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年度末 デマいろいろ

みなさんからコメント欄にいただいたこと等を含め、年度末デマを整理しておきます。

「上杉隆、夕刊フジで捏造記事か?!」(3/13)
http://togetter.com/li/276770
「“放射能汚染”の真実…福島、郡山市に人は住めない」と題する「元ジャーナリスト」「自称報道教会」上杉隆氏の記事。また例によって無料ジャーナリストの仕業。上杉氏は、自分で(測定器を地面に置いて?)放射能を測ったら、市役所測定の数値より高かったので、「市役所は地面を水洗いしてから測定」とデマを流した。これに対し、郡山の順一さんが反撃。順一さんの妻は何と、郡山市の放射能測定を実際にやっておられたのです。大体「地面を水洗いし、大きく数値が下がる」なら、「反原発」の福島向けテポドン=「除せんはムダ」は成り立たない。自己矛盾つーか、無用ジャーナリストだにゃ(あ、元か)。


「山形から通勤、はウソ」福島市長、教授に謝罪要求(3/26 朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201203260439.html
原発事故に絡んで事実と異なる発言をされ、市長への信頼が損なわれたとして、福島市の瀬戸孝則市長は26日、神戸大大学院の山内知也教授(放射線計測学)に謝罪を求める通知書を出したと発表した。
通知書によると、山内教授は2月18日、大阪市での講演会で「福島市長は山形市に住んでいる。公用車で毎日福島市に通ってきます」と発言した。
市長は同月下旬、ツイッターで教授発言が話題になっていることを知ったという。市長は、発言内容は事実ではないとした上で、(1)発言の根拠を明らかにする(2)謝罪する――ことを求めた。誠意ある対応がない場合は名誉毀損(きそん)罪での刑事告訴も視野に入れる。
同大大学院海事科学研究科によると、山内教授は「文書が届いてから対応したい」としている

(以上)

福島市の瀬戸市長は、確かに「米沢に逃げて、娘の家から通勤している」とか、市内では根強く言われていた。しかし論拠はなく、「噂」の域を出ていなかった。ここまで噂が広まった原因の一つは、瀬戸氏自身の発言の無さすぎること(伊達市、郡山市、南相馬市、飯館村、二本松市等々の首長と比べるとわかる)、また「子ども福島」の中手聖一氏、宍戸隆子氏と、参議院の委員会に出て、「自主避難者にも補償を」などとやってしまったからではないか、と思う。それにしても「噂」をストレートに「講演」でしゃべる、神戸大の「反原発」=山内教授って?またしても「大学の痴性」が露呈。謝罪要求がこれからどうなっていくのかにゃ~?


ウォールストリートジャーナル日本版「福島原発事故、被ばく量はチェルノブイリに比べ少ないが・・・」
(3/12)
福島第1原子力発電所の事故から1年、科学者は人体や環境への影響がこれまでのところ極めて小さいとの見解で一致しつつある。事故による放射線関連の死亡や疾患は、被ばく線量が非常に高い作業員についてさえ、報告されていない。これに対し、1986年に起きたチェルノブイリ事故では、1年以内に作業員28人が急性放射線障害で亡くなっている。

オレゴン州立大学のキャスリン・ヒグリー原子力工学教授は「放射性物質の面からみて、影響は極めて小さい」と述べた。

ただ、福島の事故を調べている向きは、早い時期の安心感を与えるような結論で、被ばくの影響を過小評価される人が出かねないと警告。低レベルの放射線の長期被ばくが人体に及ぼす影響について、科学者たちはまだほとんど知らないと指摘する。また、同原発近くでは鳥が減少したり魚で高い放射線量が測定されたりといった気がかりな現象もあり、生物学者らは観察を続けるとしている。

福島県立医科大学の山下俊一副学長は、皆の健康状態を長期的に注意深く見守っていくことが重要だと述べた。

東京大学の小佐古敏荘教授は、福島第1原発事故では長期的に、がんを含む甲状腺疾患が300~500人増えるとの見方を示した。チェルノブイリでは、子どもを中心に5000~6000人に甲状腺疾患があったという。チェルノブイリ事故による健康被害を研究するために創設された国際団体は、被ばくが高かった4000人が致死性のがんにかかったと推計している。

小佐古氏は昨年4月、政府の原発事故対応に涙ながらに抗議して菅直人首相(当時)の内閣官房参与の職を辞したことで、国内外で注目を浴びた。今も不満はあるが、政府がメルトダウン後に比較的迅速に食品や水をコントロールしたことが、影響の小ささにつながったとみている。チェルノブイリでは、汚染した牛乳が子どもの疾患の大きな原因になった。

浪江町、飯舘村、川俣町の1万0468人を対象とした政府の調査の結果が2月下旬に公表された。推定被ばく線量1ミリシーベルト未満が58%、5ミリシーベルト未満が95%だった。15ミリシーベルトを超えたとみられるのは原発作業員13人など23人にとどまった。

これに対し平均的な米国民の年間被ばく線量は、環境保護局(EPA)によると自然放射線と人工放射線合わせて推定3ミリシーベルト。日本の安全基準では、原発作業員の年間被ばく線量上限は100ミリシーベルトだが、一時的に250ミリシーベルトに引き上げられた。

浪江町などの住民の被ばく線量は、ある時期に住民がいた場所と、その場所の放射線量の調査に基づいている。福島県はこれとは別に、ホールボディカウンターによる内部被ばく線量の計測を希望者に行っている。1月末時点で1万5408人が計測を受けているが、同県によると健康に影響が及ぶような数値は出ていない。1ミリシーベルト以上は25人のみで、2人で3ミリシーベルトが計測されたのが最大だったという。

同県は、子どもの甲状腺も検査した(10、11月で3765人)。医療アドバイザーは、被ばくに関連した問題はなかったとしている。

ただ、住民の被ばくに関する報告は、科学であるのと同時に推量でもある。弘前大学の専門家らが避難住民に対して独自に行った甲状腺の検査では、被ばく線量は政府の数値よりも高かった。検査に参加した床次眞司(とこなみしんじ)教授は、事故直後に高い被ばくがあったかどうかなどについて、政府とは異なる仮定を用いたとしている。

実際の被ばく線量を知るのは難しい。諏訪中央病院の鎌田實名誉院長は、避難住民が住むアパートの土台に汚染した石でできたコンクリートが使われたことが発覚した問題について、住んでいた中学生がたまたま線量計を持っていたために偶然判明したと指摘した。

東京電力のデータによると、福島第1原発の作業員の被ばく線量はかなり高い。昨年3月以来そこで作業してきた2万0115人のうち、100ミリシーベルト以上を被ばくした人は167人に上り、そのうち6人は少なくとも250ミリシーベルトを浴びていた。最大は、圧力が高まり爆発の恐れが出てきたときにベントの準備をした作業員の679ミリシーベルト。東電の広報担当者は、こうした作業員で健康上問題が出ている者はこれまでないとした上で、健康状態を注意深く見守っているとした。

福島県立医科大学の山下副学長は、一般市民の被ばく線量は低いようだと述べ、避難生活や放射線への恐れがアルコール摂取の増加やストレス関連の疾患につながる恐れがあると指摘した。地元に帰れない住民はなお数万人いる。

昨年3月11日から数日の間に数万トンの汚染水が太平洋に排出された。しかし、ウッズ・ホール海洋生物学研究所(マサチューセッツ)の海洋科学者ケン・ビュスラー氏によると、海流によってかなり放射性物質は拡散した。6月までには、沖合18~300マイル(約29~480キロ)のセシウム137は人間が浴びても安全な水準になっていたという。

放射線医学総合研究所の青野辰雄氏によれば、セシウムは海底の沈殿物に付着するため海底生物への影響が最も大きいとみられるが、その影響はまだ不明だ。科学者らは、そうした深海魚のセシウムはそれまでの標準の最大1000倍にも上るとしている。

今年福島県を視察した生態学者や生物学者は、放射性物質の放出が一帯の鳥の生息に大きな影響を及ぼした可能性があると指摘した。サウスカロライナ大学のティモシー・ムソー教授率いる生物学者らは、昨年7月に福島周辺300カ所を調査し、鳥の生息数が約3分の2に減っていることを突き止めた。ムソー氏は「反応はチェルノブイリ後の2倍だ」と指摘したが、「まだ原因はわからない」という。

(以上)

なんつーかね、いろいろあるけどね~。小佐古氏は例の「涙の辞任」以後、記者会見をスッポカシ(?)、国会参考人招致は断ったらしいが、7月以降ウォールストリートジャーナル日本版には、活発に発言している。「話好き」とか書かれていた。せめて「がんを含む甲状腺疾患が300~500人増える」の計算根拠ぐらい、示すべきではないかにゃ?

