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2011年3月12日「双葉病院患者置き去り」と誹謗した朝日が「住民置き去り逃亡」 小手川記者は双葉病院を書く資格なし(追記 福島民友を批判する資格もない)

(固定された呼びかけ)
Ⅰ:朝日新聞2011年12月2日朝刊「プロメテウスの罠 第9回 我が子の鼻血 なぜ」(前田基行)の主人公「町田市の主婦 有馬理恵」は、主婦ではなく「従軍慰安婦ミュージカル」主演の「俳優座の社会派女優&日本共産党系『日本平和委員会』代表理事」です。TVにも出ています。完全に「フェイクニュース」です。動かぬ証拠があります(リンク先エントリーの②を読んでください)。
市民団体のメール魚拓「有馬さんは、“従軍慰安婦”をテーマにした憲法ミュージカルを演していらした方で、「プロメテウスの罠」の取材も受けていらっしゃいます。」
「主婦」有馬理恵
有馬理恵主演CM 「ハインツ・パスタ 牛肉とイベリコ豚の粗挽きボロネーゼ fitness class編 
有馬理恵は2018年には「俳優座代表取締役」に昇格しています。「日本を代表する劇団の幹部」だったのです
 朝日新聞よ、どうしてこの人が「主婦」なのか?まさしく「芝居」です。
この「事件」は、2018年5月に、「月刊HANADAプラス」が取り上げてくれました。渡辺康平福島県会議員のレポートです。


なお、朝日新聞いわき支局と南相馬支局は被ばくを恐れ、震災二日目の3月12日に住民を見捨てて郡山と福島に「自主避難」しました。
朝日支局自主避難
災害で住民を置いて逃げだした言語道断の報道機関は、日本現代史上この2011年3月12日の朝日新聞だけです。この新聞が「吉田調書」をめぐり、「所員が命令違反で撤退した」記事を捏造していたのは驚きです。
  
 
Ⅱ:岡山大学の津田敏秀氏のいわゆる「津田論文」は、原発事故後の子どもの甲状腺がんの発見について、実は(著者の意に反して)福島県内で地域差が無い(=被ばく量と関係ない)ことを証明しています(リンク先エントリーの⑤を読んでください)。

Ⅲ:カタカナの「フクシマ」が「福島はヒロシマと同じ核による惨禍の土地」という誤ったイメージを植え付け、差別につながるレッテルであると、脚本家の倉本聰さん、ジャーナリストの田原総一朗さんらも指摘しています。山梨学院大学の小菅信子教授は、著書「放射能とナショナリズム」で、「フクシマ」は「福島をエネルギー植民地から反原発の聖地として再植民地化して支配するための名づけ直しだった」と指摘しています。「フクシマ」使用に反対します。福島が「フクシマ」と書かれて喜んでいる当地の人を、私は見た事も聞いたこともありません。これは「負の刻印=スティグマタイズ」です。人が嫌がる名前で呼ぶのは、最も明確な「差別」、「イジメ」、「人権侵害」です。

Ⅳ:立憲民主党は、これまで散々デマで福島を苦しめてきた「おしどりマコ」を参議院選候補に擁立しました。この事件の経緯は「ポストさんてん日記 立憲民主党公認、おしどりマコ問題のまとめ」をご覧ください。
こちらは「おしどりマコ」のデマを集めたアーカイヴスです、「氷山の一角」ですが。
おしどりデマ庫
osidori1.jpg ←「おしどりマコ」のコレは福島人を貶める史上最悪「繁殖奇形大量デマ」ツイです 福島人は「繁殖」しない 「奇形児が大量」なんて言わないしそんな事実もありません ヒド過ぎます

震災後に南相馬に移住した芥川賞作家 柳美里さんはこうおっしゃっています。 
https://twitter.com/yu_miri_0622/status/1143631788222193664
柳美里‏ @yu_miri_0622
言葉は人の顔に向かいます。
福島は奇形児が多い。
福島の娘は嫁にもらうな。
福島の子は知能が低い。
これらのデマは、明らかな差別です。
差別は、人の顔を見ずに人をカテゴライズし、レッテルを貼ります。
福島で生まれ、育ち、巣立っていく一人一人の子どもの顔を見て、言ってください。
14:27 - 2019年6月25日

柳美里‏ @yu_miri_0622 · 6月25日
原発反対運動のために、原発事故の被害者たちを利用し、差別するのは、もうやめませんか?


