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「子ども福島」の闇?「おかあさん」たちが中核派に利用された?~マスゴミのヨイショが効いたからだにゃ 責任とってね

9月20日だったか金曜日の夕方、福島駅東口前(ESTAビル前ね)にピエロがいて、何やらビラ配りしていたのだにゃ。女性の恰好してたけど、顔見たらヲジサンだった。気持ちワルとか思いながらビラを受け取ったけど、それがコイヅだべした。
clown1.jpgclown2.jpg

ちなみにこのピエロ氏、この人だったみたいだね。あっちの関係の人か。
http://fzengakuren.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-2.html
毎週金曜日の福島エスタビル前「反原発集会」にいたんか~。あの集会って団塊の世代チックなヲジサン、ヲバサンしか目につかなかったが(ちなみにこの日は「集会」が見当たらなかったのだにゃ。19時頃だったけど)。

この「福島バッジプロジェクト」、主催者、責任者の類が全く記載されていないのに、寄付金を集めている。これで他人から寄付金を得ようというのにはビックリだが、「反原発」にはよくあるやつかもしれない。しかも「賛同人」は「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の佐藤幸子、椎名千恵子(ネコ注: 「原発いらない福島の女たち」 )、武藤類子(ネコ注:「福島原発告訴団」団長)、佐々木恵子(ネコ注:県議選に立候補して、山本太郎が応援)の諸氏が名前を出しているという、奇妙キテレツなものだ。あ~、あの中核派活動家と言われたらしい佐藤幸子氏は、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク(略称:子ども福島)」にまだいるんかいな~。これは「子ども福島」の「別働隊」で、相変わらず寄付金集めているんだな、などと思った。この一件はすでに詳しく書いておいたね~。

選挙直前「子ども福島」が「中核派」と絶縁宣言していた 他選挙関連こぼれ話
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-150.html

どうやら中核派の子会社(関連組織?)NAZENが福島市に作った「ふくしま共同診療所」、その準備基金「福島診療所建設委員会」と絡んだ揉め事があったらしいってわけだ。
http://www.youtube.com/user/andatte555 には、

andatte555 さんがコメントしました 7 か月前
(ネコ注:恐らく「NAZENの診療所は」)素晴らしいことです。
ですがこの呼びかけ人の中に紛れ込んでいる中核派の活動家の佐藤­幸子らの「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」から­は­どれだけのお金が出資されたのでしょうか?
佐藤氏らの同団体が集めたお金の収支報告書は一体どこに公開され­てるのでしょうか?
事実、福島大学では佐藤氏やその仲間の中核派の悪質な勧誘活動が­問題となっています。


ここでは、youtubeにあったコメを引用したわけだが、「子ども福島」HPをもう一度確認してみた。

子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク 臨時総会決議
http://kodomofukushima.net/
当ネットワークの2012年役員による運営の混乱等により、関係する他の団体・個人の方々に対して、ご迷惑をおかけしてきたことを心よりお詫びいたします。
わたしたちは本日の臨時総会において、会計を始めとする運営の正常化に向けて、規約の改正、執行体制の確立、活動の独立性と透明化の確保、会計の仕組みの改善等を行っていくことを決めました。
併せて、今般の混乱の反省とけじめを明確にするため、以下の決議をします。

一、当ネットワークは、自身の組織運営の改善が進み、会計の正常化と透明化を宣言できるまで、寄付金の募集と受け入れを停止します。
一、2012年度執行部役員は、運営混乱の責任を取り、次期執行部には加わりません。
一、2012年度代表は、会への不信や混乱の責任を取り代表を辞任し、また、当ネットワーク活動の独立性についての誤解を拡大した責任を取り退会しました。

今後も同様の誤解や不信を新たに招く言動をしないよう要請します。

2013年7月20日
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク



おいおい、寄付金はやめたし、2012年度代表の佐藤幸子氏は引責退会しているよ。佐藤氏が代表辞任では済まされず、「当ネットワーク活動の独立性についての誤解を拡大した責任」で退会に至ったって事は、結局中核派との関係が実際あったってことではないか?これじゃ「福島バッジプロジェクト」のビラは、「今後も同様の誤解や不信を新たに招く言動」じゃないか?いったいどうなっているのかにゃ?