「鳥」も含めて、なんともな~、ま、「福島から避難しろ!」よりはマシか、という記事だが、前掲の上杉隆氏の「郡山には人は住めない」のもう一つの根拠は、、「信じられない。とてもではないが、人が生活できるような数値ではない」と米ウォールストリート・ジャーナルの記者2人がつぶやいたこと、だったようだにゃ。

もうマスゴミって、増す塵にゃ。


「みえないばくだん」という絵本
「原発事故で被曝した少女が20年経って子を生む。しかしその子は病気を抱えて苦しむ。」という、まったくの非科学的、差別偏見的内容。放射能被害は遺伝しない。コメント欄でもみなさん怒ってました。

今回の原発事故の後、6月頃に「動画」になっていたのが、12月に小学館が出版。それを週刊新潮3月15日号(8日発売)が「福島差別を醸し出す絵本『みえないばくだん』作者の人類愛」で批判、皮肉ったのが発端。その後ネット上で話題になったようだ。

偏見と差別の絵本「みえないばくだん」
http://pub.ne.jp/admisaki/?daily_id=20120312
「みえないばくだん」批判その後
http://pub.ne.jp/admisaki/?entry_id=4236102
に尽きるにゃ。

作者たかはしよしこ(高橋美子)氏
http://ameblo.jp/yoshikorela/
https://twitter.com/#!/yoshikorela

ネット上には、「海外で日本人がよく見ているのだという。」「このビデオには日本語版だけでなく、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語版まであるのだそうだ。ツィッターを通じて協力が得られたのだという。」という記述があった。あ~、あの「反原発」得意のやつか。

こんな絵本を出す小学館はとんでもない出版社だが、同社の「週刊ポスト」は「反原発」に批判的だ。3月9日号の記事はよかった(これについてはまた続きを書きたい)。
http://www.news-postseven.com/archives/20120229_91144.html

結局個々の編集者の問題なのかにゃ~?
戦争で戦う両側に武器を売って儲けるということなのかにゃ~?どっちが勝っても生き残れるしにゃ。増す塵なんとかならんか。
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「頑張れ」と書いたが、「福島大学放射線副読本研究会」は頑張らなくていいにゃ

いや~年度末もデマだらけにゃ。上杉隆氏の誤報「郡山には人が住めない」とか、みなさんご存知「みえないばくだん」、ウォールストリートジャーナル日本版の小佐古氏の「200~人?が甲状腺に被害(=デマつーか、根拠なしにいきなり書いてあったのにゃ)」等、いろいろありすぎて。それから「ホワイトレイヴン」とか、「HOPE JAPAN」とか、ここでもお馴染み、やぁどさん(地元テレビの報道部長だよ!頑張ってるよ!)の力強いツイッター開始とか、明るい材料もあるにゃ。せめて項目だけでもまとめたいが、その前にまず、前エントリーに関連しそうなやつ。

「福島大学放射線副読本研究会」なる団体が、「放射線と被ばくの問題を考えるための副読本~“減思力(げんしりょく)”を防ぎ,判断力・批判力を 育はぐくむために~」なるものを出した。数日前のようです。これが内容が「危険説寄り」っぽい。あらら~。

https://www.ad.ipc.fukushima-u.ac.jp/~a067/FGF/FukushimaUniv_RadiationText_PDF.pdf

これを書いた人たち「福島大学 副読本研究会」はココに
http://yajifun.blogspot.jp/2012/03/blog-post_27.html

元はこちらでした。(上記yajihunさんのブログ、情報が参考になります。)
https://www.ad.ipc.fukushima-u.ac.jp/~a067/index.htm
副読本表紙の福島市(信夫山見えるにゃ)の写真=FGF(前エントリー参照)サイトの写真、からもわかるように、要するに著者=FGFだにゃ。

追記:そもそもこの話題、前回のコメント欄にIKAさんから「福大FGF(?)がこんなことをやっています。」といただいてました。ありがとうございます(コメント欄についていけてないネコです)。IKAさんからの情報。

leaf_parsleyさんまとめ
放射線と被ばくの問題を考える ための副読本への反論
http://togetter.com/li/279195

さすがに福大内部でも問題になっていますね。
同じくleaf_parsleyさんまとめ
副読本関連の補足
http://togetter.com/li/279606

「福島大学」と名乗っているだけに、あちこちで物議をかもしているようです。

ご存知学習院大、田崎さんの鋭い見方
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/d/1203.html#27
「福島大学の副読本にはかなり不正確な記述が見られるのが気になった。 放射線に関する記述を読むかぎり、執筆チームには放射線に詳しい自然科学者のメンバーがいなかったように思える。」
郡山の順一さんのツイートhttp://twitter.com/#!/jyunichidesita から

順一 ‏ @jyunichidesita
「また、放射線の強さが距離の2乗に反比例するということは、逆に距離の2乗で強くなることを意味します。(P6)」←これって、事故直後に反原発の広瀬隆さん(小説家)とかが言ってて散々間違い指摘されてなかったっけ?反原発は反原発で別に良いけど、科学的に間違った事言っちゃダメ!

3月27日 順一 ‏ @jyunichidesita
震災から1年経った現段階で、しかも当事者である福島大学が出す副読本がこのレベルって大丈夫か?(もちろん、福大にもちゃんとした先生はいるけど。)いくら地元の大学だって言ってもこれは流石にフォローしようがないなー。やはり『思想』は『思考』を鈍らせるのかね。

うた ‏ @uta_chi
@jyunichidesita  あのーこの副読本ってなんですか? https://www.ad.ipc.fukushima-u.ac.jp/~a067/FGF/FukushimaUniv_RadiationText_PDF.pdf >自動車に乗らないことといった,個人での対応が可能です。 はああ????乗らなくてもぶつかってくるだろ!って、すでに放射線云々以前の問題じゃないですか??
2012年3月27日


3月27日 順一 ‏ @jyunichidesita · 開く
これは(笑)明らかにエネルギー政策等の思想が入り過ぎですね。福島大学も一枚岩じゃないですからね。あんま参考にならないと思います。出来れば南波先生に後で聞いてみます。 RT @uta_chi あのーこの副読本ってなんですか?

三井さんという、福島大学同窓の方もがんばっています。http://twitter.com/#!/julimitsui

三井寿里 ‏ @julimitsui
例の副読本の件で、大学の同窓会事務局に電話しました。副読本の内容をチェックしてもらっています。ちょっと私も外出しますので、今日中の結論は無理かもしれませんが、動きがありましたらお知らせします。
順一さんがリツイート
2012年3月28日 - 13:37 ついっぷる/twippleから

20時間 みゅう ‏ @danatatm
@julimitsui これ、内容云々ではなく、福島大学…つまり、我が国の国立大学という看板背負って発信すべき(発信してよい)情報なのか?が争点ではないでしょうか?内容は誤植だったとか言って、いくらでも書き換える事ができますし、内容の議論は先方も望むところかと?

19時間 三井寿里 ‏ @julimitsui
@danatatm はい、正式な組織と誤認されるような書き方は問題があると思います。事務局に確認を頼んだ内容と言うのは、テクニカルな話のみならず、執筆している「有志」の教員名、福島大学の表記の是非含む全てです。ご指摘ありがとうございます

ツイッターって情報たくさんだね。

確かにネコでも、いくつかはすぐ気がつく。このブログの常連さんもそうでしょう。

追記:前回コメント欄に、観潮楼さんからは、「この副読本、何がひどいってJCO事故で亡くなった人の写真を使ったこと。こんな手を使ってまで恐怖を煽るのは拳骨ものである。」と、いただいてました。

「人類は進化の過程で,自然放射線に対する一定の耐性は備えてきたと言えますが,人工放射線に対しては必ずしも当てはまりません。」

そうだっけ?

「ICRP のほか,アメリカ科学アカデミー電離放射線の生物影響に関する委員会(BEIR)や国連科学委員会(UNSCEAR),欧州放射線リスク委員会(ECRR)は,低線量でも被ばく線量とリスクは比例すると仮定した「閾値なし線形(LNT:Linear Non-Threshold)」モデルを支持しています(図 10)。つまり,多くの国際的な組織で合意されている考え方では,「低線量であっても被ばくしただけリスクが増える」のであり,「ある線量以下であれば安全である」というものとは異なっています。(p8) 

ECRRが「国際的組織」ね~、バズビー師の個人的組織にゃ。まだこんなの並べるのか。それにECRRってLNT採用してないのでは?ECRR=バズビー説では、ガン死率は低いところでもう一度ガッツリ上がるのでは?(誰か詳しい人、教えてください)もしかしたら、これじゃECRRも「涙」かもにゃ?