oshidori5.jpg「おしどり」の発言「放射能オリンピック」@ドイツ これを名称にしたドイツの反核「戦闘」団体が、日本の中核派と組んで福島の五輪競技を妨害する計画です(6/15エントリー参照)

幸い「おしどり」は落選しましたが、これらを基にした韓国の福島攻撃が続いています。これでハッキリわかるように、「放射能デマ」の正体は科学的根拠を無視した、憎しみ感情に訴えるだけの「政治運動、プロパガンダ」です。賢明な方は、なぜこれらの「放射能デマ」が起こり、続くのか?=すべては根底にある「原発は(それを推進した国は)憎むべきもの そのためには福島の放射能による被害が酷い方が都合が良い」という感情によって起こっている、という事を理解できると思います。

韓国・文在寅政権「日本は放射能汚染されている」プロパガンダのウソ
それでも、冷静かつ毅然とした対応を  林 智裕 現代ビジネス8/29

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66798 
(ま、東京オリ・パラは延期になったけどにゃ)


震災10年なので、これも忘れないように・・・
武田邦彦デマ庫
山本太郎デマ庫

いよいよ3/12で福島の原発事故から10年になるにゃ。早速朝日の「歴史改ざん」が始まったね~、これには悪質な隠蔽があるので、記録しておこう。このエントリー冒頭Ⅰ後半の「2011年3月12日朝日新聞の自主避難」は、リンク、画像を含めてよく読んどいてくださいね、重要ですよ~。ってわけで問題の記事だにゃ。

①2/17小手川記者の「歴史改ざん」記事
3.11 震災・復興 第1回双葉病院、50人はなぜ死んだ避難の惨劇と誤報の悲劇 有料会員記事
福島総局・小手川太朗 2021年2月17日 17時00分

https://www.asahi.com/articles/ASP2J01WMP2FUTIL00V.html
 静まりかえった雑木林の先にタイル張り6階建ての建物が現れた。人の気配はない。聞こえるのは身に着けた防護服が擦れる音とマスク下の自分の息づかいだけだ。
 私(28)が近づいているのは福島県大熊町にある「双葉病院」。あの日、そばの系列の介護老人保健施設も含め、患者や入所者436人がいた。
 町内に立地する東京電力福島第一原発が爆発して放射性物質が降り注ぐ中、救出活動は混乱した。全員の避難までに地震発生から5日かかり、約50人が死亡した。
 救える命だったのでは――。その後の裁判の経過をたどっても、政府の事故調査・検証委員会の報告を読んでも疑問が晴れない。改めて現場に向かった。・・・

この「双葉病院事件」が起こったのは2011年3月12日だが、今や潰れそうな朝日の「有料記事」にビタ一文払うつもりはないので、この先は読まない。この記事の翌日2/18にこんなのが出ていたにゃ。

朝日新聞の実売部数は今や350万部?新社長は創業以来の大赤字で前途多難の声
デイリー新潮 2021年2月18日掲載 

https://www.dailyshincho.jp/article/2021/02180600/
朝日新聞は、2020年9月中間連結決算で419億円の赤字を計上した。主な原因は、新型コロナによる広告収入の激減と報じられた。その責任を取る形で4月1日付で、渡辺雅隆社長(61)が退任。先日、その後任に中村史郎副社長(57)が昇格することが発表された。

ははは、もう一歩だ。そして、「中小企業」に化けての税減らしで、生き残りに必死の毎日新聞について昨日の記事、

“日本最古の全国紙”毎日新聞が資本金を1億円に “中小企業化”のメリットとリスク 「週刊文春」編集部2021/02/19
https://bunshun.jp/articles/-/43110
「05年頃まで約400万部だった発行部数は現在、約205万部まで減少している。経営は悪化の一途を辿り、昨年3月期(毎日新聞グループHD)には、56億円超の大幅赤字に転落しました」(毎日関係者)

どちらも放射能デマ記事の祟り、「フクシマの呪い」で苦しんでいるにゃ。ザマーミン○ロ(古いにゃ)。で、元に戻るけど、朝日の「有料記事」を書いた小手川記者は、自分の記事の宣伝のためにこんな「歴史改竄」デマ・ツイートを放った。


