高い線量の汚染の中にいたわけだ。それでも自分は結婚してるのかな。また、低線量の影響というのはいまだ未知の分野だというのも常識である。それを「医学書をみれば」だと、こんな程度の人が環境保護だと、とあらためて驚く。
羽鳥「なんでこんなこと言うんだというのは問題外だからおいといて、実際はどうなのか、そんなことはないとちゃんと言っておかないといけない」
(以上)
確かに。池谷会長は結婚してるんかね~。もしかして70年代以降に生まれた、異様に若い奥様かにゃ?「ワシは気をつけたんぢゃ」なんてドヤ顔だったりして。
一方TBSのニュース 「放射能地域の人 結婚しない方が」で波紋
http://news.tbs.co.jp/20120830/newseye/tbs_newseye5119531.html
動画ありですにゃ。
公益財団法人の会長が「放射能雲が通った福島などの地域の方々は極力、結婚しない方がいい」と発言した問題で、福島市議が訂正を求めるなど波紋が広がっています。先月9日、地方議員およそ70人が参加して行われた「日本をリードする議員のための政策塾」。主催したのは「日本生態系協会」という公益財団法人です。この講演の中で生態系協会の池谷奉文会長(70)が、福島第一原発事故の影響について次のような発言をしました。
「放射能雲が通った福島ばかりじゃございませんで、栃木だとか埼玉、東京、神奈川あたり(中略)、あそこにいた方々がこれから極力、結婚しない方がいいだろうと。結婚をして子どもを産むとですね、奇形発生率がどーんと上がることになっておりましてですね、大変なことになるわけでございます」(池谷奉文会長 先月9日・講演)
こうした発言が波紋を広げました。
「あれはダメですね。あんな表現になると、かなり県民感情を害するかたちになってしまう。ちょっと残念ですね」(平野達男 復興相)
当日、講演に出席していた福島市議ら4人は29日、記者会見を開き、不適切な発言だとして、強い不快感を示しました。
「我が耳を疑った。私たちも被災者であり、復興に取り組んでいるから、その発言には敏感に反応した。まさか議員に講義をする、生態系に詳しい先生の発言とは思えなかった」(福島市 佐藤一好市議)
佐藤市議らは、池谷会長に対し、発言の訂正を要求しています。
「影響力のある公益財団法人の代表が発言した言葉は重いと思う。当日の出席者全員に“発言訂正文”を送付いただけるよう、お願いしてきた」(福島市 佐藤一好市議)
一方、池谷会長は29日、報道機関に対し、今回の発言の趣旨を説明する文書を送り、“福島の人を差別するようなことは思っていない”と説明しました。さらに30日午後、池谷会長はJNNの取材に対し、次のように語りました。
「東京電力の原発事故の後、放射能雲が通りましたよね。それは当然、福島だけではなくて関東各地もあちこち通ったわけですから、東京電力の原発事故を軽く見ているんだと思います」(日本生態系協会 池谷奉文会長)
池谷会長は、獣医師という職業のほか、環境保護に取り組み、チェルノブイリ原発事故が及ぼした影響なども調べているといいます。
「正確な情報をまず知るということが先で、そのうえでどう対応するかということを考えていくことが必要だと思う」(日本生態系協会 池谷奉文会長)
今回の池谷会長の発言について、放射能に詳しい専門家は「科学的な根拠がない発言だ」と話します。
「根拠として出されている資料を見ると、ほとんど多くの専門家が認めていないような資料に基づいている。あまりにも無理解で、無神経な発言だと思う」(日本大学 放射線防護学 野口邦和准教授)
(30日15:56)
とにかく齢70の「反原発正義軍」池谷老兵は、今や十字砲火を浴びている。(去年の今頃から見たら)信じられない!というのが信夫山ネコの感想だし、マスゴミがドヤ顔できるのかな~?という疑問も湧くが、「momentum」とはこういうものか。とにかく今は、自分のサバイバルに利用できるものは、何でも利用しなくては。
それにしても老兵が見殺しはイカンにゃ~。「反原発正義軍」の援軍はどうした?「嘘過ぎ」とか「バカも安身安身」とかの「無料ジャーナリスト」の援護射撃は無いのか?武田、早川、小出、広瀬らカルト尊師はどうした?紅一点マリリン(最近はデマリンになったらしいにゃ)も加わって「アベンジャーズ」結成しろにゃ~(うああ、スカーレット・ヨハンソンと比べちゃダメにゃ~)。「反原発の最後の砦=内部被曝」で必死に戦う老兵を見捨てるようでは、またまた「反原発」の「人格問題」が問われるにゃ。
ホント、この際「決戦」やったらどうなのか?こういう発言が「善か悪か」決着つけるべした~。池谷会長もあくまで無反省みたいだしにゃ~。これが「悪」となれば、モチロン菅谷松本市長、早川師らは同罪にゃ。強調しておくが、これは福島だけの問題ではない。「栃木だとか埼玉、東京、神奈川あたり、あそこにいた方々がこれから極力、結婚しない方がいい、結婚をして子どもを産むとですね、奇形発生率がどーんと上がる」だからにゃ。「反原発正義軍」の援軍は、「埼玉、東京、神奈川あたりの人も結婚できないっ!」と叫ぶのを忘れないよ~に。
なお、この「福島デマ戦争」史上初めて、「福島市議」という「公人」がデマに抗議した。嬉しかったよ~。やはり波紋は大きく広がったわけで、福島の「公人」は、自信を持って福島潰しデマに対抗してほしいと思うのにゃ。何しろ福島から上がる「声」と言えば、インチキな統計で「子どもの死者が増えている」と主張する「子ども福島」の中手聖一氏、「除染はムダ」といい続け、危険煽りのインチキな「副読本」を作る福島大学の准教授集団FGF・・・こんなのばかりが「福島の人」の代表として、全国で喧伝されていたのだから、これは「快挙」だにゃ。前にもあげたが、市議会HPhttp://www.city.fukushima.fukushima.jp/site/gikai/5448.html には今回の発言に怒った「みらい福島」の面々の連絡先が出ていたので、お礼と励ましを伝えてみた(福島市議選なんてこれまで投票に行ってないのににゃ)。
とにかく「9月7日に池谷会長が来県、市議会と話し合い」を待つのにゃ(早川みたいに敵前逃亡するなよ)。
(9/1追記)
「トゥギャッたん」のまとめもできてたね~。力強いボコボコだにゃ。
「生態系協会長『福島、栃木、埼玉、東京、神奈川、あそこにいた方々はこれから極力、結婚をしない方がいい』『子どもを産むとですね、奇形発生率がどーんと上がる』発言への反響まとめ (2012.08.31)」
http://togetter.com/li/364734
「反原発」は、例の「チェルノブイリで奇形が増加」の根拠らしきものを出して弁護しないのかね~。映画「チェルノブイリ・ハート」なんてのもそうだったのでは?この際「決着」つけるべきだよ。