ま、「専門分野」で怪しいのは困ったものだけど、それでも露骨な「もう福島には人間が住めません!避難してください!」「除せんはムダ」なんてのよりは、少しマシになったような気もする(もし去年6月にこの「副読本」ができたら、「福島はもう人が住めない!」だったかも)。今はとにかく、何とか「政府・東電が悪い、信用できない!」と主張したいのだろう。

前掲の田崎さんも「ぼく自身、文部科学省の作った副読本には不満をもっている。 だから、それに対抗する、あるいは、それを補完するものを作りたいという動機には賛成だ」と書いているが、政府・東電が、ち~とも正しくないことは確かだ。しかし「政府・東電が悪い!」と「福島には住めない、避難しろ!子どもを見殺しにするか!」等の「脅し」は、別の次元にあるはず。これが浸透してほしい。逆に言えば、「福島で何とか生きていく。だからさ~、脅しはやめてくれ~」というのは、イコール「御用」「原発容認」等ではない。関係ない。

信夫山ネコとしては、kentoshoさんの
「福島大学」による「放射線と被ばくの問題を考えるための副読本」についての1科学者の見解
http://togetter.com/li/279523
は案外当たっている気がした。

でも「福島大学」と銘打っているだけに、またしてもこれが「福島の人」代表の見解、ととられてしまうのかにゃ~。もちろんこの「副読本」が「福島大学」の主流じゃないはずだし・・・。

追記:でも(何が「でも」だかよくわからないけど)FGFの誰かが、福大辞めて西の方に行くって噂あったにゃ。ホントかわからんけどにゃ。

「経済学史学会大会」 福島大学での開催中止ってバッカじゃなかろか?頑張れ福島大学!

受験シーズンも終盤にゃ。コメント欄にもあったが、うれしいことに福島大学の志望者は増えた。福島に希望に燃えて来る若い学生の中から、「放射能デマ」学を研究する人、出ないかにゃ~。インターネット普及下での初の原子力災害例として、世界に残るオリジナル、かつ役立つ研究ができるよ。ま、学生さんにそこまで期待しないけど、福島は受験生大歓迎。もちろん受験料無料化とかあるけど、何といっても先生や職員の方たちの努力の賜物だにゃ。この逆風の中とっても頑張ったにゃ~。

今回は福島大学について、この受験シーズンが終わるまでとっておいたネタを書くにゃ。

古いネタだが、去年の3月地震のすぐ後に、「経済学史学会」が、2011年5月に福島大学で開催予定だった「全国大会」を中止して、11月の京都大学開催に変更した。そして2012年の「全国大会」は福島大学で開催することにした。ここまでは何も不思議ではない。

ところが9月に突然、2012年の「全国大会」も、福島大学ではなく、小樽商科大に変更。理由は「若い研究者が被曝する」から。

経済学史学会第76回大会の開催校変更のお知らせ(2011年10月6日)
http://jshet.net/modules/contents/index.php?content_id=68

えっ?エライ学者さんたちが「放射能コワイコワイ病」すか。経済学分野のセンセイたちによくある「病気」ではありますが、まさかみんな「准教授」ではないでしょうね?(爆)

このあたりのいきさつは、鈴木小太郎さん(宮城県のシバイヌさんのようです いつもありがとうございます)の「学問空間 経済史学会 栗田啓子騒動」に非常に詳しい。仙台の新聞「河北新報」が詳しく書いているようだが、その記事も全て出ているので必見だにゃ。事件の全貌、タイムラインがよくわかる。なお鈴木さんは「経済学史学会」代表幹事・栗田啓子東京女子大教授の判断には、科学的根拠が明示されていないことを衝いている。
http://blog.goo.ne.jp/daikanjin/c/c04c3390a02606203cede985c50c3b66

9月の「変更」は、さすがに会員から異議が出て、11月の「全国大会」でもう一度「投票」で決める事態になったようだが、この投票結果(一票差?)でも、結局は福島大学ではなく、小樽商科大になってしまった。

河北新報の10月27日記事は元は既に消滅したが、鈴木さんのブログ及びakamacさんの http://d.hatena.ne.jp/akamac/20111027/1319725411 にもある。後者の「評者は,大会を引き受けた福島大学関係者が了承していたことから変更やむなしとの意見をもっていた。福島大学からの申し出でなかったとすれば事情はちがってくる。変更を元に戻して福島大学開催が現時点での評者の意見である」は重要な指摘だ。今回の変更は、「経済史学会」の執行部が発案、先行したのであろう。なおakamacさんは福島大学OBで、どこか西日本の大学の先生だ(と思った)。

10月27日「河北新報」
会員からは「過剰反応だ。社会的影響や住民への配慮が欠けている」「屋内にいれば、線量はほとんどゼロだ」などと、来年度大会の福島開催を求める声が相次いだ。

栗田代表幹事は会員へのメールで「大きな余震が起きた場合に原発がどうなるか、懸念せざるを得ない」「放射線の長期的な影響が明らかになっておらず、結果に責任を負えない」などと補足説明。

被災地のある会員は「会場を変更すれば、学術団体が『福島は人が住めない』と判断したことになる。風評被害を助長し住民を傷つけていいのか。懸命に生きている住民を支える学会であってほしい」と話している。

(以上)

まさにその通りだにゃ。そして12月6日には、「経済史学会」の水田健東日本国際大副学長、中山智香子東京外大教授の両幹事を含む会員20人が、執行部の「辞任」を求めて「抗議声明」を発表した。

12月5日「読売新聞」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111205-OYT1T01025.htm

経済学史学会(約750人、代表幹事・栗田啓子東京女子大教授)が福島市の福島大で開催を予定していた来年度の全国大会を、放射線量が高い地域があるなどの理由から北海道の大学に変更したのは、「福島への風評被害に加担したことになる」などとして、同学会の会員20人が5日、常任幹事6人の辞任を求める抗議声明を発表した。

 声明の発起人の一人となった福島県いわき市にある東日本国際大の水田健教授らが県庁で記者会見した。水田教授らによると、東日本大震災により、福島大で今年度開催される予定だった全国大会が来年5月に延期となり、今年7月、常任幹事会が同大では開催しない方針を決定。その後、約30人の幹事のうち水田教授ら2人が異議を唱え、11月に幹事会と会員総会が開かれたが、多数決で北海道の小樽商科大での開催が決まった。

(2011年12月5日20時30分 読売新聞)

「抗議声明」記者会見は動画で見られる。「経済学史学会の福島開催中止に対する抗議声明」
http://www.youtube.com/watch?v=q6kKdDlGD48(1)
http://www.youtube.com/watch?v=on8Fa4IU-M0(2)

いわきの先生いいぞ!もちろん福島大学の先生も開催したい意向だ。頑張れ~。

12月31日「河北新報」では
「会場変更は科学的根拠が薄い」と声明が反論を求めた点には、(執行部は)「大会がある来年5月に福島がどのような状況にあるかは不確実」と従来の説明に終始し、焦点の被ばく論議には触れなかった。
 「審議誘導とも言える不透明な点があった」との指摘には、代替校を示した上で各幹事にメールで変更の了承を求めたことを挙げ、「方向性が決まっているとの印象を各幹事に与え、反省している」と陳謝した。
 「福島大の担当会員の意向を無視した」との批判には、担当会員に事前に相談せず、常任幹事会で同大での開催断念の方針を決定後に了承を求めたことを明らかにした。
 抗議声明を出した発起人らは「開催の意向が強かった福島大の担当会員をないがしろにしていたことがはっきりした。本質的な質問に答えず不誠実な内容。要求した責任問題にも触れていない」と批判している。


大体たかが数日間のイベントをやるのに、「どのような状況にあるか不確実」とか、「余震が起きたら原発が~」とか言う大雑把な物言いは、知的な学者がとるべき態度ではない。どこでやる予定でも状況は「不確実」だし、「地震があったら終わり」なんだから、そんなら「全国大会」なんてやめるしかない。「放射線の長期的な影響が~」って、数日間いるだけの人間が、そんなこと言ったら福島大学の学生はどうなる?新入生なんて迎えられない。経済学史学会は福島大学に、「おまえらはもう廃校だ」と言うのか?福島大学の学生に「おまえはもう死んでいる」と言うのか?

だいたいね、福島大学もFGF(福島大学原発災害支援フォーラム)なんてのが、自分から「危険説煽り」やったりして、どうなってんだ?会員は「文科系」の准教授だらけで、バズビー師のECRRをまともに取り上げたりして、科学的根拠が希薄なようだが。会員の中里見氏は放射能を理由に、前期授業を突然放棄したと聞いた。妻は「ハイロアクション40年」という「反原発団体」のリーダーだとも聞いた。妻子で九州に避難し、あちらで「福島は壊滅」を繰り返しているらしい。また荒木田氏は妻子を西日本に避難させ(最近は戻った?)、「週刊朝日11/4」に「除せんするほど、住めないと思う」と、例の「残酷な反原発のテーゼ」を書いていた。本当に除せんはムダなのか?この記事中で「下がっても雨が降ったら元の木阿弥(もくあみ)です」と言っているが、まだ空間に放射性物質が飛んでいるから、という意味なのか・・・?また「反福島」御用の「東京新聞2/14」には、「(荒木田氏には)地域の亀裂は深刻に映る」、「県外へ避難した人は戻ってきても「逃げた人」とレッテルを貼られ」「がんばろう福島、と言っても一つになれないと吐露、」なんて書いてあるが・・・。これも典型的な「テーゼ」だ。連中はなぜ一斉に同じこと言い出すのかね~?まさか「統制されて」るの?(追記 いま気がついたが、この記事「県内の医師が百人以上も自主避難したとの報道もあり」って書いているけど、すんごくおかしいね。書き方からすると、これは荒木田氏の言葉ではなく、記者の言葉だ。「報道もあり」なんて無責任な書き方する新聞があっていいのか?クズだ。)

FGFのHPでは、「県は、②ならびに③の立場の専門家もあわせてアドバイザーとして招聘すべきである」という「提言」がなされている。②はICRPで、③はクリス・バズビー師のECRRである。この時点で山下俊一氏が、「県のアドバイザー」としていたわけだから、FGFは山下俊一氏はICRPよりも、さらに「安全説」(=①フランス科学アカデミー=閾値なし説)ということにしている。これは明らかなウソか無知か間違いだ。どこからこんな発想が生まれたのか?