②小手川記者の「歴史改ざん」ツイ
https://twitter.com/tarokote/status/1362008943900299267
小手川太朗/記者@tarokote
かつて「原発事故で死亡者は出ていない」と発言した政治家がいたが、実際は全く違った。原発から4.5キロの双葉病院では、自衛隊や警察が放射性物質に阻まれて救出活動ができず、約50人が衰弱して亡くなった。当時の記憶を訪ね歩きました
午後9:00 · 2021年2月17日

この「実際は全く違った」という悪質な「印象操作」については、この後に繋がっている批判ツイにいろいろ出ている。
masafje@masayoshifje
返信先: @tarokoteさん
原発事故で直接死んだ人はいないと言うこと。避難方法等に問題があり死者が出た。
午前11:18 · 2021年2月19日·Twitter for Android


つまるところは、
山中島の冒険者@Mattun_
返信先: @xiatiangushiさん, @tarokoteさん, @buhikunさん
これ、完全に当時の政府による人災ですが。


ってあたりが妥当な線だ。当時はカン内閣、民主党。そして、「自衛隊や警察が放射性物質に阻まれて救出活動ができず」はまったくのデタラメで、事実は「救出活動は行われた」。自衛隊や警察は必死に救出した。
https://twitter.com/heart8255/status/1362715513369989132
Ako@heart8255
↓病院からの救出は計三回にわたって行われ
第一陣は3月12日
第二陣(34人)は3月14日
第三陣(90人)で
3月15日に患者さんの救出を終えています。
水素爆発のあったあのどさくさの中、対策本部・警察・自衛隊の間で連絡ミスがあったのも頷けると思います


「全く違った」のは小手川記者だが、ま、当時の民主党政権は最悪、悪夢政権だったからね。問題の12日朝、カン総理が第一原発にヘリで乗り込んで怒鳴りまくるっていう事件があった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd3f370f57f3047dd942bff399fc352fc3133d0e
(1)原発事故現場への急な視察
 菅元首相は震災の翌日3月12日朝午前7時過ぎに、福島第一原発をヘリで直接視察。その後も何度か直接電話をしました。吉田所長はこれについて違和感を表明しています。
「何で官邸なんだというのがまず最初です。何で官邸が直接こちらにくるんだ。本店の本部は何をしているんだ」(吉田調書)
 政府事故調の最終報告書でもこのように指摘されました。
「介入は現場を混乱させ、重要判断の機会を失し、判断を誤る結果を生むことにつながりかねず、弊害の方が大きい」(政府事故調の最終報告書)
 また読売新聞は8月31日の社説で、「現場の状況を踏まえぬ菅氏らの過剰介入が、作業を遅らせ、士気を損なった。重い教訓である」と断じています。


小手川式「印象操作」では、「この日早朝カン総理が現場で怒鳴りまくった、双葉病院の避難が遅れて50人死んだ」ですな。

また、「~と発言した政治家がいた」は、2013年の高市早苗の発言についての朝日のミスリード誘発「スクープ」で、

福島第一原発事故の放射能による死者はゼロ 高市発言で始まった原発再稼働をめぐる情報戦
2013.6.20(木)池田 信夫

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38057
 自民党の高市早苗政調会長の「福島第一原発で事故が起きたが、それによって死亡者が出ている状況ではない。最大限の安全性を確保しながら活用するしかない」という発言に、マスコミや野党が一斉に反発し、高市氏は発言を撤回して謝罪した。
 これは「原発事故による死亡者」の定義の問題であり、それほど重大な失言とは思われない。それも神戸市で行なわれた講演を朝日新聞が「スクープ」する形で大騒ぎになったのは、原発の再稼働申請を阻止しようとする朝日をはじめとする反原発派との情報戦の始まりだろう。


である。というわけで、この小手川デマ・ツイは以下のように「まとめ」られた。

朝日新聞記者「かつて「原発事故で死亡者は出ていない」と発言した政治家がいたが、実際は全く違った。」←は?
「東日本大震災」と「原発事故」と「放射線」
全部「原発事故」で片付けるからこう云うデマになる標本体・・・・ 2月19日

https://togetter.com/li/1670201
ゆ〜たん @Iutach
極めて悪質なデマなので通報しました。

ハラオカヒサ @mostsouthguitar
@tarokote 「原発事故で死亡者は出ていない」を否定したいばかりに、あたかも救助できないほど放射能で汚染されたかのような表現をし15日までの医療関係者と自衛隊等の奮闘を別物に書き換えるのは姑息だ。