そしてここには最近新たに、会計関係の資料が公開された。前回エントリーのコメ欄、ツイッターでもちょっと話題になっていたね~。

2012年度会計監査報告書.pdf
http://kodomofukushima.net/?action=common_download_main&upload_id=660

このファイル、人名は黒マジックで消されているが、元代表=佐藤幸子氏、「はもる」店長=陶山三枝子氏、(現)代表(代行)=辺見氏ということになる。3ページに出てくる、決算報告書等を作った○○氏等は不明。
ここで一番わかりやすい事は、要するに「総会報告」と「会計ソフト」の差額が78万円あり、実はそれが佐藤氏の手元にあった、ということだ。これが監査で判明したわけだ。

7ページ「資料2」を見ると、2012年の期首=1/1には約2200万円が口座にあって、これは2011年の発足以来の寄付金収入だろう。確かにこの年の10月初めまで、HPには寄付金額が出ていた。約1440万円で、「スゴイ額だな~」と思った。
子どもたちを~スクリーンショット
これはその後公開しなくなったが、11年末には2200万になったのだろうか。それが12年期末=12/31にはほぼ丸ごと残っている。

さらにこの2012年一年間に約3600万円の収入があったようだ。これは事務局への寄付金=2030万、「ほよ~ん」とか言う「保養班」への寄付金=830万、「野菜カフェはもる」という八百屋(?これ何だったんだろう)の売上=720万。これまた「スゴイ額だな~」だ。    

しかし支出も3600万円で、この多くを占めるのは事務局、保養班、情報共有班の「費用」でそれぞれ数百万単位。一番大きな「事務局」費用950万には「会計データを採用」、「保養班」「情報共有班」の費用670万、400万には「○○様提出資料をそのまま採用」という「注」がついている。また「はもる」仕入と経費で1350万。しかし2ページには「帳簿の修正」があったこと、監査を担当した吉永氏が書いた4ページ「資料1」では、会計ソフトの修正や、佐藤氏の親族が会計業務をやっていたこと等が判り、この過程で監事の一人は辞任したようだ。結局未だ全貌は明らかになっていないのか。

もちろんこれらが「ふくしま共同診療所」と関係あるかどうか、なんて全くわからないが、とにかく佐藤幸子代表時代の「こども福島」の会計には不明瞭な点があるわけで、これをちゃんとしなければならないと考えている人たちがいる。だからこんな資料をオープンにしたのだし、この人たちが中核派と縁を切ろうとしているのだろう。

「おかあさん」たちが、過激派にいつの間にか利用されるってな危険性は、すでにこのブログでは2012年1月に警告しておいた。その理由は「子ども福島」初代代表の中手聖一氏が、やたらと「人民新聞」や「未来」といったその手のサイトに出ていたからだ。
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-category-10.html

また http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/748.html の「参考リンク」には、「ふくしま共同診療所」建設基金で、中核派の組織であるNAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)の、当初の「呼びかけ人」が出ている。ここには

佐藤幸子(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人) 
椎名千恵子 (子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)
中手聖一(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)


とある。現在は中手氏は消え、佐藤氏、椎名氏からは「子どもたちを~」が削除されている。なお平成24年度版「警察白書」177ページには23年の「極左暴力集団の動向」として、

「中核派(党中央)(注3)は、労働運動を通じて組織拡大を図る「階級的労働運動路線」を推進しつつ、反原発闘争にも力を入れ、同年8月には、反原発闘争の推進主体として「すべての原発いますぐなくそう!全国会議」を立ち上げた。」

と書いてある。

しかしマスゴミは「子ども福島」、中手氏や佐藤幸子氏らを「市民」「子どもを心配する親」「福島県民代表」等としてずいぶん取り上げ、持ち上げてきた。以下はほんの少しの例だが、「記録」しておこう。

朝日新聞
282 (2)282 (1)323 (2)

毎日新聞
323 (1)052 (2)052 (1)

日野記者の記事は、中核派と関係ありの佐藤幸子氏を根拠にした「県民健康管理調査」批判で驚きだが、毎日には問題のNAZEN「ふくしま共同診療所」をヨイショした記事まである。
313 (2)
 「住民の心のよりどころとなる診療所を目指したい」という佐藤幸子氏の発言からは、氏の診療所への主体的関与を思わせる。そして佐藤幸子氏、武藤類子氏が「五輪批判」を展開。
313 (1)
その後の「汚染水」をオリンピックに結びつけたマスゴミの「ネガキャン」を思うと、この記事の「五輪開催は震災や原発事故とは別問題だ」が、ひどく虚しく響く。

岩波書店の雑誌「世界」2012年2月号には、中手氏、椎名千恵子氏、「はもる」店長の陶山三枝子氏が登場している。
http://www.iwanami.co.jp/sekai/2012/02/directory.html

こんなのアリか?こんなことでは、「おかあさん」たちが「極左暴力集団」にアッサリ利用されてしまうのは想像に難くない。何しろ権威ある「大新聞」「一流出版社」のお墨付きなのだから。