FGFは「子ども福島」だの「グリーンピース」だのと一緒に、「山下解任!」と叫びたかったが(例の「解任署名」の記者会見には同席してたよ)、「反原発」が「遂に福島大学の先生も山下解任を叫びだした!」と喜んだら、なぜか腰が引けて「私たちは山下氏解任を要求しているわけではない」と言い出し、「もっとも安全寄りの山下氏」の他に、中間のICRP説を採る学者、およびより「危険説」を採る学者を「アドバイザー」とせよ、と日和見し出した。それがこの歯切れ悪い「提言」だ。要するに「山下氏=極端な安全説」、「ICRPが真ん中」として、インテリらしく「公平・中立」に見せながら、「危険説=ECRR説」を「アドバイザー」に入れたかったのだろう。でも残念ながら山下氏はICRPに準拠している。周知の事実だ。実に姑息な苦しい工作だにゃ。どうして「反原発」はこんなことばかりするのか?目的のためなら、手段はどうでもいいのか?

大体アドバイザーが3人もいてどうする?その内の一人がECRR説を採るだって?福島県民に「バズビー・サプリ」買わせるのかにゃ?まったくリアリティが欠如した、お公家さん集団だにゃ。(まあ、マジな話、組織の内部でICRP説支持のマトモな人が、山下解任を叫ぶ連中に異を唱えた結果、こんなわけわからんことになったのかもしれない それはそれでいいことだが)

鈴木さんからいただいた情報では、最近は東大の先生がFGFのマネをして似たような組織(文科系教官中心の?TGFだって、そっくり)をhttp://311tgf.org/ 作ったようだが、これには吹き出した。だってさ~、福大経済学部って、かつては「最後のマルクス経済学の牙城」で(学内では教育系に対して差別意識丸出しで、両学部は「白人」と「黒人」に例えられていたとか?)、東大の「植民地大学」って言われてたらしいからね~。遂に植民地が宗主国にマネされた~?そんでもってやっぱり今でも、経済系=「左翼」で、「反原発」で、「反福島」なのかね~?もう「亡霊」、「ゾンビ」だにゃ。しかも鈴木さんからさらにいただいた情報では、東大のこの組織「東京大学原発災害支援フォーラム」の「世話人」安冨歩氏は<「魂の脱植民地化」を考えるコンポジジウム>「原発事故で何が吹き飛んだか? ~日本社会の隠蔽構造とその露呈~」なるものを企画しているそうで、「パネリスト」は、

島薗進教授(東京大学・人文社会系)宗教学。東京大学原発災害支援フォーラムの発起人。
早川由起夫教授(群馬大学・教育学部)。=ご存知「福島の敵」!

「魂の脱植民地大学化」も考えてくれにゃ。

ちなみにこの早川師と仲良く(?喧嘩するならいいけどね)お話する島薗氏は、3月25日にはFGF主催のシンポジウムで、福大に来る。最近目立たないFGFにカンフル注射でもするのか?

島薗氏は日本の放射線防御専門家はICRP以上の「安全説(=閾値あり)」を採ってきた、と主張しているようだが、何かFGFの「提言」の、「山下俊一氏はICRP以上の安全説(=閾値あり)」と似ている。

FGFにとって、福島大学は自分たちの大学でしょ?福島で「食ってる」んでしょ?地域の大学って、「地域社会に貢献」するはずでしょ?それが外の連中と過激派が中心に叫ぶ「福島はもう死んでいる。避難しなくちゃ」を支持する?ま、「思想」は自由だけどね、新たに「福島復興に貢献したい」と思って入ってくる学生を、こういう人たちがどうやって教育するのか?それこそ「植民地大学」になっちゃうんじゃないのか。福島を「植民地化」するのは、東電だけじゃないってことかにゃ。

だがこの集団は例によって、一部の少数過激派だろう。声がデカイとは言えない、歯切れの悪い集団だが。

福大副学長の清水修二教授は原発には反対しているが、もちろん「反福島」ではない。3月11日の「河北新報」に、

「昨年秋、チェルノブイリを視察したが、福島とはいろんな意味で違う。福島は健康被害が顕著に出ることはないと期待できる。むしろ社会的、精神的被害が大きい」

shimizu.jpg

と冷静な発言をしていた。この線で、ぜひ「経済学史学会」も説得してほしい。

福島大学には地域と共に生きようという、心ある教官・職員が多数いると聞いている。経済学史学会は、自分のバカをさらすような決定を覆してほしいものだ。

週刊文春デマ記事「自主避難者の子どもに甲状腺ガン」(おしどりマコ作)の最大の被害者は山下俊一氏にゃ (3/14追記あり)

月日の経つものは早いもので、もう2週間以上になるにゃ、
あの「週刊文春」の「おしどりマコ」が書いたデマ記事「郡山4歳児と7歳児に甲状腺がんの疑い」が発表されてから。

記事の内容
昨年末から、札幌の医師が福島から札幌への「自主避難者」の甲状腺の超音波検査をしたら、4歳児と7歳児に「しこり」があり、大人も含めて合計11人にがんの疑いがありました(検査した医師)等々。
http://www.j-cast.com/tv/2012/02/23123195.html?p=1

ということだったが、「がんの疑い」が、例によって「デマ」「ウソ」「脅し」の類だった。これはもうあちこちで検証されている。実際は検査結果は全て「良性」だった。

icchouさんの
「ポストさんてんいちいち日記:週刊文春 郡山4歳児と7歳児に甲状腺ガンの疑いのデマ記事のまとめ」
http://icchou20.blog94.fc2.com/blog-entry-244.html
記事を書いたおしどりマコ氏らの記者会見もリンクされている。なお、後半にある 「3.[togetter]PKAnzug さん(北海道大学病院核医学診療科)の、文春記事関連、甲状腺癌・検査事情説明(含む、経過観察)」というチャプターは非常に役立つ。

OSATOさんには「こんにちは、いつも拝見しております。先だっての週刊文春記事についてまとめましたのでご覧下さい。」といただきました。ありがとうございます。
「杜の里から:週刊文春のトホホな見出し」
http://blog.goo.ne.jp/osato512/e/44bccaa2cc7c09d057f5791908019693
北海道新聞と毎日新聞の「甲状腺異常なし」記事が出ていて、とてもわかりやすい。

こちらは「トゥギャッター」
毎日新聞・斗ヶ沢秀俊記者と、毎度おなじみPKAnzug先生による週刊文春の「福島県から北海道に避難した子ども2人が甲状腺がんの疑い」という記事に関して
http://togetter.com/li/262355

事件の経緯も、もう知れ渡っているだろう。雑誌が発売された後、当の「検査」をした杉澤医師が、市川弁護士と共に記者会見し、(一見「取材源」のように見えた)杉澤医師が、「週刊文春」を「誤報」、「自分は言っていない」等と抗議したのである。

週刊文春に掲載された、北海道への自主避難者のお子さんに甲状腺異常が見つかったとの記事に対する、抗議の会見
http://togetter.com/li/262782

杉澤医師&市川弁護士の「抗議の会見」で発表された「資料」
https://docs.google.com/file/d/0BwCijUhhmbmfU3lOS1JYb3JSc0tlak41RnM0YVJNQQ/edit?pli=1
「正誤表」が記事の「誤報」ぶりを明示している。

この会見から見える、「取材」の構造は?
(会見での杉澤医師らの発言)
(週刊文春の記者からは先生のところに直接取材はあったか)杉沢医師「週刊文春の記者だとは知らなかった。当時やると色々な検査結果出す、皆さんものう胞、結節と聞いてなんだかわからないので伝えたつもりでもちょっと不安になる。そんな事で報道の方が何かになるのではと聞こえてきた時期あった」

(取材という認識はなくて相談と 相手方から週刊文春にでますという話は一切なかったと。通告はなかったと 普通はいつごろの時期に出そうですよと信頼関係あればあるが)市川氏「間に入ってた被災者の人に言ったらしいと、その日と通じて先生も知ったと 寝耳に水」
(以上)

これらの杉澤医師の発言からは、記事を書いたおしどりマコ氏とは会ったが、「週刊文春」関係とは知らなかった。また取材ではなく、のう包、結節といった用語等の「相談」という認識だった。市川弁護士によれば、「週刊文春」に出ることは、おしどりマコ氏と杉澤医師の「間に入ってた被災者の人」に言ったらしい。すなわち、杉澤医師に対する「取材」は「間に入った被災者」を介して行われた。これが事実誤認の原因の一つではないだろうか?