ハラオカヒサ @mostsouthguitar
@tarokote 朝日は双葉病院の患者死亡を「原発事故の死者」と大きな風呂敷に包み込むなら、朝日報道のプロメテウスの罠やAERAの「放射能がくる」による風評被害で死んだ人はどうするんだ?絶望や中傷などで命を絶った人がいるんだよ。

山翠 @kx3g
あの当時もマスコミは「医療関係者が逃げ出した」「患者置き去り事件」と誤報を垂れ流し、多くの人の心や名誉を傷つけていましたよね。その後の和解にも時間もかかった。今度は「放射性物質に阻まれて」ですか。今度は「悪いのは東電」でしょうか。創作なら新聞ではなく文芸誌でやってもらいたですね。

黄昏の森@オーカス @akatuki_no_mori
14時間前
記事についてる動画見ると本当に朝日新聞は原発や放射能の取材を真面目にしてきたのか?って疑問持つレベルやで。防護服がコンビニにありそうな雨合羽でしかも普通に着てるだけで隙間だらけ、しかも不織布マスクしただけで目の周りとかガードなしって一体何を防護してるんだ。しかも車の中で着替えるとかじゃなく外でこの防護服着るとか防護服の意味がない


(追記)
さらに「まとめ」が出来ました。
朝日新聞記者小手川太朗の「双葉病院では自衛隊や警察が放射性物質に阻まれて救出活動ができず、約50人が衰弱して亡くなった」に対するpowerpc970plusやハラオカヒサの反論
https://togetter.com/li/1670981
powerpc970plus @powerpc970plus
双葉病院は12日に自力歩行可能な患者等 209 名が避難したが、鈴木院長含む231名が残留。しかし大熊町は全員避難できる台数のバスを手配したことから避難は完了したと誤認した。
これって、行政と病院の連絡不足、搬送に耐えられない患者の重症度、そして病態(精神病など)による受入先の確保の難しさが原因であり、原子力は関係ない。双葉病院は原因は何であれ、広域な避難が必要になったら死者が出たということ。

ハラオカヒサ @mostsouthguitar
双葉病院、避難・救助が放射線で阻まれたという朝日の言い分に対して、時系列で何があったかを示します。混乱のなかの出来事のため調査ごと内容が異なる部分があるので科学技術振興機構のものを紹介。なお避難前の震災直後の状況は私が取りまとめたものです。問題は放射線量ではなかったのです。
https://twitter.com/mostsouthguitar/status/1363012024834252801


小手川記者の「素性」も次第に明らかに・・・おいおい、「おしどりデマコ」の記事を書いているよ。
徳本氏による朝日新聞記者小手川太朗に関する論評
https://togetter.com/li/1670741
徳本 @tokumoto0
朝日新聞小手川太朗はあの札付きの放射能デマ活動家・おしどりマコとも接触していますね。今後も要注意です。おしどりが県知事に質問書を出した件の署名記事を書き、「昨日はありがとうございました。今後も取材を続けます。」とおしどりにリプライ。
twitter.com/tarokote/statu… pic.twitter.com/7IdvI2B7CM

(追記ここまで)


③2011年朝日の「双葉病院患者置き去り」報道
てな状態で「フルボッコ」だが、ここで指摘されている「『医療関係者が逃げ出した』、『患者置き去り事件』と誤報を垂れ流し」について、改めて書いておこう。以下は2011年3月20日、まさしく原発事故直後の冷静かつ鋭い指摘で、当ブログの発足(2011年6月)よりもずっと前のことだ。

福島・双葉病院「患者置き去り」報道の悪意。医師・看護師は患者を見捨てたりしていなかった(追記あり)
松永英明2011年03月20日 14:37 blogos

https://blogos.com/article/2527/
福島県大熊町の「双葉病院」で、医師・看護師が患者を見捨てて逃げていた、という報道がなされていたが、実際には現場の状況は大きく異なることがわかった。これは、病院関係者の家族によるツイートもあり、また後発の報道でも(見出しは悪意あるものの)内容的には「患者を置き去りにして職員だけが逃げた」というような悪評を完全に否定するものとなっている。
現地での直接取材はかなわないが、当事者のツイートなどを「Togetter - 「福島・双葉病院「患者置き去り」報道に関する情報」」にもまとめてみた。若い人なので表現が至らないところもあるようだが、その趣旨を酌んで以下、簡潔に状況をまとめてみたい。
少なくともマスメディアは名誉回復を全力で行なうべきだと思う。