なお「子ども福島」HPには、このほかに

「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」は、政治・宗教・企業などあらゆる団体からの独立を原則としています。
*当会はふくしま共同診療所、福島診療所建設委員会、NAZEN、中核派などの団体と関係がありません。

2013年6月9日総会決議 子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク

**野菜カフェ はもる閉店のお知らせ**
2013年8月31日をもちまして「野菜カフェ はもる」を閉店いたしました。
約2年という期間ではありましたが、沢山のご愛顧まことに有難うございました。

・・・・・旧 野菜カフェはもる 店内使用品を販売します・・・・・
『旧 野菜カフェはもる店内使用品を販売します』


てなことが出ている。中核派との関係、及び「はもる」が大きな問題だったことがよくわかる。そして「130609子ども福島ネット規約」 には、この組織の新規約があり、

第4条 この会は、第3条の目的を達成するために、非暴力を原則としてあらゆる活動を行う。
2 この会は、政治・宗教・企業などあらゆる団体からの独立を原則とする。


また組織改革を行い、略称も「子ども福島」から「子ども福島ネット」にするそうだ。「非暴力」「政治団体からの独立」・・・何としても中核派との関係を断ちたいと、もがき苦しんでいるかのように見える。

今、「子ども福島」では、二代の代表が関わったらしい中核派との蜜月は終わって、「カネ」の問題が出てきている。中核派との決別を表明し、「当面寄付金の受け入れ中止」も決めている。しかし前代表の佐藤幸子氏は、退会したはずの「子ども福島」の名前で「バッジ・プロジェクト」なる団体に寄付を呼び掛けているという、異常事態だ。     

こんな事態に、マスゴミは沈黙なのか?無料(フリー)ジャーナリストはどうした?福島の「おかあさん」たちをあれだけ取り上げ、散々煽っておいて、今度は見捨てるつもりなのか?

(追記10/10)
なお信夫山ネコはいくつかの情報から、現行「子ども福島ネット」と「福島バッジプロジェクト」は無関係だろうと思うに至っている。またピエロが駅前で配っていたビラは、「昨年、悪夢のような出来事が起き」とあることから、2012年作成の可能性があるとも思っている。しかしそうであっても、それを「子ども福島ネット」が佐藤幸子氏問題でモメている今、配布する意図は何か?)

(追記 10/13)
なお「子ども福島ネット」の情報誌「たんがら」9/30号に、中手聖一氏の「寄稿」がある。
http://kodomofukushima.net/?action=cabinet_action_main_download&block_id=941&room_id=1&cabinet_id=3&file_id=71&upload_id=678

ついに懸念していたことが始まりました。福島人による福島人差別発言です。8月17日福島民報の県民健康管理調査検討委員・清水修二福大副学長による寄稿「遺伝への懸念がもたらす悲劇」のことです。
私は、被曝による遺伝的影響の“科学”論争に、首を突っ込む気はありません・・・


ということで、清水先生の「寄稿」を差別発言として批判している。確かに「子孫に遺伝的影響のリスクがあっても何であっても、安心して結婚・出産できる社会であること」は理想的だし、清水先生の文章が誤解を招く可能性もゼロではないかもしれない(が、現実的だとも思う。http://togetter.com/li/550317 参照)。しかし現在福島原発事故の放射線による、肉体及び精神面も含めた影響について、「科学論争に首を突っ込まずに」語ることは不可能だろう(清水先生だって科学前提に書いているわけだし)。福島人に対して「科学的に見て、遺伝的影響の可能性はとても少ないよ、心配し過ぎないように」という事は「差別」につながることで、福島人は「遺伝的影響の可能性はゼロじゃない。ツバメやヤマトシジミが・・・」とマスゴミ、市民等に繰り返し脅され続け、「そうですよね、やっぱり自分の子孫のことが心配です」とつぶやきながら、その中で「理想社会」を作らなければならないのか?現実にこの考え方について行く人はいるのだろうか?

中手氏が統計資料を操作して、「福島で子どもの病死者が増えている」と「脅し」「拡散」したことは記憶に新しいが、これは「科学」に首を突っ込んでコケた例だ。中手氏は、これでもう「科学に首を突っ込む気が無い」のかもしれない。
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-88.html 参照

とにかく現在の「子ども福島ネット」も、中手氏とは縁が切れていないようだ。
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プロフィール

shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 2011年3月の原発事故以後、ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れました。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民もネコも「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしていました。(←しばらくすると連中の嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきましたが。)
 この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう「喜びの」心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段に利用することに断固反対です。もし根拠がない数字や説の拡散による自殺とかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ。そんな日の為にも、今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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