その後記事を書いた、おしどりマコ氏という「自称報道教会」理事&週刊文春取材班も、杉澤医師の「誤報」指摘に対して記者会見し、「誤報」ではなく「見解の相違」と開き直った。どうやら「良性」が「悪性」に変化することがある、と考えているらしい。

「おしどりマコ・週刊文春編集部 緊急記者会見」
http://togetter.com/li/263498

ややこしいが、ここで見えることは
①おしどりマコ氏が「情報源」という、杉澤医師とは別の人間と接触し、「取材」が始まった
②マコ氏は取材が始まった時点から、「情報源」に「週刊文春」との関係を伝えたらしい。週刊文春も「情報源」に会っている。しかし次の③と矛盾する。マコ氏個人が「いつかどこかに出す」というニュアンスで、取材が進められたのか?
③「週刊文春」に記事が載る事は「情報源」には(ギリギリに?20日?はっきりと?)知らされた。「情報源」は「文春」に出ることを危惧した。これは②に書いたように、ちょっと不思議である。
④杉澤医師は、おしどりマコ氏には「きちんと取材されていない」という認識。

(会見でのマコ氏らの発言)
おしどりマコ「情報源を特定についてはお答えしかねるが、記事にあたっては情報源の方からは許可を得ている。お会いした時から文春での掲載を伝えている。1月26日号の作業員記事を見せて挨拶し、初めて会った日から伝えている」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:14:44

おしどりマコ「お会いした後のメールで 文春での掲載について伝えている。その後のやり取りも、読み上げるのは本意ではないが必要があれば」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:15:20

おしどりマコ「『2月2日の10時のメールで出した、今回のは本当に驚いている。全力で検査をしてみましょう、とお伝えしたい。今も福島や他の土地の子供が心配です、記事を書かせてもらえば』への返信。」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:16:13

おしどりマコ「『記事にしてもいいという承諾を得ました。これで公になりますね、期待不安半分です。出す前に見せていただければ』 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:16:44

おしどりマコ「『文春でなければ記事を出せないのでしょうか?イメージとして読者が何処まで信じるかは不明です。文春からは気乗りしないのが事実です』に私が20日23時に『戦う体制の文春が効果的と思うが』に対し、」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
返信する RTする ふぁぼる KW36_wav 2012/02/25 19:17:40

おしどりマコ「その後21日0時に返信が来て、その後記事を書き始めた。ただ交渉の中で情報源の方にチェックの話だったが、その訂正が全て盛り込まれて無く、その件は反映出来なかった事実はある」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:18:49

上杉隆「最初にマコさんがお会いした日時と回数について。他に第三者の認知している人は。」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:19:20

おしどりマコ「お会いしたのは2月1日と、4日。事実関係を証明される方、情報源の秘匿に関わるので申し上げられません。その後はメールでやり取り」週刊文春「4日の同席。名刺も渡した。1時間ほど面会、伝わっていると」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:20:25

ドイツテレビ西里「医師はボランティアで甲状腺の検査をされているがその意図について。多数の型(注=方)をされている意図をどのように解釈しているか。結果を踏まえて福島と連絡して意図の変化というのは」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:21:39

おしどりマコ「情報源の方が始めたいと(注=意図)は素晴らしい善意から。甲状腺エコーが始まって、その不安から自主的に始められたと。避難された方々を安心させるつもり、出ないだろうが検査をしましょう、と。」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:22:47

おしどりマコ「情報源の方も驚くような結果が出て、こういう結果が出ましたとスズキ氏(??)に出そうとしたが受け取ってもらえなかった」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:23:22

週刊文春「(別の方なのか。)情報源の秘匿に関わるのでお応えできない(杉沢医師とは別か)・・・・」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:23:54
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フリーライター本間「先程の上杉さんの質問、情報源と答えていたが、医師や主婦など区別して答えて欲しい。了解してないと思わるのは内科医の匿名での言葉、癌という個人情報、活字化を前提するのは攻撃性を優先しているのでは」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:25:01
(以上)

この部分前半の「情報源」=杉澤医師会見の「間に入った被災者」=宍戸隆子氏(「子ども福島」)である。これは杉澤医師&市川弁護士の「抗議の会見」で配られた「資料」の「桜台の皆様へ」で判る(詳細後述)。

(3/14追記 このあたりに関してコメント欄に、事件の真相に迫る貴重な情報をいただいた。
「文春事件の情報源は宍戸夫妻ではない。検査を受けた集団の中のある母親が、代表者である宍戸隆子氏にも医師にも、言わば「仲間」の誰にも相談せずに、マスコミに「甲状腺に異常が見つかった」と報道してほしいという「意図」で話してしまった」 。これが正しいとすると、事件の発端は「ある母親」がマスコミに「異常が見つかった、書いてくれ」と話す。その後の「説明会」(後述)時点から、そのマスコミをコントロールするために、宍戸氏登場、杉澤医師も実際に巻き込まれる・・・。という流れになる。そしてこの部分前半の「情報源」=「ある母親」で、杉澤医師会見の「間に入った被災者」=宍戸隆子氏ということになるだろう。)

そして西里氏の質問以降の「情報源」は、=杉澤医師のようだ。さらに「スズキ氏に渡そうとした情報源」=恐らく杉澤医師(もしかしたら宍戸氏かもしれない)。最後の本間氏の発言のように、宍戸氏なのか杉澤医師なのかがわかりにくい(3/14追記 上記のように、さらに「ある母親」かもしれず、大変わかりにくい。)。

しかし杉澤医師は訴訟しないそうだから、これで「終わり」のように見える。あとは「すぐ忘れる日本人」が忘れて終わり。ほっと胸をなでおろす輩もいるだろうが、このサイトは「デマを除せんし、記録する」が目的だから、忘れるわけにはいかない。

甲状腺を調べれば放射能と関係なく何か出てくる。これはあちこちで言われていることで、前々回エントリーに福島の医師「街の灯」さんも書いていた。思い返せば去年夏に似たような事件があった。長野のサマーキャンプで、「チェルノブイリ連帯基金」がボランティアで福島から来た子どもの甲状腺調査をした。その結果を新聞が「危険煽り」で書きたてた事件だ。この時は福島民友新聞が、「甲状腺 異常なし」という、他のマスゴミと逆の「正しい」記事を書き、あっぱれだった。

ちなみに「きっこ」とか言うネットに長年巣食うバーチャル・キャラは、福島民友は「西部戦線異常なし」をマネしたとか何とか、福島人にとって大切な「地元メディア」を散々DISっていたが、「チェルノブイリ連帯基金」自体が「危険」を否定。同基金の事務局長・神谷さだ子氏は、今「通販生活新春号」で山下氏に「感動インタビュー」していて、必ずしも「危険煽り」ではない。例によって全国級大マスゴミが「危険煽り」のクズだったのだにゃ。

今回は北海道新聞と、毎日新聞が「甲状腺異常なし」記事を出した。これは前掲の「杜の里から」のエントリーに出ている。もちろんこの事件の教訓は、おしどりマコ氏と週刊文春には無かったようだ。というか、煽って金儲けしたいだけだから、教訓もへったくれもない。

以上、もう良識ある人々がしっかり「まとめ」ているので、あまり書くことないにゃ~。いや待て、まだあるぞ。後発部隊は独自の視点でいくにゃ。

誰がこの記事の「被害者」か?

①もちろん「福島に残った人たち」にゃ。札幌に避難した人に「発がん」じゃ、福島に残った人はいったいどうなるんだ、とキモを冷やした。またしても「反原発」の「脅し」であり、その「精神的被害」は、甚大である。もっとも最近は「またかよ~、もうバカバカしいよ」という話もある。

②そして福島医大副学長の山下俊一氏もまた、被害者であることを忘れてはならない。

先にも書いたように、杉澤医師&市川弁護士の「抗議の会見」で発表された「資料」の「正誤表」を見ると、「週刊文春」の記事における、杉澤医師関連の山下俊一氏「攻撃」「非難」は、まったく根も葉もないものであることがわかる。メールのやりとりはなかったわけで、今回の記事でもっとも明確な「でっちあげ」ではないだろうか?これはおしどりマコ氏と自称報道教会が記者会見で主張したような、「見解の相違」では説明できない。山下氏ファンクラブ会員の信夫山ネコとしては、まずこれを強調しておく。

最大の被害者は山下俊一氏にゃ~。

加害者は?