報道の実例
asahi.com(朝日新聞社):患者避難、医師ら付き添わず 21人死亡の双葉病院 - 社会

(ネコ注:http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103170566.html
東日本大震災:福島・避難の高齢者14人死亡 救助時、患者のみ82人−−入院の病院 - 毎日jp(毎日新聞)「医師、職員らは不在」
もともと福島県による発表を受けて横並びの報道がなされたものだが、福島県の訂正発表を受けて、一部の報道は現在削除されている。
時事ドットコム:「避難時に院長いた」=福島県が訂正発表
しかし、訂正後も病院関係者を非難する論調が残っているものが多い。読売の報道では、本文で事実が明らかになっているものの、タイトルが名誉を損なうものとなっている。また、河北新報は古い情報のまま、非難口調をさらに強めている。
福島・双葉病院、患者だけ残される : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)
河北新報 東北のニュース/院内に高齢者128人 医師ら置き去り?避難指示の双葉病院:3月18日の訂正後の報道にも関わらず「県の担当者は「なぜ入院患者だけがいたか、現段階では分からない。避難する中で混乱が起きることはあるが、もし高齢者だけを置いて避難したとしたら許せない」と話している」とさらに煽る文章となっている。


文中の「まとめ」はコチラ。報道が始まったのは3月18日で各社が「誤報」をやらかしたが、特に朝日はヒドかった。
https://togetter.com/li/113872
医療サイト「朝日新聞アピタル」 @asahi_apital
「避難、医師ら付き添わず 21人死亡の双葉病院」 http://t.asahi.com/1ovk の続報を朝刊に掲載。 病院長は「搬送に長時間かけた国や県の責任」と話されています。http://t.asahi.com/1ovb 病院と行政の主張が異なるので、今後検証が必要です。2011-03-19 12:02:52

(ネコ注:この「続報」は http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103190139.html 「双葉病院長「避難迫られた。責任ない」 患者21人死亡 2011年3月19日11時29分」 と思われる。本文中に「自衛隊による救出前に病院を離れて患者を置き去りにしたことを認めた」と書いてある。以下のみひょんさんのツイからは、紙媒体では「患者置き去り」が見出しになっていた可能性がある。)

はなこ☆アプデ楽しみすぎ @hanacoppy
訂正記事すら悪意に満ちてる…(-_-;) http://t.asahi.com/1ovb
2011-03-19 12:08:59

宋美玄@医者が教える女体大全発売中 @mihyonsong
@asahi_apital 同じ朝日新聞の記事に「患者置き去り」という見出しがありました。検証不十分な段階で医療側に倫理的な問題があったように誤解させる単語を何故使うのですか?「たらい回し」同様実情と違うイメージの言葉が一人歩きするのはジャーナリズムの暴力だと思うのですが。2011-03-19 14:38:52

医療サイト「朝日新聞アピタル」 @asahi_apital
@mihyonsong メッセージありがとうございます。ご指摘の趣旨はわかりますが、現状、私どもは誰に問題があったという書き方をせずに、県と病院の双方の主張を紹介するにとどめています。個人的には、この問題は誰に責任がある、というようなレベルではない不幸なケースと思います。(続く)
2011-03-19 20:55:22

医療サイト「朝日新聞アピタル」 @asahi_apital
@mihyonsong (続き)ただし、結果として多くの方が亡くなられており、患者さんやご遺族にとっては「仕方がなかった」ですまされる問題ではないこともまた事実です。今後落ち着いたら行政や警察による検証が行われ、その経緯を福島総局がお伝えすると思います。よろしくお願いいたします。
2011-03-19 20:59:43

宋美玄@医者が教える女体大全発売中 @mihyonsong
@asahi_apital 結果は結果です。避けることが出来たかどうか検証も出来てないうちに「置き去り」と表現するのはミスリードです。恥ずかしくなんてありませんので、検証が終わるまでは一度撤回してください。報道というものが持つパワーの大きさを認識した行動をお願いします。
2011-03-19 21:03:43

3月19日か~、この頃は水が出なかったり、食料が減って、本当に大変だったにゃ。オレなんかやっと開いていたペットショップ「アミーゴ」まで行ってエサ買って、弁天橋の上で疲れてメンドクサクなってマスク取って深呼吸してたぜ~。あんな時にみひょんさん頑張ってたんだ、涙が出てきたよ。ありがとー。

しかし朝日は、2012年7月24日にも、「命置き去り」というバカデカい見出しの記事を載せている。
http://hakubunkai.blog90.fc2.com/blog-entry-73.html
みひょんさんの願いは完全に無視されてしまった。ひどい。
そして、報道の経緯が簡潔にまとまっているのは、2019年のコレ。

福島・双葉病院にて患者を置き去りにして職員が逃げたという誤報  2019.10.14 2011.03.20 訂正インフォメーション
https://teisei.info/archives/fukusihma_futaba/
さて、報道された内容に関してですが、極論をいえば自衛隊が来たとき(つまり2回目、3回目の避難時)に院長はいなかったので、福島県も報道もウソはついていません。が、ウソをついていないことが真実とは言えません。報道は意図してかせざるか、そのウソをつかないけど真実ではないことを報道することがあり、それが報道被害となることがよくあると思われます。これもそのひとつではないでしょうか。ただ、(場合にもよりますが)私はそれを「誤報」と定義しますので、今回の見出しにも「誤報」と書きました。
■参考http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103190139.html 「双葉病院長「避難迫られた。責任ない」 患者21人死亡」
また、震災前から医療での死亡などで医者に対しての報道の在り方などで問題になることがありましたが、この件も医療というものに対する報道として、色々考えさせられるものではあります。


要するに「コロナ」でも問題になっている印象操作(「ワクチンは危険」とかね)、読者を誤解に誘導する「ミスリード」ってことですよ。こんなのばっかり。


④2011年3月12日朝日の「住民置き去り避難」
さて、ここまでのところで、「小手川記者事件」、「双葉病院事件」について書いている全員が、重大な事実に気づいてない、ということに気づいた(ちょっとややこしいにゃ)。信夫山ネコも「双葉病院」は本ブログ発足前の事件だったので、改めて今回気づいたのだにゃ。エントリー冒頭に毎回書いているが、もう一度。

朝日新聞いわき支局と南相馬支局は被ばくを恐れ、震災二日目の3月12日に住民を見捨てて郡山と福島に「自主避難」しました。
朝日支局自主避難
災害で住民を置いて逃げだした言語道断の報道機関は、日本現代史上この2011年3月12日の朝日新聞だけです。
 

上記画像「記者はなぜ現場からいなくなったのか [原発とメディア]朝日新聞社Web新書(現在廃刊 証拠隠滅か?この本の最初のタイトルは「現場からいちはやく記者が消えた! 原発とメディア 3.11後」だった)」の「魚拓」
http://web.archive.org/web/20160331180805/http://astand.asahi.com/webshinsho/asahi/asahishimbun/product/2013012800006.html
「政府は午後6時25分に、住民への避難指示を原発10キロ圏内から20キロ圏内へと拡大していた。いわき支局は福島第一原発から約45キロのところにあり、退避は朝日新聞社独自の判断だった。
 午後8時すぎ、朝日新聞社は社内に「原子力事故対策本部」を設置。原発から30キロ以内に近づかないことを、販売局や広告局などを含む全社の方針とした。「30キロ」の数字は、旧ソ連政府がチェルノブイリ原発事故の際、30キロ圏内の住民を強制的に避難させたことが参考にされた。
 こうして12日夜までに、朝日新聞は浜通りの取材拠点の南相馬と、いわきにいた記者を福島総局と郡山支局に移した。」

つまり、3月12日に双葉病院ではなく朝日新聞が住民「置き去り」で逃げたのだった。もちろん他社は逃げていない。証拠は朝日新聞社が出したオンライン本だから、完全な「確証・動かぬ事実」だ。各社が「誤報」をヤラカシたとしても、自身の前代未聞の卑劣な住民「置き去り」を隠蔽して、双葉病院を患者「置き去り」と誹謗した報道機関は、朝日だけだった。言うまでもないが、朝日のこの「自主避難」は情報錯そうや民主党カン政権や行政の「ミス」ではなくて、自分の命乞いの為に報道機関の責務を放棄したジコチュー「自主」行動である。朝日が逃げた2011年3月12日夜、いわき市も支局があった南相馬市原町(原発から25キロ)も「避難指示」は出ていなかったし、その後も出ていない。なぜ新聞社には「言論の自由」による書き放題、犯罪現場や立ち入り禁止地帯への進入、排他的記者クラブ形成、さらには国有地安価払い下げ、優遇税制等の特権があるのか・・・報道には公共的使命、義務と責任があるからだ。朝日の「住民置き去り自主避難」は報道機関の使命・義務・責任の放棄で、どこから見ても許されないが、その上医療者を「患者置き去り」と非難・・・これは言語道断のサイテー、確実に人間未満、「人でなし」である。