加害者はもちろん記事を書いた、おしどりマコ氏と週刊文春編集部である。一部にマコ氏は週刊文春が責任のがれするための看板だ、との説もあるようだが、取材の経緯から言って「責任者」である。だいたいこの人のツイッター見ると、そこらへんの「放射脳」と大して変わらんように見える。無料ジャーナリストごっこのお笑い屋なのかにゃ~?こういうのもう流行らないのにゃ。山本太郎を見てみ~、もうNHKに出てこないゾ。これからは竹山さんや、たむけんさんの時代だにゃ。

これは共通認識だろうにゃ。しかし「独自路線」にはこの先がまだある。今回も「反原発」のやり方を借りて、「危険度最大」で推測してみた。

「資料」は「正誤表」ばかりが話題になるが、興味深いのは「桜台の皆様へ」という文書にゃ。これは福島から札幌へ「自主避難」した「子ども福島」の幹部、宍戸隆子氏が、「自主避難者」の自治会(?)に対して説明、謝罪したもの。今回の記事は、宍戸隆子氏がおしどりマコ氏を杉澤医師へ橋渡して書かれたが、「こちらの意図していた内容とは大分異なり・・・」だったことが、ここから読み取れる。

「事件」の推定タイムライン(主に「会見」及び資料の「杉澤先生より」から)

10月   杉澤医師に「甲状腺検査」の相談がある。
12月11日~1月22日 杉澤医師が「桜台」の「自主避難者」らの甲状腺エコー検査を行う。
1月下旬  検査結果が出る
その後  「新聞記者」が嗅ぎ付け、「スキャンダラスな報道」になりそうになってくる。(3/14追記 「ある母親」が「マスコミ」に「異常あり」と報道して欲しいと話して、という可能性あり)
2月1日  マコ氏、初めて宍戸氏と会う(連絡は以前から)(3/14追記 宍戸氏ではなく「ある母親」とか?)
2月4日  週刊文春、マコ氏と共に宍戸氏に会い、名刺を渡す。(3/14追記 宍戸氏ではなく「ある母親」にか?)
その後  杉澤医師は宍戸氏と相談し、「報道関係者」を複数名同時に、杉澤医師の病院「さっぽろ厚別通内科」に呼ぶ。スキャンダラスな記事にならないように「相談」。(ここでマコ氏、杉澤医師と会う)
2月19日 「桜台のみなさん」に説明会。「早く体制を取って、18歳以下の子供に甲状腺エコーを今きちんととることが大切で、それは広く継続的に、国の責任でやれるようにしていくことが必要であること、そのためにその主旨で発信してもらえるマスコミにはお話すること、医学的な点については、7月の甲状腺学会で発表すること(杉澤医師)」を説明。 
2月20日頃 宍戸氏が「週刊文春」記事(に出ること?orの内容?)を知り、あわてて「差し止め」ようとするも文春は聞き入れず。
2月21日  マコ氏記事を書く
2月23日  週刊文春3/1号発売 また道新、毎日「甲状腺異常なし」記事出る。杉澤医師「記者会見」
2月25日  週刊文春側「記者会見」
(さらに「自称報道教会」の記者会見もあったらしい)

「さっぽろ厚別通内科」に「報道関係者」を集めた「相談」とは

杉澤医師、宍戸氏は「さっぽろ厚別通内科」で、マコ氏を含む複数の「報道関係者」に=「記事をこういった方向で書いて欲しい」「記事にこれを入れて欲しい」といった要望を出したのだろう。マコ氏の会見によると、

おしどりマコ「取材源の特定については答えかねるが、取材源と知り合っての取材は私がまず北海道で検査の所少し異常が見つかったので取材して(注:=取材させて?)欲しいと、取材源の内科医とは別の方から連絡、伺いに。その時は診察室で」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:48:31

おしどりマコ「その時にはその夫婦の相方含めて7名で取材源の方からの経緯を説明を疑い(注:=うかがい)、その中の3名がICレコーダー、取材源の方の前に。そしてカメラも回っていた。しかしその時取材としての形ではなく一応取りますと」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
返信する RTする ふぁぼる KW36_wav 2012/02/25 19:49:42
(以上)

なんだかわかりにくいが、ここでの「取材源」は杉澤医師のことだろう。そして「別の方」=宍戸氏。その夫婦=宍戸氏夫婦?(3/14追記 宍戸夫婦ではなく「ある母親」夫婦かもしない なおこの「説明会」は杉澤医師と宍戸氏が集めたものである)

先の記者会見で、市川弁護士は興味深い発言をしている。

市川氏
「杉沢先生は札幌市内で開業医されていて福島だけではなく札幌市や近郊に避難されてる方々に甲状腺エコー検査をされていた。本来結果を学会で報告するつもりだった。ところがどういうふうに流れたのか詳細はわからないが今日首都圏で発売された週刊文春に先生の本意、事実と違う形で掲載された。

杉澤医師は自身の検査結果が「どういうふうに流れたのか詳細はわからない」のである。「説明会」に集めた「報道関係者」には、杉澤医師の検査結果は渡されなかったのだろう。(渡されたのならば、単純な人数の間違いは起こらないだろう)。ではいったい誰がマコ氏に検査結果(しかも間違い含みの)を伝えたのか?これまでのところ、これが可能なのは宍戸氏(マコ氏、杉澤医師の両方を知っている)と思われるが・・・(3/14追記 マコ氏には「ある母親」が伝えた可能性あり)。

「週刊文春」に載ることは誰にどう伝えられたか?

(マコ氏記者会見から)
おしどりマコ「いつか出します、と。福島の方でネットや住民とのやり取りで騒がれだしたところなので変な騒ぎになる前に相談して、どのような形で記事にするか、と話しになり文春で書くと」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:50:29

週刊文春「記事にすることを伝えて記事にしている」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:50:41

イシザカ「情報提供者、ネットで身元が割れている。発言をツイッターでされてるが追跡すると取材された方にコンタクトを取りたがっているが、取れなかったと。正式なコンタクトの有無について」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:51:37

イシザカ「医師を紹介した方から、文春かおしどりマコさんに連絡をしたいと。かなり自責な発言も。コンタクトの有無について」文春「ツイッターを拝見してないのでお応えしかねる」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
返信する RTする ふぁぼる KW36_wav 2012/02/25 19:52:24
(以上)

マコ氏、文春ともに、「誰に伝えた」の部分がない。これは宍戸氏に伝えたのである(3/14追記 そしてもちろん「ある母親」にも)。杉澤医師には伝えていないのだろう。またイシザカ氏発言の「情報提供者」=宍戸氏=「医師を紹介した方」である。

週刊文春記事を差し止めようとした宍戸氏は、最後はマコ氏、文春に連絡できなくなっていたのか?また、自分でも「煽ったり」「含みを持たせた」と自覚しているように見える。

宍戸氏の「こちらの意図していた内容」とは?
「桜台の皆様へ」にある宍戸氏の「こちらの意図していた内容」とは何だったのか?もちろん、「甲状腺がん」はなかったことは宍戸氏も知っていたわけで、「発ガンしたぞ~どうしてくれる~」が「意図」ではない。恐らく第一は、会見資料の「杉澤先生より」にある、「早く体制を取って、18歳以下の子供に甲状腺エコーを今きちんととることが大切で、それは広く継続的に、国の責任でやれるようにしていくことが必要であること、そのためにその主旨で発信してもらえるマスコミにはお話すること」であろう。これは杉澤医師の「意図」ではあるが。

とすると、この記事の「発ガン」以外の主張は何なのか、が気になる。実はこの記事で「発がん」の話は第一段落だけであり、残りの四分の三は別の話だ。

第二段落「娘二人に異常が見つかり~」には、次のようなことが書いてある。

「医師」は山下氏とメールで連絡を取り合い、福島と同じ方法で自主避難者の甲状腺検査をした。
ただし山下氏は、「独自の検査は遠慮してください」と言った。

第三段落「追加検査は必要ない!?」では

福島県では、山下氏が副学長の福島医大が、3年(も)かけて甲状腺検診をする。
山下氏はチェルノブイリの経験をもとに、「重要なのは事故直後の被ばく量の調査」と書いていたのに、今回の福島でそれをやっていない。
「子どもたちや保護者などの不安を軽減させるためにも、早期検査が望ましい」(甲状腺学会関係者)
山下氏が追加検査をしないように、甲状腺医学会員にメールを送った。

第四段落「従来の常識が通じない可能性も」
検査の「一巡目」が終わるまでの二年間は追加検査が受けられない。「セカンド・オピニオン」が得られない。
坂本さん(4歳、7歳児の母):「(追加検査が受けられない)二年間待たされている間に、がん化したらどうするのか?」
郡山市で山下氏を「直撃」:Q「三年かけて検診している間に、受診を待たされて甲状腺がんが見過ごされるような小児が出た場合に、責任をどう取られるのですか?」A「よくわからない。責任という言葉は問題です。おかしな発言ですね、今のは」

というわけで、この記事の四分の三は、「山下氏攻撃」である(少なくとも第二段落は全くウソである)。

酷い記事とは言え、週刊文春、マコ氏、宍戸氏(「子ども福島」)、杉澤医師(&市川弁護士)に共通認識がある。それは「不安を軽減させるために、早く検査し、フォローもすべき」である。

杉澤医師は、今回の結果を学会に発表予定と言っているが、先の「記者会見」トギャッターにはこんな意見もあった。

「えっと、えっと、何も出なかったといえるわけですが。。。この厚別の先生は学会発表するつもりだったというけど、対照として、同じ程度の数の札幌の子どもたちをエコー検査しないとなぁ(集まらないと思いますが……) あと、どうして誰も「何かあったとしたら札幌に来たから」というような風評を流さないんでしょうか。今年の北海道は特に、滅多にない豪雪ですし、疫学的に、「雪と甲状腺の状態は相関がある」とか疑ってみないんでしょうか。どうせ疑うなら、なんでもかんでも疑えばいいのに。」

もちろん杉澤医師はボランティア、明らかに「善意の人」だ。学会発表は「異常なし」でいいのかもしれないし、医学上の議論に繋がるのかもしれない。ただし杉澤医師は、甲状腺の専門医ではない。

(会見での発言)
杉沢医師「要するにB判定の方を二次検査に回しました。検査を受けていただいたわけですけれども結節良性のものだった。経過は半年ですとかでフォローしましょうと言われたと聞いています。2名だから良かったとか10名なら大変とかも僕の中では専門ではないので判断できません」
返信する RTする ふぁぼる ystricera 2012/02/24 08:59:2

今回の事件について、「専門家がいないことが原因」という見方もあった。もっとも週刊文春の記事中には、「甲状腺専門医」が登場する。これは杉澤医師とは別人で、「年間2000件の甲状腺手術をする」スーパー甲状腺医師だ・・・・しかし信憑性は?