そもそも朝日の記者は2011年3月12日の双葉病院について、一言も書く資格がない。小手川記者は「救える命だったのではないか、疑問を抱いた」などとエラそうにカッコつけて10年後にコスプレで双葉病院を訪れる前に、自分の組織の10年前の卑劣な「住民置き去り自主避難」に疑問を持ち、恥を知るべき。あなたの会社本当に潰れます。


(追記2/22)その後の展開続く
朝日新聞が偽造する福島第一原発事故の歴史 2021年02月21日 17:03 池田信夫
https://agora-web.jp/archives/2050355.html
 ネット上で、この記事が激しい批判を浴びている。朝日新聞福島総局の入社4年目の記者の記事だ。事故の当時は高校生で、新聞も読んでいなかったのだろう。幼稚な事実誤認が満載である。
 「原発事故関連死」という意味なら、最大の加害者は朝日新聞である。放射線のリスクを誇大に報道した「プロメテウスの罠」などのキャンペーンで十数万人を避難させ、数千人の病死・自殺者を出した。
 この記事は3・11検証シリーズの第1回であり、新人記者の書いた幼稚な記事というだけではすまない。朝日新聞は今も事故の被害を針小棒大に報道して人々の心に恐怖を植えつけた犯罪行為をなんら反省せず、10年たっても恐怖を再生産しているのだ。
 コロナでも、マスコミの「恐怖ビジネス」が繰り返されている。客観的事実が明らかになった今、検証しなければならないのは、民主党政権の責任だけではなく、パニックをあおって二次災害を拡大したマスコミの責任である。


本当に「プロメ~」には激怒した。本ブログの冒頭「主婦有馬理恵、実は共産党活動家だった」を見てください。

事実を整える 2021-02-22
捏造朝日新聞の小手川太朗「双葉病院では放射性物質で救出活動ができず約50人が衰弱死」について

https://www.jijitsu.net/entry/asahi-kotegawatarou-futababyouin
朝日新聞福島総局の小手川太朗記者が「双葉病院では放射性物質で救出活動ができず約50人が衰弱死」と歴史の捏造・偽造をしています。
「福島民友新聞社による科学に基づく報道」に対して「科学をふりかざす」と言及。
【風評の深層・トリチウムとは】眼前に「処理水」...77万ベクレル:風評の深層:福島民友新聞社 みんゆうNet
確かに、「科学だけを論じても解決しない問題」ということは共通認識。
そこは否定しない。そこには人間の感情や過去の経緯が介在しているから。
しかし、そのようなセリフは、科学情報を踏まえた者がはじめて言えるもの。
科学情報を提供し「科学的安全」を周知する役割があるはずのマスメディアが、その責務を十分に果たさないままに個人の「不安」を拡散する記事を乱発してきたのが実態。


「科学をふりかざす」ね。福島民友は全く正しいこと書いている。ちっとも「振りかざして」なんかいないが、例えそうだとしても、アンタラの「感情、お気持ちをふりかざす」より、ず~~~~~~~~~~~~~~~~っといい。戦前、戦中に「感情を振りかざして」日本を開戦から破滅に導いたのは朝日新聞じゃないか。結局、小手川ちゃんもTUF木田ちゃんも、前回エントリーの岩田渉みたいに福島の他に「帰るところ」があるから、いま無責任に福島を傷つけても平気なんじゃないの?10年後アンタラが何言っているか楽しみだ。

それより、たかが4年目の新人がエラそうに同業他社の記事を批判って、いいのか?少なくともホンダや鮫島、フレコンみたいなベテランでも見たことない(このあたり、さや猫さんどうですか?)・・・東京マスゴミの地元メディアを見下す「上から目線」がつい出たってことでしょうが、潰れそうな組織の緩みがよく出ていると見た。だから先輩記者西本秀があわててツイして庇ったんだろう。西本必死だな。