マコ氏や週刊文春、「自称報道教会」(さらには「子ども福島」)等のように、「良性が悪性に変わる可能性がある」と考えるのか?放射能だから、「従来の常識(1~2年でしこりは大きくならない等)が通じない」と考えるのかどうか?

もしそう考える人には、いくら(追加)検査しても「不安」は無くならないのではないか?何しろ「危険ゼロ」でなくてはダメだ。「今日大丈夫でも、明日どうなるか不安です、毎日検査してください!」となるかもしれない。

それにもちろん放射能と関係なく、全ての良性の人をフォロー検査しまくらなくてはならない。

なお仮に、今回の記事の「郡山から自主避難した人の子どもに発がん」が正しかったとしても、それが放射能のせいかどうかはわからない。放射能による甲状腺ガンがこんなに早く出ることは考えられないので、他の原因の可能性の方が高い。記事が単なる「見解の相違」で「誤報ではない」と片付くためには、「良性が悪性に変わる」ことを裏付けし、この原因が福島原発の放射能であることを裏付けしなくてはならない。

甲状腺医学の見地からして、今回のケースで「検査に3年かける」では遅すぎるのかどうか?だ。先の「ポストさんてんいちいち日記」の北海道大学病院核医学診療科のPKAnzug氏によれば、

Q:甲状腺異常についてのツィート、とても参考になりました。質問がひとつあります。万一チェルノブイリのような放射線由来の甲状腺がんが福島第一原発の事故の結果として起こるとしたら、早期に発見するには、どのような検診の体制が有効だと思いますか?
A:やはり、チェルノブイリで発症増加が確認されてる子供に対して、頚部エコーによるスクリーニング検査でしょうね。エコーは痛みもリスクもないので最適だと思います。実際の増加があるかどうかは、継続的にやって、2回目以降の検査で見つかった症例数の推移を見るのがいいのでは。

Q:まだ原発の影響も分からないと。分かるのは何年後でしょう?
A:甲状腺癌の増加が実際にあると仮定して、熱心にスクリーニングしたとして、変化の出始めは3~5年後くらいからですかねぇ。ただ、摂取量があまりにも少なくて、I-131の検査量(この量で甲状腺癌増加がないのは確認済み)にも全く足りないくらいだから、増加しないと思いますよ。

である。それにしても、甲状腺検査をめぐる議論であるべき内容が、なぜ「山下氏攻撃」記事になったのか、どういう論拠、いや「思想」というべきか、が、マコ氏にこんな「攻撃」記事を書かせたのか?マコ氏の記者会見には、「自称報道教会」メンバーから、こんな発言があった。

田中龍作「細胞診の結果はまだだと」おしどりマコ「行われてない」田中龍作「だったら間違いではないのでは。細胞診の結果までは疑い、で皆不安に思う、それで間違いない。それで答えないと山下一派の思うツボ」 #iwakamiyasumi4 #fpaj #nicohou
KW36_wav 2012/02/25 19:53:18

(上杉隆氏発言)
田中龍作さん「山下一派、記者クラブの連中の陰謀だ」・・・(笑)。 http://t.co/0PNTxSCu #fpaj #nicohou
uesugitakashi 2012/02/25 19:55:49

おしどりマコ氏が理事を務める「自称報道教会」は、「山下氏攻撃」が基本姿勢なのである。

そう言えば去年の5月から夏にかけてだったか、福島の子どもを東京に連れていって、健康相談会か何かをやる、という「反原発」のイベントがよくあった。ここで「早ければ一年後に発がん」というような「診断」がなされた等、と「無料ジャーナリスト」が盛んに報じていた。彼らは今、血眼になって「発がん」ケースを探しているだろうにゃ~。見つけたら「バカも安身安身」のように、「ついに見つけましたっ!スクープ!」と大喜びだろうにゃ~。

週刊文春の記事中で、自主避難者の「坂本さん(「ガンが疑われた」子の親)」は、「(末娘の「石灰化」が、)がん化したらどうするのか」と言っているが、これはそのまま、記事の最後の「山下氏直撃インタビュー」と同じ内容である。また「ウチの下の子は二歳で、いまは良性だけど、北海道大学病院では、どう急変するかわからないから、半年ごとに診察しようと言われました。福島ではこういう診察が受けられないということですよね」と、記事中で語っている(これ本当かいな?何も信用できない状態だけどにゃ)。なぜかまた「福島批判」に繋げているが・・・。もう福島じゃなく、札幌にいるのだから、どうでもいいではないか。なぜいちいち「福島では」と言いたがるのか?「ご親切」?要するに「福島では山下氏が診察を受けられなくしてますよね」ということなるのだが・・・。

「坂本さん」は郡山からの「自主避難者」であるが、「子ども福島」と関係あるのではないだろうか?だとすると、これは至極当然であろう。なぜなら、昨年後半から「子ども福島」中手氏の「福島は山下氏と福島医大によって、統制され、医者や地元メディアが自由にものを言えない」、「県民をモルモットにした、山下氏の研究が目的の健康調査」といった「山下氏攻撃」が続いているからである。
3/14追記 「坂本さん」=「ある母親」という可能性がある。またツイッターには「坂本さんは、誤報じゃないと怒っている」的な記述があった。)

宍戸隆子氏(「子ども福島」)の「意図」=即「山下攻撃」という確証はないが、繋がる「可能性」は十分あった(「反原発」の思考回路を借りれば、もちろん「関係無いということが証明できない」)。

「甲状腺を3年かけて検査なんて遅い。子どものためでなく、山下の自分の研究のためだ」が、今の連中の「戦略目標」なのかにゃ~。

繰り返すが、事実として今回最大の被害者は山下さんだ。「検査に3年では遅い」「良性が悪性に変わる可能性がある」等と主張したいのならば、正々堂々と医学上の議論をするべきで、週刊誌に記事を書かせて煽るようなことではない。増していくら何でも、ウソで山下さんを陥れることはないだろう。「ウソ記事でっち上げ」が正当化されるような世の中はない。もっとも「危険可能性ゼロでなきゃヤダ病」とは、議論にならないか。そういう意味では今回の「事件」は、「被災地瓦礫持込反対」、「沖縄で青森の雪持込反対」と同じだ。

山下さんへの「謝罪」がない。これでは日本の「民主主義」「言論の自由」は危ないのではないか?「リンチ」を容認するのか?

そしてこんなにひどい目にあいながら、山下さんは何も抗議しない(本当に信念の人にゃ)。

そこで今回は代わりに信夫山ネコが怒りながら、記録したわけにゃ。「反原発」の言い方借りれば、「あんたらの本当の敵って国・東電でしょ。ウソついてまで山下さんリンチするのはやめなよ。」

(続)コメント欄から知ったこと 中西準子氏が山下俊一氏のインタビューに感動 竹山氏の男前 (追記)やはり郡山に来ない早川師

(前エントリーの続きです)

「中西準子氏」 2/14あたり

bloomさんのブログ「リスクコミュニケーションの難しさ」
http://blogs.yahoo.co.jp/bloom_komichi/65455768.html
2009年の新型(豚)インフルエンザ騒動の時にも難しいと思ったリスクコミュニケーションですが、今回の放射能騒動で「やっぱり自分には適性が無い」と感じた話です。・・・が「発端」にゃ。

ここには、「通販生活 2012年春号」の山下俊一氏インタビューに「感動」した、「リスク学」の専門家、中西準子氏の話が出ていた。ちなみに中西氏は自分のブログで次のように書いている。

(山下氏インタビュー)の中で、注目したことが三つあった。一つ目は、それほど不思議でもないことだが、原発再開を促進させることに賛成しているわけではないこと。二つ目は、「100ミリシーベルト以下の被ばく防護原則である「しきい値なし直線モデル」という考え方を支持して」いるということ。

三つ目は、「被ばくしたばかりの人たちに話をするのは初体験だったので」、「言葉が過ぎてしまったケースにてついては率直に反省しています」と言っている。

そして、つぎのように続けていることである。あのとき、「低線量被ばくの影響がどう出るかについては医学の世界では証明されていないので、分からない影響については大いに心配しましょうと言ったらどうなりましたか」。「私は医療の現場で福島のいのちを守っていこうという当事者意識を持って、一部批判がある中で福島に留まっています」と。

山下さんが言った、第三のポイントを読んだ時、少し泣きたいようなこみ上げるものがあった。つまり、ああいう言い方をしたのは、お母さん達の不安を少しでも軽くしてあげたいと思ったという、そのことである。

だから、山下さんの話がいいとか悪いとかではなく、あの事故が起きた直後から現場で、不安を抱く住民を前に、この人は説明しているのだというそのことに、圧倒されたのである。私は、そういう現場に行っていない。そういう現場で説明していない。自分は家でTVを見ていたのである。

この中西さんの「感情入り」については、「驚いた」という反応も結構あり、このブログのコメント欄でも話題になった。それから「一つ目」「二つ目」については、山下氏については相当な人まで、まだまだ「しきい値あり」[原発推進派」とか誤解している、という感じかにゃ。以下詳しくはbloomさんの前掲したブログをお読みください。

そうそう、来る3月9日の「bloomさん&宇野先生来福 勉強会@福島」に出られる方、ここ必読です。宇野賀津子先生についても書かれています。

実は信夫山ネコは薄学なため、中西氏のことは今回初めて知った(最初どういう話だかさっぱりわからなかった そこでもう一度読んだにゃ)。

中西 準子(なかにし じゅんこ、1938年 - )は(独)産業技術総合研究所・安全科学研究部門長、専門は環境工学(環境リスク学)。工学博士。元東京大学、横浜国立大学教授・・・

知らないと恥ずかしい感じにゃ。ま、文科系ノラネコだからね~、許しておくれにゃ。

omizoさんからは、中西さんについて、

公害問題の時に一人、物理学者相手に、発言してしてきた時代の人ですから。 エ て思います。 中西さんの原発論は燃えカスの処分場が無いことでの問題としていたので。 原発には興味がなかったようですが。

事故当時は、産総研のNEDOプロジェクト「ナノ粒子の特性評価手法の研究開発」を率いていましたので。事故の情報も限られていたのでしょう、

(中西さんのブログ)最新は、福島のコメについてです。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak576_580.html#zakkan577
(「ほどほどにしませんか、福島米のセシウム分析」)

といただきました。ブログの中身はタイトルの如し。数字をあげて、福島米の「全数検査」の「割りに合わなさ加減」等を、実証しながら進む中西さんって「理詰めの人」イメージ。「うるうる」したらスゴクびっくりにゃ~。

ちなみに中西さんはブログで、その後更に「福島の米問題」を書いている。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak576_580.html#zakkan579

「(福島の)コメを消費者が買うことによって、何が期待できるのか?先に比較したけれども、そのリスクはさほど大きくはない。それほど大きくないが、誰でもできるだけ減らしたい。それを我慢してほしいと私は言う。それは、何故か?(1) 福島農業への壊滅的な影響を回避したい・・・・」

てな感じ。やっぱり理詰めの人は福島の味方だにゃ。中西さんにも注目します。

そしてもう一つomizoさんからいただいたのは
http://www.xn--f9j6c1a.jp/column_housyasei_adviser.html 「福島県放射線健康リスク管理アドバイザーの山下俊一先生へ(AFTC=たむらと子どもたちの未来を考える会)」
(山下氏の)「いったいどこへ避難しろと言うのですか」が、言葉の言い回しで、医者からもさすがに、きつすぎないか?。との言葉もあったのですが。上記を読むと、切羽詰った山下先生の危機感からでたのでしょう。中西さんの雑感は、当時、中西さんは仕事が大詰めで、ほとんど情報を手にできなかった状況で、報道、周りの言葉からの感覚であったのでしょう。

ということですにゃ。

「カンニング竹山さんって 男前だ!(山田さんのフレーズ借りました)」

「福島の友」となってくれた竹山さん。皆さんもうご存知にゃ。福島に日帰り旅行で、鯖湖湯や高湯温泉やら、いろんなところを回って野菜も買ってくれましたにゃ。嬉しいね~、ありがとうにゃ~。ところがそれだけで、ツイッターが「炎上」。
「カンニング竹山氏の福島旅行と炎上」
http://togetter.com/li/262811

さらに、たむらけんじ=「たむけん」さんも、「震災瓦礫受け入れ支持」を表明したら、ツイッター「炎上」。たむらさんの経営する焼肉屋が営業妨害された。
「たむらけんじ氏vs反原発派&反瓦礫受け入れ派、焼肉屋の営業妨害へ」
http://togetter.com/li/265213(これ間違ってました 仁さんありがとうございます)

お二人は今後決して「反原発」にシンパシーを感じないだろう。また「自殺点」だにゃ。

「ひっくり返し」て考えるのが好きな信夫山ネコとしては、「おしどりマコ」とやらのツイッターが炎上したら・・・なんて考えるが、実際にはそれは起こらない。「反原発」が多数派で、反「反原発」は少数派だからだって?違うよ。

シンプルにどっちの集団が人としてまともか、ってことを表しているだけにゃ。

沖縄県知事が「被災地瓦礫受け入れ表明」?「瓦礫受け入れ問題」は「ノルマンジー上陸作戦」か?このデマ戦争の大きな「転換点」となるか?また「ドンパチ」あるだろうにゃ。

そうそう、いよいよです。bloomさん、みなさん、信夫山ネコは残念ながら出席できませんが、3月9日の「勉強会@福島」よろしくお願いいたします。

(3/04 追記)
郡山の順一さんも、ツイッターで「ひどいの」に犯罪者呼ばわりされた。(kakkouさんから)
http://togetter.com/li/259766
これも竹山さんたちと同じようなケースだけど、一人の「ひどいの」が絡んでいるところが特徴。こういう「ひどいの」って、なぜか「反原発」側にしかいないにゃ~。

順一さんと言えば、3/11の早川師との「対決」は、結局早川師が「中止」を持ち出し、そうなってしまった。

kさんのブログ 「追記 早川氏郡山講演中止」
http://leika7kgb.blog114.fc2.com/blog-entry-645.html#more

中止の経緯はこちら「郡山3月11日企画の条件」(早川師の「まとめ」)
http://togetter.com/li/260769

4つの重要要素がまとめられたもの「早川先生 契約不履行な4ツイート」
http://togetter.com/li/261610

早川師が3/11に郡山に来て使う予定だった「資料」
http://gunma.zamurai.jp/pub/2012/fukushima120311koriyama.pdf#search='早川由紀夫 郡山 3月11日'

この「資料」の最初にある、「明るく楽しい学習会」は下記にある、
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-448.html
早川師があちこちでやっているらしい。早川師って、もしかして「明るく楽しい~」を郡山でもやりたかったのか?そうだとしたらつまり、「福島の農家はオウム」とか、「毒米作る殺人者」とか言うのが、よっぽど「明るく楽しい」のだろう。

中止の経緯とか、いろいろ細かいことはこれから出るのかもしれないので、注目したいと思う。細かいところはよく知らないが、大きな流れは、

1:早川師の「福島差別暴言」が復活、これに対し順一さんが群馬に行って、早川師と話したいともちかけた。
2:早川師は自分が郡山に行くと言った。
3:日程は当初3/10でだったが、早川師はIWJを連れていくのが条件と言い出し、IWJに合わせて3/11に変更。
4:時間割で合わず、早川師が自分の条件を呑めなければ「中止」という選択肢を含む、「最後通牒」を出す。
5:早川師が順一さんの応答がないことから、「時間切れ」で「中止」を決定。

と見える。「日程・場所」という開催に当たっての最大の問題で一致、決定していて、なぜ最後に中止になったのか?しかもそこまで全て、早川師の「条件」を順一さんが呑んでいるのである。この段階になって、早川師が更に自分の「条件」を呑めなければ「中止」という選択肢を含む、「最後通牒」を出すというのは全く不可解。人としていかがなものか?(つまりそういう人であることがわかった)

早川師の態度は、少なくとも「積極的に話したい」という人間の態度ではない(逆にすると、「できれば話したくない」人の態度だにゃ)。順一さんはそもそも発案者で、もちろん「早川師と積極的に話ししたい」人である。と考えると、早川師が原因で「中止」になったことは、細かいこと言わずとも、明らかである。

要するに福島県民の前で話できないんでしょ、早川師って。ま、「資料」には「福島に残った人を援助してはならない」とか、すごいこと書いてあるよ。郡山に来てたら、さらに「自殺点」出たのは確実。IWJも少しはいい仕事が出来たかもにゃ。

順一さんは本当におつかれさまでした。中止は残念だけど、大丈夫です。予想通り、あちこちで「反原発」に「自殺点」続出しています。早川暴言復活時より、スコアはいい感じです。
プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 2011年3月の原発事故以後、ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れました。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民もネコも「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしていました。(←しばらくすると連中の嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきましたが。)
 この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう「喜びの」心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段に利用することに断固反対です。もし根拠がない数字や説の拡散による自殺とかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ。そんな日の為にも、今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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