まだいろいろ出てきそうですね。

(さらに追記2/23)まだまだ続く
ジャーナリスト佐々木俊尚さん参戦 、Togetterにまとめ。
佐々木俊尚氏「科学の裏づけというのは最も信頼できる公平さの担保のひとつ。お気持ちを優先しすぎると、公平さは容易に失われます。」2/23
もう一度「科学を振りかざしてこれが真実だと言われても」を考える。
福島県沖のクロソイから基準超の放射性物質を検出した記事も踏まえて。
https://togetter.com/li/1672506
佐々木俊尚 @sasakitoshinao
朝日新聞記者の「科学を振りかざしてこれが真実だと言われても」というツイートは、福島民友新聞の昨年2月のこの記事を批判したものです。私は非常に素晴らしい記事だと思うので、読んでみてください。/【風評の深層・トリチウムとは】眼前に「処理水」...77万ベクレル buff.ly/2SGEG3N pic.twitter.com/aj368SFWJs


だいたいね、住民置き去りで逃げた朝日が福島民友を批判?とんでもないですよ。そんなことする資格がない。
福島民友相双支社(南相馬市原町、朝日の逃げた支局と同じ)は、あの大震災、2011年3月11日に、三年目(小手川ちゃんとほぼ同じですからね、よく思い浮かべて下さい)の熊田由貴生記者を津波で失ったのです。熊田記者は海岸に駆けつけて住民に津波が来ることを伝えながら、自分が津波に呑まれてしまった。地元には彼に命を救われた、と言う人がいます。
http://shoten.kadokawa.co.jp/tachiyomi/bunko/index.php?pcd=321607000226

民友は朝日みたいな住民置き去りで南相馬から支社撤退なんてせず、報道の責務を果たす為にがんばりました。
だからね、科学でなく「感情、お気持ちを振りかざして」言わせてもらいますがね、
「朝日新聞よ、福島民友を批判するアンタラはクズだ、人間ではない。」

渡辺康平県議参戦
https://twitter.com/kohei_w1985/status/1364129635449991172
渡辺康平(福島県議会議員)@kohei_w1985
自衛官と警察官の名誉のためにツイートします。小手川記者のツイートには当時自衛隊や警察が放射能に阻まれて救出活動が出来ず約50人が衰弱死したと書いていますが、事実ではありません。私は自衛隊OBとして福島県民として、このツイートは、どうしても見逃せません。


確かに。そもそも「科学を振りかざす」も何も、「放射能に阻まれて救出活動が出来ず」が「放射能デマ、大嘘」というところで、小手川ちゃん詰んでました。「科学」で福島民友を批判、西本ら援軍登場ですが、ここで原点回帰して元々のデマをつぶすのは大事だと思います。彼等は「放射脳に阻まれて救出不可能な記者」です。

経済評論家上念司さん参戦
https://twitter.com/smith796000/status/1364147167108100096
上念 司@smith796000
この記事、事実誤認も甚だしい上に「角度」付け過ぎです。徹底的にファクトチェックさせていただきます。そして、朝日新聞にも抗議したいと思います。
みなさまお楽しみに!!


今なら「謝罪、撤回」は間に合うと思います。まだ若いんだから学んで出直すべきだと思いますがね・・・。

(追記2/26)
いや、手遅れか?
朝日新聞赤字で社員の購読を自腹化の衝撃 東洋経済 2/26
https://toyokeizai.net/articles/-/412872?display=b

エネルギーフォーラム参戦
【目安箱】朝日「炎上」で再確認 科学に基づく原発事故検証を 2021年2月24日
https://energy-forum.co.jp/online-content/4140/
朝日新聞の記者が2月17日に書いた記事がSNSで「炎上」した。
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から、3月10日に10年が経過する。その特集の一環で、朝日新聞は「双葉病院、50人はなぜ死んだ 避難の惨劇と誤報の悲劇」という記事を発表した。これに問題があった。
この記事では、「自衛隊や警察が放射性物質に阻まれて救出活動ができなかった」と事実を歪曲して報道。さらに執筆者の記者がなぜか防護服を着て双葉病院跡地を訪れ、その写真と映像を記事に使った。同記者は、過去にツイッターで、「科学を振りかざして、これが真実と言われてもね」と、原発の放射性物質の処理水について、他紙の冷静な報道を批判していたことも、SNSで掘り出された。取材対象に「寄り添う」と強調しながら、大量の批判に弁解を続け、さらに炎上する悪循環に陥ったのだ。
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プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 2011年3月の原発事故以後、ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れました。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民もネコも「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしていました。(←しばらくすると連中の嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきましたが。)
 この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう「喜びの」心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段に利用することに断固反対です。もし根拠がない数字や説の拡散による自殺とかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ。そんな日の為にも、今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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